
スペイン旅行記の第29回です。
8日目の夜にグラナダ到着。アルバイシン地区を歩き、フラメンコショーを鑑賞する現地ツアーに参加しました。
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■ 8日目 3月21日 木曜日

21:12、セビーリャから急行列車に乗って3時間、ついにもっとも行きたかった町グラナダに到着しました。
グラナダと言えば世界遺産のアルハンブラ宮殿。明日朝からじっくりと見学する予定です。
そしてもう一つはフラメンコ。グラナダはフラメンコ発祥の地と言われているのです。
そこで夜に行われるフラメンコショーを鑑賞しようと思ったのですが、ショーを見るための現地ツアーは集合時間が20時台ですから私が乗ってきた列車では間に合わず、かといって明日は21:30発の夜行列車に乗ってバルセロナに行くことになっていますから、要するに時間が合いません。
そして夜のフラメンコショーを独力で見に行くのは治安の点で問題ありとのこと。困りました。
なんとかならないかと調べていたら、グラナダ在住の日本人の方が運営している観光案内所にたどり着きました。
日本語情報センター
日本語情報センターを運営する大道さんという方に事情をメールしてみたところ、なんとフラメンコとアルバイシン地区の夜景観賞がセットになった現地ツアーが予約可能で、大道さん自身がホテルまで迎えに来てくれるとのこと。どうやら大道さんが現地ツアーの送迎バス乗り場まで案内してくれるようです。お値段も30ユーロと他で頼むより安かったです。

まずはホテルに向かいましょう。グラナダの駅は旧市街の中心部から離れており、歩くと20分以上かかります。私が泊まる「ナヴァスホテル」も旧市街の中心部にあります。歩いて行くと大変なので、駅前に止まっていたタクシーでホテルに向かいました。
ホテルは旧市街の車が入れない場所にあるため、ホテルに近い場所で下されました。やや遠回りになったため10分少々かかり、料金は6ユーロです。
運転手が「この道をまっすぐ行けばあるよ」という言葉に従って細い道を歩きます。道の両側はレストランになっており、夜でも人々で賑わっていますから治安の心配は無さそうです。

ホテルはすぐに見つかり、21:30にチェックイン。1泊62ユーロと観光地グラナダにしてはまあまあ安いホテルです。日本語情報センターの大道さんは21:50にホテルに迎えに来てくれるそうなので、急いで荷物を整理してロビーに降りました。

ロビーでしばらく待つと時間通りに大道さんがやってきました。長髪のおじさんです。
「こんばんは。今日はよろしくお願いします」
「ご飯食べました?」
「いやー、セビーリャの駅でパン買ってたべたくらいです」
「プラス20ユーロで夕食がつくけどどうします?」
ちょっと考えます。おなかが空いているし、スペイン料理を食べるいい機会です。食べましょう。
「お願いします」
大道さんはフラメンコショーのお店にスペイン語で電話してくれている。こういう時こそ頼りになりますね。
私がお礼を述べると、大道さんに「急ぎましょう」とせかされ、話もそこそこにホテルからフラメンコツアーのバスの乗り場まで急ぎ足で歩きました。
旧市街の中心ヌエバ広場では若い女の子とその母親と合流しました。2人も同じように日本語情報センター経由でフラメンコショーを予約していたそうです。
ここで大道さんから今日のチケットを渡され、大道さんに今日のチケット代30ユーロを払いました。追加の夕食代20ユーロは店内で払えとのこと。チケットには私が泊まっているホテルの名前が書かれており、帰りのバスで運転手に見せれば、ホテルの近くに連れてってくれるそうです。
「ウサギの肉を出す店があるんですよ」と言った話をしながら少し歩き、バス乗り場に向かいます。
バスに乗り込むところで大道さんとはお別れ。礼を言ってバスに乗り込みました。車内は欧米人の団体などが乗り込んでおり、いくつかの現地ツアーが一つになっているようです。ガイドは若い美人女性で、英語とスペイン語でガイドしてくれます。
バス車内でさきほど合流した親子としゃべりました。2人はスペイン三大祭りの一つであるサン・ホセの火祭りを見てきたとのこと。
「なんで見なかったんですか。すばらしかったのに」とを言われました。
「いやぁ、他に行きたいところがいろいろありまして・・・」と私。
そんな祭りがあるとは知らなかったです。今回ここまでは電車とサッカーがメインなので。

22:10、まずはアルバイシン地区の散策と夜景観賞です。バスから降りると観光客でにぎわっていました。我々のバスの中には日本人の女子大生3人組がいて、ものすごく薄着です。「寒いー」とか言っていますが、それはそうでしょう。グラナダの夜は冷えるのです。

アルバイシン地区はグラナダでもっとも古い地区に当たり、かつてイスラム教徒が多く住んでいました。現在もその名残で古い家が多く、道が狭く曲がりくねっています。白い壁の家が並ぶ街並みはとても美しいのですが、残念ながら治安が悪く、特に夜ひとりで歩くのは危険とされています。そこで私が申し込んだ夜景ツアーに人気が集まるのです。

我々はガイドの後ろに従ってアルバイシン地区の細い路地を歩きました。曲がりくねっており、一人で歩いたら迷ってしまいそうです。

車で入れない道が多いため、石畳の道を歩きで移動することが多く、靴がすぐにすり減ってしまうのだそうです。

建物の中には数百年前から変わらぬ姿を残すものもあります。

かつてはイスラム寺院だったという教会があります。尖塔がライトアップされておりきれいです。

雰囲気のあるバーが入った建物です。

22:30、アルハンブラ宮殿が見えるサン・ニコラス展望台へやってきました。
展望台は夜でも観光客がたくさんいました。

アルハンブラ宮殿が美しくライトアップされています。

アルハンブラ宮殿のヘネラリフェです。

グラナダ市街の夜景。

アルハンブラ宮殿とグラナダ市街の夜景。

アルハンブラ宮殿にはイスラム時代のものとレコンキスタ後の建物が混在しています。

サン・ニコラス広場から階段を下りて、フラメンコショーをやっているロス・タラントスという店に向かいます。

階段の途中から見えたアルハンブラ宮殿。

ガイドに従って歩きます。人通りは少なく、一人ではちょっと歩けません。

夜景は綺麗なのですが、見たければツアーに参加するか、タクシーに乗って、夜景を見ている間だけ運転手に待ってもらうといった、安全な行き方をしたほうがよさそうです。

道は曲がりくねっており、方向感覚がわからなくなります。

白壁の家が並ぶ、いい雰囲気の道です。

坂を下りきったところの十字路に出ました。地図を見るとここはアルバイシン地区の外れになります。

ロス・タラントスというフラメンコショーのお店の前に来ました。
洞窟を利用したホールでフラメンコショーを鑑賞できます。
店の中に入ると、「ご飯食べるのは君かい?」と英語で聞かれ、そうだと答えると、私一人だけ同じバスの一団から離れて違う部屋に案内されました。どうやら店内にはホールが二つあるようです。

ホール内ではフラメンコショーの準備をしています。ホールの前は椅子だけが並んでおり、一番後ろにテーブルがあります。
私はテーブル席を案内されました。夕食を頼んだのは私一人らしく、テーブルに一人ぼっちで座ります。

ワンドリンク制の飲み物はビールを注文。すぐに出てきました。
そして夕食はニンニクが効いた豚肉の細切れ炒めとポテトと、野菜山盛り。味はそこそこですが、野菜が多いのはありがたいです。

23時ごろにフラメンコショーがスタート。踊り手のおばさん3人と、歌手のおばさん、ギターのおっさんがいます。

あんまりやる気が無いように見えますね。

踊りは上手です。

おばさんの迫力あるフラメンコです。

ホールの雰囲気はこんな感じ。白い壁にはフラメンコの歌手や踊り手の写真が貼られています。
椅子の間隔が狭いので、かなり人口密度が高いですね。

最初やる気がないように見えたおばさんですが、ギターに乗ってきたのか動きがヒートアップしてきました。

おばさん軍団は30分で退場し、メンバーが入れ替わりました。
今度は若い女性3人と長髪の男、ギターのおっさんと歌手のおっさんです。

お兄さんは雰囲気イケメンといった感じですね。

マドリッドのフラメンコショーで見たお兄さんに比べると、ステップの切れがいまいちです。

今度は若い女性の踊りです。

むむむ・・・!

なかなか迫力がありますね。

若いだけあって動きにキレがありますが、あまりステップは速くないです。

3人目のお姉さんが登場。

この3人の中では一番上手かもしれません。

エキゾチックな雰囲気でいい感じです。

いよいよクライマックスです。
せっかくなのでフラメンコショーの動画も撮ってみました。

12時過ぎに終了。雰囲気がよく、結構楽しめました。
フラメンコショーの代金30ユーロは支払済ですが、夕食の20ユーロはまだ払っていません。
テーブルに置かれたレシートを見ると30ユーロと書いてあります。あれ?20ユーロでは?
「すみません。20ユーロと聞いたのですが」
「いや、30ユーロだよ」
値上げしたのでしょうか。しぶしぶ払いましたが、あの味で30ユーロは高いです。ちょっとがっかりしました。

店の外では店主のおばあさんがフラメンコのCDやカスタネットを売っています。
さきほどバスの中で話した日本人の親子と合流したので、帰りのバスの車内で感想を聞いてみました。
「以前にスペインから来日したダンサーのフラメンコを埼玉で観ましたが、そっちの方が数段上手でしたよ。今日のはちょっと」
「やっぱりそうですか。私も先日マドリッドで見たんですが、それに比べると動きやステップの切れがいまいちでした」
やはりグラナダのフラメンコはイマイチということで意見が一致しました。
ただ、プロが躍っているであろうマドリッドに比べ、こちらはどちらかと言えば素朴なフラメンコでした。値段はアルバイシン地区の夜景ツアー込みで30ユーロですから、コストパフォーマンスという点で見ればかなりお得です。初めてフラメンコを見るならこれで十分楽しめますし、雰囲気を楽しめばいいと思います。フラメンコに対する目が肥えているのであれば無理に観なくてもいいでしょう。
バスを降りてホテルに向かい、シャワーを浴びてすぐに寝ました。
明日はアルハンブラ宮殿を見学し、午後はアルバイシン地区や旧市街を散策したのち、夜行列車で最終目的地のバルセロナに向かいます。
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21:12、セビーリャから急行列車に乗って3時間、ついにもっとも行きたかった町グラナダに到着しました。
グラナダと言えば世界遺産のアルハンブラ宮殿。明日朝からじっくりと見学する予定です。
そしてもう一つはフラメンコ。グラナダはフラメンコ発祥の地と言われているのです。
そこで夜に行われるフラメンコショーを鑑賞しようと思ったのですが、ショーを見るための現地ツアーは集合時間が20時台ですから私が乗ってきた列車では間に合わず、かといって明日は21:30発の夜行列車に乗ってバルセロナに行くことになっていますから、要するに時間が合いません。
そして夜のフラメンコショーを独力で見に行くのは治安の点で問題ありとのこと。困りました。
なんとかならないかと調べていたら、グラナダ在住の日本人の方が運営している観光案内所にたどり着きました。
日本語情報センター
日本語情報センターを運営する大道さんという方に事情をメールしてみたところ、なんとフラメンコとアルバイシン地区の夜景観賞がセットになった現地ツアーが予約可能で、大道さん自身がホテルまで迎えに来てくれるとのこと。どうやら大道さんが現地ツアーの送迎バス乗り場まで案内してくれるようです。お値段も30ユーロと他で頼むより安かったです。

まずはホテルに向かいましょう。グラナダの駅は旧市街の中心部から離れており、歩くと20分以上かかります。私が泊まる「ナヴァスホテル」も旧市街の中心部にあります。歩いて行くと大変なので、駅前に止まっていたタクシーでホテルに向かいました。
ホテルは旧市街の車が入れない場所にあるため、ホテルに近い場所で下されました。やや遠回りになったため10分少々かかり、料金は6ユーロです。
運転手が「この道をまっすぐ行けばあるよ」という言葉に従って細い道を歩きます。道の両側はレストランになっており、夜でも人々で賑わっていますから治安の心配は無さそうです。

ホテルはすぐに見つかり、21:30にチェックイン。1泊62ユーロと観光地グラナダにしてはまあまあ安いホテルです。日本語情報センターの大道さんは21:50にホテルに迎えに来てくれるそうなので、急いで荷物を整理してロビーに降りました。

ロビーでしばらく待つと時間通りに大道さんがやってきました。長髪のおじさんです。
「こんばんは。今日はよろしくお願いします」
「ご飯食べました?」
「いやー、セビーリャの駅でパン買ってたべたくらいです」
「プラス20ユーロで夕食がつくけどどうします?」
ちょっと考えます。おなかが空いているし、スペイン料理を食べるいい機会です。食べましょう。
「お願いします」
大道さんはフラメンコショーのお店にスペイン語で電話してくれている。こういう時こそ頼りになりますね。
私がお礼を述べると、大道さんに「急ぎましょう」とせかされ、話もそこそこにホテルからフラメンコツアーのバスの乗り場まで急ぎ足で歩きました。
旧市街の中心ヌエバ広場では若い女の子とその母親と合流しました。2人も同じように日本語情報センター経由でフラメンコショーを予約していたそうです。
ここで大道さんから今日のチケットを渡され、大道さんに今日のチケット代30ユーロを払いました。追加の夕食代20ユーロは店内で払えとのこと。チケットには私が泊まっているホテルの名前が書かれており、帰りのバスで運転手に見せれば、ホテルの近くに連れてってくれるそうです。
「ウサギの肉を出す店があるんですよ」と言った話をしながら少し歩き、バス乗り場に向かいます。
バスに乗り込むところで大道さんとはお別れ。礼を言ってバスに乗り込みました。車内は欧米人の団体などが乗り込んでおり、いくつかの現地ツアーが一つになっているようです。ガイドは若い美人女性で、英語とスペイン語でガイドしてくれます。
バス車内でさきほど合流した親子としゃべりました。2人はスペイン三大祭りの一つであるサン・ホセの火祭りを見てきたとのこと。
「なんで見なかったんですか。すばらしかったのに」とを言われました。
「いやぁ、他に行きたいところがいろいろありまして・・・」と私。
そんな祭りがあるとは知らなかったです。今回ここまでは電車とサッカーがメインなので。

22:10、まずはアルバイシン地区の散策と夜景観賞です。バスから降りると観光客でにぎわっていました。我々のバスの中には日本人の女子大生3人組がいて、ものすごく薄着です。「寒いー」とか言っていますが、それはそうでしょう。グラナダの夜は冷えるのです。

アルバイシン地区はグラナダでもっとも古い地区に当たり、かつてイスラム教徒が多く住んでいました。現在もその名残で古い家が多く、道が狭く曲がりくねっています。白い壁の家が並ぶ街並みはとても美しいのですが、残念ながら治安が悪く、特に夜ひとりで歩くのは危険とされています。そこで私が申し込んだ夜景ツアーに人気が集まるのです。

我々はガイドの後ろに従ってアルバイシン地区の細い路地を歩きました。曲がりくねっており、一人で歩いたら迷ってしまいそうです。

車で入れない道が多いため、石畳の道を歩きで移動することが多く、靴がすぐにすり減ってしまうのだそうです。

建物の中には数百年前から変わらぬ姿を残すものもあります。

かつてはイスラム寺院だったという教会があります。尖塔がライトアップされておりきれいです。

雰囲気のあるバーが入った建物です。

22:30、アルハンブラ宮殿が見えるサン・ニコラス展望台へやってきました。
展望台は夜でも観光客がたくさんいました。

アルハンブラ宮殿が美しくライトアップされています。

アルハンブラ宮殿のヘネラリフェです。

グラナダ市街の夜景。

アルハンブラ宮殿とグラナダ市街の夜景。

アルハンブラ宮殿にはイスラム時代のものとレコンキスタ後の建物が混在しています。

サン・ニコラス広場から階段を下りて、フラメンコショーをやっているロス・タラントスという店に向かいます。

階段の途中から見えたアルハンブラ宮殿。

ガイドに従って歩きます。人通りは少なく、一人ではちょっと歩けません。

夜景は綺麗なのですが、見たければツアーに参加するか、タクシーに乗って、夜景を見ている間だけ運転手に待ってもらうといった、安全な行き方をしたほうがよさそうです。

道は曲がりくねっており、方向感覚がわからなくなります。

白壁の家が並ぶ、いい雰囲気の道です。

坂を下りきったところの十字路に出ました。地図を見るとここはアルバイシン地区の外れになります。

ロス・タラントスというフラメンコショーのお店の前に来ました。
洞窟を利用したホールでフラメンコショーを鑑賞できます。
店の中に入ると、「ご飯食べるのは君かい?」と英語で聞かれ、そうだと答えると、私一人だけ同じバスの一団から離れて違う部屋に案内されました。どうやら店内にはホールが二つあるようです。

ホール内ではフラメンコショーの準備をしています。ホールの前は椅子だけが並んでおり、一番後ろにテーブルがあります。
私はテーブル席を案内されました。夕食を頼んだのは私一人らしく、テーブルに一人ぼっちで座ります。

ワンドリンク制の飲み物はビールを注文。すぐに出てきました。
そして夕食はニンニクが効いた豚肉の細切れ炒めとポテトと、野菜山盛り。味はそこそこですが、野菜が多いのはありがたいです。

23時ごろにフラメンコショーがスタート。踊り手のおばさん3人と、歌手のおばさん、ギターのおっさんがいます。

あんまりやる気が無いように見えますね。

踊りは上手です。

おばさんの迫力あるフラメンコです。

ホールの雰囲気はこんな感じ。白い壁にはフラメンコの歌手や踊り手の写真が貼られています。
椅子の間隔が狭いので、かなり人口密度が高いですね。

最初やる気がないように見えたおばさんですが、ギターに乗ってきたのか動きがヒートアップしてきました。

おばさん軍団は30分で退場し、メンバーが入れ替わりました。
今度は若い女性3人と長髪の男、ギターのおっさんと歌手のおっさんです。

お兄さんは雰囲気イケメンといった感じですね。

マドリッドのフラメンコショーで見たお兄さんに比べると、ステップの切れがいまいちです。

今度は若い女性の踊りです。

むむむ・・・!

なかなか迫力がありますね。

若いだけあって動きにキレがありますが、あまりステップは速くないです。

3人目のお姉さんが登場。

この3人の中では一番上手かもしれません。

エキゾチックな雰囲気でいい感じです。

いよいよクライマックスです。
せっかくなのでフラメンコショーの動画も撮ってみました。

12時過ぎに終了。雰囲気がよく、結構楽しめました。
フラメンコショーの代金30ユーロは支払済ですが、夕食の20ユーロはまだ払っていません。
テーブルに置かれたレシートを見ると30ユーロと書いてあります。あれ?20ユーロでは?
「すみません。20ユーロと聞いたのですが」
「いや、30ユーロだよ」
値上げしたのでしょうか。しぶしぶ払いましたが、あの味で30ユーロは高いです。ちょっとがっかりしました。

店の外では店主のおばあさんがフラメンコのCDやカスタネットを売っています。
さきほどバスの中で話した日本人の親子と合流したので、帰りのバスの車内で感想を聞いてみました。
「以前にスペインから来日したダンサーのフラメンコを埼玉で観ましたが、そっちの方が数段上手でしたよ。今日のはちょっと」
「やっぱりそうですか。私も先日マドリッドで見たんですが、それに比べると動きやステップの切れがいまいちでした」
やはりグラナダのフラメンコはイマイチということで意見が一致しました。
ただ、プロが躍っているであろうマドリッドに比べ、こちらはどちらかと言えば素朴なフラメンコでした。値段はアルバイシン地区の夜景ツアー込みで30ユーロですから、コストパフォーマンスという点で見ればかなりお得です。初めてフラメンコを見るならこれで十分楽しめますし、雰囲気を楽しめばいいと思います。フラメンコに対する目が肥えているのであれば無理に観なくてもいいでしょう。
バスを降りてホテルに向かい、シャワーを浴びてすぐに寝ました。
明日はアルハンブラ宮殿を見学し、午後はアルバイシン地区や旧市街を散策したのち、夜行列車で最終目的地のバルセロナに向かいます。
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