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日本国内の鉄道乗り潰し旅もいよいよ大詰め。今回は7月の3連休を利用して東北新幹線の八戸〜新青森間に乗ってきました。また五能線を走るリゾートしらかみに乗り、世界遺産の白神山地にある十二湖にも行ってきました。

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2011年7月17日。10,000円でJR東日本全線が新幹線、特急含め乗り放題になるJR東日本パス。これを使って一路五能線を目指します。東京から上越新幹線に乗り新潟へ。そして新潟からは特急いなほ1号で日本海沿いを秋田まで北上しました。車内はほぼ満員、かなりの乗客が新潟から秋田まで乗りとおしていました。


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12時過ぎに秋田到着。秋田といえばこれでしょう。稲庭うどん。東京にもお店がある七代佐藤養助ですが、本場で食べてこその名物です。

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食べ比べセットを注文。麺がつるつるしていて讃岐うどんとはまた違った美味しさです。

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秋田からは五能線のリゾートしらかみに乗って十二湖を目指します。

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五能線は日本海の景色を堪能できる人気のローカル線。私が乗ったリゾートしらかみも指定券は売り切れでした。

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15:46。十二湖駅に到着。

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ここから路線バスに乗り換えて十二湖を目指します。

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バスは15分ほどで終点の奥十二湖に到着。帰りのバスまでは1時間半ほどありますので、湖めぐりに出発です。

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白神山地にある十二湖は33の湖沼からなります。その名前は山の上からから見ると12の湖が見えるとことからついたといわれています。広大なブナ林に点在するきれいな湖を巡る小路は絶好のトレッキングコースとなっており、観光客が絶えません。
写真の湖は鶏頭場の池。静かな湖です。

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湖に沿った道を歩きます。

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有名な青池が見えてきました。たしかに湖の色が青いです。

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透き通るような、不思議な青です。

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想像していたよりも小さな池でした。

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ぶな自然林の中を歩きます。

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薄暗い森の中を進んでいくと、湖が見えてくるはずです。

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見えてきました。沸壺の池です。

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ここも青く澄んだ水をたたえているらしいのですが、私が見た時は白でした。

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でも幽玄な雰囲気です。

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さらにうすぐらい森の中を歩くと、仲道の池が見えてきました。

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白と黒と緑の世界です。

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点在する湖の回りを歩いていたらすぐに時間がたってしまいました。十二湖で一番大きな王池です。ここで帰りのバスに乗りました。

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帰りのバスで見た風景。日本キャニオンというそうです。

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この日は秋田に戻って一泊。商店街に行ったら竿灯祭りの竿灯を拝むことができました。

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翌朝。秋田発8:24のリゾートしらかみ1号で新青森に向かいます。

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バスケで有名な能代駅ではこんなイベントも。

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日本海が見えてきました。今日もリゾートしらかみは満席。残念なことに私の席は山側です。日本海の景色が売りの路線なので、山側に座っても面白くもなんともありません。

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そこで秋田から先頭車両の展望スペースに陣取りました。途中の東能代で方向が変わるため、秋田から東能代までは一番後ろです。

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いかにも日本海といった厳しい海岸の景色です。

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さびしい海沿いの線路をひた走ります。

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先頭の景色を堪能します。実は山側のスペースには椅子があるため他の観光客や子連れ客にどかされてしまうのですが、海側の運転席の後ろのスペースには椅子がありません。なのでずっと立ちっぱなしでもどかされることもなく、海側と前方の景色を両方楽しめるベストポジションを確保することができます。秋田から新青森までたった5時間立っていればいいのですから楽なものですね。

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なにやらごつごつした景色になりました。

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実は五能線は以前冬に乗ったことがあります。雪が降る、とても寒々しい光景でした。

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なにもない海岸線を行きます。

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駅で普通列車とすれ違い。

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13:29に新青森着。ここで新幹線に乗り換えました。13:51発はやて128号。駅に掲示された紙の時刻表にすら乗っていない臨時のはやてでした。でも混んでいました。新青森から八戸まではトンネルばかりで面白くありませんでしたが、ほぼ平時と変わらないスピードで盛岡、仙台と陸奥路を南下していきます。あの大震災から数ヶ月で、東北新幹線は驚異的な復旧を成し遂げていました。日本のすごさを感じましたね。

これでJRはすべて乗り終えました。青い森鉄道となった青森〜八戸間はJR時代に何度も乗っていますから割愛するとして、次はいよいよ国内最後の未乗区間、わたらせ渓谷鉄道です。