
スペイン旅行記の第17回です。
6日目からは2日間にわたってスペイン北部の海沿いを走るローカル線に乗車します。
まずは港町フェロールからスペイン狭軌鉄道トランスカンタブリコ線のディーゼルカーでオビエドを目指しました。
朝の列車でフェロールを出発します。
マリーンズ・日本ブログ村ランキング
プロ野球・人気blogランキング
■ 6日目 3月19日 火曜日
朝6:40に起床。今日から2日間はひたすら鉄道に乗ります。
目当てはスペイン狭軌鉄道(FEVE)のトランスカンタブリコ線。スペイン北部、カンタブリア海沿いを延々と走る長大ローカル線です。
日本での知名度はほとんど無く、インターネット上の情報も少ないです。私もスペイン行きを考えた時点ではこの路線の存在を知りませんでした。
せっかくスペインに行くのだから鉄道の旅をしたいとトマス・クック社の時刻表をめくっていたら、なんだかすごいローカル線を見つけてしまった、というわけです。

スペイン狭軌鉄道FEVE(Ferrocarriles de Via Estrecha)はスペイン北部を中心に路線網を持つ国営の鉄道会社でした。スペインにはスペイン国鉄RENFEがありますが、RENFEは広軌1628mmや標準軌1435mmといった広い幅の線路の路線を受け持ち、スペイン狭軌鉄道は日本の在来線と同じ1067mmと言った狭い線路幅の路線を受け持っています。
ただ、近年赤字額が売り上げの5倍に膨らむなど経営が悪化していることから、2012年にスペイン狭軌鉄道FEVEはスペイン国鉄RENFEに吸収されてしまいました。
スペイン狭軌鉄道のメインとなるトランスカンタブリコ線はスペイン北西部の大西洋に面したフェロールからオビエド、サンタンデール、ビルバオと言ったカンタブリア海(ビスケー湾)沿いの各都市を結び、ビルバオからは山岳地帯を抜けてスペイン中部のレオンに至る全長650キロの長大路線です。他に主要都市周辺を走る支線も多数運行しており、すべてを合わせると約1200キロもの路線を有しています。
全線通しの運行は無く、オビエド、サンタンデール、ビルバオで乗り換えとなります。本数は非常に少なく、フェロール〜オビエドが2往復、オビエド〜サンタンデールが2往復。サンタンデール〜ビルバオが3往復、ビルバオ〜レオンに至ってはわずか1往復しかありません。これ以外には主要都市周辺の区間運行となります。ビルバオ〜レオンの1往復ってすごいですよね。一体誰が乗るのでしょう。
また、このほかには全線を7泊8日かけて走る観光用の豪華寝台列車が運行されています。料金はスイートデラックス一人部屋で半年以上前の予約が3430ユーロ。約40万円です。高い!
車両も料理も素晴らしいとのことで、大変人気があるそうです。興味がある方は下記ホームページをご覧ください。
トランスカンタブリコ日本総代理店
まあ、私のような貧乏人には縁のない列車です。普通列車なら全線乗っても72.1ユーロ。ローカル線のディーゼルカーに揺られつつ、総延長650キロの路線を2日間がかりでのんびりと楽しみましょう。

6:30に起床。今日と明日はスペイン旅行の目的の一つである、スペイン狭軌鉄道に乗車します。1日目の今日は現在地のフェロールからオビエド行きの列車に乗り、オビエドからサンタンデール行きの列車に乗り換えます。乗り換えは1回ですがサンタンデール到着は20:19。12時間近く列車に乗ることになります。楽しみですね。
7時からホテルのレストランで朝ごはんを食べました。お値段は8ユーロ。ハムやパンの種類が多く、おいしいです。特にクロワッサンがバターが染みていておいしかったです。そして牛乳がとても濃いです。

7:45にチェックアウト。フェロールの駅までは徒歩10分程度です。曇り空で肌寒く、通勤する人々が足早に歩いています。東洋人は全くおらず、なんとなく道行く人の視線を感じました。

フェロール駅の黄色い駅舎が見えてきました。これから乗るスペイン狭軌鉄道FEVEはスペイン国鉄であるRENFEに吸収されているのですが、RENFEと異なり切符をインターネットで購入できません。駅の自動券売機で買う必要があります。

幸い自動券売機は英語対応で、行先の駅を選んでボタンを押せば難なく購入できました。
オビエドまでは23.15ユーロ。6時間も乗りますから、距離の割には安いです。
残念ながらクレジットカードは使えません。隣の窓口でも使えないそうです。

スペイン国鉄RENFEのホームには改札がありませんが、スペイン狭軌鉄道FEVEのホームには改札があります。

ホームには何本か列車が止まっています。フェロールからオビエドに向かう列車は1日2本だけですが、区間列車が1〜2時間に1本走っています。
乗車の前に飲み物を買おうと、駅構内にあった自動販売機にお金を入れたのですが、どのボタンを押しても反応しません。そういえばサンティアゴ・デ・コンポステーラの自販機でもそうでした。コインの返却ボタンを押してコインを取り戻したものの、このままでは飲み物がありません。困っていると通りすがりのおばさんが「カフェで買いなさい」と言って駅構内にあるカフェを指さしました。
スペインの駅構内にあるカフェは、売店も兼ねているようで、ペットボトルの飲み物も売っています。店内に入り、カウンターのおっさんにスペイン語で「水下さい」と言うと、何やら返事が返ってきました。意味は分かりませんが、おそらくここで飲むのか?グラスかペットボトルか?ということでしょう。私は手に持っていた空のペットボトルを指さし、そしてホームを指さしました。言葉は通じませんが無事水を購入。1ユーロでした。

オビエド行のディーゼルカーは2両編成でした。角ばったデザインです。

線路幅は日本の在来線とほぼ同じ狭軌ですが。座席の並びが2列と1列で、車体幅は日本の車両よりも狭いかもしれません。ただヨーロッパの車両としては珍しく転換クロスシートですね。ヨーロッパの列車の座席はほとんど固定されており、場所によっては進行方向に背を向けて座らなければならないのです。ヨーロッパ人は全く気にしなくても、日本人としては進行方向に座りたいです。
また2両目の最後部には荷物を置くスペースがあります。座席では狭いですから、スーツケースをここに置きました。荷物置き場はかなり広く、ブルースウィリスに似たスキンヘッドのおっさんとその奥さんが自転車を置いていました。キリスト今日の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラからの巡礼帰りでしょうか。

8:08に出発。乗客は15人程度です。フェロールの近郊区間は2〜3分走るとすぐ駅に止まり、客の乗り降りがあります。駅は小さく、無人駅ばかりでした。駅間では案内放送があり、スペイン語と現地語であるガリシア語で停車駅の案内をしていました。また車端部にも次の駅を表示する画面がありました。

8:57、Cerdielo駅でフェロール行きとすれ違いました。発車後には検札があり、ボールペンでチェックを入れられました。

車窓には長閑な風景が広がっています。なんとなく北海道の釧網本線に似ているような気もしますね。

そんなことを考えているうちに列車は山の中へ入っていきました。周囲に靄がかかり、景色が見えにくくなります。

それでも集落があれば必ず駅があり、列車はこまめに停車していきます。

9:00、Cerdido駅に到着。ここでも対向列車とすれ違いがあります。運転手がホームでタバコをふかしていました。

Ponte Mera駅。FEVEの駅舎はまるで一軒家のようです。人が住んでいるのでしょうか。

海が見えてきました。

海岸線が複雑に入り組んでいます。

9:23、Oortigueira駅に到着。やや大きな町の有人駅で、 白人の駅員がいました。8人ほど降りていきます。駅舎の色が眩しいです。

列車はしばらくの間水辺を進みます。

9:30、Esprante駅。無人駅のようです。列車はまた山の中に入ります。それでも頻繁に駅があり、乗客が乗ってきます。

9:42、O Barqueiro駅。この駅はピンク色です。
先頭車両のトイレに行ったところ、便座がありませんでした。これでは大ができません。

列車は川を渡ります。

列車は湾に沿って進みます。建物が増えてきました。

リゾート地のような雰囲気です。

10:04、Viveiro駅に到着。駅の近くにはマンションやホテルがあり、駅前にはスーパーがある比較的大きな町の駅です。10人ほどの乗り降りがあり、貨物列車とすれ違いました。

Viveiro駅を過ぎると景色がますますひなびてきます。
いい景色ですね。晴れていればもっとすばらしいのですが。

10:22、XOVE駅に停車。

駅の先で貨物列車とすれ違います。

海が見えなくなってしまいました。

川を渡ります。川の先には砂浜が見えていますから、海から離れたところを走っているわけではなさそうです。

10:30、SAN CIBRAO駅に停車。落書きがひどいです。
駅の近くにはエンジ色に塗られた大きい工場があます。
この駅から工場で働いていそうなおっさんが3人組で乗ってきて、スマホで音楽を流してみんなで聞いています。ジプシーキング系の曲ですね。スペインにいるという実感がわいてきます。

列車は海沿いに出ました。岩がごつごつした、荒々しい景色です。

寒々しい光景が広がっています。

寒空の下、牛が一頭。木の横に寝そべっています。
10:40に停車したBurelaという駅は有人駅で駅前にマンションがあり、10人ぐらい降りました。

海から離れ、小さな集落を横目に走ります。

10:55、Foz駅に到着。若干荒れ気味の無人駅です。

海が見えたり見えなかったり。

海沿いの牧草地帯です。

牛が列車を眺めています。

11:11、RIBADEO駅に到着。フェロールからここまでが4往復で、この先が2往復となります。反対のホームにはフェロール行きの列車が止まっていました。

景色は牧草地帯になります。また検札がありました。
フェロールの都市圏を外れたためか、車内放送もなくなってしまいました。

La Caridad駅に停車。無人駅です。

この駅には路線図が貼られていました。タイル製で、上の方が剥がれてしまっています。

牛が放牧されています。

11:54、Medal駅に停車。バス停のような待合スペースしかない小さな駅ですが、おばさんが一人おりました。列車は4分ほど遅れています。

入り江が見えてきました。川沿いには街があります。

入り江の奥には港があり、アパートやマンションが集まっています。

12:00にNavia駅到着。白い駅舎の有人駅です。
この駅で大きな荷物を持った二人組の男が乗ってきました。一方この駅で降りるおばさんは、二人組の男が乗るのを待って待って降りようとしています。
ところがおばさんが降りる前にドアが閉まり、列車は動き出してしまいました。
これは大変!乗客は私も含め、みんなで「あー!」と叫びました。
すると最前部にいた車掌が何事かと顔を出し、降りそびれたおばさんが猛然と車掌に文句を言いだしました。それはそうでしょう。この区間は1日2往復しかないのです。乗り過ごしたら最後、夕方まで戻れません。
車掌は運転手に降りそびれた客がいることを伝えに行き、列車はNavia駅から200メートルほど過ぎたところで止まりました。
やがて列車は駅に向かって逆走し、おばさんを降ろして12:07にNavia駅を再び発車。
無事降りられてよかったですね。車内にもほっとした雰囲気が漂います。列車は10分遅れてしまいましたが、乗継は1時間近くありますから問題ないでしょう。

駅近くの工事現場。通り過ぎたはずの列車が戻ってきたので作業員たちが驚いています。
次回もスペイン狭軌鉄道FEVEの乗車記です。
2両編成のディーゼルカーに乗り、のんびりとスペイン北部の町オビエドを目指します。
次へ 前へ スペイン旅行記目次へ
朝6:40に起床。今日から2日間はひたすら鉄道に乗ります。
目当てはスペイン狭軌鉄道(FEVE)のトランスカンタブリコ線。スペイン北部、カンタブリア海沿いを延々と走る長大ローカル線です。
日本での知名度はほとんど無く、インターネット上の情報も少ないです。私もスペイン行きを考えた時点ではこの路線の存在を知りませんでした。
せっかくスペインに行くのだから鉄道の旅をしたいとトマス・クック社の時刻表をめくっていたら、なんだかすごいローカル線を見つけてしまった、というわけです。

スペイン狭軌鉄道FEVE(Ferrocarriles de Via Estrecha)はスペイン北部を中心に路線網を持つ国営の鉄道会社でした。スペインにはスペイン国鉄RENFEがありますが、RENFEは広軌1628mmや標準軌1435mmといった広い幅の線路の路線を受け持ち、スペイン狭軌鉄道は日本の在来線と同じ1067mmと言った狭い線路幅の路線を受け持っています。
ただ、近年赤字額が売り上げの5倍に膨らむなど経営が悪化していることから、2012年にスペイン狭軌鉄道FEVEはスペイン国鉄RENFEに吸収されてしまいました。
スペイン狭軌鉄道のメインとなるトランスカンタブリコ線はスペイン北西部の大西洋に面したフェロールからオビエド、サンタンデール、ビルバオと言ったカンタブリア海(ビスケー湾)沿いの各都市を結び、ビルバオからは山岳地帯を抜けてスペイン中部のレオンに至る全長650キロの長大路線です。他に主要都市周辺を走る支線も多数運行しており、すべてを合わせると約1200キロもの路線を有しています。
全線通しの運行は無く、オビエド、サンタンデール、ビルバオで乗り換えとなります。本数は非常に少なく、フェロール〜オビエドが2往復、オビエド〜サンタンデールが2往復。サンタンデール〜ビルバオが3往復、ビルバオ〜レオンに至ってはわずか1往復しかありません。これ以外には主要都市周辺の区間運行となります。ビルバオ〜レオンの1往復ってすごいですよね。一体誰が乗るのでしょう。
また、このほかには全線を7泊8日かけて走る観光用の豪華寝台列車が運行されています。料金はスイートデラックス一人部屋で半年以上前の予約が3430ユーロ。約40万円です。高い!
車両も料理も素晴らしいとのことで、大変人気があるそうです。興味がある方は下記ホームページをご覧ください。
トランスカンタブリコ日本総代理店
まあ、私のような貧乏人には縁のない列車です。普通列車なら全線乗っても72.1ユーロ。ローカル線のディーゼルカーに揺られつつ、総延長650キロの路線を2日間がかりでのんびりと楽しみましょう。

6:30に起床。今日と明日はスペイン旅行の目的の一つである、スペイン狭軌鉄道に乗車します。1日目の今日は現在地のフェロールからオビエド行きの列車に乗り、オビエドからサンタンデール行きの列車に乗り換えます。乗り換えは1回ですがサンタンデール到着は20:19。12時間近く列車に乗ることになります。楽しみですね。
7時からホテルのレストランで朝ごはんを食べました。お値段は8ユーロ。ハムやパンの種類が多く、おいしいです。特にクロワッサンがバターが染みていておいしかったです。そして牛乳がとても濃いです。

7:45にチェックアウト。フェロールの駅までは徒歩10分程度です。曇り空で肌寒く、通勤する人々が足早に歩いています。東洋人は全くおらず、なんとなく道行く人の視線を感じました。

フェロール駅の黄色い駅舎が見えてきました。これから乗るスペイン狭軌鉄道FEVEはスペイン国鉄であるRENFEに吸収されているのですが、RENFEと異なり切符をインターネットで購入できません。駅の自動券売機で買う必要があります。

幸い自動券売機は英語対応で、行先の駅を選んでボタンを押せば難なく購入できました。
オビエドまでは23.15ユーロ。6時間も乗りますから、距離の割には安いです。
残念ながらクレジットカードは使えません。隣の窓口でも使えないそうです。

スペイン国鉄RENFEのホームには改札がありませんが、スペイン狭軌鉄道FEVEのホームには改札があります。

ホームには何本か列車が止まっています。フェロールからオビエドに向かう列車は1日2本だけですが、区間列車が1〜2時間に1本走っています。
乗車の前に飲み物を買おうと、駅構内にあった自動販売機にお金を入れたのですが、どのボタンを押しても反応しません。そういえばサンティアゴ・デ・コンポステーラの自販機でもそうでした。コインの返却ボタンを押してコインを取り戻したものの、このままでは飲み物がありません。困っていると通りすがりのおばさんが「カフェで買いなさい」と言って駅構内にあるカフェを指さしました。
スペインの駅構内にあるカフェは、売店も兼ねているようで、ペットボトルの飲み物も売っています。店内に入り、カウンターのおっさんにスペイン語で「水下さい」と言うと、何やら返事が返ってきました。意味は分かりませんが、おそらくここで飲むのか?グラスかペットボトルか?ということでしょう。私は手に持っていた空のペットボトルを指さし、そしてホームを指さしました。言葉は通じませんが無事水を購入。1ユーロでした。

オビエド行のディーゼルカーは2両編成でした。角ばったデザインです。

線路幅は日本の在来線とほぼ同じ狭軌ですが。座席の並びが2列と1列で、車体幅は日本の車両よりも狭いかもしれません。ただヨーロッパの車両としては珍しく転換クロスシートですね。ヨーロッパの列車の座席はほとんど固定されており、場所によっては進行方向に背を向けて座らなければならないのです。ヨーロッパ人は全く気にしなくても、日本人としては進行方向に座りたいです。
また2両目の最後部には荷物を置くスペースがあります。座席では狭いですから、スーツケースをここに置きました。荷物置き場はかなり広く、ブルースウィリスに似たスキンヘッドのおっさんとその奥さんが自転車を置いていました。キリスト今日の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラからの巡礼帰りでしょうか。

8:08に出発。乗客は15人程度です。フェロールの近郊区間は2〜3分走るとすぐ駅に止まり、客の乗り降りがあります。駅は小さく、無人駅ばかりでした。駅間では案内放送があり、スペイン語と現地語であるガリシア語で停車駅の案内をしていました。また車端部にも次の駅を表示する画面がありました。

8:57、Cerdielo駅でフェロール行きとすれ違いました。発車後には検札があり、ボールペンでチェックを入れられました。

車窓には長閑な風景が広がっています。なんとなく北海道の釧網本線に似ているような気もしますね。

そんなことを考えているうちに列車は山の中へ入っていきました。周囲に靄がかかり、景色が見えにくくなります。

それでも集落があれば必ず駅があり、列車はこまめに停車していきます。

9:00、Cerdido駅に到着。ここでも対向列車とすれ違いがあります。運転手がホームでタバコをふかしていました。

Ponte Mera駅。FEVEの駅舎はまるで一軒家のようです。人が住んでいるのでしょうか。

海が見えてきました。

海岸線が複雑に入り組んでいます。

9:23、Oortigueira駅に到着。やや大きな町の有人駅で、 白人の駅員がいました。8人ほど降りていきます。駅舎の色が眩しいです。

列車はしばらくの間水辺を進みます。

9:30、Esprante駅。無人駅のようです。列車はまた山の中に入ります。それでも頻繁に駅があり、乗客が乗ってきます。

9:42、O Barqueiro駅。この駅はピンク色です。
先頭車両のトイレに行ったところ、便座がありませんでした。これでは大ができません。

列車は川を渡ります。

列車は湾に沿って進みます。建物が増えてきました。

リゾート地のような雰囲気です。

10:04、Viveiro駅に到着。駅の近くにはマンションやホテルがあり、駅前にはスーパーがある比較的大きな町の駅です。10人ほどの乗り降りがあり、貨物列車とすれ違いました。

Viveiro駅を過ぎると景色がますますひなびてきます。
いい景色ですね。晴れていればもっとすばらしいのですが。

10:22、XOVE駅に停車。

駅の先で貨物列車とすれ違います。

海が見えなくなってしまいました。

川を渡ります。川の先には砂浜が見えていますから、海から離れたところを走っているわけではなさそうです。

10:30、SAN CIBRAO駅に停車。落書きがひどいです。
駅の近くにはエンジ色に塗られた大きい工場があます。
この駅から工場で働いていそうなおっさんが3人組で乗ってきて、スマホで音楽を流してみんなで聞いています。ジプシーキング系の曲ですね。スペインにいるという実感がわいてきます。

列車は海沿いに出ました。岩がごつごつした、荒々しい景色です。

寒々しい光景が広がっています。

寒空の下、牛が一頭。木の横に寝そべっています。
10:40に停車したBurelaという駅は有人駅で駅前にマンションがあり、10人ぐらい降りました。

海から離れ、小さな集落を横目に走ります。

10:55、Foz駅に到着。若干荒れ気味の無人駅です。

海が見えたり見えなかったり。

海沿いの牧草地帯です。

牛が列車を眺めています。

11:11、RIBADEO駅に到着。フェロールからここまでが4往復で、この先が2往復となります。反対のホームにはフェロール行きの列車が止まっていました。

景色は牧草地帯になります。また検札がありました。
フェロールの都市圏を外れたためか、車内放送もなくなってしまいました。

La Caridad駅に停車。無人駅です。

この駅には路線図が貼られていました。タイル製で、上の方が剥がれてしまっています。

牛が放牧されています。

11:54、Medal駅に停車。バス停のような待合スペースしかない小さな駅ですが、おばさんが一人おりました。列車は4分ほど遅れています。

入り江が見えてきました。川沿いには街があります。

入り江の奥には港があり、アパートやマンションが集まっています。

12:00にNavia駅到着。白い駅舎の有人駅です。
この駅で大きな荷物を持った二人組の男が乗ってきました。一方この駅で降りるおばさんは、二人組の男が乗るのを待って待って降りようとしています。
ところがおばさんが降りる前にドアが閉まり、列車は動き出してしまいました。
これは大変!乗客は私も含め、みんなで「あー!」と叫びました。
すると最前部にいた車掌が何事かと顔を出し、降りそびれたおばさんが猛然と車掌に文句を言いだしました。それはそうでしょう。この区間は1日2往復しかないのです。乗り過ごしたら最後、夕方まで戻れません。
車掌は運転手に降りそびれた客がいることを伝えに行き、列車はNavia駅から200メートルほど過ぎたところで止まりました。
やがて列車は駅に向かって逆走し、おばさんを降ろして12:07にNavia駅を再び発車。
無事降りられてよかったですね。車内にもほっとした雰囲気が漂います。列車は10分遅れてしまいましたが、乗継は1時間近くありますから問題ないでしょう。

駅近くの工事現場。通り過ぎたはずの列車が戻ってきたので作業員たちが驚いています。
次回もスペイン狭軌鉄道FEVEの乗車記です。
2両編成のディーゼルカーに乗り、のんびりとスペイン北部の町オビエドを目指します。
次へ 前へ スペイン旅行記目次へ



