
シアトル旅行記の第5回です。
いよいよアムトラックに乗車。ですがその前に難関が待っていました。
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2011年8月27日土曜日。朝5時20分起床。
今日はいよいよアムトラックに乗車する日です。
アムトラックのカスケード号はカナダのバンクーバーからシアトル、ポートランドを経由してオレゴン州ユージンに至る国際列車で、列車そのものの運転開始は1993年。シアトル〜バンクーバー間が毎日運行となったのは2009年からです。全線を通しで運行する列車は無く、現在バンクーバー〜シアトル間が2往復、シアトル〜ポートランド間が4往復、ポートランド〜ユージン間が2往復となっています。風光明媚な路線として人気があり、車両はアムトラックでおなじみの2階建て車両ではなく、ヨーロッパのような1階建てのタルゴ車両となっています。カーブが多い路線でスピードを出すためなのだそうです。
我々が乗車するアムトラックのカスケード号は6:40にバンクーバーを出発し、11:05にシアトルに到着する予定です。
遅くとも30分前にはバンクーバー・パシフィックセントラル駅に行かないといけませんので、早起きせざるを得ません。
ホテルのロビーにあるタクシー呼び出し電話でタクシーを呼び出すと10分ほどで到着し、駅までタクシーで向かいました。まだ暗いバンクーバーの街中を5分ほど走り駅前に到着。7.5ドルでした。

バンクーバー・パシフィックセントラル駅。工事中です。

時刻は5:45ですが、すでに行列ができていました。カスケード号はカナダから国境を越えてアメリカに向かいますが、カナダ国内は停車しません。なので始発駅であるバンクーバーでアメリカの入国審査が行われるのです。この行列は入国審査のためでした。

我々はすでに開いていた売店でコーヒーなどを買い、アメリカの入国カードを記入して行列に並びました。1等に相当するビジネスクラスと、2等に相当するコーチクラスで並び口が分かれており、ビジネスクラスはほとんど並ぶことなく入国審査に進めますが、コーチクラスは100人以上の長蛇の列になっています。ビジネスクラスはコーチクラスの19ドル増しですから買えない値段ではありません。なので本当はそちらにしたかったのですが、残念ながら私が買おうとした時点で満席でした。

並んではみたものの、なかなか行列が進みません。しばらくすると駅員がやってきて、チケットを持っているかどうか聞いてきました。インターネットで予約しましたので予約画面の写しを見せると、名前が書いてある封筒を渡されました。封筒の中には3人分のチケットが入っています。

これがアムトラックのチケットです。自分の名前が書いてあります。指定席と聞いていますが、座席番号は書いてありません。
チケットを手にひたすら並びます。発車30分前には来いと書かれていた理由が分かりました。30分前になってもまだ50人以上前に並んでいますし。我々の後ろにも数十人並んでいます。果たして出発時間までに入国審査が終わるのでしょうか。不安になってきました。
結局40分ほど並び、発車10分前にようやく入国審査の窓口にたどり着きました。まず改札のおばさんに切符と入国カードとパスポートを見せると、入国カードに座席番号と号車が書かれたシールが貼られます。
それから入国審査なのですが、やっぱりアメリカは厳しいです。どこに行くのか、用件は、シアトルに何日いるのか、帰りの飛行機の便名などを聞かれましたので、Eチケットを見せました。両手の指の指紋と顔写真を取られてようやく終了。荷物検査では荷物を預けるかどうか聞かれましたが、車内に持ち込むことにしました。

様々な苦労を経て、ようやくアムトラックとご対面です。入国審査を済ませていますから、バンクーバーでありながらここはもうアメリカ。カスケード号のホームは金網で区切られ、外部から入れないようになっています。すでに発車時刻の6:40を回っていますが、まだ全員の入国審査が完了していません。

アムトラックというと2階建ての大きな車両を想像しますが、カスケード号は1階建てのヨーロッパの鉄道のような外観です。先頭と最後尾の機関車だけが2階建てサイズになっていました。

車内に乗り込みます。我々が乗ったのは最後尾の9号車でした。

これが入国カードに貼られた座席指定番号です。残念ながら海側ではありません。

入国審査が長びいたのでしょうか。カスケード号は定刻から20分遅れの7時にゆっくりと動き出しました。遅れるのが当たり前のアムトラック。20分程度では遅れのうちに入らないのでしょう。

車内のモニターでは停車駅と現在位置を表示しています。次の駅はアメリカ国内のBellingham。2時間も停車しません。

まだ見ぬ土地へ出発。外国の鉄道に乗るとワクワクします。とくに発車の瞬間は心躍りますね。
列車はバンクーバーの町をゆっくりと走ります。落書きの多い工場が目立ちます。あまりきれいな景色ではありません。

朝食を兼ねて車内の探検に行きました。我々の乗る9号車から7号車までは満席ですが、6号車、5号車は誰も乗っていません。途中駅で乗せるのでしょうか。4号車が軽食を提供するビストロカー、3号車が食堂のようなラウンジカー、写真は2号車で、2号車と1号車がビジネスクラスとなっています。ビジネスクラスは3列でゆったりとしてます。

こちらは3号車のラウンジカー。すでに席はいっぱいです。

ビストロカーで朝食を買うことにしましょう。中国系のおっさんが一人で切り盛りしており、大変忙しそうです。すでに15人近い列ができていました。

こちらはメニューです。カナダドルもアメリカドルも同じ値段になるようです。

写真つきメニューです。無難にサンドイッチにしました。クラムチャウダーも頼んだのですが売り切れていました。

列車は川沿いを走っていました。

ビストロカーでも食事できますが、座席が少なく満席になっていたため、誰も座っていない5号車の机のある座席に座りました。

私が買ったローストビーフとチーズのサンドイッチ。正直油っぽくてあまりおいしくありません。かなりの大きさだったので、食べるのに難渋しました。もっとあっさりしたものにすればよかったのか。アメリカの洗礼を浴びた気分です。

列車は海沿いを走っています。もうじき国境です。しばらくすると「あと15分ほどで国境です。ご自分の席に戻り、パスポートを準備してください。ラウンジカーとビストロカーは一時閉鎖します」との放送がありました。同じような放送が何度もあり、しきりに席に戻るよう促されるので、朝食の残りを口に押し込み、席に戻りました。

列車は速度を落としつつ国境地帯を走ります。ピースアーチと呼ばれる国境の門が見えました。

やがて列車は完全に停車。駅ではありません。駅員と警官らしき人が乗っています。後ろの車の大行列は入国審査を待っています。

ここで入国審査が行われています。我々はバンクーバーの駅ですでに入国審査を受けたなので、特に何も無いはずですが。

と思ったら、警官が乗り込んできました。乗客のパスポートをチェックし、入国カードを回収していきました。ここまで駅に止まっていませんから、入国審査を受けていない人間が乗る機会は無いはずなのですが、かなり厳重なチェックです。
すべての乗客のチェックを終え列車が動き出すまで10分ほどかかったでしょうか。8時36分。無事アメリカに入国。シアトルに向けて出発です。
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今日はいよいよアムトラックに乗車する日です。
アムトラックのカスケード号はカナダのバンクーバーからシアトル、ポートランドを経由してオレゴン州ユージンに至る国際列車で、列車そのものの運転開始は1993年。シアトル〜バンクーバー間が毎日運行となったのは2009年からです。全線を通しで運行する列車は無く、現在バンクーバー〜シアトル間が2往復、シアトル〜ポートランド間が4往復、ポートランド〜ユージン間が2往復となっています。風光明媚な路線として人気があり、車両はアムトラックでおなじみの2階建て車両ではなく、ヨーロッパのような1階建てのタルゴ車両となっています。カーブが多い路線でスピードを出すためなのだそうです。
我々が乗車するアムトラックのカスケード号は6:40にバンクーバーを出発し、11:05にシアトルに到着する予定です。
遅くとも30分前にはバンクーバー・パシフィックセントラル駅に行かないといけませんので、早起きせざるを得ません。
ホテルのロビーにあるタクシー呼び出し電話でタクシーを呼び出すと10分ほどで到着し、駅までタクシーで向かいました。まだ暗いバンクーバーの街中を5分ほど走り駅前に到着。7.5ドルでした。

バンクーバー・パシフィックセントラル駅。工事中です。

時刻は5:45ですが、すでに行列ができていました。カスケード号はカナダから国境を越えてアメリカに向かいますが、カナダ国内は停車しません。なので始発駅であるバンクーバーでアメリカの入国審査が行われるのです。この行列は入国審査のためでした。

我々はすでに開いていた売店でコーヒーなどを買い、アメリカの入国カードを記入して行列に並びました。1等に相当するビジネスクラスと、2等に相当するコーチクラスで並び口が分かれており、ビジネスクラスはほとんど並ぶことなく入国審査に進めますが、コーチクラスは100人以上の長蛇の列になっています。ビジネスクラスはコーチクラスの19ドル増しですから買えない値段ではありません。なので本当はそちらにしたかったのですが、残念ながら私が買おうとした時点で満席でした。

並んではみたものの、なかなか行列が進みません。しばらくすると駅員がやってきて、チケットを持っているかどうか聞いてきました。インターネットで予約しましたので予約画面の写しを見せると、名前が書いてある封筒を渡されました。封筒の中には3人分のチケットが入っています。

これがアムトラックのチケットです。自分の名前が書いてあります。指定席と聞いていますが、座席番号は書いてありません。
チケットを手にひたすら並びます。発車30分前には来いと書かれていた理由が分かりました。30分前になってもまだ50人以上前に並んでいますし。我々の後ろにも数十人並んでいます。果たして出発時間までに入国審査が終わるのでしょうか。不安になってきました。
結局40分ほど並び、発車10分前にようやく入国審査の窓口にたどり着きました。まず改札のおばさんに切符と入国カードとパスポートを見せると、入国カードに座席番号と号車が書かれたシールが貼られます。
それから入国審査なのですが、やっぱりアメリカは厳しいです。どこに行くのか、用件は、シアトルに何日いるのか、帰りの飛行機の便名などを聞かれましたので、Eチケットを見せました。両手の指の指紋と顔写真を取られてようやく終了。荷物検査では荷物を預けるかどうか聞かれましたが、車内に持ち込むことにしました。

様々な苦労を経て、ようやくアムトラックとご対面です。入国審査を済ませていますから、バンクーバーでありながらここはもうアメリカ。カスケード号のホームは金網で区切られ、外部から入れないようになっています。すでに発車時刻の6:40を回っていますが、まだ全員の入国審査が完了していません。

アムトラックというと2階建ての大きな車両を想像しますが、カスケード号は1階建てのヨーロッパの鉄道のような外観です。先頭と最後尾の機関車だけが2階建てサイズになっていました。

車内に乗り込みます。我々が乗ったのは最後尾の9号車でした。

これが入国カードに貼られた座席指定番号です。残念ながら海側ではありません。

入国審査が長びいたのでしょうか。カスケード号は定刻から20分遅れの7時にゆっくりと動き出しました。遅れるのが当たり前のアムトラック。20分程度では遅れのうちに入らないのでしょう。

車内のモニターでは停車駅と現在位置を表示しています。次の駅はアメリカ国内のBellingham。2時間も停車しません。

まだ見ぬ土地へ出発。外国の鉄道に乗るとワクワクします。とくに発車の瞬間は心躍りますね。
列車はバンクーバーの町をゆっくりと走ります。落書きの多い工場が目立ちます。あまりきれいな景色ではありません。

朝食を兼ねて車内の探検に行きました。我々の乗る9号車から7号車までは満席ですが、6号車、5号車は誰も乗っていません。途中駅で乗せるのでしょうか。4号車が軽食を提供するビストロカー、3号車が食堂のようなラウンジカー、写真は2号車で、2号車と1号車がビジネスクラスとなっています。ビジネスクラスは3列でゆったりとしてます。

こちらは3号車のラウンジカー。すでに席はいっぱいです。

ビストロカーで朝食を買うことにしましょう。中国系のおっさんが一人で切り盛りしており、大変忙しそうです。すでに15人近い列ができていました。

こちらはメニューです。カナダドルもアメリカドルも同じ値段になるようです。

写真つきメニューです。無難にサンドイッチにしました。クラムチャウダーも頼んだのですが売り切れていました。

列車は川沿いを走っていました。

ビストロカーでも食事できますが、座席が少なく満席になっていたため、誰も座っていない5号車の机のある座席に座りました。

私が買ったローストビーフとチーズのサンドイッチ。正直油っぽくてあまりおいしくありません。かなりの大きさだったので、食べるのに難渋しました。もっとあっさりしたものにすればよかったのか。アメリカの洗礼を浴びた気分です。

列車は海沿いを走っています。もうじき国境です。しばらくすると「あと15分ほどで国境です。ご自分の席に戻り、パスポートを準備してください。ラウンジカーとビストロカーは一時閉鎖します」との放送がありました。同じような放送が何度もあり、しきりに席に戻るよう促されるので、朝食の残りを口に押し込み、席に戻りました。

列車は速度を落としつつ国境地帯を走ります。ピースアーチと呼ばれる国境の門が見えました。

やがて列車は完全に停車。駅ではありません。駅員と警官らしき人が乗っています。後ろの車の大行列は入国審査を待っています。

ここで入国審査が行われています。我々はバンクーバーの駅ですでに入国審査を受けたなので、特に何も無いはずですが。

と思ったら、警官が乗り込んできました。乗客のパスポートをチェックし、入国カードを回収していきました。ここまで駅に止まっていませんから、入国審査を受けていない人間が乗る機会は無いはずなのですが、かなり厳重なチェックです。
すべての乗客のチェックを終え列車が動き出すまで10分ほどかかったでしょうか。8時36分。無事アメリカに入国。シアトルに向けて出発です。
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