イタリア・スイス旅行記の第29回です。
7日目はフィレンツェ観光です。
ミケランジェロのダヴィデ像で有名なアカデミア美術館を見学し、花のドゥオーモの隣にある鐘楼に登りました。
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■ 7日目 2012年5月4日 金曜日
時刻は14時。イタリアンモツ煮込をお腹いっぱい食べて大満足した後、サンタンブロージョ広場からアカデミア美術館に向け歩きました。
10分ほど歩くといい雰囲気の広場に到着。
中央の騎馬像を取り囲むアーチ式の屋根のテラスが美しいです。
テラスの下の階段では若者たちが座り込んでおしゃべりに花を咲かせています。
広場を抜けてアカデミア美術館を目指しさらに歩きます。
今度は別の広場に着きました。ちょっとバスターミナルになっています。
広場からちょっと歩けばアカデミア美術館です。
アカデミア美術館はフィレンツェ美術学校に付属する美術館で、ミケランジェロのダビデ像を展示していることで世界中にその名を知られています。
ウフィツィ美術館同様長蛇の列ができており、予約しないと長時間待たされるのですが、フィレンツェカードの威力はここでも絶大。
入場券を買うこともなく、専用の入口から並ばずに入館することができます。
荷物検査を受けて14:20に入場しました。
残念ながら展示室に入ると撮影禁止になってしまうため、エントランスホールに飾られていた美術館内部の写真を撮影してみました。
アカデミア美術館の最大の目玉がこれ。ルネサンス期の最高傑作と言われるミケランジェロの「ダビデ像」です。
身長5.17メートル。ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現しています。
ダビデ像はドーム式の高い天井の下にドーンと立っていました。
目にした瞬間思わず「うわっ!」と感嘆の言葉を口に出してしまいましたね。
言い様のない迫力とオーラがありますよ。すばらしいです。
ダビデ像を見た後は他の絵も見て回りました。
それほど広い美術館ではありませんので、それほど時間をかかりません。
宗教画が多いです。ダビデ像のインパクトが強すぎて、正直なところ他の絵画はあまり印象に残りませんでした。
絵画の他にはヨーロッパの昔の楽器などが展示されています。昔のチェンバロや、ストラディバリウスなど、様々な楽器がありました。
30分ほど見学して、14:50にアカデミア美術館を出ました。
ウフィツィ美術館やアカデミア美術館で購入したガイドブックが重いので、私が泊まっている『ホテルジオイア』にいったん戻り、荷物を整理しました。また、オペラで夜遅くなりますので防寒用のジャケットをカバンに入れました。
ホテルを出るときにフロントのおっさんから、
「洗濯できた?」
と聞かれたので、
「まだできていない」
と答えました。
そして鍵を渡しながら、
「フィレンツェはすばらしい街だ。なので明日の出発を遅らせて観光することにしたよ」
とおっさんに伝えると、おっさんは、
「オー、グラッチェ!」
と喜んでいました。
そしてホテルを出て何度目かのドゥオーモ前の広場にやってきました。
ドゥオーモの入場口にはものすごい列ができています。急いで見ることはありません。明日の朝にしましょう。
それにしても、すさまじく精巧な装飾です。
ファサードの正面から扉の上の装飾を見上げました。
扉の横の彫刻。周りの装飾もすばらしいです。
ドゥオーモの見学は後回しにして、隣にあるジョットの鐘楼に登ってみることにしました。時刻は15:20です。
塔の高さは84メートル。最上部は展望台になっています。
隣接するドゥオーモのクーポラと並ぶフィレンツェ中心部の二大展望台で、どちらに登るかが観光客の悩みの種となっていることは前に述べました。
悩むくらいなら両方登ってしまえばいいので、体力に物を言わせて塔の中に突入しました。
フィレンツェカードは使えず、お金を払って入場券を買う必要があります。
ジョットの鐘楼はフィレンツェの芸術家ジョットや彼の弟子たちの手によって1387年に完成しました。
同じ展望台でも隣にあるドゥオーモのクーポラと違ってほとんど行列がありません。
また階段をしばらく上がるとこうした空間があり、休みながら登っていくことができます。
オレンジ色の屋根が美しいドゥオーモのドームです。これぞフィレンツェ、と言った景色ですね。
10分ほど階段を登り、15:30に最上階に着きました。涼しい風に吹かれながら景色を堪能します。
朝クーポラに登った時は曇りがちでしたが、今は完全に晴れました。
素晴らしい景色ですね。正面に見えているのがフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅です。
アルノ川の方角を眺めます。
正面にヴェッキオ宮が見えています。
シニョーリア広場を見下ろします。どこまでも続く赤い屋根がロマンティックです。
ジョットの鐘楼のいいところはこのようにドゥオーモのクーポラを至近距離から眺められることです。
いい。実にいい。とてもすばらしい景色です。教会があって宮殿があって・・・。
フィレンツェの写真を撮るならクーポラよりもジョットの鐘楼ですね。
撮影の際に金網が入るという話もありましたが、そのようなことはありませんでした。
最後にもう一枚、クーポラを入れて写真を撮りました。青い空にオレンジ色のドームが輝いています。
10分ほど写真を撮りまくって、15:40に下界へと降りました。
次回もフィレンツェの街を散策し、夜はオペラを鑑賞します。
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時刻は14時。イタリアンモツ煮込をお腹いっぱい食べて大満足した後、サンタンブロージョ広場からアカデミア美術館に向け歩きました。
10分ほど歩くといい雰囲気の広場に到着。
中央の騎馬像を取り囲むアーチ式の屋根のテラスが美しいです。
テラスの下の階段では若者たちが座り込んでおしゃべりに花を咲かせています。
広場を抜けてアカデミア美術館を目指しさらに歩きます。
今度は別の広場に着きました。ちょっとバスターミナルになっています。
広場からちょっと歩けばアカデミア美術館です。
アカデミア美術館はフィレンツェ美術学校に付属する美術館で、ミケランジェロのダビデ像を展示していることで世界中にその名を知られています。
ウフィツィ美術館同様長蛇の列ができており、予約しないと長時間待たされるのですが、フィレンツェカードの威力はここでも絶大。
入場券を買うこともなく、専用の入口から並ばずに入館することができます。
荷物検査を受けて14:20に入場しました。
残念ながら展示室に入ると撮影禁止になってしまうため、エントランスホールに飾られていた美術館内部の写真を撮影してみました。
アカデミア美術館の最大の目玉がこれ。ルネサンス期の最高傑作と言われるミケランジェロの「ダビデ像」です。
身長5.17メートル。ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現しています。
ダビデ像はドーム式の高い天井の下にドーンと立っていました。
目にした瞬間思わず「うわっ!」と感嘆の言葉を口に出してしまいましたね。
言い様のない迫力とオーラがありますよ。すばらしいです。
ダビデ像を見た後は他の絵も見て回りました。
それほど広い美術館ではありませんので、それほど時間をかかりません。
宗教画が多いです。ダビデ像のインパクトが強すぎて、正直なところ他の絵画はあまり印象に残りませんでした。
絵画の他にはヨーロッパの昔の楽器などが展示されています。昔のチェンバロや、ストラディバリウスなど、様々な楽器がありました。
30分ほど見学して、14:50にアカデミア美術館を出ました。
ウフィツィ美術館やアカデミア美術館で購入したガイドブックが重いので、私が泊まっている『ホテルジオイア』にいったん戻り、荷物を整理しました。また、オペラで夜遅くなりますので防寒用のジャケットをカバンに入れました。
ホテルを出るときにフロントのおっさんから、
「洗濯できた?」
と聞かれたので、
「まだできていない」
と答えました。
そして鍵を渡しながら、
「フィレンツェはすばらしい街だ。なので明日の出発を遅らせて観光することにしたよ」
とおっさんに伝えると、おっさんは、
「オー、グラッチェ!」
と喜んでいました。
そしてホテルを出て何度目かのドゥオーモ前の広場にやってきました。
ドゥオーモの入場口にはものすごい列ができています。急いで見ることはありません。明日の朝にしましょう。
それにしても、すさまじく精巧な装飾です。
ファサードの正面から扉の上の装飾を見上げました。
扉の横の彫刻。周りの装飾もすばらしいです。
ドゥオーモの見学は後回しにして、隣にあるジョットの鐘楼に登ってみることにしました。時刻は15:20です。
塔の高さは84メートル。最上部は展望台になっています。
隣接するドゥオーモのクーポラと並ぶフィレンツェ中心部の二大展望台で、どちらに登るかが観光客の悩みの種となっていることは前に述べました。
悩むくらいなら両方登ってしまえばいいので、体力に物を言わせて塔の中に突入しました。
フィレンツェカードは使えず、お金を払って入場券を買う必要があります。
ジョットの鐘楼はフィレンツェの芸術家ジョットや彼の弟子たちの手によって1387年に完成しました。
同じ展望台でも隣にあるドゥオーモのクーポラと違ってほとんど行列がありません。
また階段をしばらく上がるとこうした空間があり、休みながら登っていくことができます。
オレンジ色の屋根が美しいドゥオーモのドームです。これぞフィレンツェ、と言った景色ですね。
10分ほど階段を登り、15:30に最上階に着きました。涼しい風に吹かれながら景色を堪能します。
朝クーポラに登った時は曇りがちでしたが、今は完全に晴れました。
素晴らしい景色ですね。正面に見えているのがフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅です。
アルノ川の方角を眺めます。
正面にヴェッキオ宮が見えています。
シニョーリア広場を見下ろします。どこまでも続く赤い屋根がロマンティックです。
ジョットの鐘楼のいいところはこのようにドゥオーモのクーポラを至近距離から眺められることです。
いい。実にいい。とてもすばらしい景色です。教会があって宮殿があって・・・。
フィレンツェの写真を撮るならクーポラよりもジョットの鐘楼ですね。
撮影の際に金網が入るという話もありましたが、そのようなことはありませんでした。
最後にもう一枚、クーポラを入れて写真を撮りました。青い空にオレンジ色のドームが輝いています。
10分ほど写真を撮りまくって、15:40に下界へと降りました。
次回もフィレンツェの街を散策し、夜はオペラを鑑賞します。
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