0437


11月16日から台湾に行ってアジアシリーズを見てきました。

第5回もアジアシリーズ観戦です。
第1試合の義大ライノス対キャンベラ戦に続き、第2試合の統一ライオンズ対フォルティチュード・ボローニャの試合を観戦しました。
なぜかウズベキスタンのチアガールがボローニャの応援をする中、統一リードで試合が進みます。

マリーンズ・日本ブログ村ランキング
にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
プロ野球・人気blogランキング

DSC_0124

11月16日。アジアシリーズの統一ライオンズ対フォルティチュード・ボローニャの試合を観戦しています。
試合はボローニャの先発ジャンカルロ・アルバラードが2回途中4失点KO。ボローニャにとっては厳しい展開になりました。アルバラードはジオという登録名で横浜や広島で投げた実績があるだけに、この結果は残念です。

2番手はアレクサンダー・バーカード、ベネズエラ出身の24歳です。今まではシングルAプラスリーグや独立リーグで投げており、ジオと同じくアジアシリーズのために補強された選手です。

選手名鑑

DSC_0125

ダイナミックなフォームです。

DSC_0127

盛り上がる統一応援席。

DSC_0148

やっぱりコントロールが悪いですね。このバーカードは。

DSC_0151

イタリア国旗を手に応援する人がいました。
1塁側ではイタリア人らしき人が10人程度応援していましたね。さすがに台湾は遠いのでしょう。

DSC_0153

なんとか反撃したいボローニャ。
打席には4番のツィーグラーが打席に入っています。

DSC_0155

ツイーグラーはドイツ系アメリカ人で28歳。主にアメリカ独立リーグで活躍しています。
ちょっとパスクチ臭がして好感が持てます。

選手名鑑

DSC_0159

ボローニャの選手たちは積極的に振りに行きます。

DSC_0170

ヒット性の打球もあったのです。

DSC_0172

しかしフェンス手前でナイスキャッチ。

DSC_0173

この打球が抜けていれば試合の流れが変わったかもしれません。
ボローニャにとってはツキが味方しなかったと言えるでしょう。

DSC_0177

2回表終了後、ふたたびウズベキスタンのチアガールが出てきました。

DSC_0183

ミュージックスタート!

せっかくなので動画を撮りました。先程と全く同じ曲です。


DSC_0184

ベンチ上だからか振付は微妙に違いますが、基本は同じです。

DSC_0186

スタイルがいいですね。

DSC_0189

エキゾチックでいいのですが、他にレパートリーは無いのでしょうか。

DSC_0195

パフォーマンス終了。ベンチ前の観客はみんな動画を撮っていました。

DSC_0203

統一打線は止まりません。3回こそ無得点ですが、4回に1点追加して5−0。

DSC_0206

ボローニャはフライの処理が危なっかしいです。

DSC_0232

3塁側の応援席に回ってみました。

DSC_0243

試合開始よりもお客さんが増えたような気がします。第2試合の観衆は5814人とのこと。

DSC_0248

必勝うちわで応援です。

DSC_0260

統一ライオンズのチアガールが出てきました。

DSC_0264

不思議な格好です。

DSC_0271

みんな足が長いですね。

DSC_0281

残念ながら統一のチアはベンチ上に出てきませんでした。

DSC_0309

統一ライオンズは5回表にも3点を加えて8−0。一方的な展開です。

DSC_0319

バーカードは5回途中で降板。統一の勢いを止められませんでした。3回1/3を投げて3失点です。

DSC_0349

3番手はファビオ・ミラノ。アメリカ出身の36歳で、2001年から13年間ボローニャに所属しているベテランです。
選手名鑑

DSC_0350

ミラノも1回2/3を投げて被安打2、3四球と散々なピッチング。よく2失点で済みました。

DSC_0373

張泰山が代打で登場。台湾を代表するバッターです。

DSC_0378

結果は凡フライ。どこか痛めているようです。

DSC_0383

統一もピッチャーが代わりました。
6回から廖文揚が登場です。

DSC_0385

2010年に入団した若手ピッチャーで、最速147キロとのことです。

DSC_0393

またウズベキスタンのチアガールが出てきました。3回目の登場ですが、全部同じ曲です。
レパートリーが1曲しかないのでしょうか。打ち合わせが足りなかったのかな?

DSC_0396

統一ライオンズは7回表に2点追加。ついに10−0になりました。
アジアシリーズはコールドがあるので、7回終了時に10点差がついていたらそこで試合終了です。

DSC_0398

4番手のニック・プグリエーセ、アメリカ出身の28歳です。
アメリカの2Aなどマイナーでの経験がありますが、2011年からボローニャで投げています。

選手名鑑

DSC_0399

10点差になってから登場しましたが、なかなかいいピッチングです。

DSC_0401

フォームは怪しげな右のサイドスロー。

DSC_0419

コールドは避けたいボローニャですが、

DSC_0421

なすすべなく抑えられて7回裏が終了。

DSC_0432

結局10−0。統一ライオンズが7回コールドでボローニャに大勝しました。

DSC_0441

ビッグフラッグが出てきました。

DSC_0446

試合後も両チームの選手たちが握手を交わしていました。

DSC_0450

すばらしい光景です。1試合目の義大ライノスとキャンベラの試合ではこういったことはありませんでした。

DSC_0453

握手を交わす選手たち。

DSC_0463

これぞノーサイドの精神です。

DSC_0476

ヒーローインタビューが行われています。

DSC_0485

そして花火。大量の花火が打ち上げられました。

試合後には統一ライオンズのファンがボローニャのベンチ付近に集まり、「ジオー!」と叫んでいました。
そうです。ジオは2008年に統一ライオンズで投げていたのです。アジアシリーズにも出場し、西武戦で投げていました。
ジオはベンチからでファンに手を振ってくれました。
私はボローニャで買ったボローニャのマフラータオルをジオに見せると、ジオは私にボールを投げてくれました。
隣の少年に取られましたが、私に譲ってくれました。

DSC05633

これがそのボールです。台湾プロ野球の公式球ですね。家宝にします。

結局、中国の代わりに招待されたボローニャはアジアシリーズを2戦2敗で終わりました。
1試合目のサムスン戦は3点差負けと踏ん張ったものの、2試合目の統一選は10−0のコールド負け。
わずか2安打しか打てず、完全な力負けとなってしまいました。残念な結果ですが、先発が崩れてしまったらどうしようもありません。

しかしイタリアの選手たちにとっては良い経験になったことでしょう。
イタリアのチームが台湾の優勝チームと対戦したわけですから、ボローニャがヨーロッパ野球の歴史に大きな一歩を刻んだことは間違いありません。
ヨーロッパとアジアの野球を通じた交流は今後深まっていくでしょう。
野球の発展のためにも、このアジアシリーズをクラブワールドカップのような大会に育てていってほしいですね。