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オーストリア旅行記の第38回です。
今日はインスブルック観光。教会、王宮、チロル博物館を見学。
そしてやっぱりオーストリアと言えばザッハトルテです。

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前回に引き続きインスブルック(Innsbruck)の旧市街を散策しています。
時刻はまもなく12時。昼食の前に主だった場所を見学してしまいましょう。
市の塔や黄金の小屋根のあるあたりから少し歩くと、聖ヤコブ教会の前の広場に出ました。

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別名「ドーム」と呼ばれるこの教会はローマ・カトリックにおいてチロル地方の総本山になっています。
1717から1724年にかけて、ヨハン・ゲオルク・フィッシャーとヤコブ・ヘルコマーによってバロック様式で改築されました。

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広場の雑踏から一転、教会内はとても静かです。

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美しい天井画と赤い大理石の壁が印象的です。

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見事な祭壇ですね。

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美しい装飾にしばし見とれます。

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祈りをささげている像。

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後方にはチロルで最も美しいと言われるパイプオルガンがありました。

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続いて王宮の見学です。
1460年にチロル領主ジギスムント公が建設したころの王宮はもっと小さなものでした。
しかし、その後マクシミリアン1世やマリア・テレジアらハプスブルク家によって豪華な大広間やサロン、礼拝堂の新設といった増改築が繰り返され、1773年に華麗で優美なロココ調の宮殿になったのだそうです。
見どころはチロル最大級の天井画がある大広間リーゼンザール、豪華なシャンデリア、「白のサロン」にあるロココ調のストーブ、マリア・テレジアの「謁見の間」に置かれた玉座など。
また各部屋にはマリー・アントワネットや皇后エリザベートの肖像画をはじめ、皇帝一族の肖像画が飾られています。なぜかアルプスに挑んだ登山家についての展示もありました。
入口でインスブルックカードを見せれば無料で見学できますが、宮殿はウィーンやザルツブルクでも見学しましたので、それほど目新しいものがあるわけでもなく、また豪華と言ってもウィーンの宮殿より小規模でした。
見学にはそれほど時間がかかりません、30分ほどで見学を終え外に出ました。写真撮影が禁止されていたので宮殿内の写真は無しです。

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12:30を過ぎ、腹が減ってきました。どこかで昼食にしようと王宮の建物を出ようとしたら目に入ったのがこのお店。
建物内に併設されている「カフェ・ザッハー」です。
そう、オーストリアと言えばザッハトルテ。ザッハ・トルテといえば「カフェ・ザッハー」なのですよ。
「カフェ・ザッハー」はザッハトルテの生みの親。ウィーン観光の時はザッハーなどのカフェに入ってケーキを食べるのが定番なのです。
ウィーンでは残念ながらカフェに寄れませんでしたから、ここインスブルックでザッハトルテを食べなければ!
昼食のことは頭から消え、ふらふらとカフェに入っていきました。

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店内は空いていました。

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高級感漂う内装ですが、お客は観光客が多く、特に着飾らなくても大丈夫そうです。

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私はザッハトルテとリンゴのケーキとカフェオレを頼みました。
ウェイターに「ケーキ2個?」と聞かれましたが、お腹が空いているので当然です。
意外とボリュームがあり、2個食べたらお腹いっぱいになりました。今日の昼食はケーキですね。
それにしても、甘い・・・。でも美味しいです。

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お腹が膨れたところで旧市街散策を再開します。王宮の建物に沿って歩き、聖ヤコブ教会とは反対側の広場に出ました。

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広場にはレオポルト5世の騎馬像があります。こういった形の騎馬像としてはチロル地方で一番古いんだとか。ただしこれはレプリカで、本物は右の黄色い建物、州立博物館の中です。

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次は王宮に併設された宮廷教会を見学してみましょう。しかし入口とおぼしき扉は閉まっていて入れません。
扉の近くの看板には、「宮廷教会の見学は隣のチロル民俗博物館の入口から入ってください」と書かれていました。
いったいどういうことなのでしょう。とにかく入ってみます。

民俗博物館の受付に行くと、「教会だけですか?博物館も見ますか?」と聞かれました。
民俗博物館を見る予定はありませんでしたが、インスブルックカードのおかげで1つ見ても両方見てもタダなのです。
せっかくなので両方見ると告げると、受付から2枚のチケットを渡されました。博物館と教会で別のチケットになっているようです。
受付の奥にグッズショップがあり、お土産を物色しました。店員が日本人でしたので、「時刻表を売っている本屋を知りませんかね?」と聞こうかと思いましたが、やめました。

受付から建物内に入り、案内表示にしたがって通路を進みます。しばらく行くと教会と博物館の分かれ道があり、係員に「教会ですか?博物館ですか?」と聞かれ、チケットを確認されました。まずは博物館の方へと進みます。

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チロル民族博物館はチロル地方の民俗や建物、道具、その他いろいろな文化が紹介されています。

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建物の美しい中庭。もともとこの民俗博物館は宮廷教会付属の修道院として建設されたのだそうです。だから同じ建物なのですね。

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美しくも素朴なマリア像。

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ちょっと不気味な像。チロル地方の伝統衣装に身を包んでいます。男でもスカートです。

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これはオルゴールでしょうか。

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チロル地方の家の中が再現されています。

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15,16世紀の家屋内部を再現したのだそうです。素朴な木の家ですね。窓が小さく、暗いです。

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なにやら模型のようなものがあります。

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とある扉を開けて中に入ったらびっくり、宮廷教会の2階部分に出てしまいました。
宮廷教会は1563年に皇帝フェルナンド1世の命により建設されたマクシミリアン1世の霊廟です。
マクシミリアン1世はインスブルックに都を置いたオーストリア皇帝であり、ハプスブルク家中興の祖と言われています。

前方のパイプオルガンは1558年に作られたルネッサンス・オルガンで、現在も定期的に演奏されています。
現在も演奏可能なルネッサンスオルガンとしてはオーストリア最大。世界5大オルガンのひとつとされているそうです。
パイプオルガン界の世界遺産ですね。

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美しい装飾の祭壇。

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祭壇をこの角度から眺められる教会は珍しいですね。

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2階部分はこんな感じです。

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訪問ノートがありました。日本語で無難なメッセージを残しました。「千葉から来ました!千葉ロッテ日本一!」とは書いていません。
他のメッセージも読みましたが、中国語はあっても日本語はありませんでした。

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引き続き教会内部を上から眺めます。

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宮廷教会は霊廟の横に並ぶ28体の銅像でも有名です。これらの銅像はドイツ・ルネッサンスの最高傑作と言われています。

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民俗博物館の見学を終え、宮廷教会に入ってみました。宮廷教会1階からの眺めです。

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この銅像、かなり大きいです。2.5メートルぐらいありそうですね。

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祭壇に祈りをささげています。

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観光客が思い思いに写真を撮っています。男性だけでなく女性の銅像もありました。

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マクシミリアン1世の遺体はここにないそうです。彼の遺言により遺体は母の眠るヴィーナーノイシュタットの聖ゲオルク教会に、心臓は妻が眠るブリュージュの聖母教会に埋葬されました。

教会を出ると時刻は14時を回っていました。旧市街散策はそろそろ終わりにして、次の目的地に向かいましょう。


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