
台湾プロ野球の観戦記です。
2回目は台北郊外の新荘野球場に行き、統一ライオンズ対兄弟エレファンツの試合を観戦します。
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2013年6月14日金曜日。夕方17時ごろに新荘野球場の最寄駅、地下鉄新荘駅に着きました。
新荘野球場で開催される統一ライオンズ対兄弟エレファンツの試合は18:30試合開始予定です。
ただ、夕方ごろから雨が降ったり止んだりしており、天気がやや心配です。

球場へは駅から歩いて15分です。

駅を出て、看板に沿って右に曲がり、まっすぐ歩くと大きな体育館と公園が見えてきました。
この公園の一角に野球場があります。

池の向こうに野球場が見えてきました。いい雰囲気ですが、強い雨が降ってきました。中止にならないといいのですが・・・。

チケット売り場でチケットを買いましょう。
台湾の野球場は全席指定。ここ新荘野球場のチケット代は内野席が大人300元、子供200元、外野が150元です。内野が約1000円と安いです。
台湾の場合応援団が内野のベンチ付近に陣取ることが多く、外野で応援することはありません。ですのでまず内野から埋まり、外野はよほど客が来ない限りはガラガラです。

チケット売り場のお姉ちゃんは英語も日本語もできませんが、筆談でチケットを購入。3塁側。統一ライオンズのビジター席です。

雨は相変わらず強く降っています。これから観戦するらしき若者が続々到着するのですが、ちゃんと開催されるのでしょうか。

17:40ごろに球場に入りました。日本にある少し立派な地方球場と言った雰囲気です。2階席には屋根がありますが、1階席の前半分は屋根がなく、この天気ではきついです。

外野方向。なんと天然芝ですね。球場自体はかなり整備され、気持ちよく野球ができそうです。
ただバックスクリーンのビジョンやスコアボードはとてもシンプルです。

試合開始は18:30予定なので、球場内を散歩しましょう。
新荘野球球場内には固定の売店がなく、物販はこうした屋台で行われています。こちらはビジター側の統一ライオンズの応援グッズを売っています。

こちらはホーム側の兄弟エレファンツのグッズを売るブースです。

勝負Tシャツ、激ダサ、速攻の男と日本語で書かれたTシャツがありました。

食べ物を売る屋台も出ています。これはホットドッグですね。

かき氷屋さんです。

夜市で見かけるような屋台が多いですね。大きな春巻きを買って夜ご飯にしました。

バックネット裏の2階に放送席があるようです。客が増えてきたものの、雨がやみません。

日本のミズノのCMが日本語で流れています。サムライジャパンが出ていますね。

ベンチから空を見上げる兄弟エレファンツの選手たち。今のところ開催の方向のようです。

試合開始予定時刻の18時30頃には雨が上がり、内野を覆っていたシートが片づけられました。

スタイルの良いお姉さんがでてきました。ボールガールのようです。

天然芝から水をふき取る作業が続けられています。

ボールガールのお姉さんも作業を手伝っています。試合開始は45分遅れの19:15と発表されました。

選手たちがグラウンドに出てきました。

今日は兄弟エレファンツの主催試合です。

グラウンドではインタビューが始まっています。お客さんも増えてきました。

両チームの選手がインタビューされています。

無事試合が始まりそうなのでビールとおつまみを買いに行きました。
球場内にある唯一の固定店舗はファミリーマート。日本と同じお菓子が売られています。
ビールは71元。大体230円ぐらいで、日本の球場よりもずっと安いです。

有難いことに冷えています。さっそくいただきましょう。
夜だというのに30度近い蒸し暑さで、ビールがおいしいです。。

19:15、試合が始まりました。私がいるのはビジターの統一ライオンズの応援席です。
台湾では内野が応援席になります。

非常にシンプルなスコアボード。チーム名が書いてありません。

兄弟エレファンツの先発投手は元楽天の林恩宇でした。

統一ライオンズの応援団長。内野のベンチの後ろに陣取り、マイク片手にファンをリードしています。
台湾では応援団も球団職員なのだそうです。ドラムや太鼓の音量は日本よりもずっと大きく、腹に響きます。

1塁側の兄弟エレファンツの応援団。

スコアボードの横に大型ビジョンがあり、ここで選手名などが表示されています。

台湾のバッターはみんなフルスイング。変化球には弱そうですが、迫力があります。

林恩宇は序盤こそいいピッチングでしたが・・・。

統一ライオンズの応援席。客層がとにかく若いです。中高生や20代がめだっていました。家族連れやカップルも多いですね。
台湾プロ野球は八百長などの不祥事で観客を大きく減らしましたが、近年は球場演出の工夫やWBC効果もあいまって客が増えているそうです。

日本と同じようなラッパによる応援歌の演奏を背に受け、統一ライオンズの選手がバッターボックスに立っています。

セカンドフライでした。

統一ライオンズの先発は強納森ことジョン・レスター。

2009年と2010年には日本のオリックスに在籍しています。2012年から統一に入団し、昨年は12勝をマークしました。

力強いフォームから剛速球を投げ込みます。

兄弟エレファンツのバッターはレスターの剛球の前に抑えられます。

2回表。統一ライオンズの郭俊佑がソロホームランを放ち先制!

喜びに沸く統一応援席。

日本でも有名な張泰山もホームランを放ち、2回表にホームラン2発で統一が2点を入れました。

3回には陳俊輝もソロホームランを放ち3−0。統一が一発攻勢でリードを広げています。

ところで、台湾プロ野球を盛り上げているという噂のチアガールは出てくるのでしょうか。
一番前でプラカードを掲げているショートパンツのお姉さんがそれらしいのですが・・・。
次回に続きます。
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