
スイス旅行記の第5回です。
2日目は鉄道の旅です。
スイスを代表する観光列車「氷河急行」のルートを辿り、アルプスの山を縫って西へと進みます。
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■ 2日目 2013年7月14日 日曜日

スイスの東部を走るレーティッシュ鉄道オーバーランド線に乗り、山間部をひたすら西へと進んでいます。
レーティッシュ鉄道はどの路線もだいだい1時間に1本と、沿線人口の割に利用しやすいダイヤとなっています。
しかも路線同士の接続がとても良く、15分以上待つことはほとんどありません。

時刻は間もなく16時。まだまだ外は明るいです。山小屋かロッジのような駅にこまめに止まりながら、列車はのんびり走ります。

山間の小さな村。

気持ちの良い景色です。

こういうところに住んでみたいですね。

小さな無人駅。若いカップルが列車を待っています。

遠くに白い山が見えます。

日差しは強いですが、窓を全開にすると涼しい風が入ってきます。

だんだん谷間が険しくなってきました。

谷底を流れるフォルダーライン川。

絵になる景色が続きます。

大きな修道院が見えてきました。まもなくレーティッシュ鉄道オーバーランド線の終点、ディセンティス・ミュンスター駅です。
駅名のミュンスターとはロマンシュ語で修道院を指します。
ディセンティス・ミュンスター駅から先はレーティッシュ鉄道からマッタホールン・ゴッタルド鉄道による運行となります。
線路はつながっていますし、電圧や線路幅は同じなのですが、氷河急行を除くすべての列車がここで折り返すので、この駅で必ず乗り換えなければなりません。

ディセンティス・ミュンスター駅に到着しました。
ここで16:14発のアンデルマット行き列車に乗り換えとなります。

ディセンティス・ミュンスター駅は標高1130m、高原の駅です。
乗り換え時間は3分少々。ホームの向かい側に止まっているアンデルマット行きの列車に乗り込んだらすぐに発車しました。

さあ、本日9本目の列車に乗って、マッターホルン・ゴッタルド鉄道の旅が始まります。列車は電気機関車1両が客車3両を引っ張る短い編成で、先頭の客車の半分が1等車です。例によって冷房がなく、窓を全開にして風を入れました。

列車は山を登ります。先ほどの駅が遠くに見えました。

無人駅です。

マッターホルン・ゴッタルド鉄道は小さな小屋の無人駅が多いようです。

列車は牧草地帯を走ります。

この駅はかわいらしい待合室があります。

ベンチを覆う小屋しかない、簡素な無人駅です。

列車はカーブしながら石積みの橋を渡ります。

やや大きな集落がありました。

Sedrunというやや大きな有人駅です。レストランを併設しています。観光客が多く訪れるのでしょうか。

スイスならではの景色が広がります。

これも待合室だけの小さな無人駅ですが、雰囲気がいいです。

先ほど通ってきた線路が見えています。ずいぶん標高が上がってきました。

緑の山肌を流れる雪解け水。

列車はスピードを落とし、ラックレールの区間に入りました。線路の真ん中のラックに歯車を噛み合わせて進むため、普通の線路よりも急勾配を登ることができます。そのかわりスピードは出せず、だいたい20〜30キロぐらいとなります。

木が少なくなり、高原のような雰囲気になりました。

こんな人家が少ないところにも駅があって、しかも乗り降りがあるのだからびっくりです。駅を降りた2人はどこに行くのでしょう。

オーバーアルプ峠に差し掛かりました。これはいい景色だ!

あの山に抱かれたコンクリートの壁はダムでしょうか。

雪解け水が流れています。

まだらに雪が残る山々が見えます。この辺りは標高2000mほどあります。

オーバーアルプ峠を超えたところに広がるオーバーアルプ湖です。この辺りがライン川の源流と言われています。

静かな湖です。湖のほとりにある赤い建物は灯台です。標高2046メートル、世界で最も高い場所に建つ灯台です。
当然船はやってきませんから、観光用です。地元の報道によると、この地がライン川の源流であることを世界にアピールするためなのだそうです。

峠を越えた列車は湖のほとりを下っていきます。

湖で釣りを楽しむ人たち。

何もない場所ですが、観光客がそれぞれ夏をエンジョイしていました。

列車は小川に沿って走ります。

飲んでみたらおいしそうですね。

素晴らしい絶景の連続に、乗客は皆窓を開け、身を乗り出すように写真を撮っています。

今日は晴れてよかったです。

ところどころにきれいな花が咲いています。

かつてはこの辺りまで氷河が来ていたのでしょうか。

線路沿いで草をはむ牛。こんな高いところにも牧場があるのですね。

列車が来ても動じることなく、のんびりしています。

鉄道の旅はもう少しだけ続きます。



