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オーストリア旅行記の第20回です。
前回に続き雨のザルツブルク旧市街を散策します。
美しいザンクト・ペーター教会とその墓地、ザルツブルク大聖堂を見学しました。

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ホーエンザルツブルク城塞の見学を終え、次に向かったのはザンクト・ペーター教会です。
聖ルーペルトが696年に開いた教会で、ドイツ語圏のなかでは最も古い男子修道院とされています。
墓地の方から入ってみました。入口の脇に飲食禁止、セグウェイ禁止を示すピクトグラムがありました。

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城塞の山の下に広がる美しい墓地です。

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山に張り付いてカタコンベ(地下納骨堂)があります。

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モーツァルトの姉ナンネルや、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドンなどが眠っています。

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教会の尖塔が見えます。

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雨の中墓地を歩きます。

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花々がきれいですね。

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屋根付きのお墓もあります。

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ザンクト・ペーター教会の入口に回りました。

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高い塔が目印です。

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現在残る教会は18世紀後半に後期バロック様式で改築されたものです。
白い大理石と精巧な彫刻が美しいです。

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祭壇。壮麗な装飾です。

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後ろを振り返るとパイプオルガンがありました。

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数多くの宗教画が飾られています。「十字架を背負うイエス」などがありました。

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高い天井です。この教会では若き日のモーツァルトが何度か演奏会を開いたのだそうです。

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時計台があります。

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続いて大聖堂を見学します。
ザルツブルク大聖堂は774年に創設されました。現在残る建物は1628年に建て直されたもので、イタリアのバロック様式を取り入れた美しい建築で知られています。

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中に入ると入口の係員に「マネーマネーマネー」と言われました。有料だったんですね。あわててザルツブルクカードを見せました。
ドーム内には窓が多く、外の光が入り込んで大理石の美しい装飾を照らしています。とても幻想的です。

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大聖堂というだけあって非常に広いです。ドームの天井にはフレスコ画があります。

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祭壇付近です。

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後ろを振り返るとヨーロッパ最大級と言われるパイプオルガンがあります。

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赤いライトで照らされた祭壇があります。なんでしょう。

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なにやら不思議な雰囲気です。

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赤い照明に浮かび上がるのはピエタ像でした。
ピエタ像とは死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの彫刻のことです。



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時期限定での特別展示だったようですね。ラッキーでした。
大聖堂を出るときに、先ほどの係員から「2階にも博物館がありますよ」と案内してくれましたが、大聖堂の大きさに圧倒された私はすっかり満足してしまい、博物館を見学する気になりませんでした。
博物館は「芸術と驚異の部屋」との別名があり、宗教画や歴代大司教が集めたコレクションが展示されているとのこと。行けばよかったです。

次回もザルツブルク旧市街の散策です。



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