
台湾プロ野球の観戦記です。
5回目は6月15日土曜日は桃園野球場で義大ライノス対Lamigoモンキーズのナイターを観戦します。
義大ライノスはマニー・ラミレスが出場、そしてLamigoはチアガールが登場!
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■ 2日目 2013年6月15日 土曜日

基隆から普通列車に乗って1時間40分。中レキ駅にやってきました。台北からなら普通列車で約50分です。
今日はこの後桃園国際野球場で17時から開催される義大ライノス対Lamigoモンキーズ戦を観戦するためです。
桃園国際野球場は2009年にオープンした新しい球場で、台湾高速鉄道の高鉄桃園駅から2キロの場所にあります。
したがって台北からのアクセスは高速鉄道桃園駅からシャトルバスに7分乗るか30分歩くのが一般的なのですが、もう一つの最寄駅である在来線の中レキ駅からシャトルバスに乗れば大幅に交通費をケチることができるのです。

駅構内のコンビニでおにぎりを買い、シャトルバスが出るというバスターミナルまで5分ほど歩きました。
バスターミナルはマクドナルドなどの飲食店が入ったビルの一角にあり、すでにこれから野球を見に行くと一目で分かる人々が並んでいました。

事前にネットで仕入れた情報によると中レキ駅からのシャトルバスは30分間隔ということですが、幸い10分ほど待つだけでバスがやってきました。
なんとありがたいことに無料です。中レキ駅からはバスで20分もかかりますから、日本なら絶対にお金を取るでしょう。

満員の客を乗せたバスは市街地を抜け、約20分で桃園国際野球場に到着しました。周囲は建設中のニュータウンといった雰囲気です。
背後には建設中の桃園機場捷運の高架線がありますね。この新線は台北駅から桃園国際空港を経由して高鉄桃園駅や中レキ駅を結ぶもので、2015年に開業する予定なのだそうです。

洒落た外観の野球場ですね。ただ、球場周辺にお店は一切ありません。

さっそく球場に入ってみましょう。時刻は16時。試合開始まであと1時間を切り、球場内はかなり混み合っています。

ホームチームであるLamigoのカウンター。

球場通路にあるアイスクリームの屋台。「馬桶」とは便器のことです。和式便器を模したカップにウンコのような形でアイスを盛ってくれるのだとか。頼む勇気はありませんでした。

この球場には固定の店舗があります。

グッズ販売スペース。私もTシャツを買いました。

洒落た雰囲気のグッズ販売店です。

固定のお店でだけでなく、こうした屋台形式のお店も沢山出ています。

さて、席を探しましょう。桃園野球場は3塁側がホームであるLamigoの応援席になります。

だいぶ外野寄りです。

桃園国際野球場は天然芝の美しい球場です。日本でも天然芝の球場が増えてほしいものですね。

桃園国際野球場の隣にも野球場があり、高校野球の試合が行われていました。

バックネット付近からの光景。スタメンと得点のみのシンプルなスコアボードがレフト側、大型ビジョンがライト側にあります。

1塁側の通路に行ってみました。ビジターである義大ライノスのグッズを売る屋台が出ています。大盛況ですね。

この時点ではまだマニー・ラミレスが在籍しています。かなり人気があるようで、ラミレスグッズは女物のTシャツのみ。あとは売り切れていました。
それにしても1塁側通路は臭い!臭すぎます!

原因はこれ。台湾名物の一つ、臭豆腐です。美味しいのですが、ものすごく臭いのです。それでも人気があるようで、屋台の前に客が絶えることはありません。

試合開始まであと10分。中国娘によるダンスが始まりました。

色っぽいぞ!

義大ライノス応援団がスタンバイしています。応援団が陣取るベンチ上と客席の間に高いフェンスがあり、まるで隔離されているようです。ホームである3塁側にはこのようなフェンスがありません。

本日のスタメンです。マニー・ラミレスが4番でした。

アイドルによる始球式。

スタンドから歓声が沸きました。

試合前にちょっとしたインタビューが行われています。

Lamigoの応援団長が出てきました。イケメンです。

1回表。義大ライノス応援団が太鼓をドンドコ叩いています。

土曜日の夕方。天気にも恵まれ、内野席はホーム側もビジター側もかなり客が入っています。

Lamigoの先発は雷力ことマイク・ローリー。2メートル近い長身の28歳です。
メジャー経験は無く、2012年途中まではマイナーリーグやアメリカ独立リーグで投げていました。
2011年には楽天イーグルスの入団テストを受けて不合格となっているようです。
2012年の8月中旬にLamigoモンキーズに入団し6勝1敗と好成績を挙げ、その年のアジアシリーズではサムスンライオンズ相手に完封勝利しています。
2013年もエース級の活躍を見せているようですね。面白そうなピッチャーです。
選手名鑑

ダイナミックなフォームです。制球も悪くありません。

マニー・ラミレス登場。

球場が沸きます。

豪快なスイング!

そしてついにチアガールが登場!
くそっ!ここからじゃ遠すぎて見えない!というわけで席を移動しました。

しかしスタジアムは満席。やむを得ずチアガールがいるゾーンの最後列後の通路に陣取ることにしました。この通路には同じようなことを考える男共がたくさんおり、熱気で蒸し暑さが倍増しています。

お!美人だ!

いいですね。

応援団長と一緒にファンを盛り上げています。

前髪を青く染めている女の子。

動きはきっちり統一されていないようで、結構ばらばらです。

ファンの盛り上がりは最高潮。

フェンスから煙が!これも演出の一つです。

野球も観ましょう。
義大ライノスの先発は希克ことアンディ・シスコ。身長はなんと208センチです。でかい!
シスコはクリス・ヤングやランディ・ジョンソンとならびメジャー史上2番目に身長の高い選手です。
MAX151kmの剛球左腕で、2005と2006年にはメジャーで60試合以上投げました。しかしその後は低迷しマイナーリーグやアメリカ独立リーグでプレーし、2013年から台湾の義大ライノスに入団しました。ちなみに2010年には横浜ベイスターズの入団テストを受けて不合格になっています。
選手名鑑

豪快なフォームからスピードのある球を投げますが、150キロまでは出ていないようです。

それにしてもこの応援団長の動き、ジントシオにどことなく似ています。
次回に続きます。次回は応援動画もありますよ。
目次へ 前へ 次へ

基隆から普通列車に乗って1時間40分。中レキ駅にやってきました。台北からなら普通列車で約50分です。
今日はこの後桃園国際野球場で17時から開催される義大ライノス対Lamigoモンキーズ戦を観戦するためです。
桃園国際野球場は2009年にオープンした新しい球場で、台湾高速鉄道の高鉄桃園駅から2キロの場所にあります。
したがって台北からのアクセスは高速鉄道桃園駅からシャトルバスに7分乗るか30分歩くのが一般的なのですが、もう一つの最寄駅である在来線の中レキ駅からシャトルバスに乗れば大幅に交通費をケチることができるのです。

駅構内のコンビニでおにぎりを買い、シャトルバスが出るというバスターミナルまで5分ほど歩きました。
バスターミナルはマクドナルドなどの飲食店が入ったビルの一角にあり、すでにこれから野球を見に行くと一目で分かる人々が並んでいました。

事前にネットで仕入れた情報によると中レキ駅からのシャトルバスは30分間隔ということですが、幸い10分ほど待つだけでバスがやってきました。
なんとありがたいことに無料です。中レキ駅からはバスで20分もかかりますから、日本なら絶対にお金を取るでしょう。

満員の客を乗せたバスは市街地を抜け、約20分で桃園国際野球場に到着しました。周囲は建設中のニュータウンといった雰囲気です。
背後には建設中の桃園機場捷運の高架線がありますね。この新線は台北駅から桃園国際空港を経由して高鉄桃園駅や中レキ駅を結ぶもので、2015年に開業する予定なのだそうです。

洒落た外観の野球場ですね。ただ、球場周辺にお店は一切ありません。

さっそく球場に入ってみましょう。時刻は16時。試合開始まであと1時間を切り、球場内はかなり混み合っています。

ホームチームであるLamigoのカウンター。

球場通路にあるアイスクリームの屋台。「馬桶」とは便器のことです。和式便器を模したカップにウンコのような形でアイスを盛ってくれるのだとか。頼む勇気はありませんでした。

この球場には固定の店舗があります。

グッズ販売スペース。私もTシャツを買いました。

洒落た雰囲気のグッズ販売店です。

固定のお店でだけでなく、こうした屋台形式のお店も沢山出ています。

さて、席を探しましょう。桃園野球場は3塁側がホームであるLamigoの応援席になります。

だいぶ外野寄りです。

桃園国際野球場は天然芝の美しい球場です。日本でも天然芝の球場が増えてほしいものですね。

桃園国際野球場の隣にも野球場があり、高校野球の試合が行われていました。

バックネット付近からの光景。スタメンと得点のみのシンプルなスコアボードがレフト側、大型ビジョンがライト側にあります。

1塁側の通路に行ってみました。ビジターである義大ライノスのグッズを売る屋台が出ています。大盛況ですね。

この時点ではまだマニー・ラミレスが在籍しています。かなり人気があるようで、ラミレスグッズは女物のTシャツのみ。あとは売り切れていました。
それにしても1塁側通路は臭い!臭すぎます!

原因はこれ。台湾名物の一つ、臭豆腐です。美味しいのですが、ものすごく臭いのです。それでも人気があるようで、屋台の前に客が絶えることはありません。

試合開始まであと10分。中国娘によるダンスが始まりました。

色っぽいぞ!

義大ライノス応援団がスタンバイしています。応援団が陣取るベンチ上と客席の間に高いフェンスがあり、まるで隔離されているようです。ホームである3塁側にはこのようなフェンスがありません。

本日のスタメンです。マニー・ラミレスが4番でした。

アイドルによる始球式。

スタンドから歓声が沸きました。

試合前にちょっとしたインタビューが行われています。

Lamigoの応援団長が出てきました。イケメンです。

1回表。義大ライノス応援団が太鼓をドンドコ叩いています。

土曜日の夕方。天気にも恵まれ、内野席はホーム側もビジター側もかなり客が入っています。

Lamigoの先発は雷力ことマイク・ローリー。2メートル近い長身の28歳です。
メジャー経験は無く、2012年途中まではマイナーリーグやアメリカ独立リーグで投げていました。
2011年には楽天イーグルスの入団テストを受けて不合格となっているようです。
2012年の8月中旬にLamigoモンキーズに入団し6勝1敗と好成績を挙げ、その年のアジアシリーズではサムスンライオンズ相手に完封勝利しています。
2013年もエース級の活躍を見せているようですね。面白そうなピッチャーです。
選手名鑑

ダイナミックなフォームです。制球も悪くありません。

マニー・ラミレス登場。

球場が沸きます。

豪快なスイング!

そしてついにチアガールが登場!
くそっ!ここからじゃ遠すぎて見えない!というわけで席を移動しました。

しかしスタジアムは満席。やむを得ずチアガールがいるゾーンの最後列後の通路に陣取ることにしました。この通路には同じようなことを考える男共がたくさんおり、熱気で蒸し暑さが倍増しています。

お!美人だ!

いいですね。

応援団長と一緒にファンを盛り上げています。

前髪を青く染めている女の子。

動きはきっちり統一されていないようで、結構ばらばらです。

ファンの盛り上がりは最高潮。

フェンスから煙が!これも演出の一つです。

野球も観ましょう。
義大ライノスの先発は希克ことアンディ・シスコ。身長はなんと208センチです。でかい!
シスコはクリス・ヤングやランディ・ジョンソンとならびメジャー史上2番目に身長の高い選手です。
MAX151kmの剛球左腕で、2005と2006年にはメジャーで60試合以上投げました。しかしその後は低迷しマイナーリーグやアメリカ独立リーグでプレーし、2013年から台湾の義大ライノスに入団しました。ちなみに2010年には横浜ベイスターズの入団テストを受けて不合格になっています。
選手名鑑

豪快なフォームからスピードのある球を投げますが、150キロまでは出ていないようです。

それにしてもこの応援団長の動き、ジントシオにどことなく似ています。
次回に続きます。次回は応援動画もありますよ。
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桃園の球場はキレイですね。グッズショップも充実しているし。
私の行った新荘と台南の棒球場がショボかった(球場事体が古く、スコアボードが簡素すぎて何が何だか分からない)だけに、桃園で観戦された薫友さんが羨ましいです。
生ラミレス見れて羨ましいです。
観客も2年前に比べてかなり多く感じますね。ラミレス効果なのかな。
チア、皆カワイイですね
後編も期待しております