
スイス旅行記の第16回です。
4日目はユングフラウ周辺を散策します。
ロートホルンの山頂を散策した後は、ブリエンツァー・ロートホルン鉄道のSL列車で下山し、列車を乗り継いでツェルマットに向かいました。
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■ 4日目 2013年7月16日 火曜日

ブリエンツ湖畔のブリエンツ駅からブリエンツ・ロートホルン鉄道のSLに乗り、標高2244メートルの終点ロートホルン・クルム駅にやってきました。

時刻は16時。最終列車は17:40発ですからまだ時間があります。
せっかくですのでロートホルンの山頂まで行ってみましょう。

ブリエンツの反対側。

レストランがありました。食事をするのもいいですが、時間が中途半端です。

でもこの景色を見ながら食事ができるというのは最高の贅沢ですよね。

レストランには寄らず、山頂へ。ブリエンツの反対側フューリに降りるロープウェーの乗り場がありました。

坂道をゆっくり歩きます。

駅から15分ほどでブリエンツ・ロートホルンの山頂に着きました。標高2350メートル。
素晴らしい景色です。正面に見える尾根伝いにまっすぐ歩き、ロープウェーで下界に降りるハイキングコースがあるのですが、今回は時間がありませんのでパスです。

小さな湖がありますね。あの近くまでなら行けるでしょうか。

歩いてきた道を振り返ります。

ブリエンツの反対側。

実は結構険しい道だったのです。

360度のパノラマです。

絶妙な場所に置かれたベンチ。

ぼーっと景色を眺めているだけでも時間がたっていきます。

湖目指して坂を降ります。

かなり勾配が急で、トレッキングシューズを履いているにもかかわらず何度か滑りそうになりました。

あの道をまっすぐ歩けばどうなるものか。疲れそうですが、景色はすばらしいでしょう。

坂道を折りきると小さい湖のほとりに降りるリフトの乗り場があるのですが、残念ながら動いていません。

まだ湖までは距離があります。時刻は16:40。下り最終まであと1時間ですから、この辺で引き返した方がよさそうですね。

駅までは徒歩30分かかります。あの急坂をまた登るのか・・・。
重い気分で引き返そうとしたら、怪しいトンネルを発見。よく見ると登山鉄道の駅まで20分と書いてありますよ。

トンネルに入ってみました。これは楽ちんです。

トンネルを10分ほど歩くとブリエンツの反対側に降りるロープウェーの乗り場に出ました。まさかこんな裏ルートがあったとは。

今まさにロープウェーが下っていくところです。

時刻は17時過ぎ。山頂レストラン付近で待っていたら、最終の上り列車がやってきました。

大きくカーブしながらゆっくりと登ってきます。

緑の稜線に、赤い客車が映えます。

10人ほど乗客がいます。まさか折り返しの便で帰る人は少ないでしょうから、山頂のホテルで一泊するのでしょう。

すばらしく絵になる光景ですね。

上ってきた列車を見届け、急いで駅に行きました。日の丸とスイス国旗に見送られ、列車に乗り込みます。

泊まる人が多いのか、最終列車の乗客はそれほど多くありません。

駅の窓口のシャッターを閉め、出発。

SLは力強く煙を吐き出しながら下っていきます。この12号機も1992年制です。12号機にはKanton Bernという愛称がついており、行きに乗った16号機はohne Wappen、15号機には日本の姉妹都市にちなんだStadt Kanayaという愛称がついています。

山頂が見えなくなっていきます。

牛たちにもお別れを。

滝が見えました。

森に入ります。
この路線は乗っていて楽しいですし、景色もいいですし、すばらしいです。

ブリエンツ湖が見えてきました。

線路際の家。いいですね。プールがあって、テラスがあって・・・。

SL列車はブリエンツ駅に19:23に到着。楽しい楽しいSL登山鉄道の旅もこれで終わりです。
あとは今日の宿泊地であるツェルマットに向け一直線です。

まずは18:57発の国鉄の電車に乗ってインターラーケン・オストへ。

インターラーケン・オスト駅に19:23着。ここですぐに乗り換えです。

インターラーケン・オスト駅発19:29発の列車に乗り、シュピーツ駅へ。
このルートは2日目に乗っています。

2日目は特急でしたが、今日は普通列車。窓が大きく、ホームとドアの段差がない、バリアフリーが考慮された新しい列車です。最近のヨーロッパの電車は国境を問わずこのような形の電車が主流になりつつあります。

シュピーツ駅に20:00に到着。湖畔の静かな駅です。
今日の目的地であるツェルマット到着は22:13ですから、どこかで夕食を買って車内で食べましょう。
駅前のスーパーは19時で閉店ですが、駅構内のスーパーは夜遅くまでやっているようです。
驚くべきことに安い!駅の売店では500ミリのペットボトルが3フランするのに、スーパーでは1.5リットルの水が1フランです。私は水とパン、ハム、バナナを買い込み、待合室で食べながら列車を待ちました。

シュピーツ駅に停車中の貨物列車。トラックを何台も積んでいます。時代はエコです。

シュピーツから特急に乗り、フィスプ駅に21:02到着。ここで21:10発のツェルマット行列車に乗り換えます。
今日の乗り換えはこれで最後です。

だんだん暗くなり、ツェルマットに着いた頃には日が暮れていました。
たださすがは世界的観光地。22時を過ぎても駅からの通りには大勢の観光客が行き交っていました。
今日のホテルは「ホテル・ロマンチカ」という家族経営の小さなB&Bです。
駅からは徒歩5分程度で、ちょっと裏道に入った場所にありました。
玄関はカギが閉まっており、呼び鈴を押すとばあさんが出てきました。英語があまり通じないのですが、なんとか予約してある旨を告げ、部屋のカギと玄関のカギを受け取りました。早朝深夜は自分で開け閉めしろということなのでしょう。
部屋は狭いですがきれいで、快適に眠れそうです。そしてインターネットも無料で使えました。

さて、明日以降の予定を立てなければいけません。もともとの予定はこうです。
7/17 水 ツェルマットからマッターホルン周辺を散策。
7/18 木 ツェルマットからマッターホルン周辺を散策。
7/19 金 ツェルマットからフルカ山岳蒸気鉄道、チェントヴァッリ鉄道に乗りチューリッヒへ。
ツェルマットには今日から3泊します。
本来であれば今日からスイスの名峰マッターホルンやその周辺のハイキングコースを楽しんで、最終日にSLやらチェントバッリ鉄道に乗ってそのままチューリッヒに向かうつもりでした。
しかし、残念ながら天気が悪いのです。予報では明日と明後日は1日中曇りか雨、ツェルマットを出発する金曜日の午前中だけ晴れることになっています。
もし曇りや雨であれば、せっかく山の上に登っても景色を見ることができません。
個人旅行の良い点は天気に合わせて柔軟に予定を変更できることです。
私は金曜の晴れ予報に賭け、予定を大幅に変更することにしました。
まずは雨予報ながら降水確率がそれほど高くない17日水曜日はマッターホルン周辺のハイキングをします。山の上に登ると何も見えないでしょうが、比較的低い場所であれば楽しめそうです。
次に雨の可能性が高い18日木曜日は金曜日と予定を入れ替え、フルカ山岳蒸気鉄道とチェントバッリ鉄道に乗ってからツェルマットに戻ります。
ネットで時刻表を検索した結果、22時を過ぎるもののなんとかツェルマットに戻ってこれそうです。
フルカ山岳鉄道は予約制なので、ホームページ経由で予約の変更を行いました。幸い木曜日は1席だけ空きがあり、予約変更も無事完了。なお切符代は現地払いです。
19日金曜日は予報通り晴れてくれればマッターホルンの山の上に向かいます。午後は曇りらしいので、景色がいいことで知られるゴールデンパス・ラインといわれる路線に乗って、ローザンヌを経由してからチューリッヒに向かうとしましょう。乗り放題のスイス・フレキシーパスを持っていますから、どんなに遠回りをしても料金は同じです。
あとはツェルマットのホームページから各展望台のWEBカメラの映像をリアルタイムで見られます。これで山の上の天気を確認しながら動くことになるでしょう。
インターネットができて本当に便利になったものです。
明日の天気が悪くならないことを祈りつつ、12時過ぎに就寝しました。



