7950

スイス旅行記の第19回です。
5日目はマッターホルン周辺を散策します。
フーリまで歩いてツェルマットに下った後は、鉄道でレマン湖畔のモントルーまで往復しました。


マリーンズ・日本ブログ村ランキング
にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
プロ野球・人気blogランキング



■ 5日目 2013年7月17日 水曜日

wanderkarte-vorschau1

午後はシュバルツゼーからシュタッフェルアルプを経てフーリに至るハイキングコースを歩いています。

DSC_7884

シュタッフェルアルプのレストランを出発し、フーリへの道を歩きます。ずいぶんと急な上り坂です。

DSC_7885

おかしいです。フーリに向かって下っていくはずが、森林限界の上まで登ってしまいました。
どうやら道を間違えたようです。このまま進めば先ほど通った分岐点まで戻ってしまうのでしょう。
急いでレストランまで戻ったものの、20分ほどロスしてしまいました。

DSC_7892

時刻は13:30。こんどは正しい道をフーリに向かって歩きます。

DSC_7895

森の中の砂利道です。歩いていて気持ちがいいですね。

DSC_7896

左手には大きな谷間が広がります。

DSC_7898

歩いている人が結構多いです。

DSC_7902

あちら側も歩ける道があります。

DSC_7907

谷の向こう側にはツムットという小さな集落があります。

DSC_7912

中世から変わらないスイスの集落の姿です。

DSC_7918

木造の家が数軒。

DSC_7920

いい景色です。

DSC_7931

時刻は14:30、フーリに戻ってきました。ロープウェーでツェルマットに戻ります。

DSC_7935

ツェルマットのロープウェー駅から鉄道駅まで1キロ以上離れています。バスもあるのですが本数が少ないので歩くことにしました。

DSC_7940

洒落たホテルやペンションが並びます。

DSC_7942

教会の尖塔。

DSC_7943

高原のリゾート地は散策するだけでも楽しいです。

DSC_7945

駅前のスーパーでパンを買いました。このスーパーではお土産やお酒や日用雑貨がそろい、日本人の団体客もここで買い物しています。

DSC_7951

駅前通りを走る馬車。

DSC_7957

その辺でパンを食べ、この後の予定を考えました。
時刻は15時。日暮れまでは時間があるものの、朝から歩いたので結構疲れています。
これ以上のハイキングはせず、電車に乗って時間をつぶすことにしました。ここからマッターホルン・ゴッタルド鉄道に乗ってフィスプに出て、レマン湖に面したモントルーあたりまで往復すればちょうどいいのではないでしょうか。
色々考えた末、モントルーまでの往復切符を買いました。乗り放題のスイス・フレキシーパスを持っていますが、5日分のうちすでに2日分は使用済みで、明日から3日連続で使うことになっているので、今日パスを使うわけにはいかないのです。といってもスイスの切符は高く、往復4時間で1万円ぐらいかかります。

DSC_7963

ツェルマット発15:39の列車に乗車。列車は谷間に沿って走ります。勾配が急なラックレールの区間があり、そこだけは時速30キロ程度で走っていました。

DSC_7966

車窓も素晴らしいです。

DSC_7971

切り立った崖の上を走ります。

DSC_7976

ずいぶん高い場所に橋がありますね。

DSC_7980

高さがあるので落ちたら大変です。

DSC_7991

フィスプ駅に16:52に到着。近代的な駅舎で、スーパーが併設されています。ここで水を買っておきましょう。

DSC_7992

フィスプからレマン湖畔のモントルーまでは客車列車です。
フィスプを17:07に発車し、モントルーまで約1時間。

DSC_8002

特にこれと言って特徴のない風景です。途中駅から小さな私鉄が分岐しており、乗ってみたかったのですが下調べをしていないのであきらめました。

DSC_8004

やがてレマン湖が見えてきました。フランスとの国境に近いので、このあたりはフランス語圏です。

DSC_8011

18:12にモントルー到着。地名もフランス語です。

DSC_8013

駅付近は人でごった返しています。中国人が多いですね。

DSC_8016

モントルーは昔から避暑地として栄えました。
スイスというよりフランスの町といった雰囲気です。

DSC_8019

ちょっと歩けばレマン湖です。

DSC_8021

湖畔ではマーケットが開かれていました。

DSC_8022

アクセサリーや服など、様々な露店が出ています。

DSC_8029

ボイスパーカッションを披露する2人組。人だかりができています。

DSC_8031

アジアンテイストな雑貨屋さん。

DSC_8032

良くわからないタイヤのオブジェです。

DSC_8034

それにしてもいろいろなものが売られていますね。

DSC_8037

可愛らしい人形を売るお店です。
残念ながら雨が強く降ってきました。
これ以上散策するのは難しいので、18:31発のフィスプ行に乗ってツェルマットに戻ることにしました。

DSC_8049

最後尾の客車に乗ります。冷房は無く、窓が開きますが、車両が古いせいか変なにおいがします。
車内はガラガラで、女性車掌が座席に座ってファッション雑誌を読んでいました。仕事中なのに許されるのですね。

DSC04623

19:50にフィスプ駅到着。

DSC04624

ツェルマット行に乗り換えます。20:10に出発し、ツェルマットには21:13に到着しました。

DSC04625

薄暮のツェルマット。あまり灯りが無いので暗いです。

DSC04628

スイスに来たからには名物のチーズフォンデュを食べなければならないでしょう。
2人前からのレストランが多いのですが、ガイドブックなどで調べ、1人前からチーズフォンデュを出してくれるWalliserstubeというお店にやってきました。

DSC04630

店内は空いており、チーズフォンデュを頼むとすぐに出てきました。パンとチーズ、ジャガイモだけのシンプルなものですが、チーズに絡めて食べるととてもおいしいです。
スタッフもフレンドリーで、食べている姿を写真撮ってもらいました。

DSC04633

デザートはこれ。アイスクリームにホットチョコをかけて食べます。これもまたおいしい!
この店にして正解でしたね。大満足です。

お値段はチーズフォンデュ22.5フラン、ハウスワイン6フラン、デザート。デザート11ユーロ。サービス料込みで41ユーロでした。

チーズフォンデュとワインですっかりいい気分になり、のんびり歩きながらホテルに戻って寝ました。
明日はフルカ峠を越えるSL列車とチェントバッリ鉄道に乗ります。