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スイス旅行記の第34回です。
最終回はルツェルンの旧市街を散策し、チューリッヒ戻りました。
その後フランクフルト経由で帰国しました。


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■ 8日目 2013年7月20日 土曜日

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中央スイスの中心都市、ルツェルンを散策しています。
ロイズ川沿いに広がる旧市街は中世の雰囲気を色濃く残しており、歩いていてとても楽しいです。

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ルツェルン市街の模型。

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イエズス教会に入ってみました。

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先ほど入ったフランシスコ教会と異なり、かなり凝った内装です。

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天井の装飾も美しいですね。

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まるで宮殿のような雰囲気です。中国人観光客の団体が入ってきて、写真を撮って、すぐに出ていきました。ここは中国人の観光ルートに入っているのでしょう。

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主祭壇も美しいです。

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天井のフレスコ画も素晴らしいですね。

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天井からぶら下がるシャンデリア。

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パイプオルガンも美しいです。

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イエズス教会を出ました。目の前にはロイズ川が流れています。

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川を渡って対岸へ。

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対岸からイエズス教会を眺めます。

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川沿いの道を歩きます。

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川沿いには露店が出ており、観光客などで賑わっています。

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木陰にいると涼しいですね。

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とんがり屋根が印象的なホーフ教会が見えてきました。

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中に入ります。

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どうやら結婚式をやっているようですね。

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シックなデザインのパイプオルガン。

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主祭壇は黒を基調とした落ち着いたデザインです。

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ヨーロッパの教会では結婚式によく遭遇します。

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聖母マリアについての装飾が施された祭壇。とても凝っています。

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教会の外に出ました。

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新婦と新婦の父親がいます。

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教会に入っていく新婦。背が高いです。末永くお幸せに。

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ホーフ教会は一段高いところに建っています。

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ホーフ教会から5分ほど歩いたところにあるのがライオン記念碑です。

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傷ついたライオンがつらそうな顔で横たわっています。

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このライオン像は1792年のフランス革命時、ルイ16世の護衛部隊として戦ったスイス人傭兵たちがテュルイリー宮殿で虐殺されたことを偲び、彼らの忠義と勇猛さを讃えるために造られました。今でこそ観光やハイテクで潤うスイスですが、中世のスイスはこれと言った産業が無い貧しい国だったため、「傭兵」をヨーロッパ各国に輸出するほかなかったのです。

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ちょっと悲しいライオン像を立ち去り、丘を登ると城壁があります。

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城壁には階段があり、上に登ることができます。

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城壁の塔の内部。

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ルツェルンの街並みを見ることができます。いい景色ですね。
もうすこし散策したかったのですが、そろそろ時間となったのでルツェルン駅に戻りましょう。

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ルツェルン駅からチューリッヒまでは約1時間。

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2階建ての電車に乗ります。

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湖に面した景色のいい路線でした。ルツェルンを14:35に出発し、チューリッヒに15:30に到着しました。

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チューリヒに戻った私はホテルに預けてあったスーツケースを引き取り、空港行きの電車に乗り込みました。

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チューリッヒ中央駅から空港駅までは10分足らず。近いのでとても便利です。

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16時過ぎに空港に到着し、チェックインはあっという間に終了。フードコートでピザを食べました。10フラン。約1000円。同じ大きさのピザがツェルマットでは17フランだったことを思い出しました。

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18:15にチューリッヒを出発。フランクフルト経由で帰国します。
フランクフルトの乗り継ぎ時間はわずか1時間20分。かなりギリギリの乗継であり、飛行機が遅れると大ピンチに陥ります。幸い飛行機は定時の19:20に到着。駐機場からターミナルまでバスで移動すると聞いた時には焦りましたが、バスは成田行きの飛行機が出るBターミナルに直接向かったため、わずか30分で成田行きの搭乗口に着いてしまいました。通常必要なはずの荷物検査も飛ばしています。こんなことってあるんですね。

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ぎりぎりのはずが、20:45の出発まで1時間近くあります。私は本屋で時間をつぶしました。
日本の漫画がたくさん売られています。

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驚いたことに「ナナとカオル」のドイツ語版が売られています。SMを題材にしたラブコメなのですが、なぜこんな本が空港の本屋に売られているのでしょう。しかもほぼ全巻。ドイツ人に変態が多いという噂はどうやら本当のようです。

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成田行きの全日空NH210便はルフトハンザとの共同運航便です。ご飯は大したことありませんが、日本の飛行機という安心感があります。
ご飯を食べてひと眠りしたらもうシベリア上空。よっぽと疲れていたのでしょう。12時間近くあるはずのフライトがあっという間でした。

これでスイス旅行記は終わりです。
今回は幸いにして天候に恵まれました。雨が降った日もありましたが、ユングフラウやマッターホルンでは晴れた日もあり、素晴らしい景色を拝むことができました。とは言ってもマッターホルンは3日間滞在して晴れたのは半日だけ。日程を変更して対応できたのは個人旅行の良さですね。これがツアーだったら曇りだろうが雨だろうが展望台に行くしかないのです。やはりスイス旅行は天候次第で柔軟に行動できる個人旅行が合っています。

もう一つの有名な山であるモンブランに行けなかったのは残念ですが、8日間という限られた日程では難しいでしょう。スイスの夏は短く、5月では雪が残り、9月には冬が始まります。仕事の関係で7月や8月に長期休むのが難しいので、今回は限られたチャンスをうまく活かしたことになります。

鉄道にはたくさん乗ったし、SLも無事乗れましたし、山登りもしたし、チーズフォンデュも食べたし、この8日間で思う存分スイスを堪能できました。実りのある、充実した旅行だったと思います。
この旅行記に最後までお付き合いいただきありがとうございました。