まさに急転直下。
昨日までは西村監督の留任は確定かと思われましたが、驚くべきニュースが飛び込んできました。

西村監督退任へ!伊東勤氏が新監督最有力!…ロッテ(報知)

ロッテ・西村徳文監督(52)の来季続投が白紙になったことが6日、分かった。就任1年目の2010年にリーグ3位からの“下克上”で日本一に輝き、3年契約を結び直していた。球団では最下位に沈んだ昨季から2年連続Bクラスに低迷したことを重要視。契約を1年残すが、話し合いを持った上で退任の道を用意する。後任には、前西武監督で現在は韓国・斗山でヘッドコーチを務める伊東勤氏(50)が最有力候補として急浮上した。

 2年連続Bクラスに沈んだロッテが、大きな改革に乗り出すことになりそうだ。最近2年の成績を重く見て、来季まで契約を残す西村監督の続投が白紙となった。昨季は最下位に沈んだものの、就任1年目の2010年に日本シリーズを制したことを高く評価。故障者が続出した事情なども考慮して今季も指揮を執ることになった。しかし、再びCS進出を逃したことで、シーズン後に話し合いの場を設け、退任の道を用意する方向だ。

 今季、チームとしては60年ぶりの開幕4連勝と好スタートを切った。一時は2位に5ゲーム差をつけ、ともにリーグ制覇を飾った1960、70年に次いで3度目の前半戦の首位ターンを決めた。しかし、後半戦に入ると10カード連続勝ち越しなしと失速。8月31日から9月11日まで9連敗を喫するなど、結果的にチームを立て直すことができず、今月3日にCS進出の可能性が消滅した。

 当初は来季の契約を残していることから続投の方針だったが、終盤の大失速を問題視した模様だ。都内で取材に応じた中村家国球団社長(67)は「まだ何も決まっていません。シーズンが終わってから西村監督と話をします。それまでは何も決まらない。決まったら皆さんにお話しします。現状は白紙? 監督と話すまでは何も決まりません」と強調。西村監督は「まだ何も決めてないし、話してもいない」と話した。

 しかし、水面下では来季へ向けての動きも出始めている。後任候補として急浮上したのは、前西武監督の伊東氏だ。正捕手として西武黄金期を支え、監督としても就任1年目の04年にシーズン2位からプレーオフを勝ち上がってリーグ制覇。さらに、中日を破って日本一を達成した。09年のWBCでは総合コーチとしてV2にも貢献した。今季は韓国・斗山のヘッドコーチに就任。前年度5位のチームを3位に引き上げ、ポストシーズン進出に貢献した。実績、経験ともに豊富な伊東氏なら、チーム再建を託すにふさわしい人材といえる。

 伊東氏は斗山と2年契約を結んでいるが、日本球界に復帰する場合は認められるのが通例。大きな障害にはならないとみられ、周囲には「来年は日本に戻る」と漏らしているという。6日までレギュラーシーズンを戦っており、帰国のタイミングを見てロッテは正式に監督就任を要請する見込み。ベストナイン10度、ゴールデングラブ賞11度受賞の名捕手の頭脳に、新チームのかじ取りを託す。



報知だけ?まさかの飛ばし記事?

しかし、ロッテの大本営であるスポニチからもこんな記事が出ました。

西村監督の来季は白紙 ロッテ球団社長が明言 (スポニチ)

プロ野球ロッテの中村家国球団社長は7日、西村徳文監督(52)との来季契約について白紙であることを明らかにした。これまでは続投方針とみられていたが、同社長はこの日「継続かやめるか決まっていない。白紙だ」などと話した。

 西村監督は選手時代からロッテ一筋。監督就任1年目の2010年にレギュラーシーズン3位から日本一に輝いた。しかし、翌年は最下位に沈み、今季も後半戦の不振が響いて2年連続のBクラスが確定していた。



あれあれ?
中村社長は6日に愛媛県松山市で行われたファーム選手権の後、「来年も契約が残っているので、常識的に考えてね」とコメントし、西村監督を留任させる方針を示していたはず。

それがなぜか翌日になると「継続かやめるか決まっていない。白紙だ」と発言を翻しています。
これが今日7日の19時の記事です。

さらに、その後共同通信から西村監督の退任が決定的であるという記事が出てきました。


ロッテの西村監督が退任へ 契約を1年残し今季限りで (スポニチ)

プロ野球ロッテの西村徳文監督(52)が契約を1年残し、今季限りで退任することが決定的であることが7日、分かった。球界関係者が明らかにした。

 西村監督は宮崎・福島高から鹿児島鉄道管理局を経て1982年にドラフト5位でロッテ入り。俊足巧打を武器にチーム一筋でプレーした。

 97年の現役引退翌年からコーチを務め、2009年オフに監督就任。1年目の10年にはレギュラーシーズン3位から日本一に輝いた。昨季は最下位に沈み、今季も62勝65敗15分けの5位に低迷している。



たった1日で状況がめまぐるしく変わります。
さすがに西武ドームはおろか今日のマリンで勝ったのにブーイングされている監督を留任させるのはまずいと思ったのでしょうか。
あるいは、西村退陣を望むファンの声というよりも、売り上げ減に直面する現場サイドの声を無視できなくなったのか、あるいはまたしてもオーナー代行の気まぐれなのか。ちょっとよくわかりません。

西村監督の後任は西武ライオンズの黄金時代を支えた伊東勤氏ですか。
里崎の後釜育成は急務ですから、それだけを考えれば伊東が適任だと思います。
采配はどうなんでしょう。少なくとも西村監督よりはマシかな?

ただ、伊東は西武の監督時代フロントや選手たちとあまり良い関係を築けなかったようです。
ロッテのフロントは西武以上に腐っていますから、フロントと対立してしまうかもしれませんね。

いずれにせよ、まだ確定ではありません。推移を見守るしかなさそうです。

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