マリーンズ 2 - 0 ライオンズ
ニッカン式スコア
今日は西武ドームでライオンズ戦。寒い中多くのマリーンズファンが集まりました。
序盤は息詰まる投手戦。ライオンズ先発の牧田は緩急と高低を自在に操りマリーンズ打線を抑え込みます。
マリーンズ先発グライシンガーもカーブを駆使してライオンズ打線を０点に抑えていきました。
試合が動いたのは５回表。
先頭今江が意表を突いてセーフティバントを決め、内野安打で出塁します。
続く大松の打席でエンドランを失敗し１アウトランナー無しとなりますが、大松、里崎の連打でチャンスを作り、岡田の１,２塁間を抜くヒットで２塁ランナーの大松が一気にホームを突きました。
タイミングはアウト。しかしキャッチャーがボールをこぼす間に大松が激突。キャッチャーがボールを拾ってからタッチしていないようでした。西武側の光山コーチが抗議して退場しましたが、あれはセーフでしょう。岡田のタイムリーで１点を追加しました。
１点をもらったグライシンガーは７回まで投げて降板。被安打４、三振９、無四球で無失点。文句のつけようが無いピッチングです。こ・・・これは、エエの獲ったわってことになるんでしょうか。毎試合このピッチングですと１５勝しちゃいますよ！
８回裏は４連投の益田が抑えます。追加点が欲しいマリーンズは９回表に今江、大松がヒットで出塁してチャンスを作ると、里崎が技ありのタイムリーヒットを放ち２−０。大きな得点が入りました。あとは９回裏。薮田が堂々たるピッチング。井口がファーストに悪送球スレスレの球を放ってヒヤリとしましたが、ファーストのHISAOが難なく処理しました。悪送球の申し子今江のショーバン送球もきっちりすくい上げますし、HISAOの送球処理能力はの高さは石鎚山以上ですね。隠れた名手の誕生です。
そしてそのまま薮田がライオンズ打線を抑えて試合終了。なんとなんと、またしてもマリーンズが勝ってしまいました。
開幕４連勝。６０年ぶりです。
しかも８時半には試合が終わってしまいました。職場からダッシュで駆けつけて５回裏ですからね・・・。速い試合展開です。
今日はグライシンガーの好投が最も光っていますが、打線も牧田から良く点を取りました。ワンチャンスを逃しませんでしたね。
結果にはあまり結びついていないものの、スクイズやエンドランを試みるなど、ベンチの采配も積極的です。点を取りに行く姿勢がこの連勝につながっていることは間違いありません。
ただ、今日に限って言えばセカンドのヘルマンに助けられた面もあります。ヤツの怪しげな守備にはバイナム様の匂いがします。下手ではないんですが雑。片岡だったらセカンドを抜けたヒットのうち３本はアウトにしているでしょうし、先制点も入っていないでしょう。
それにしてもグライシンガーはすばらしい。先発ローテは十分おまかせできます。
たった４試合とはいえ、先発陣の安定ぶりは１２球団１ですね。
藤岡、唐川、成瀬、グライシンガー、俊介、ペン・・・。
大変です！二桁勝利が６人出てしまいます。
これはすごい。ピッチャー陣に死角無し。
もうアレですよ。ロッテ優勝ですよ。ばんざーい。
なお、試合後はジョニー黒木による野球魂注入ノックが行われました。
イベントなのにジョニーは熱いです。
ちゃんと捕るのは当たり前。
「そんな返球じゃ試合に負けちゃうよ！」
送球もきっちりストライク返球しないとジョニーに怒られてしまうのです。
これはもはやイベントの枠を超えた魂と魂のぶつかり合い。
野球人としてステップアップできた気がします。
こういうイベントをマリンでもぜひやってほしいですね。
澤井と立川によるノックだったらたぶん２０万人ぐらい来場すると思いますよ。
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■ 写真を追加しました！ジョニーの勇姿もどうぞ！
パリーグ誕生のきっかけとなった毎日オリオンズ、
あの時以来の開幕４連勝とは。
最多記録はその60年前の、52年の開幕７連勝だそうな。
・・・もし金曜からの日ハムを３タテしたら。
いや、やめておきましょう。とにかく目の前の一戦一戦です。
順調な滑り出しの今季。一試合でも多く初芝神のご加護があるよう、祈りましょう。