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台湾プロ野球の観戦記です。
3回目は台北郊外の新荘野球場に行き、統一ライオンズ対兄弟エレファンツの試合を観戦します。
応援風景の動画もご覧ください。


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■ 1日目 2013年6月14日金曜日

台北郊外にある新荘野球場で開催されている統一ライオンズ対兄弟エレファンツの試合を観戦しています。試合は3−0で統一がリード。
ここで、台湾の応援風景を撮影した動画を紹介しましょう。まずは統一ライオンズからです。


コールリーダーがマイクを使ってリードしています。太鼓の音がすごいですよ。お腹に響きます。


2人目のコールリーダーによる応援。日本でもおなじみの応援歌が使われています。


続いて1塁側の兄弟エレファンツです。


応援団が1回内野席後の通路に陣取っています。


3塁側から1塁側を撮影しました。どこかで聞いた応援歌ですね。





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序盤にリードを奪い盛り上がる統一ライオンズの応援席。
台湾の応援はアジアシリーズの時東京ドームで見ましたが、現地で見ると全然違います。
東京ドームではうるさいだけだった大音量の太鼓が、ここでは妙にしっくりくるのです。
やはり台湾の応援は南国特有の蒸し暑い夜空の下でこそ映えるのですね。

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大型ビジョンに映る選手紹介。

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このお姉さんたちがチアガールだと思うのですが、出番はあるのでしょうか。

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この帽子はいったい?

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3回表に統一の陳俊輝がソロホームランを放ち3−0と統一が3点のリードを奪いました。

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ベンチに集まる兄弟ナイン。

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1塁側の兄弟エレファンツ応援席に回ってみましょう。ホーム側なので3塁側よりも混んでおり、内野席のベンチ付近はほぼ満席になっています。

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応援団は内野1階席の後ろにある通路に陣取り、太鼓とラッパを鳴らしています。ものすごく音が響いていました。

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4回裏に兄弟エレファンツが反撃を開始。ファンが一気に盛り上がります。

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応援団もますますヒートアップ。

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お腹が空いたので屋台でご飯を買い足しました。

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メガホンを掲げる統一ファン。

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内野席の一番端はさすがに空いています。そして外野にはほとんど人がいません。日本と逆ですね。

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3塁側はこんな感じ。

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応援旗が舞います。

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席に戻ってきました。4回裏は兄弟が4点を奪い3−4と逆転に成功しています。

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黄色いメガホンが乱舞する1塁側。

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しかし暑い。風がないので汗だくです。

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なにかイベントをやっていますね。

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統一応援席ではコールリーダーが代わりました。ライオンの被り物を手にファンを盛り上げます。

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兄弟はピッチャーが代わりました。元楽天の林恩宇は序盤に3失点。味方に逆転してもらいながら6回表に再びピンチを招き5失点。統一に再逆転を許してしまいました。

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定期的にごみの回収があります。あまりゴミが落ちておらず、アメリカの球場よりもきれいです。アメリカの連中はヒマワリの種などを平気で椅子の下に散らかしますからね。

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両チームのブルペンが忙しくなってきました。

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統一のコールリーダーはファンにマイクを向け、ファンに音頭を取らせています。

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統一もピッチャーが交代。投手コーチは広島などで活躍した紀藤真琴でした。

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通訳がついています。

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なかなかパワフルなピッチャーです。

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中盤は両チーム継投が増えてきました。試合時間もどんどん伸びていきます。

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3番手はかつて読売と横浜で投げていた真田裕貴でした。今年から兄弟に入団し、監督推薦で台湾のオールスターゲームに選出されました。この日も1回を投げて無失点、奪三振2と好投。活躍しているようですね。

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一方統一ライオンズの監督はかつて日本ハムで活躍した中島輝士でした。でもナカシマじゃなくてナカジマですよね。

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中島はダンディなおっさんになっていますね。

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統一は逆転こそされましたが、その後は中継ぎ陣が奮闘し、兄弟打線を抑えています。
試合は統一が再逆転し、5−4と統一1点リードで終盤に入っています。

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この高建三というピッチャーもなかなかいいですね。

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兄弟の耿伯軒は右のサイドスローです。

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統一に追加点を与え、6−4となりました。

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2点リードのまま9回裏へ。統一応援席が盛り上がります。もう22時半を過ぎていますが、途中で帰る人は少ないです。
台北の球場でよかったですよ。帰りの心配が少ないですし。

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9回裏、統一ライオンズのクローザー、林岳平がマウンドへ。

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フォアボールを出したものの、無失点でしのぎ試合終了。

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統一ライオンズ対兄弟エレファンツの試合は6−4で統一が勝利しました。
17時半に球場について、試合終了が23時前。長かったですが、楽しめました。
日本と似ていますが、違う部分も多いです。若い観客が多いせいか、ここぞの盛り上がりはすごいですね。うだるような暑さを吹き飛ばすような大歓声が選手たちに送られていました。
野球はエンターテイメント。日本と台湾との実力差といった野暮な話は無しにしましょう。

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試合後に統一の選手たちがスタンド前に出てきました。

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観客に一礼する選手たち。

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ヒーローインタビューが始まりました。4安打2打点の活躍を見せたキャッチャーの陳俊輝です。
インタビューは内野席にいたコールリーダーが行い、最後は選手によるマイクパフォーマンスがありました。
ヒーローインタビューが終わると本日のイベントはすべて終了。
私は急ぎ足で地下鉄の駅に向かい、台北のホテルに戻りました。

台湾野球観戦旅行は1日目が終了。
明日は午前中に台湾北部の九フンという町を観光し、夜は桃園野球場で義大ライノス対Lamigoモンキーズの試合を観戦します。

本日の試合結果はこちら

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