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台湾旅行記の第17回です。
台湾旅行記もこれで最終回。ローカル線の平溪線を往復し、台北松山空港から帰国しました。

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平渓線の十分駅から11:28発の菁桐駅行きに乗り込みました。2両編成の日本製ディーゼルカーで、残念ながらオールロングシートです。
車内は混み合っており、座席はほとんどふさがっていました。若者の姿が目立ちます。ハイキング客やカップルも多いです。大学が休みなんでしょうか。
きっと平溪線周辺は手軽な観光地として知られているのでしょう。
日本人もいます。なぜ地球の歩き方に掲載されていないのか理由が分かりません。


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列車は快調に走りますが、残念ながら窓がかなり汚れており景色が見えませんでした。
11:45に平溪線の終点菁桐駅に到着。苔むした駅の屋根がいい味を出しています。
この列車は菁桐駅で10分停車し、11:55に折り返します。

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駅の奥には石炭の積み出し施設が残っています。かつて炭鉱があったころの名残です。

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駅周辺は古い街並みが残り、観光名所の一つになっています。
散策したら楽しそうですが、もう時間がありません。雨が小降りになってきました。

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駅前に集まる土産物屋と飲食店。レトロ調です。

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日本統治時代に建てられた駅舎です。
とりあえず時間内で見られるものはすべて見ました。私は車内に乗り込み、前面展望が楽しめる最前部の席に座りました。オタ席ゲットです。
しかし窓が汚すぎて前面の景色がよく見えません。そこで私は荷物を置いてもう一度ホームに降りてティッシュを濡らし、ホームから手が届く範囲で窓を拭きました。

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これが平渓線の1日乗車券です。52元で乗り放題。お得な切符です。

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11:55に菁桐駅を発車。窓を拭いたおかげで視界がクリアです。運転手さんに「お前がこれ拭いたのか?」というようなことを中国語で言われたようなので、頷いておきました。

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お腹が減ってきました。ホテルでもらったランチボックスに入っていた甘いパンを食べながら、前方の景色を眺めます。

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列車は橋を渡り平渓駅に入っていきます。

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平渓はハイキングコースの入口があり、古い街並みが残る街です。
ただ駅舎はコンクリート製の味気ないものです。

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平渓駅からかなりの客が乗ってきました。座席がふさがり、立っている客もいます。

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平渓駅を発車。列車は川に沿って進みます。

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3分ほどで次の駅が見えてきました。

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片面一線だけのシンプルな駅です。

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再び川に沿ってカーブしながら進んでいきます。この辺りの川は広々しています。

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望古駅に到着。平渓線の駅間は意外に狭く、だいたい5分走ると次の駅に着きます。

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崖をくりぬいたカーブがあります。むき出しの土が見えていますが、大雨が降ると怖いですね。

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まもなく十分駅に到着します。

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この駅で列車の行き違いがあります。菁桐行の列車がすでに到着を待っていました。

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工事関係者がホームをスクーターで疾走。すごい光景です。
危ないですが、合理的と言えないこともありません。

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13:14に十分駅に到着。ほぼ時間通りです。ここでは降りる客もおり、乗客の何割かが入れ替わりました。

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十分駅を発車。例の十分老街を通ります。お店と線路の近さと言ったら!

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観光客はアトラクションを眺めるように列車を見ています。列車を背に記念撮影する人たちもいました。

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吊り橋が見えています。まもなく十分大瀑布への入口です。

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観光客が通路から写真を撮っています。列車は減速することなく通り過ぎていきます。

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ぶつかったら自己責任。日本が過保護すぎるのかもしれませんね。

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十分大瀑布の入口を過ぎ、トンネルを抜けて大華駅へと向かいます。

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前方の線路をカップルが歩いていました。けしからん!
列車は警笛を鳴らしました。危ないですね。禁止されているのにけしからん!

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大華駅に到着。さびしい山間の駅です。

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景色が山深くなってきました。

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大華駅と東部幹線との分岐駅である三貂嶺駅の間が一番景色がいいと思います。

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川の流れが急になり、渓谷美を作り出しています。残念ながら雨が強くなってきました。

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美しい景色ですね。

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三貂嶺駅に到着。ここから終点八堵までは東部幹線に乗り入れます。

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普通列車とすれ違います。

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12:38、瑞芳駅に到着。ここで特急列車の自強号や急行列車のキョ光号に乗り換えることができます。
ただし次の13:05発のキョ光号に乗るよりも、このまま終点の八堵駅まで行って各駅停車に乗り換えた方が早く台北に着きます。
私はすでに各駅停車の切符を買ってありますので、このまま乗車することにしました。

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瑞芳駅で乗務員が交代します。女性の車掌が自分と運転手の分の駅弁を買っていました。
駅弁売りがホームにいるのでしょうか。私がホームに行こうと立ち上がると、女性車掌が私に声をかけてきました。
中国語ですが、おそらく弁当を頼むか聞いているのでしょう。私が指を1本立てると、女性車掌はホームにいた駅弁売りに声をかけてくれました。
駅弁売りのおばさんには日本語が通じ、「ロクジュウゲン。アリガト」と言われ弁当を受け取りました。

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60元!日本円で170円程度。3回買った駅弁の中で一番安いです。
しかも安くて美味い!
醤油煮込み、鶏捲、香腸、紅麹燒肉が入っており、漬け物もおいしいです。
ロングシートなのが残念ですが、隣に誰も座っていないので問題なし。
ただ時間がありません。終点の八堵まではあと13分。さすがに台北に行く通勤電車で駅弁を食べる訳にはいかないでしょう。私は急いで弁当を食べました。

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12:55に八堵駅到着。地下道をくぐり、12:59発の台北方面行各駅停車に乗り換えます。
日本製の最新鋭通勤電車です。

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車内はボックスシートとロングシートが半々になっており、走行音がとても静かです。
トイレがついているのもありがたいです。一時期のJR西日本は長距離の鈍行なのにトイレがなくて参りましたからね。

台北駅には13:38に到着。私は本屋で時間をつぶし、ホテルで荷物を受け取って空港へと向かいました。
MRTの板南線で台北から10分、忠孝復興駅でMRTの文湖線に乗り換えます。文湖線は地下鉄ではなくゆりかもめのような新交通システムでした。
「地球の歩き方」にはスーツケースの持ち込みには向かないとありましたが、車体幅がかなり広く、別にスーツケースを持ち込んでも支障ありません。
むしろ日本人以外の旅行者は平気でスーツケースを持ち込んでいます。


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14:44、台北の街並みを眺めること約10分で、松山機場駅に到着。台北松山空港への最寄駅です。
エスカレーターを上がればそこはもう空港です。

これから台北松山空港16:30発のNH1188便で帰国します。行きと同じくANA便です。
出発の1時間半前に到着したのですが、松山空港は小さいですし出国審査やセキュリティチェックの列も空いていて、出国手続きは一瞬で終わってしまいました。
空港内でお土産を買い、台湾元を円に換え、待合室で時間をつぶして出発を待ちます。
出発ロビーにはいくつかの売店と免税店と飲食店しかなく、施設が充実しているとは言い難いです。
16:30、NH1188便は無事離陸し、満員の客を乗せて定刻の20:25ごろに羽田空港に到着。
5日間があっという間に過ぎ去った台湾旅行でした。


台湾旅行記はこれで終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。

台湾はいいですね。こんなに面白い場所が日本の近くにあったとは!
もっと早く台湾を訪れるべきでした。

台湾は小さいですが奥が深いです。高級店から屋台のB級グルメまで美味しい料理が目白押しですし、海に温泉、故宮に鉄道。見るべき場所がたくさんあります。
また人情深い人が多く、台湾の人に何度も助けられました。特に初日に故宮博物院から台北駅まで案内してくれた親切な女性のことは一生忘れることは無いと思います。
報道によると昨年台湾を訪れた日本人は過去最多の129万人に達したそうです。聞けば台湾にはまるリピーターも数多くいるとのこと。
5日間と言う短い旅でしたが、その理由が分かった気がします。

台湾をぐるりと一周して、台湾のすばらしさを大まかに知ることができました。
ただ、1回や2回台湾に行っただけでは台湾の魅力を味わい尽くすことはできないようですね。
今回は台北の観光がほとんどできていませんし、有名な九フンやタロコ渓谷にも行っていません。温泉にも行っていません。プロ野球も観ていません。
昔ながらの客車鈍行がなくなるかもしれないそうですし、台風や震災で被害を受けて復旧作業中の阿里山鉄道まもなく全線で運行を再開するでしょう。
いつか必ず台湾を再訪したいです。
 

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