ポルトガル旅行記の第6回です。
2日目の9月16日はシントラ観光です。
7世紀ごろに造られたムーア人の城跡を歩きました。
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■ 2日目 2012年9月16日
11:55、シントラ王宮の見学を終え、次の目的地ムーア人の城壁に向かいます。
ムーア人とは北西アフリカのイスラム教徒を指しますが、かつて彼らはイベリア半島も支配下に収めていました。
そのためスペインやポルトガルではヨーロッパでありながらイスラムの影響が残っています。
これから向かうムーア人の城壁は9〜10世紀ごろにムーア人によって作られた城跡で、現在は山の上に造られた城壁といくつかの遺跡が残っています。
王宮周辺の路地にはレストランが集まっています。おいしそうな匂いもしますが、あまりのんびりできません。
今日はシントラ観光の後にシントラ発15:25のバスに乗ってロカ岬に向かう予定となっています。岬を見て、カスカイスの街を散策して、あまり遅くならないうちにリスボンに戻るとなると、この15時のバスがぎりぎりなのです。テイクアウトのパンや惣菜を売る店が駅前にありましたから、時間があればそこで買えばいいでしょう。
シントラの観光案内所。ムーア人の城壁やペーナ宮殿に向かうバスはこの近くから出ます。
先ほど降りたバス停につきました。20人ぐらいの人たちが列を作っています。私が乗る434系統のバスは12:00ごろにやってくるはずなのですが、一向に姿を現しません。
カラフルな建物が並んでいます。いい雰囲気ですね。
10分ほど遅れてようやくバスがやってきました。乗り降りが多いため遅れているのでしょう。
たくさんの客が降り、たくさんの客が乗り込み、バスは満員となりました。
狭くて急な上り坂を10分ほど走り、12:25にムーア人の城壁の前のバス停に着きました。
チケットオフィスがあります。すでに共通券を持っているのでチケットを買う必要はありませんが、飲み物を買いたかったので中に入りました。お土産は売っていたものの水は売り切れ。暑いから売れているのでしょう。
入口を入り、整備された遊歩道を歩きます。木陰が気持ちいいです。
ムーア人の城跡の案内図です。遊歩道を歩いて城壁に向かいましょう。
遊歩道の周りには様々な遺跡があります。このあたりにはキリスト教時代の礼拝堂があったようです。
立派な城壁があります。城壁の前の岩場では発掘作業が行われています。
城壁内部への入口。ここでチケットのチェックがありました。
中に入ってしばらく歩くと立派な城壁が見えてきました。
城壁の上に登ることができます。すばらしい景色でした。
城壁を歩いて山を登ってみましょう。まず北側の城壁を登ってみました。
城壁の途中にある砦には旗が翻っています。
うおーいい景色だ。眼下にはシントラの風景が広がっています。
後ろを振り返ってみました。
砦には様々な旗が翻っており、ポルトガルの者だけでなく、イスラムの旗もあります。
このムーア人の城跡はイスラム教徒であるムーア人が建設しましたが、その後ポルトガル王がレコンキスタ運動の波に乗ってこの城を占領、現在に至っています。
ポルトガルの旗がたなびく砦が見えてきました。
シントラの駅が見えます。ちょうど電車が発車していきました。
シントラの王宮が見えています。とんがり屋根の煙突が印象的です。
山の中に見えている宮殿はレガレイラ宮殿です。12世紀に建設された王族の別邸で、20世紀前半にイタリアの建築家ルイージ・マニーニによって改築されました。
いい眺めです。城壁には手すりや柵がなく、落ちたとしても自己責任。気を付けなければなりません。
今度は南側の城壁を登ります。北側の城壁を降りたところで振り返ってみました。
砦からの景色。
城壁は階段になっており、狭くて急です。真夏の太陽の下、汗だくになって登ります。
海が見えています。
山頂にそびえる怪しげな宮殿はペーナ宮殿です。ムーア人の城跡の次に見学する予定です。
だいぶ登ってきました。いい景色ですが、思わず足がすくんでしまうほど高いです。
皆思い思いに写真を撮っています。
一番高い場所に着きました。城壁を歩いて過去の歴史を感じるのも素晴らしいですが、それ以上に展望台としての眺めが本当に素晴らしい。来てよかったです。
しばらく景色を眺め、下に降りました。
40分ほど城壁からの景色を堪能したのち、遊歩道を歩いて先ほどの入口まで戻りました。
次はペーナ宮殿に向かいます。
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11:55、シントラ王宮の見学を終え、次の目的地ムーア人の城壁に向かいます。
ムーア人とは北西アフリカのイスラム教徒を指しますが、かつて彼らはイベリア半島も支配下に収めていました。
そのためスペインやポルトガルではヨーロッパでありながらイスラムの影響が残っています。
これから向かうムーア人の城壁は9〜10世紀ごろにムーア人によって作られた城跡で、現在は山の上に造られた城壁といくつかの遺跡が残っています。
王宮周辺の路地にはレストランが集まっています。おいしそうな匂いもしますが、あまりのんびりできません。
今日はシントラ観光の後にシントラ発15:25のバスに乗ってロカ岬に向かう予定となっています。岬を見て、カスカイスの街を散策して、あまり遅くならないうちにリスボンに戻るとなると、この15時のバスがぎりぎりなのです。テイクアウトのパンや惣菜を売る店が駅前にありましたから、時間があればそこで買えばいいでしょう。
シントラの観光案内所。ムーア人の城壁やペーナ宮殿に向かうバスはこの近くから出ます。
先ほど降りたバス停につきました。20人ぐらいの人たちが列を作っています。私が乗る434系統のバスは12:00ごろにやってくるはずなのですが、一向に姿を現しません。
カラフルな建物が並んでいます。いい雰囲気ですね。
10分ほど遅れてようやくバスがやってきました。乗り降りが多いため遅れているのでしょう。
たくさんの客が降り、たくさんの客が乗り込み、バスは満員となりました。
狭くて急な上り坂を10分ほど走り、12:25にムーア人の城壁の前のバス停に着きました。
チケットオフィスがあります。すでに共通券を持っているのでチケットを買う必要はありませんが、飲み物を買いたかったので中に入りました。お土産は売っていたものの水は売り切れ。暑いから売れているのでしょう。
入口を入り、整備された遊歩道を歩きます。木陰が気持ちいいです。
ムーア人の城跡の案内図です。遊歩道を歩いて城壁に向かいましょう。
遊歩道の周りには様々な遺跡があります。このあたりにはキリスト教時代の礼拝堂があったようです。
立派な城壁があります。城壁の前の岩場では発掘作業が行われています。
城壁内部への入口。ここでチケットのチェックがありました。
中に入ってしばらく歩くと立派な城壁が見えてきました。
城壁の上に登ることができます。すばらしい景色でした。
城壁を歩いて山を登ってみましょう。まず北側の城壁を登ってみました。
城壁の途中にある砦には旗が翻っています。
うおーいい景色だ。眼下にはシントラの風景が広がっています。
後ろを振り返ってみました。
砦には様々な旗が翻っており、ポルトガルの者だけでなく、イスラムの旗もあります。
このムーア人の城跡はイスラム教徒であるムーア人が建設しましたが、その後ポルトガル王がレコンキスタ運動の波に乗ってこの城を占領、現在に至っています。
ポルトガルの旗がたなびく砦が見えてきました。
シントラの駅が見えます。ちょうど電車が発車していきました。
シントラの王宮が見えています。とんがり屋根の煙突が印象的です。
山の中に見えている宮殿はレガレイラ宮殿です。12世紀に建設された王族の別邸で、20世紀前半にイタリアの建築家ルイージ・マニーニによって改築されました。
いい眺めです。城壁には手すりや柵がなく、落ちたとしても自己責任。気を付けなければなりません。
今度は南側の城壁を登ります。北側の城壁を降りたところで振り返ってみました。
砦からの景色。
城壁は階段になっており、狭くて急です。真夏の太陽の下、汗だくになって登ります。
海が見えています。
山頂にそびえる怪しげな宮殿はペーナ宮殿です。ムーア人の城跡の次に見学する予定です。
だいぶ登ってきました。いい景色ですが、思わず足がすくんでしまうほど高いです。
皆思い思いに写真を撮っています。
一番高い場所に着きました。城壁を歩いて過去の歴史を感じるのも素晴らしいですが、それ以上に展望台としての眺めが本当に素晴らしい。来てよかったです。
しばらく景色を眺め、下に降りました。
40分ほど城壁からの景色を堪能したのち、遊歩道を歩いて先ほどの入口まで戻りました。
次はペーナ宮殿に向かいます。
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石積み砦を作るとはすごいですね。
ピラミッドも大したものですが、
あんな重い岩を運ぶと思うだけで疲れます。