ポルトガル旅行記の第37回です。
8日目の9月22日はドウロ渓谷を行くローカル線を往復し、午後はポルトガル北部の町ポルトを観光します。
まずはドウロ川を見下ろす高台にそびえる大聖堂を見学しました。
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■ 8日目 2012年9月22日 土曜日
時刻は15時になろうとしています。
今日は世界遺産となっているドウロ川沿いを走るローカル線を訪ね、途中の区間を往復するSL列車に乗って1日つぶれる予定だったのですが、SLがストライキで走らないらしいという話をきいたことと、SLの始発駅を寝過ごしたことで予定が早まりました。駅のカフェで遅い昼食を食べ、ポルト観光を始めましょう。
ポルトはポルトガル北部の港町で、リスボンに次ぐポルトガル第二の都市です。ドウロ川沿いの旧市街は大航海時代世界への玄関口となり、現在では世界遺産に指定されています。またドウロ川の上流はポートワインの産地となっており、河口にあるワイナリーで醸造されたポートワインはここからイギリスなど世界各地に輸出されたことでも知られます。
駅前には観光案内所や旅行社、カフェなどが集まっています。
まずはドウロ川を見下ろす高台にあるポルトの大聖堂に行ってみましょう。
大聖堂の前から街並みを眺めます。
ポルト大聖堂は13世紀ごろに完成したポルトで最も古い建物の一つです。建築時はロマネスク様式の建物でしたが、その後何度か増改築され、15世紀に増築された回廊はゴシック様式であり、17世紀の大改装で内外装のかなりの部分がバロック様式に変更されています。
大聖堂の高台から眺めるポルトの街並み。正面に見えているのはクレゴリス教会の尖塔です。
ポルトはリスボン以上に起伏が激しく、坂が多い町です。
大聖堂の正面に回りました。まるで要塞のようなたたずまいです。
ドウロ川を見下ろします。対岸に建つオレンジ屋根の建物群はほぼすべてワイナリーです。
ポルト大聖堂の中に入ってみました。飾り気のない大理石の柱が印象的です。
祭壇で何かやっています。結婚式のようです。
主祭壇は1727年から1729年にかけてポルトガルの芸術家ミゲル・フランシスコ・ダ・シルヴァによって仕上げられたもので、ポルトガル・バロック様式の代表作品と言われています。
マリア像、装飾が非常に細かいです。
美しいバラ窓。
併設されている回廊に出てみました。礼拝堂の見学のみであれば無料ですが、回廊と回廊併設の博物館は別途3ユーロ取られます。
アーチ型の天井がとても美しいです。
回廊の中庭。
聖堂の建物を見上げます。
回廊の壁はアズレージョで装飾されています。
回廊に面した各部屋を見学することができます。まるで宮殿のような見事な装飾の部屋です。
金細工の装飾がまぶしいです。
カメラを縦にしてみました。壁や天井の絵も美しいです。
アズレージョで装飾された小さな礼拝堂がありました。
回廊の2階に登ってみました。
アズレージョをじっくりと眺めます。
聖堂参事会会議所です
見事な天井画ですね。道徳的寓話を題材としているそうです。
マリア像がありました。
回廊には様々な聖具を展示した博物館も併設されています。
金銀財宝の山ですね。ポルトの大聖堂がどれだけの富を集めたのかがよくわかります。
こちらの礼拝室も実にすばらしい装飾です。
礼拝堂以外にもこんな見事な部屋があるとは・・・。
聖書の様々な場面を描いたものです。これは最後の晩餐でしょう。
金ぴかなパイプオルガンがありました。
また別の礼拝室がありました。こちらも柱の装飾が凝っています。
ポルトの礼拝堂は見どころが多く、40分ほどじっくりと見学して外に出ました。
ちょうど結婚式が終わったようです。友人たちに見送られ、若い夫婦が大聖堂から出てきました。
二人が乗るオープンカーが準備されています。
花嫁が出てきました。観光客の注目を浴びています。
二人の幸せを祈りましょう。
次回もポルト観光です。
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時刻は15時になろうとしています。
今日は世界遺産となっているドウロ川沿いを走るローカル線を訪ね、途中の区間を往復するSL列車に乗って1日つぶれる予定だったのですが、SLがストライキで走らないらしいという話をきいたことと、SLの始発駅を寝過ごしたことで予定が早まりました。駅のカフェで遅い昼食を食べ、ポルト観光を始めましょう。
ポルトはポルトガル北部の港町で、リスボンに次ぐポルトガル第二の都市です。ドウロ川沿いの旧市街は大航海時代世界への玄関口となり、現在では世界遺産に指定されています。またドウロ川の上流はポートワインの産地となっており、河口にあるワイナリーで醸造されたポートワインはここからイギリスなど世界各地に輸出されたことでも知られます。
駅前には観光案内所や旅行社、カフェなどが集まっています。
まずはドウロ川を見下ろす高台にあるポルトの大聖堂に行ってみましょう。
大聖堂の前から街並みを眺めます。
ポルト大聖堂は13世紀ごろに完成したポルトで最も古い建物の一つです。建築時はロマネスク様式の建物でしたが、その後何度か増改築され、15世紀に増築された回廊はゴシック様式であり、17世紀の大改装で内外装のかなりの部分がバロック様式に変更されています。
大聖堂の高台から眺めるポルトの街並み。正面に見えているのはクレゴリス教会の尖塔です。
ポルトはリスボン以上に起伏が激しく、坂が多い町です。
大聖堂の正面に回りました。まるで要塞のようなたたずまいです。
ドウロ川を見下ろします。対岸に建つオレンジ屋根の建物群はほぼすべてワイナリーです。
ポルト大聖堂の中に入ってみました。飾り気のない大理石の柱が印象的です。
祭壇で何かやっています。結婚式のようです。
主祭壇は1727年から1729年にかけてポルトガルの芸術家ミゲル・フランシスコ・ダ・シルヴァによって仕上げられたもので、ポルトガル・バロック様式の代表作品と言われています。
マリア像、装飾が非常に細かいです。
美しいバラ窓。
併設されている回廊に出てみました。礼拝堂の見学のみであれば無料ですが、回廊と回廊併設の博物館は別途3ユーロ取られます。
アーチ型の天井がとても美しいです。
回廊の中庭。
聖堂の建物を見上げます。
回廊の壁はアズレージョで装飾されています。
回廊に面した各部屋を見学することができます。まるで宮殿のような見事な装飾の部屋です。
金細工の装飾がまぶしいです。
カメラを縦にしてみました。壁や天井の絵も美しいです。
アズレージョで装飾された小さな礼拝堂がありました。
回廊の2階に登ってみました。
アズレージョをじっくりと眺めます。
聖堂参事会会議所です
見事な天井画ですね。道徳的寓話を題材としているそうです。
マリア像がありました。
回廊には様々な聖具を展示した博物館も併設されています。
金銀財宝の山ですね。ポルトの大聖堂がどれだけの富を集めたのかがよくわかります。
こちらの礼拝室も実にすばらしい装飾です。
礼拝堂以外にもこんな見事な部屋があるとは・・・。
聖書の様々な場面を描いたものです。これは最後の晩餐でしょう。
金ぴかなパイプオルガンがありました。
また別の礼拝室がありました。こちらも柱の装飾が凝っています。
ポルトの礼拝堂は見どころが多く、40分ほどじっくりと見学して外に出ました。
ちょうど結婚式が終わったようです。友人たちに見送られ、若い夫婦が大聖堂から出てきました。
二人が乗るオープンカーが準備されています。
花嫁が出てきました。観光客の注目を浴びています。
二人の幸せを祈りましょう。
次回もポルト観光です。
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