カンボジア旅行記の第12回です。
アンコール・ワットやアンコール・トムなどのアンコール遺跡群を見るためカンボジアに行ってきました。
2日目は大回りコースとアンコールワットを見学します。
今回は大アンコールワットの2階部分を見学しました。
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■ 2日目 2014年1月10日
時刻は12時20分。アンコールワットの第一回廊の彫刻を1時間かけてじっくりと鑑賞し、西側の十字回廊に戻ってきました。
階段を上がれば第二回廊です。
第二回廊を見上げます。
第二回廊に登りました。回廊の内側に中庭があります。
そして中心にあるのが「神々の住む場所」である第三回廊の中央塔です。東側の階段からのみ登ることができます。
壁面には美しいデバターが彫られています。
第一回廊を見下ろします。この建物はエコーの間と言い、室内で自分の胸を叩くと音が響くそうです。
第二回廊には装飾がほとんどありません。
仏像が多数安置されているのですが、首が切られてしまったものが多いです。内戦時にポルポト派によって破壊されたのでしょう。
無事に残る仏像もあります。
第三回廊の中央塔に沿って一周しましょう。
とても重厚な作りで、寺院と言うより城塞です。政権を追われたポルポト派がここに立てこもった理由がわかりますね。最近まで塔の一部に砲台の跡が残っていたそうです。
壁面に彫られたデバター像はとても優美ですが、アンコールワットには血なまぐさい歴史があるのです。
第三回廊を斜めから。美しいフォルムです。
第二回廊壁面のデバター像。一人ひとり表情が違います。
第三回廊の南面。窓の格子が残っていたり残っていなかったりします。
とても不思議な空間です。
第三回廊に登る階段が見えてきました。
第二回廊北面にある破風。
第三回廊への階段。恐ろしく急ですね。ここから上は人数規制があり、入場は8:00〜16:30まで。肌や肩を露出した服装や大きなリュックサックは入場できません。
手すりにつかまって階段を登ります。降りるのが怖いですよ。
階段を登りきり、下界を見下ろします。高い・・・。
第二回廊を見下ろします。周囲はジャングルです。
回廊は修復中で、装飾は少ないです。
ところどころ残る装飾。かつては朱に塗られていたのだそうです。
デバター像。
第三回廊の塔。
西側。第二回廊、そして西塔門が遠くに見えています。
第三回廊からの眺めはとてもいいです。
第三回廊と中央塔付近。
中央塔には仏像が安置されています。
背後にナーガを従えた仏像。
第二回廊を見下ろします。
中央塔を斜めから。
中央塔に沿って第三回廊を1周します。
中央塔の壁面に彫られたデバター像。
第三回廊壁面。
中央塔の破風の彫刻。
仏像の近くは立ち入り禁止で、近寄れません。
下界を望みます。こちらは東参道。
中央塔の東面の仏像たち。私も手を合わせました
第三回廊はそれほど広くないので、見学はすぐ終わります。ただ時刻は13時26分。14時に私がチャーターしている車に戻らなければなりませんから、そろそろ下に降りた方がいいでしょう。
あのとんでもなく急な階段を恐る恐る降りて第二回廊へ。美しいデバター像などを再度眺め、第一回廊へ降ります。
第二回廊の南側の階段を下りて第一回廊へ。
大地い回廊の南側に現代寺院があり、その脇に無料のトイレがあります。用を足して、第一回廊の西面に戻りました。
あらためて池に映るアンコールワット。
今日は天気に恵まれ、とてもきれいに映っています。
気づいたらまもなく14時。あっという間に3時間がたってしまいました。
ツアーではアンコールワットの見学を2時間としているものが多いですが、2時間ではとても足りません。3時間にして正解です。
第一回廊から駐車場までは600メートルほどあるので、急いで戻りましょう。
参道を歩きながらメールを確認すると、昨日申し込んだアプサラダンスショーの予約確認メールが旅行会社から来ていました。
アプサラダンスというカンボジアの伝統舞踊を見られるレストランを、VELTRA.comという現地ツアー検索サイトを通じて明日の夜に予約していたのです。
クロマーツアーズというシェムリアップの旅行会社が催行しているもので、料金は12ドルでした。
しかしメールをよく見ると店の名前が違っています。ホテルの近くにある「クーレン2」という店にしたはずなのに、メールには「バイヨン」と書いてありました。ホテルの近くだから申し込んだのに、これでは話が違いますね。
幸いクロマーツアーズという旅行会社に日本人係員がいるそうなので電話して聞いてみました。
「すみません。明日のアプサラダンスショーを予約した者です。メールに添付されたバウチャーの店名が違っているのですが」
「どちらのお店ですか?」
「クーレン2で予約したはずが、バイヨンという店になっています」
「確認します・・・。お客様の予約はクーレン2で取れています。明日はそのままクーレン2に行って、入口でお名前を告げてください」
「バウチャーは見せなくていいんですか?バウチャーには店の入口で係員に見せろと書いてありますが」
「バウチャーは見せないでください」
バウチャーを見せるな?
意味が分かりませんが、旅行会社の社員が大丈夫と言うならそうなのでしょう。
電話でのやり取りを終えて、私は車に戻りました。私としてはホテルに帰って寝たいのですが、すんなり帰れるでしょうか。
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時刻は12時20分。アンコールワットの第一回廊の彫刻を1時間かけてじっくりと鑑賞し、西側の十字回廊に戻ってきました。
階段を上がれば第二回廊です。
第二回廊を見上げます。
第二回廊に登りました。回廊の内側に中庭があります。
そして中心にあるのが「神々の住む場所」である第三回廊の中央塔です。東側の階段からのみ登ることができます。
壁面には美しいデバターが彫られています。
第一回廊を見下ろします。この建物はエコーの間と言い、室内で自分の胸を叩くと音が響くそうです。
第二回廊には装飾がほとんどありません。
仏像が多数安置されているのですが、首が切られてしまったものが多いです。内戦時にポルポト派によって破壊されたのでしょう。
無事に残る仏像もあります。
第三回廊の中央塔に沿って一周しましょう。
とても重厚な作りで、寺院と言うより城塞です。政権を追われたポルポト派がここに立てこもった理由がわかりますね。最近まで塔の一部に砲台の跡が残っていたそうです。
壁面に彫られたデバター像はとても優美ですが、アンコールワットには血なまぐさい歴史があるのです。
第三回廊を斜めから。美しいフォルムです。
第二回廊壁面のデバター像。一人ひとり表情が違います。
第三回廊の南面。窓の格子が残っていたり残っていなかったりします。
とても不思議な空間です。
第三回廊に登る階段が見えてきました。
第二回廊北面にある破風。
第三回廊への階段。恐ろしく急ですね。ここから上は人数規制があり、入場は8:00〜16:30まで。肌や肩を露出した服装や大きなリュックサックは入場できません。
手すりにつかまって階段を登ります。降りるのが怖いですよ。
階段を登りきり、下界を見下ろします。高い・・・。
第二回廊を見下ろします。周囲はジャングルです。
回廊は修復中で、装飾は少ないです。
ところどころ残る装飾。かつては朱に塗られていたのだそうです。
デバター像。
第三回廊の塔。
西側。第二回廊、そして西塔門が遠くに見えています。
第三回廊からの眺めはとてもいいです。
第三回廊と中央塔付近。
中央塔には仏像が安置されています。
背後にナーガを従えた仏像。
第二回廊を見下ろします。
中央塔を斜めから。
中央塔に沿って第三回廊を1周します。
中央塔の壁面に彫られたデバター像。
第三回廊壁面。
中央塔の破風の彫刻。
仏像の近くは立ち入り禁止で、近寄れません。
下界を望みます。こちらは東参道。
中央塔の東面の仏像たち。私も手を合わせました
第三回廊はそれほど広くないので、見学はすぐ終わります。ただ時刻は13時26分。14時に私がチャーターしている車に戻らなければなりませんから、そろそろ下に降りた方がいいでしょう。
あのとんでもなく急な階段を恐る恐る降りて第二回廊へ。美しいデバター像などを再度眺め、第一回廊へ降ります。
第二回廊の南側の階段を下りて第一回廊へ。
大地い回廊の南側に現代寺院があり、その脇に無料のトイレがあります。用を足して、第一回廊の西面に戻りました。
あらためて池に映るアンコールワット。
今日は天気に恵まれ、とてもきれいに映っています。
気づいたらまもなく14時。あっという間に3時間がたってしまいました。
ツアーではアンコールワットの見学を2時間としているものが多いですが、2時間ではとても足りません。3時間にして正解です。
第一回廊から駐車場までは600メートルほどあるので、急いで戻りましょう。
参道を歩きながらメールを確認すると、昨日申し込んだアプサラダンスショーの予約確認メールが旅行会社から来ていました。
アプサラダンスというカンボジアの伝統舞踊を見られるレストランを、VELTRA.comという現地ツアー検索サイトを通じて明日の夜に予約していたのです。
クロマーツアーズというシェムリアップの旅行会社が催行しているもので、料金は12ドルでした。
しかしメールをよく見ると店の名前が違っています。ホテルの近くにある「クーレン2」という店にしたはずなのに、メールには「バイヨン」と書いてありました。ホテルの近くだから申し込んだのに、これでは話が違いますね。
幸いクロマーツアーズという旅行会社に日本人係員がいるそうなので電話して聞いてみました。
「すみません。明日のアプサラダンスショーを予約した者です。メールに添付されたバウチャーの店名が違っているのですが」
「どちらのお店ですか?」
「クーレン2で予約したはずが、バイヨンという店になっています」
「確認します・・・。お客様の予約はクーレン2で取れています。明日はそのままクーレン2に行って、入口でお名前を告げてください」
「バウチャーは見せなくていいんですか?バウチャーには店の入口で係員に見せろと書いてありますが」
「バウチャーは見せないでください」
バウチャーを見せるな?
意味が分かりませんが、旅行会社の社員が大丈夫と言うならそうなのでしょう。
電話でのやり取りを終えて、私は車に戻りました。私としてはホテルに帰って寝たいのですが、すんなり帰れるでしょうか。
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