オーストリア旅行記の第11回です。
2日目はウィーン観光。
ウィーン市街を一望できるシュテファン寺院の塔に登ってみましょう。
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時刻は夕方4時過ぎ。腹も膨れたところで観光再開です。
レストランからシュテファン寺院までは徒歩数分。さっそくシュテファン寺院を見学してみましょう。
シュテファン寺院は13世紀に建造された大聖堂で、ウィーン最大のゴシック建築物です。
大聖堂に付属する二つの塔は南塔、北塔と言われ、南塔は高さ148メートル、北塔は南塔の約半分の68メートルとなっています。
どうせ登るなら高いほうの南塔ですね。ただし低い方の北塔はエレベーターがありますが、南塔は343段のらせん階段を登らなければなりません。
南塔の入場は4時半まで。あと15分もありませんので、まずは南塔に登ってみることにしました。
これはきつい・・・。343段のらせん階段をひたすらぐるぐる上がっていきます。しかも幅がせまく、すれ違うのも一苦労です。
5分ほどぐるぐる登ったでしょうか。ようやく塔の上についたようです。
食後の激しい運動で汗だく。ビールの酔いもさめてしまいました。
ぜいぜい言いながら展望台にたどり着きました。飲み物とお土産を売る店があります。
ペットボトルの水を持参しているので買いませんが、確かにこれだけ階段を上がれば飲みたくなります。。
さあ、窓から景色を見てみましょう。
南塔からの景色。まさに絶景です。ウィーン市街が一望できます。
今ここです。高さ67メートル。
遠くにドナウタワーが見えます。
シュテファン寺院の西側に広がる景色です。
シュテファン寺院北側。高い建物がありません。昔のままの美しい街並みが広がっています。
シュテファン寺院東側。広場にいる人々の小さいこと!
緑色のドームが見えます。
その向こうには見事な尖塔の教会が見えます。
遠くには丘が見えます。
シュテファン寺院の屋根。美しいモザイク模様です。
赤い屋根が美しいですね。遠くには新しいビルも見えます。
なにやら古びた建造物が見えます。
宮殿が見えます。ベルベデーレ宮殿でしょうか。
実にいい景色でした。窓からは涼しい風が入ってきます。
少々休憩して汗が引くのを待ち、塔を降りました。
時刻は夕方5時。シュテファン寺院も見学したかったのですが、ミサ中ということで入れず、後日改めて見学せざるを得ません。
やむなく本日の最終目的地、ホイリゲに向かうことにしました。
ホイリゲとは、簡単に言えば新酒のワインを飲ませてくれる庶民的な造り酒屋で、ウィーン郊外のブドウ畑がある場所に集まっていることが多いです。
ウィーン名物のひとつであり、ウィーンを巡るツアーであれば必ずと言っていいほど行程に入っています。
私が目指すのはホイリゲが集まる場所のひとつ。ウィーン市街の北にあるグリンツィングという町です。
中心部からはトラムで行けますので、昨日も利用したオペラ座前のトラム乗り場まで歩いて行くことにしました。
ケルントナー通りの一本奥の細い道を歩きます。やがて広場に出ました。
広場には噴水がありました。
途中にカプツィーナ教会という教会がありました。
中に入ってみます。木を基調としており、昼食前に入った教会よりも質素です。
カプツィーナ教会は17世紀初頭に建てられました。
ハプスブルク家の納骨堂があり、皇帝12人、皇妃および王妃19人を含む149人の棺が安置されています。
ただ納骨堂の見学には料金がかかりますし、お墓にはあまり興味がないのでそこまでの見学はしませんでした。
教会を出てしばらく歩くとインフォメーションセンターがあります。
ここでいろいろと情報収集ができます。オーストリア国鉄の時刻表は残念ながらありませんでした。本屋でも探しているんですけど、見つかりませんね。
次回はホイリゲで一人酒。
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自分はドイツなどの西欧諸国を旅行しましたが、日本のような分厚い本は無く、駅の窓口に無料配布されてる小さい冊子のようなものだけしかありませんでした。
なので日本でトーマスクックの時刻表を購入して持参すると非常に重用します。