シアトル旅行記の第9回です。
シアトル北部のユニバーシティディストリクトにあるUniversity Innというホテルに荷物を置いた我々は、路線バスでセーフコフィールドに向かいました。
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ホテルがあるユニバーシティディストリクトという地域に到着。アメリカのバスは次にどこのバス停に止まるのか一切案内をしてくれません。おまけにバス停にもバス停の名前が書かれていないか、書かれていてもバス車内から読めないのです。大学生らしい若者がたくさん乗り降りしているのと道路の形から、ホテル最寄バス停の「NE Campus Pkwy & 11th Ave NE」に着いたのだろうと判断しバスを降りました。車内が混み合っていたので一旦中扉から降り、前扉に走っていって運賃を払いました。運転手さんに「土日は一日乗車券があるって聞いたんですが?」と尋ねたところ「そんなものは無い」とのこと。ネットに書いてあったのですが。
バス通りからホテルに向かって歩きます。周りは住宅地です。
遠くに大学のビルが見えます。早稲田大学ではありません。ワシントン大学です。この辺りがユニバーシティディストリクトと呼ばれる所以ですね。
バス停から6分ほど歩き、目指すホテルに到着。ホテルの目の前の通りです。実はこの通りのバス停からもシアトル中心部に行けるのですが、本数が少なく、トンネルにも入らないため乗りませんでした。
ホテル「University Inn」の外観です。新しい建物です。
ホテルの正面玄関に回りました。チェックインの際にクレジットカードを見せるか、デポジットを払うよう言われました。私はカードを見せましたが、後輩はデポジット200ドルを支払っていました。
部屋の様子です。このホテルには3人部屋が無く、Booking.comによるとエキストラベッド使用不可とのことでしたので、ダブルベッド1つの部屋とダブルベッド2つの部屋を予約しました。私が泊まったのはベッド1つの部屋です。二つ星とは思えない広くて清潔な部屋で、バスタブのお湯もちゃんと出ます。大画面テレビに冷蔵庫もあり、500mlのペットボトルの水のサービスもありました。
荷物を置いて後輩2人とホテルの前で合流したのですが・・・、なにやら妙な格好をしています。
「メジャー観戦なんで気合をいれるんですよ」とのこと。
どやっ!2006年WBCベストナイン様のお通りや!
里崎ユニを着た後輩がシアトルの町を颯爽と歩きます。
その横を中国人留学生が「何だこいつは?」という顔をしてすれ違いました。
まあそうでしょうね。どう見てもヤンキースかホワイトソックスのユニフォームなのに、大きく「M」と書いてあるわけですから。
ともあれ、バスで再びシアトルのダウンタウンに戻ります。セーフコフィールドはバスの終点、インターナショナルディストリクトから歩いて10分ほどです。
しかし、ダウンタウンからのバスを降りた場所の向い側に「NE Campus Pkwy & 12th Ave NE」というバス停があるはずなのに見つかりません。歩道が工事中なので撤去されてしまったようです。
正面に見えているのはワシントン大学です。
しかたなく、他のバス停を探して歩き出しました。交差点に差し掛かると左側にバス停が見えたので左折。するとダウンタウン行きの71〜74系統の番号が書かれた「15th Ave NE & NE Campus Pkwy」というバス停がありました。
バス停の反対側の道には「UNIVERSITY TERIYAKI」という日本料理なのかそうじゃないのか良く分からない店があります。
バスは10分間隔で走っています。30系統というダウンタウンに行かないバスを1本見送り、その後目当ての72系統のバスに乗り込みました。今度は運賃先払いです。
バス車内です。このバスは行きと異なり高速に乗らないルートらしく、途中のバス停で続々と客が乗ってきました。運転が荒いです。
20分ほどで終点のインターナショナルディストリクトに到着。アムトラックのキングストリート駅の近くです。
ホームから階段を上がり地上に出ると中華街がありました。
セーフコフィールドは駅を挟んで反対側にあります。
駅のほうに向かって歩くと駅を跨ぐ歩道がありました。
跨線橋を歩きます。我々が乗ってきたカスケード号が停車していました。
駅の反対側に出ました。右手奥がキングストリート駅です。駅の周りは広大な駐車場になっています。
アメフトとサッカーの兼用スタジアムがあります。今日はここでサッカーの試合が行われたようです。
球場周辺はかつての港湾地区で、レンガ造りの古いビルが並んでいます。
セーフコフィールドに向かって歩きましょう。
見えてきました。あれがセーフコフィールドです。
沿道には飲み物やホットドックを売る露店が並んでいます。
ここはポップコーンを売る店のようです。
古びたビルの前に、このような露店が並んでいます。ダフ屋もうろついており、「チケット、高くカイマス。ヤスク、ウリマス」と日本語で声をかけられました。
さあ、ついにセーフコフィールドに到着しました。
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なんだかワクワクしてきたなぁ〜。