
ポルトガル旅行記の第4回です。
2日目の9月16日はシントラ観光です。
シントラから海へと向かう古いトラムに乗りました。
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■ 2日目 2012年9月16日
大きな地図で見る
ポルトガルから郊外電車に乗って観光地のシントラにやってきました。
まずは観光用のレトロなトラムが走っているらしいので、それに乗ってみましょう。

朝9:00。シントラからマサス海岸に向かうシントラ市営軌道のトラム乗り場に到着しました。シントラ市が運行する観光用のトラムで、平日は運休。金土日のみ運転されています。
シントラのトラム

今度の発車は第一便で9:20。すでに家族連れを中心に10人ほどの客がトラムを待っていました。日本人はいません。
しばらく待っていると9:10にプライア・ダス・マサス、マサス海岸行きのトラムが釣り掛け音を響かせながらやってきました。
いかにもレトロなトラムに期待が高まります。運転手も車掌も私服ですね。そのあたりアバウトです。

小さなトラムにはドアや通路がなく、木製のベンチが並んでいるだけの簡素な作りです。
運転席の後ろの席を確保したところで、車掌が切符を売りに来ました。終点まで2ユーロです。
写真を撮る体制を整えようと運転席の後ろの窓を開けたところ、「開けないでください」と怒られてしまいました。

9:20に出発。海岸に向かって山道を下っていきます。

トラム自体は古いのですが、バラストは白く、路盤も新しいようです。
トラムは釣り掛け音を響かせながら道路わきの線路を走ります。ものすごく揺れるので写真を撮るのも一苦労でした。
せっかく乗ったのだから動画を撮らなくては!
というわけで、一眼レフを構えながらコンデジで前面展望を撮影しましたのでご覧下さい。
かなり揺れるのでカメラもぶれまくっていますね。
全部で30分ぐらいあります。

ピンク色の洒落た建物の壁にタイルの装飾があります。これがポルトガル名物のアズレージョです。

のどかな風景が広がっています。古いトラムは時速20〜30キロでのんびりと走ります。

線路の反対側には家が並び、田舎道と言った雰囲気です。

綺麗な花が咲いていました。

ちょっとした住宅地に出ました。

観光用のトラムですが途中停留所がいくつかあり、地元の人たちの乗り降りがあります。

車内の様子。木製のベンチがレトロです。

白い壁とオレンジの屋根。南国ムードでまぶしいです。

トラムは海に向かってのんびりと走ります。

立派な街路樹の道を渡りました。

小さな車庫がありました。

景色自体はそれほどでもありませんが、ひなびたムードが最高です。

道路を渡ります。

白い壁にオレンジの屋根。まばゆい陽光を受けて輝いています。ポルトガルでは屋根はオレンジと決まっているのでしょうか。

ちょっと潮のにおいがします。海が近づいてきたのでしょう。

行き止まりが見えてきました。まもなく終点のマサス海岸です。

10:00に終点のマサス海岸に到着。5分ほど早着しました。
停留所の裏にホテルがあり、海辺のひなびたリゾート地と言った雰囲気です。

道路を渡れば海水浴場です。もう9月中旬ですが、今日の気温は30度近くあり、泳いでも大丈夫そうです。

見上げれば青空がどこまでも続いています。
朝方は曇りでしたが、だんだん天気が回復してきました。

運転士がポール式のパンタグラフを引っ張って向きを変えています。折り返す際に進行方向の逆側にポールを傾ける必要があるのです。

子どもがトラムで遊んでいます。微笑ましい光景です。

歴史を感じさせる木のベンチ。

マサス海岸のメインストリートです。房総半島のひなびた街並みを思い出しました。

この後も予定が詰まっていますので、来たトラムで引き返します。
10分ほど停車して、10:10に出発。シントラに向かいました。乗客は少なく6名ほど。家族連れや地元民と思しきじいさんばあさんです。
トラムは車に抜かれながらゆっくりと走ります。しばらくするとトラムに並走するようにゆっくり走る車が現れました。
見ると小さな子供と母親がその車に向かって手を振っています。どうやらその車は父親が運転しているようです。

高級そうな住宅地です。地元のじいさんばあさんが途中から乗ってきました。

トラムが珍しいのか、犬にほえられてしまいました。

マサス海岸行きのトラムとすれ違います。あちらは満員。早めに乗っておいてよかったです。

ドアがありませんので風がそのまま通り抜けていきます。とても気持ちがいいです。

これはなんでしょう。

シントラ郊外の景色です。

シントラめがけて山を登ります。

停留所にもアズレージョがありました。トラムの絵が書いてあります。

10:53にシントラ着。片道40分。往復で所要2時間弱。実にいい旅でした。

シントラの駅まで戻ります。だいぶ天気が良くなってきました。

この後はシントラの王宮、ムーア人の城壁、ペーナ宮殿を見学します。山の上には7世紀に建てられたムーア人の城の城壁がみえています。あそこからならさぞかしいい景色が見られるでしょう。楽しみです。
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ポルトガルから郊外電車に乗って観光地のシントラにやってきました。
まずは観光用のレトロなトラムが走っているらしいので、それに乗ってみましょう。

朝9:00。シントラからマサス海岸に向かうシントラ市営軌道のトラム乗り場に到着しました。シントラ市が運行する観光用のトラムで、平日は運休。金土日のみ運転されています。
シントラのトラム

今度の発車は第一便で9:20。すでに家族連れを中心に10人ほどの客がトラムを待っていました。日本人はいません。
しばらく待っていると9:10にプライア・ダス・マサス、マサス海岸行きのトラムが釣り掛け音を響かせながらやってきました。
いかにもレトロなトラムに期待が高まります。運転手も車掌も私服ですね。そのあたりアバウトです。

小さなトラムにはドアや通路がなく、木製のベンチが並んでいるだけの簡素な作りです。
運転席の後ろの席を確保したところで、車掌が切符を売りに来ました。終点まで2ユーロです。
写真を撮る体制を整えようと運転席の後ろの窓を開けたところ、「開けないでください」と怒られてしまいました。

9:20に出発。海岸に向かって山道を下っていきます。

トラム自体は古いのですが、バラストは白く、路盤も新しいようです。
トラムは釣り掛け音を響かせながら道路わきの線路を走ります。ものすごく揺れるので写真を撮るのも一苦労でした。
せっかく乗ったのだから動画を撮らなくては!
というわけで、一眼レフを構えながらコンデジで前面展望を撮影しましたのでご覧下さい。
かなり揺れるのでカメラもぶれまくっていますね。
全部で30分ぐらいあります。

ピンク色の洒落た建物の壁にタイルの装飾があります。これがポルトガル名物のアズレージョです。

のどかな風景が広がっています。古いトラムは時速20〜30キロでのんびりと走ります。

線路の反対側には家が並び、田舎道と言った雰囲気です。

綺麗な花が咲いていました。

ちょっとした住宅地に出ました。

観光用のトラムですが途中停留所がいくつかあり、地元の人たちの乗り降りがあります。

車内の様子。木製のベンチがレトロです。

白い壁とオレンジの屋根。南国ムードでまぶしいです。

トラムは海に向かってのんびりと走ります。

立派な街路樹の道を渡りました。

小さな車庫がありました。

景色自体はそれほどでもありませんが、ひなびたムードが最高です。

道路を渡ります。

白い壁にオレンジの屋根。まばゆい陽光を受けて輝いています。ポルトガルでは屋根はオレンジと決まっているのでしょうか。

ちょっと潮のにおいがします。海が近づいてきたのでしょう。

行き止まりが見えてきました。まもなく終点のマサス海岸です。

10:00に終点のマサス海岸に到着。5分ほど早着しました。
停留所の裏にホテルがあり、海辺のひなびたリゾート地と言った雰囲気です。

道路を渡れば海水浴場です。もう9月中旬ですが、今日の気温は30度近くあり、泳いでも大丈夫そうです。

見上げれば青空がどこまでも続いています。
朝方は曇りでしたが、だんだん天気が回復してきました。

運転士がポール式のパンタグラフを引っ張って向きを変えています。折り返す際に進行方向の逆側にポールを傾ける必要があるのです。

子どもがトラムで遊んでいます。微笑ましい光景です。

歴史を感じさせる木のベンチ。

マサス海岸のメインストリートです。房総半島のひなびた街並みを思い出しました。

この後も予定が詰まっていますので、来たトラムで引き返します。
10分ほど停車して、10:10に出発。シントラに向かいました。乗客は少なく6名ほど。家族連れや地元民と思しきじいさんばあさんです。
トラムは車に抜かれながらゆっくりと走ります。しばらくするとトラムに並走するようにゆっくり走る車が現れました。
見ると小さな子供と母親がその車に向かって手を振っています。どうやらその車は父親が運転しているようです。

高級そうな住宅地です。地元のじいさんばあさんが途中から乗ってきました。

トラムが珍しいのか、犬にほえられてしまいました。

マサス海岸行きのトラムとすれ違います。あちらは満員。早めに乗っておいてよかったです。

ドアがありませんので風がそのまま通り抜けていきます。とても気持ちがいいです。

これはなんでしょう。

シントラ郊外の景色です。

シントラめがけて山を登ります。

停留所にもアズレージョがありました。トラムの絵が書いてあります。

10:53にシントラ着。片道40分。往復で所要2時間弱。実にいい旅でした。

シントラの駅まで戻ります。だいぶ天気が良くなってきました。

この後はシントラの王宮、ムーア人の城壁、ペーナ宮殿を見学します。山の上には7世紀に建てられたムーア人の城の城壁がみえています。あそこからならさぞかしいい景色が見られるでしょう。楽しみです。
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シントラからロカ岬の途中までバスとトラムが併走していくんですよね。
ボロボロだったから廃線かと思ったんですが、現役だったんですか。
ロシオ駅から昼前の電車に乗ったんですが、出札口が開いてるのは一番左だけ。
観光客で長蛇の列が出来ているのに、他の駅員は中で平然とコーヒー飲んでるんですよね。
おかげで切符買うのに30分以上かかりました。