オーストリア旅行記の第37回です。
今日はインスブルック観光。インスブルックの旧市街を散策します。
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パッチャーコーフェルの山から下山し、イグルスからバスでインスブルック(Innsbruck)の旧市街に戻ってきました。
バスを降りたのはマリア・テレジア通りのバス停で、広い歩行者天国になっています。
マリア・テレジア通りを南へと歩きます。インスブルック旧市街は小さいので、主な見どころは3時間あれば回れます。
マリア・テレジア通りには教会や旧州庁舎、州議会議事堂など17から18世紀に建造された歴史的建物が並んでいます。
左手に教会がありました。
さすがに観光都市。観光用の馬車があちこちを走り回っています。
道の先には凱旋門が見えてきました。
凱旋門は1765年に女帝マリア・テレジアが造らせたものです。
当所は息子である皇帝レオポルト2世とスペインの王女ルドヴィガとの婚礼を祝うためでしたが、建造の最中にマリア・テレジアの夫、皇帝フランツ1世が急死してしまったため、門の南側は、「生と幸福」、北側は「死と悲しみ」を伝える装飾が施されているのだそうです。
マリア・テレジア通りを引き返します。
赤い最新鋭のトラムと歴史の香り漂う建物が絶妙のコントラストですね。
そして建物の向こうにはアルプスの山々が見えます。
ここから先は車が入れません。マリアテレジア通りの北半分は歩行者天国になっています。
道の真ん中に建っているのが聖アンナ記念柱です。
1703年のスペイン継承戦争の時、聖アンナの日にこの地にバイエルン軍を撃退したことを記念し、1706年ごろに建てられました。
絶好の記念撮影ポイントとなっており、ガイドブックにも必ず使われる場所です。実際多くの観光客が写真を撮っていました。
マリア・テレジア通りを北へ歩きます。両側には服飾関係の店やレストランが並び、道の真ん中にはオープンテラスがにぎわいを見せています。
聖アンナ記念柱を逆側から。北側が正面になっており、一番上がマリア像、真ん中が天使、下に4人の聖人がいます。
オープンテラスのレストランで働く民族衣装を来たお姉さん。
先ほどトラムを降りたあたりまで戻ってきました。
ここから先は道が狭くなりますが、旧市街の見どころが集まっています。
出窓のある建物が多いです。この出窓はエルカーと呼ばれ、チロル地方独特のものです。
脇道を覗いてみました。
ちょっとした広場に出ました。
正面の建物には「黄金の小屋根」とよばれるベランダがあります。
1500年に皇帝マクシミリアン1世が造らせたもので、広場での槍試合や舞踏会をここから見物したのだとか。いわばロイヤルボックスです。
ベランダの屋根に敷き詰められた銅の瓦2657枚にはすべて金箔が貼られています。
建物内部は博物館になっており、マクシミリアン1世ゆかりの文物を展示しています。
今回は外から眺めるにとどめ、中には入りません。
広場の左手には見事な装飾の建物があります。
ヘルブリングハウスと呼ばれ、1560年に貴族の家として建てられました。
後期バロックの装飾が大変美しいのですが、現在も人が住んでいるとかで中には入れません。
ヘルブリングハウス全景です。
広場は人で賑わっています。中国人の団体は先ほどから何組か見ていますけど、日本人旅行者を全く見ません。
脇道に入ってみました。さまざまな店が並んでいます。
脇道からさらに分かれる細い道。風車が売られています。
インスブルックの旧市街が一望できる市の塔に登りたいのですが、入口がよくわかりません。
地図を見て、それらしき建物の周りを一周します。
正面に彫刻、と思ったら人でした。大道芸です。市の塔への入口はこの先にありました。目立たない扉を開け、中に入ります。
市の塔は1360年に建てられた高さ57メートルの火の見櫓で、旧市庁舎に付属してました。
地上から階段を148段上がると高さ33メートルの展望台になります。
正面に聖ヤコブ教会のドームが見えます。
インスブルックの旧市街が一望できますね。正面にマリアテレジア通りがあります。街の向こうにはアルプスの山々が連なっています。
うーんいい景色だ。
スキーのジャンプ台が見えます。あのジャンプ台も展望台になっており、多くの観光客が訪れるのだそうです。今回は時間の都合で行きません。
アルプスの山々と中世の香りが残る旧市街。最高じゃないですか。インスブルックは実に美しい街です。
広場を見下ろします。しばらく景色を堪能し、下へ通りました。
インスブルック旧市街散策はまだまだ続きます。
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