スペイン旅行記の第32回です。
9日目はグラナダ観光。前回に引き続き、アルハンブラ宮殿の心臓部であるナスル朝宮殿を見学します。
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■ 9日目 3月22日 金曜日
前回に引き続き、アルハンブラ宮殿の心臓部、ナスル朝宮殿を見学しています。
ナスル朝宮殿の見学ルートの真ん中がここライオンの中庭です。
柱の装飾のすばらしいこと!
まさに美の極致。太陽の光を浴びて燦然と輝いています。
中庭の中央には名前の由来となったライオンの噴水があります。
ライオンの噴水から四方に水路が延びており、水の流れる音が絶えません。
ライオンというより、虎?猫?
カメラを縦にしてみました。
ライオンの中庭を取り囲む建物。
アップにしてみました。
ライオンの中庭に面した建物にはいくつか小部屋があり、いろいろな展示物があります。
11時を過ぎて、観光客が多くなってきました。
ライオンの中庭に面した二姉妹の間に入ってみました。
天井がすばらしいです。モカラベスと呼ばれる鍾乳石飾りが施されています。
鍾乳洞を思わせる装飾です。
壁の装飾も見事。
写真を撮るべき場所が多すぎて困ってしまいます。
リンダラーハのバルコニーに面した部屋の天井です。
この部屋の下にはリンダラーハの中庭があります。
リンダラーハのバルコニーはガイドブックにとても美しいと書かれています。どこにあるのでしょう。
バルコニーに刻まれた詩文にはこうあるのです。
あらゆる技が格別の美で私を粧い、私は豪奢で非の打ち所もない。
私を見て妻の美しさになぞらえた者は、この杯に向かい恩寵を乞う。
だれかが、私の美しさを眺める時、装いに瞳は幻惑される。
私のきらめきのなかでは、満月がここに住居を定めたのかとさえ思うことだろう。
私の宮殿ゆえに、月の宮殿を捨てて。
私は孤独ではない。
なぜならここから華麗な庭を眺めるのだから。
瞳が今までに見たどんな庭も及ばない。
これはガラスの宮殿、もっとも、嵐をはらみ打ち震える大海に例えるものもいるが。
ここでは、その吐息が涼やかな空気を撒き散らしている。
大気は健やかで、そよ風は爽やか。
あらゆる美しさを集うために私はやってきた。
蒼穹の高みの星たちがその美の光を享受するところ。
私は紛れもなくこの庭園の中で歓喜に満ちた目であり、
この目の瞳はまさに私の王なり。
辺りを見回すと工事中の場所がありました。
ああなんという不運。リンダラーハのバルコニーは工事中で閉鎖されています。だとしたらとても残念。
覗き込もうにもついたてが邪魔をしてみることができません。
がっかり。おもわず天井を見上げます。すばらしいですね・・・。
二姉妹の間の噴水です。
これは何と書かれているのでしょうか。
次はライオンの中庭に面した諸王の間です。
ここも一部が工事中でした。修復工事は現在も続いているのです。
アルハンブラ宮殿を見学していると自分の語彙の少なさが情けなくなります。
すばらしいとしか言いようが無い!
柱の向こうにライオンの中庭。
まさにこれこそが幾何学的な美しさと言うべきでしょう。
ライオンの中庭を目に焼き付けつつ、次に進みます。
ライオンの中庭から二姉妹の間を抜け、リンダラーハの中庭が見える窓を横目に通路を進みます。
リンダラーハの中庭。真ん中には噴水があります。
「アルハンブラ物語」の作者であるワシントン・アービングが滞在した部屋がありました。アービングのおかげで歴史の彼方に忘れ去られようとしていたアルハンブラ宮殿が再び世界の注目を浴びるようになったのです。
何の変哲も無い小さな部屋なので、気をつけていないとそのまま通り過ぎてしまいそうです。
アービングが何を思い、何を見つつ「アルハンブラ物語」を書いたのか。想像するだけでも楽しいです。
アービングも見たであろう、宮殿から見下ろすアルバイシン地区の景色。イスラム時代から変わらない光景がここにあります。
これは別の中庭です。
浴場の屋根。明り取りの窓が印象的です。
通路の階段を下りて、リンダラーハの中庭に向かいます。
格子が印象的な中庭。
リンダラーハの中庭。
美しいことは美しいですが、詩に詠われているほどではないです。
工事中のリンダラーハのバルコニーの窓からビニールシートがはためいています。
歩き詰めでしたので、ベンチで一休み。
ベンチに座って眺めると、また違った美しさがあります。
宮殿の外の光景。
宮殿の浴室。明り取りの小窓から太陽の光が降り注いでいるため、昼間ならば結構明るいです。
かつて王族たちがここで風呂に入ったとのことです。
あっというまに出口についてしまいました。
行ったり戻ったりで1時間半。時刻は11時半を回っています。
宮殿そのものはそれほど広くありませんが、見どころが多く、1日中いても飽きないと思います。
ただ、この後の日程がありますから、私はナスル朝宮殿を出て、庭園の見学に向かいました。
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前回に引き続き、アルハンブラ宮殿の心臓部、ナスル朝宮殿を見学しています。
ナスル朝宮殿の見学ルートの真ん中がここライオンの中庭です。
柱の装飾のすばらしいこと!
まさに美の極致。太陽の光を浴びて燦然と輝いています。
中庭の中央には名前の由来となったライオンの噴水があります。
ライオンの噴水から四方に水路が延びており、水の流れる音が絶えません。
ライオンというより、虎?猫?
カメラを縦にしてみました。
ライオンの中庭を取り囲む建物。
アップにしてみました。
ライオンの中庭に面した建物にはいくつか小部屋があり、いろいろな展示物があります。
11時を過ぎて、観光客が多くなってきました。
ライオンの中庭に面した二姉妹の間に入ってみました。
天井がすばらしいです。モカラベスと呼ばれる鍾乳石飾りが施されています。
鍾乳洞を思わせる装飾です。
壁の装飾も見事。
写真を撮るべき場所が多すぎて困ってしまいます。
リンダラーハのバルコニーに面した部屋の天井です。
この部屋の下にはリンダラーハの中庭があります。
リンダラーハのバルコニーはガイドブックにとても美しいと書かれています。どこにあるのでしょう。
バルコニーに刻まれた詩文にはこうあるのです。
あらゆる技が格別の美で私を粧い、私は豪奢で非の打ち所もない。
私を見て妻の美しさになぞらえた者は、この杯に向かい恩寵を乞う。
だれかが、私の美しさを眺める時、装いに瞳は幻惑される。
私のきらめきのなかでは、満月がここに住居を定めたのかとさえ思うことだろう。
私の宮殿ゆえに、月の宮殿を捨てて。
私は孤独ではない。
なぜならここから華麗な庭を眺めるのだから。
瞳が今までに見たどんな庭も及ばない。
これはガラスの宮殿、もっとも、嵐をはらみ打ち震える大海に例えるものもいるが。
ここでは、その吐息が涼やかな空気を撒き散らしている。
大気は健やかで、そよ風は爽やか。
あらゆる美しさを集うために私はやってきた。
蒼穹の高みの星たちがその美の光を享受するところ。
私は紛れもなくこの庭園の中で歓喜に満ちた目であり、
この目の瞳はまさに私の王なり。
辺りを見回すと工事中の場所がありました。
ああなんという不運。リンダラーハのバルコニーは工事中で閉鎖されています。だとしたらとても残念。
覗き込もうにもついたてが邪魔をしてみることができません。
がっかり。おもわず天井を見上げます。すばらしいですね・・・。
二姉妹の間の噴水です。
これは何と書かれているのでしょうか。
次はライオンの中庭に面した諸王の間です。
ここも一部が工事中でした。修復工事は現在も続いているのです。
アルハンブラ宮殿を見学していると自分の語彙の少なさが情けなくなります。
すばらしいとしか言いようが無い!
柱の向こうにライオンの中庭。
まさにこれこそが幾何学的な美しさと言うべきでしょう。
ライオンの中庭を目に焼き付けつつ、次に進みます。
ライオンの中庭から二姉妹の間を抜け、リンダラーハの中庭が見える窓を横目に通路を進みます。
リンダラーハの中庭。真ん中には噴水があります。
「アルハンブラ物語」の作者であるワシントン・アービングが滞在した部屋がありました。アービングのおかげで歴史の彼方に忘れ去られようとしていたアルハンブラ宮殿が再び世界の注目を浴びるようになったのです。
何の変哲も無い小さな部屋なので、気をつけていないとそのまま通り過ぎてしまいそうです。
アービングが何を思い、何を見つつ「アルハンブラ物語」を書いたのか。想像するだけでも楽しいです。
アービングも見たであろう、宮殿から見下ろすアルバイシン地区の景色。イスラム時代から変わらない光景がここにあります。
これは別の中庭です。
浴場の屋根。明り取りの窓が印象的です。
通路の階段を下りて、リンダラーハの中庭に向かいます。
格子が印象的な中庭。
リンダラーハの中庭。
美しいことは美しいですが、詩に詠われているほどではないです。
工事中のリンダラーハのバルコニーの窓からビニールシートがはためいています。
歩き詰めでしたので、ベンチで一休み。
ベンチに座って眺めると、また違った美しさがあります。
宮殿の外の光景。
宮殿の浴室。明り取りの小窓から太陽の光が降り注いでいるため、昼間ならば結構明るいです。
かつて王族たちがここで風呂に入ったとのことです。
あっというまに出口についてしまいました。
行ったり戻ったりで1時間半。時刻は11時半を回っています。
宮殿そのものはそれほど広くありませんが、見どころが多く、1日中いても飽きないと思います。
ただ、この後の日程がありますから、私はナスル朝宮殿を出て、庭園の見学に向かいました。
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