甚大な被害を与えた東日本大震災の影響により、仙台の楽天イーグルスをはじめ、千葉のマリーンズなどにおいても試合の開催が困難な状況になっております。
加えて地震による電力不足。大量の電気を消費するナイターをやっている場合ではありません。
パリーグはプロ野球の開幕を延期する方向でまとまっているのですが、セリーグは違うようです。
星野監督“開幕延期すべき”ロッテも開催に難色
楽天:星野監督
「やろうと思うから結論が難しくなる。やめて、新しくスケジュールを組み替えるという方が前向きだ」
楽天:米田純球団代表
「物理的にどうなんだというのもあるし、物理的にできればいいのかというのもある」
ロッテ:石川晃球団運営本部長
「間違いなく試合数は減るだろうが(開幕を)2、3週間遅らせてもいい」
ソフトバンク:秋山監督
「遅らせてもやむを得ない。(選手も)体調を整える以外に、精神的に不安を抱えている部分も多い。そういったことも考慮して。いずれにしても決定に従う」
巨人「勇気を伝えることも必要」開幕へ前向き、広島も延期に反対
パは開幕延期の方針…中日の球団代表「セは延期の理由ない」
讀賣:清武代表
「いろいろな考え方があるが、野球をやって勇気を伝えることも必要」
「たとえお客さんがたくさん来なくても、野球人として責務を果たしたい」
広島:鈴木清明球団本部長
「セ、パ別々で考えないと。開幕を遅らせるのは日程的に無理。賛否両論はあると思うが、できるところはしたほうがいい」
中日:西脇紀人球団代表
「セは延期する理由はない」
計画停電から外れた讀賣、他人事の西日本の球団。特に中日のこの発言は無神経ですね。関東で節電が必要である以上立派な延期の理由になりますし、現に計画停電のエリア内にある横浜ベイスターズは開幕強行に反対、延期を主張している模様です。
そして選手会は開幕延期を要望。
新井会長「プロ野球の今後50年、100年の価値を決める」
「今、プロ野球が何を見せるべきかということが問われている。今後50年、100年の価値を決める」と事の重大性を語った新井会長。その上で「僕たちは何もNPBと対立しているわけではない。野球で(被災者を)勇気づけたいのは同じ。だが、本当に今(予定通りに)開幕していいのか。開幕を延期してはどうか、という思いを伝えた」
セ・リーグの25日開幕 選手らが反対の声
プロ野球公式戦の開幕戦日程について、東日本大震災の影響を考えて実行委員会で継続協議となったことを受け、各球団で選手への事情説明が16日に始まった。予定通りに25日開幕の方針を固めているセ・リーグ球団の説明に選手からは反対の声が上がった。
日本プロ野球選手会の前選手会長でもあるヤクルトの宮本慎也内野手は「納得できる理由が一つもなかったので無理ですと言った」と明かした。さらに「復興が見えた時に野球で勇気づけることはいいと思うが、今勇気づけられると思っているなら思い上がりだと思う」と主張。シーズン後半が過密になっても、全144試合を実施することに同意していることも伝えたという。ヤクルトの新純生球団常務は「何がプロ野球としてできるかというと、試合をすること。選手の了解なく強引にはやらない」と話した。
阪神の金本知憲外野手は、被災した仙台市の東北福祉大出身。「被災者のことを思うと野球開催どころではない、というのが正直な気持ち。ゴルフもフィギュアも、すべて中止になり、プロ野球だけがそこまで開幕にこだわるのは何なのか」といぶかった。
パ・リーグは延期の方針を示している。日本ハムの田中賢介選手会長は「これだけの被災者がいる中で(25日の)開幕は無理と考えている。まずは被災者の方々のことを第一に考えてほしい」と話した。
やっぱり延期でしょう。
電力事情や交通事情などがもう少し落ち着いてから、例えば関東ではデーゲームのみ、イーグルスは本拠地変更、讀賣は自費で発電所建設などの対応策を講じた上で開幕したほうがいいと思います。
他人事のセリーグ首脳は東北高校出身のダルビッシュによる、「被災地は、テレビも見れないしラジオも聞けません。せめて、ライフライン復旧まで待ってあげてほしい。みんなに球場そして映像で野球を見てほしいです」という言葉を聞いてほしいですね。
さて、日本は大変な危機のさなかにありますが、こんな時だからこそ動ける我々が社会を回していかなければなりません。
節電と買占め防止に協力しつつ、なるべく平時に近い行動をすることが復興の一助になると信じます。
そんなわけで、当ブログもなるべく平常運行に戻して行きたいと思います。
もちろん試合が無くてもマリーンズの話題も取り上げますよ。
今日は心がホットになる情報をお届けします。
右肩に異常 抑え候補が米帰国 (スポニチ)
ロッテは15日、新外国人のマクローリーが右肩の検査を受けるため、米国に帰国すると発表した。再来日は未定。
抑え候補として期待された右腕だが、キャンプ中に右肩の異常を訴え1軍を離れていた。
キャンプでノースロー調整を続け、オープン戦でも登板なし。
これはローズ以上クベンカ以下という新た伝説の幕開けでは・・・。
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加えて地震による電力不足。大量の電気を消費するナイターをやっている場合ではありません。
パリーグはプロ野球の開幕を延期する方向でまとまっているのですが、セリーグは違うようです。
星野監督“開幕延期すべき”ロッテも開催に難色
楽天:星野監督
「やろうと思うから結論が難しくなる。やめて、新しくスケジュールを組み替えるという方が前向きだ」
楽天:米田純球団代表
「物理的にどうなんだというのもあるし、物理的にできればいいのかというのもある」
ロッテ:石川晃球団運営本部長
「間違いなく試合数は減るだろうが(開幕を)2、3週間遅らせてもいい」
ソフトバンク:秋山監督
「遅らせてもやむを得ない。(選手も)体調を整える以外に、精神的に不安を抱えている部分も多い。そういったことも考慮して。いずれにしても決定に従う」
巨人「勇気を伝えることも必要」開幕へ前向き、広島も延期に反対
パは開幕延期の方針…中日の球団代表「セは延期の理由ない」
讀賣:清武代表
「いろいろな考え方があるが、野球をやって勇気を伝えることも必要」
「たとえお客さんがたくさん来なくても、野球人として責務を果たしたい」
広島:鈴木清明球団本部長
「セ、パ別々で考えないと。開幕を遅らせるのは日程的に無理。賛否両論はあると思うが、できるところはしたほうがいい」
中日:西脇紀人球団代表
「セは延期する理由はない」
計画停電から外れた讀賣、他人事の西日本の球団。特に中日のこの発言は無神経ですね。関東で節電が必要である以上立派な延期の理由になりますし、現に計画停電のエリア内にある横浜ベイスターズは開幕強行に反対、延期を主張している模様です。
そして選手会は開幕延期を要望。
新井会長「プロ野球の今後50年、100年の価値を決める」
「今、プロ野球が何を見せるべきかということが問われている。今後50年、100年の価値を決める」と事の重大性を語った新井会長。その上で「僕たちは何もNPBと対立しているわけではない。野球で(被災者を)勇気づけたいのは同じ。だが、本当に今(予定通りに)開幕していいのか。開幕を延期してはどうか、という思いを伝えた」
セ・リーグの25日開幕 選手らが反対の声
プロ野球公式戦の開幕戦日程について、東日本大震災の影響を考えて実行委員会で継続協議となったことを受け、各球団で選手への事情説明が16日に始まった。予定通りに25日開幕の方針を固めているセ・リーグ球団の説明に選手からは反対の声が上がった。
日本プロ野球選手会の前選手会長でもあるヤクルトの宮本慎也内野手は「納得できる理由が一つもなかったので無理ですと言った」と明かした。さらに「復興が見えた時に野球で勇気づけることはいいと思うが、今勇気づけられると思っているなら思い上がりだと思う」と主張。シーズン後半が過密になっても、全144試合を実施することに同意していることも伝えたという。ヤクルトの新純生球団常務は「何がプロ野球としてできるかというと、試合をすること。選手の了解なく強引にはやらない」と話した。
阪神の金本知憲外野手は、被災した仙台市の東北福祉大出身。「被災者のことを思うと野球開催どころではない、というのが正直な気持ち。ゴルフもフィギュアも、すべて中止になり、プロ野球だけがそこまで開幕にこだわるのは何なのか」といぶかった。
パ・リーグは延期の方針を示している。日本ハムの田中賢介選手会長は「これだけの被災者がいる中で(25日の)開幕は無理と考えている。まずは被災者の方々のことを第一に考えてほしい」と話した。
やっぱり延期でしょう。
電力事情や交通事情などがもう少し落ち着いてから、例えば関東ではデーゲームのみ、イーグルスは本拠地変更、讀賣は自費で発電所建設などの対応策を講じた上で開幕したほうがいいと思います。
他人事のセリーグ首脳は東北高校出身のダルビッシュによる、「被災地は、テレビも見れないしラジオも聞けません。せめて、ライフライン復旧まで待ってあげてほしい。みんなに球場そして映像で野球を見てほしいです」という言葉を聞いてほしいですね。
さて、日本は大変な危機のさなかにありますが、こんな時だからこそ動ける我々が社会を回していかなければなりません。
節電と買占め防止に協力しつつ、なるべく平時に近い行動をすることが復興の一助になると信じます。
そんなわけで、当ブログもなるべく平常運行に戻して行きたいと思います。
もちろん試合が無くてもマリーンズの話題も取り上げますよ。
今日は心がホットになる情報をお届けします。
右肩に異常 抑え候補が米帰国 (スポニチ)
ロッテは15日、新外国人のマクローリーが右肩の検査を受けるため、米国に帰国すると発表した。再来日は未定。
抑え候補として期待された右腕だが、キャンプ中に右肩の異常を訴え1軍を離れていた。
キャンプでノースロー調整を続け、オープン戦でも登板なし。
これはローズ以上クベンカ以下という新た伝説の幕開けでは・・・。
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