
カンボジア旅行記の第16回です。
アンコール・ワットやアンコール・トムなどのアンコール遺跡群を見るためカンボジアに行ってきました。
3日目はシェムリアップからやや離れた遺跡を日本語ツアーに参加して遺跡をを見学しました。
今回は崩壊の危機にあるベンメリア遺跡を見学しました。天空の城ラピュタのモデルとも言われる巨大な廃墟です。
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■ 3日目 2014年1月11日

今日はクロマーツアーズという現地の旅行会社が主催する日本語ガイド付きツアーに参加し、シェムリアップ近郊のバンテアイ・スレイ、クバールスピアン、ベンメリアの3遺跡を見学します。
次に見学するのはベンメリア。シェムリアップから60キロほど離れた場所にあり、つい最近ようやく遺跡内の地雷除去が終わって安全に見学できるようになりました。しかし周囲には地雷が残っていますし、怪しい蛇や虫もいますから、ガイドを頼んだ方が安全と言われています。
時刻は13時40分。クバールスピアンから田舎道を飛ばして40分ほどでベンメリアに到着しました。
ここはアンコール遺跡の共通入場券が使えないため、入場料として5ドルが徴収されます。

参道に残るナーガ。ナーガは蛇の姿を神様で雨を降らしたりします。ここまで状態のいいナーガは珍しいそうです。

入口が見えてきました。見事に崩壊しており、入口から中に入ることはできません。
ベンメリアは12世紀の中ごろに建設された巨大寺院です。かなり崩壊が進んでおり、しかも周囲が地雷原であったため発掘や修復作業はまだまだ進んでいません。全容がはっきりするのはこれからでしょう。
祠堂の配置や十字回廊など構造上の類似点が多く、アンコールワット建設の練習台として建てられたという説があります。このような山の中に建てられたのは石切り場が近いためです。

入口付近の大きな木。ベンメリア遺跡はつい最近までジャングルに埋もれていましたから、遺跡の隅々まで木の根が張り巡らされています。木の根は遺跡の崩壊の原因となる一方で、遺跡を支える役割を果たします。完全な修復のためにはある程度木の根などの植物を除去する必要があるのですが、地中の根を除去しすぎると地下が空洞化し、逆に遺跡の崩壊につながるのではないかという指摘があります。そのため現在はこれ以上木々が成長しないよう薬を注射する方法を取っているそうです。
ただ、ガイドのノンスタイル石田に似たお兄さんによると「ベンメリアは廃墟のようだから人気があります。もし完璧に修復してもアンコールワットそっくりになるだけ。そうしたらわざわざこんな遠くまで見に来なくなるでしょう
」とのこと。観光のためには、むしろこのままの姿でいてくれた方がいいようです。
大きな木の向こうには現在の遺跡の入口となる木道があります。さっそく入りましょう。

階段を登り、崩壊した外壁を越えます。

がれきの山と化した外壁。壁に張り付いた木の根。これはいい雰囲気ですよ。

最近整備されたという木道を通って遺跡内部へと進みます。

出来立てでまだ整備が完了していないとのこと。板の長さが不ぞろいです。

かつての経蔵の跡でしょうか。

ベンメリア遺跡の回廊。しっかりした作りです。

回廊の入口は木材で補強されています。入ってみたい・・・。

回廊の屋根には木々が根をおろし、枝を張り巡らしています。

自然に飲み込まれつつある遺跡。それがベンメリアです。

木の根が壁に張り付いています。

建物内部は完全に崩壊した状態。がれきが積み上がっています。

遺跡の屋根の上で遊ぶ少年たちがいました。

かつての回廊の跡。密林の中に柱だけが残っています。

遺跡の中央部に向け進んでいきます。

崩れた遺跡、生い茂る木々。

ガイドさんの後について進みます。

遺跡をよじ登る男の子。

危ないので真似をしてはいけません。

でも登りたくなる気持ちもわかりますね。まるでジャングルの廃墟を探検しているようです。

階段を下って中央祠堂付近へ。

木漏れ日の下に積み重なるがれきの山。かつてはどんな姿だったのでしょうか。

「アンパンマン!」
ガイドのノンスタイル石田氏が唐突に叫びました。
この窓の上の丸い装飾が怒ったアンパンマンに見えるからだそうです。
言われてみればそんな気も・・・。

回廊の内部は崩壊しており、歩ける状態ではありません。

その回廊に根を下ろす木々。ずいぶんな高さまで成長しています。

これはいい。たぶん1日いても飽きないですよ。

扉の上から落ちてしまったまぐさ部分。美しい装飾が当時の豪華さを伝えています。

さらに通路を進みます。

この塔は大きな木に飲み込まれています。

張り巡らされた木の根でロッククライミング。カンボジア人ガイドのノンスタイル石田さんが記念撮影をします。

左手の上の方にも見学ルートがありますが、今回はそこまで行きませんでした。

自然の力強さを感じます。

遺跡の中心部。この状態からの完全修復は非常に困難でしょう。

回廊から斜めに伸びる巨大な木の根。

がれきの山です。

階段を登ります。

階段の上から移籍を見下ろします。

正規の見学ルートはこれで終わりですが、ガイドさんが「これから先は危ないから自己責任でね」と言って、がれきの中へと入っていきました。

木道以外も行けることは行けるのです。

がれきによってふさがった通路。

しかしそのがれきの上を通り、かろうじて窓から遺跡内部に入っていきます。
これは本物の探検ですよ。楽しくなってきました。

こんなところを歩きます。

回廊の間の空間。左側のU字型に垂れ下がった根は天然のブランコになっています。ツアー客4名はこの天然のブランコに座って記念撮影をしました。

薄暗い回廊を歩きます。屋根が壊れて太陽の光が入ってきていました。

がれきに飲み込まれている中庭。

かつての姿を想像しつつ、がれきの脇を歩き、最初に見た木で補強された出入り口から遺跡の外に出ました。
時刻は14時半。約1時間でベンメリアの見学を終えています。正直もっと見たかったのですが、そこはツアーですから我慢しなければなりません。ガイドさんに言わせればこれでも当初の予定よりも時間を取ったのだそうです。
遠方の遺跡を効率よく回れるのが現地ツアーの良さですが、気に入った遺跡があってもじっくり見られないのは痛いですね。再訪する機会があれば、今度は個人でじっくりと回ってみたいと思います。
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今日はクロマーツアーズという現地の旅行会社が主催する日本語ガイド付きツアーに参加し、シェムリアップ近郊のバンテアイ・スレイ、クバールスピアン、ベンメリアの3遺跡を見学します。
次に見学するのはベンメリア。シェムリアップから60キロほど離れた場所にあり、つい最近ようやく遺跡内の地雷除去が終わって安全に見学できるようになりました。しかし周囲には地雷が残っていますし、怪しい蛇や虫もいますから、ガイドを頼んだ方が安全と言われています。
時刻は13時40分。クバールスピアンから田舎道を飛ばして40分ほどでベンメリアに到着しました。
ここはアンコール遺跡の共通入場券が使えないため、入場料として5ドルが徴収されます。

参道に残るナーガ。ナーガは蛇の姿を神様で雨を降らしたりします。ここまで状態のいいナーガは珍しいそうです。

入口が見えてきました。見事に崩壊しており、入口から中に入ることはできません。
ベンメリアは12世紀の中ごろに建設された巨大寺院です。かなり崩壊が進んでおり、しかも周囲が地雷原であったため発掘や修復作業はまだまだ進んでいません。全容がはっきりするのはこれからでしょう。
祠堂の配置や十字回廊など構造上の類似点が多く、アンコールワット建設の練習台として建てられたという説があります。このような山の中に建てられたのは石切り場が近いためです。

入口付近の大きな木。ベンメリア遺跡はつい最近までジャングルに埋もれていましたから、遺跡の隅々まで木の根が張り巡らされています。木の根は遺跡の崩壊の原因となる一方で、遺跡を支える役割を果たします。完全な修復のためにはある程度木の根などの植物を除去する必要があるのですが、地中の根を除去しすぎると地下が空洞化し、逆に遺跡の崩壊につながるのではないかという指摘があります。そのため現在はこれ以上木々が成長しないよう薬を注射する方法を取っているそうです。
ただ、ガイドのノンスタイル石田に似たお兄さんによると「ベンメリアは廃墟のようだから人気があります。もし完璧に修復してもアンコールワットそっくりになるだけ。そうしたらわざわざこんな遠くまで見に来なくなるでしょう
」とのこと。観光のためには、むしろこのままの姿でいてくれた方がいいようです。
大きな木の向こうには現在の遺跡の入口となる木道があります。さっそく入りましょう。

階段を登り、崩壊した外壁を越えます。

がれきの山と化した外壁。壁に張り付いた木の根。これはいい雰囲気ですよ。

最近整備されたという木道を通って遺跡内部へと進みます。

出来立てでまだ整備が完了していないとのこと。板の長さが不ぞろいです。

かつての経蔵の跡でしょうか。

ベンメリア遺跡の回廊。しっかりした作りです。

回廊の入口は木材で補強されています。入ってみたい・・・。

回廊の屋根には木々が根をおろし、枝を張り巡らしています。

自然に飲み込まれつつある遺跡。それがベンメリアです。

木の根が壁に張り付いています。

建物内部は完全に崩壊した状態。がれきが積み上がっています。

遺跡の屋根の上で遊ぶ少年たちがいました。

かつての回廊の跡。密林の中に柱だけが残っています。

遺跡の中央部に向け進んでいきます。

崩れた遺跡、生い茂る木々。

ガイドさんの後について進みます。

遺跡をよじ登る男の子。

危ないので真似をしてはいけません。

でも登りたくなる気持ちもわかりますね。まるでジャングルの廃墟を探検しているようです。

階段を下って中央祠堂付近へ。

木漏れ日の下に積み重なるがれきの山。かつてはどんな姿だったのでしょうか。

「アンパンマン!」
ガイドのノンスタイル石田氏が唐突に叫びました。
この窓の上の丸い装飾が怒ったアンパンマンに見えるからだそうです。
言われてみればそんな気も・・・。

回廊の内部は崩壊しており、歩ける状態ではありません。

その回廊に根を下ろす木々。ずいぶんな高さまで成長しています。

これはいい。たぶん1日いても飽きないですよ。

扉の上から落ちてしまったまぐさ部分。美しい装飾が当時の豪華さを伝えています。

さらに通路を進みます。

この塔は大きな木に飲み込まれています。

張り巡らされた木の根でロッククライミング。カンボジア人ガイドのノンスタイル石田さんが記念撮影をします。

左手の上の方にも見学ルートがありますが、今回はそこまで行きませんでした。

自然の力強さを感じます。

遺跡の中心部。この状態からの完全修復は非常に困難でしょう。

回廊から斜めに伸びる巨大な木の根。

がれきの山です。

階段を登ります。

階段の上から移籍を見下ろします。

正規の見学ルートはこれで終わりですが、ガイドさんが「これから先は危ないから自己責任でね」と言って、がれきの中へと入っていきました。

木道以外も行けることは行けるのです。

がれきによってふさがった通路。

しかしそのがれきの上を通り、かろうじて窓から遺跡内部に入っていきます。
これは本物の探検ですよ。楽しくなってきました。

こんなところを歩きます。

回廊の間の空間。左側のU字型に垂れ下がった根は天然のブランコになっています。ツアー客4名はこの天然のブランコに座って記念撮影をしました。

薄暗い回廊を歩きます。屋根が壊れて太陽の光が入ってきていました。

がれきに飲み込まれている中庭。

かつての姿を想像しつつ、がれきの脇を歩き、最初に見た木で補強された出入り口から遺跡の外に出ました。
時刻は14時半。約1時間でベンメリアの見学を終えています。正直もっと見たかったのですが、そこはツアーですから我慢しなければなりません。ガイドさんに言わせればこれでも当初の予定よりも時間を取ったのだそうです。
遠方の遺跡を効率よく回れるのが現地ツアーの良さですが、気に入った遺跡があってもじっくり見られないのは痛いですね。再訪する機会があれば、今度は個人でじっくりと回ってみたいと思います。
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