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台湾プロ野球の観戦記です。
7回目は6月15日土曜日は桃園野球場で義大ライノス対Lamigoモンキーズのナイターを観戦します。
試合はいよいよ終盤戦。試合終了後には花火が打ち上がりました。

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■ 2日目 2013年6月15日 土曜日

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前回に引き続き、Lamigoモンキーズ対義大ライノスの試合を観戦しています。

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3塁側Lamigo応援席ではチアガールがファンを盛り上げています。

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ロッテのMスプラッシュよりよっぽどいいじゃありませんか。

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Lamigoのチアガールからはチームを応援しようという気持ちが伝わってきます。
それに比べて千葉ロッテのMスプラッシュはチームの応援よりも踊ることがメインになっています。

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応援に合わせて火柱が!

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チアガールの写真ばかり撮っていますが、試合もちゃんと見ていますよ。
7回表に義大ライノスが1点を取り、2−2の同点に追いついています。試合も面白くなってきました。

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7回裏。Lamigoが勝ち越しのチャンスを迎えます。

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Lamigo応援席が盛り上がります。

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煙も上がります。

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メガホン片手にファンを盛り上げます。

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打った!Lamigoが1点を奪い勝ち越しに成功。2−3とします。

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なおもランナーは3塁。

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勝ち越しに沸くLamigo応援席。

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煙が上がり、盛り上がりは最高潮です。

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あまり動かないマスコットも喜んでいるようです。

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それにしても、台湾の野球場には若者が目立ちます。
台湾の野球は八百長騒動などで大きく客を減らし、今はとにかく集客に懸命です。
まずはチアガールや応援で盛り上がってもらって球場に来るファンを増やし、その後野球そのものを楽しむファンを増やしていこうということなのでしょう。

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チアガールのテンションも上がります。

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大人だけではなく、小さな女の子のチアガールもいます。

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なおもチャンスがつづきましたが、この回は1点どまり。2−3とLamigo1点リードで9回に突入しました。

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ソフトバンクユニの台湾人が結構多いです。メガホンダンスも応援に取り入れているようですし、近いだけに影響も大きいのでしょうか。

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マニー・ラミレスが第4打席でヒットを放ちました。

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Lamigoは9回表からピッチャー交代。8回2失点の先発雷力ことマイク・ローリーに代わり、徳本ことJ.D.ダービンがマウンドに上がりました。
ダービンはメジャーでも登板もありますが、ここ数年はマイナー暮らし。2010年にはソフトバンクホークスに入団したものの、3試合に先発して0勝2敗、防御率6.75と結果を残せず退団しています。

選手名鑑


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9回表はダービンが抑えて試合終了。2−3でLamigoモンキーズが勝利しました。

本日の試合結果


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なにやらポーズを取っています。

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ハイタッチで迎える選手たち。

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ファンの前で1礼する選手たち。ヒーローインタビューの準備も進んでいます。

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チアガールがグラウンドに降りて踊っています。

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ファンに一礼した選手たちがベンチに引き揚げるのかと思いきや・・・。

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チアガールたちが肩を組み・・・。

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選手たちも肩を組んでいます。

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肩を組んで勝利の喜びを分かち合っています。皆楽しそうですね。

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ヒーローインタビューの前に、ヒーローに何やら賞品が手渡されています。

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ヒーローインタビューは応援団のコールリーダーが担当しています。
ただ、コールリーダーのマイクは3塁側のスピーカーにつながり、選手のマイクは球場全体のスピーカーにつながっているので、声のバランスが崩れてしまっています。

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Lamigoの歌に合わせて踊るチアガールと選手。ノリノリです。

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チアガールやヒーローの写真を撮る観客。日ハムの陽のユニフォームを発見しました。

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ヒーローインタビューが終わると球場の照明が落ち、花火が始まりました。

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なるほど、だからビジター側のファンも帰らず残っていたのですね。

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日本のよりも規模は小さいですが、綺麗な花火です。

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スタンドから花火を見上げます。

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花火は10分近く続きました。日本の野球場の花火よりも長いです。
試合終了後に花火をやるというのは一つの方法ですね。5回に花火が終わると客がゾロゾロ帰りだす、という神戸のような事態を防ぐことができます。

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花火が終わり、みんなで万歳をしました。

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今度はみんなスマホを掲げだしました。なんでしょう。

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なるほど。スマホのライトを点灯させ、歌に合わせてサイリウムのように左右に振るのですね。ずいぶんとハイテクな応援です。このようにみんなが持っているものを使って応援に活かすというアイディアは日本でも使えます。

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試合が終わりました。出口へと向かう通路にはなんとロッテの岡田Tシャツを着た台湾人がいました。
声をかけたかったのですが、人込みに飲まれてしまいました・・・。

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出口付近ではチアガールとの撮影会が行われています。

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コールリーダーと記念撮影するファンもいました。

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私はバス乗り場から中レキ駅行きのシャトルバスに乗り、在来線で台北に戻りました。

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以上、台湾野球のレポートでした。

レベルの違いは確かにあります。台湾のバッターはフルスイングばかりで、ピッチャーも外国人と台湾人で実力に差があるようです。

ただ、日本に比べれば観客は少ないですが、これでも昨年よりもずっと増えているのです。
実際に球場で観戦してみて、「とにかく球場内を盛り上げて観客を増やしたい」という意思を強く感じました。
ファンの減少に悩むロッテですが、台湾野球の奮闘に学ぶべき点は多いかもしれません。

まあ、硬いことは抜きにしましょう。
応援は盛り上がりますし、チアガールはかわいいです。
台湾野球そのものも純粋にエンターテイメントとして楽しめますから、台湾旅行の際は暑いのをちょっと我慢して野球観戦をしてみてはいかがでしょうか。野球好きならおすすめですよ。


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