
南イタリア旅行記の第6回です。
3日目の2013年9月17日。サッシと呼ばれる洞窟住居が残る世界遺産の街マテーラを散策します。
サッシ地区を歩き回り、サンタ・マリア・デ・イドリス教会、ジオバンニ・イン・モンテローネ教会、サン・フランチェスコ・ダッシジ教会、ドゥオーモ、サン・ピエトロ・バリサーノ教会などを見学しました。
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■ 3日目 2013年9月17日

サッシと呼ばれる洞窟住居が残る、イタリア南部の世界遺産の街マテーラを散策しています。岩山をくりぬいて作られたサンタ・マリア・デ・イドリス教会を目指して歩きましょう。

教会への細い道を歩くと、こういう景色が見られます。すすけた、寂しげな、それでいて少し眩しい、不思議な景色です。

丘の上には別の教会のファサードが見えます。マテーラの街は本当に教会が多いですね。

お土産屋。

風に揺れ、カラカラと音を鳴らしています。

新市街との対比が面白いですよね。本当に突然変わるのです。

こちらはサッシ群。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会前の展望台です。

少し歩けば角度が変わり、見られる景色も変わります。一歩歩くごとに新鮮な驚きのある街です。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会に入ります。さきほどサンタ・ルチア・アレ・マールヴェ教会でこの教会との共通入場券を6ユーロで買ってあります。
入口を入ると岩をくりぬいた部屋があります。フレスコ画が描かれていますが、保存状態が悪く、大部分が損傷しています。細い通路を抜けると、ジオバンニ・イン・モンテローネ教会となり、こちらのフレスコ画は保存状態がいいです。ただ、フレスコ画の見ごたえは先ほど行ったサンタ・ルチア・アレ・マールヴェ教会の方がいいです。残念ながらここも撮影禁止。中で日本人のカップルとすれ違いました。ナポリ以来、久々に日本人と会いましたね。

15分ほど見学して外に出ました。時刻は17時を回っています。外はまだ明るいですね。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会を見下ろします。荒涼とした谷間と、立派な教会との対比が印象的です。

工房の看板。日本語で書かれています。マテーラの街は最近日本人にも人気が出始め、ツアーに組み込まれることも増えてきました。

工房の前には謎のオブジェがありました。

階段を登り、サッソ・カヴェオーソ地区に向かって進みます。

車が通れる道。階段ばかりの街ですが、こうした広い通りもあります。

また階段。登ったり降りたりで足腰が鍛えられます。

景色が変化に富んでおり、とても面白いです。疲れている場合ではありません。

セディーレ広場に出ました。新市街との教会付近です。

この立派な建物は音楽学校だそうです。合唱やピアノなどが聞こえてきます。

広場に面したサン・フランチェスコ・ダッシジ教会。13世紀初めに建てられ、その後何度も手が加えられました。現在のバロック様式ファサードは1750年に作られたものです。

中に入りました。ここは撮影してもいいようです。

正面の祭壇には柔和な微笑を浮かべるマリア像や、サン・フランチェスコの像があります。

主身廊の両脇にはいくつもの祭壇がありました。立派な教会ですね。20分ほど見学して外に出ました。

広場から階段を下り、気ままに歩きます。

入り組んだ道、そして階段。地図を見てもどこを歩いているのかわからなくなります。

サッシ群。

教会の尖塔が見えます。あそこに行ってみましょう。

階段を登り、教会の入口の前に来ました。

この教会はサン・ピエトロ・バリサーノ教会です。洞窟教会でありながらバラ窓があり、中に入る光が美しいです。美しいフレスコ画もあるのですが、建物内は撮影禁止です。また地下教会もあり、狭い階段を下りて湿った礼拝堂を見学しました。
教会内を見学していると突然「美しいですね」と流暢な日本語で話しかけられました。
振り返ると金髪で眼鏡をかけた上品な神父さんです。
かつて奈良の教会に10年以上いたそうで、また日本に行きたいとのことでした。

教会から階段を下りて、ホテルのレセプションの近くまで戻ってきました。ホテルは戻らずに、別の道の階段を登ってみます。

こちらはドゥオーモの前の広場です。展望台になっていて、サッシ群が良く見えます。

おしゃれなオート三輪が通り過ぎていきました。

残念ながらドゥオーモは工事中で立ち入り不可。

建物を外から眺め、来た道を戻りました。

だんだん日が暮れてきました。

息を呑む光景、というのはこういう光景かと思います。

明日はあの丘の上にある教会などを回りましょう。

新市街に出ました。スーパーマーケットを探してうろうろします。明日の朝ごはんを調達するためです。パンだけでは足りません。しかしスーパーはありません。歩き方にはこの通り沿いにスーパーがあると書いてあるのですが。

結局スーパーは見つからず、新市街と旧市街の境界にあるヴィットリオ・ヴェネト広場に出ました。

しゃれた噴水があります。

宮殿のような建物です。

小さな教会。今日はもう閉館しています。

街灯に明かりが灯りました。19時を回り、夜になろうとしています。

広場の裏にちょっとした市場があり、ハムとチーズの店がありました。生ハムを指定した大きさに切ってもらい、ホテルに持って帰ります。縦横30センチほどある大きなハムが3枚で1.35ユーロ。この時期は1ユーロ110円ぐらいですから、300円弱です。安いですね。
朝食を無事購入した我々はホテルに戻って冷蔵庫にハムをしまい、夕食を食べるべくレストランに向かいました。
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サッシと呼ばれる洞窟住居が残る、イタリア南部の世界遺産の街マテーラを散策しています。岩山をくりぬいて作られたサンタ・マリア・デ・イドリス教会を目指して歩きましょう。

教会への細い道を歩くと、こういう景色が見られます。すすけた、寂しげな、それでいて少し眩しい、不思議な景色です。

丘の上には別の教会のファサードが見えます。マテーラの街は本当に教会が多いですね。

お土産屋。

風に揺れ、カラカラと音を鳴らしています。

新市街との対比が面白いですよね。本当に突然変わるのです。

こちらはサッシ群。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会前の展望台です。

少し歩けば角度が変わり、見られる景色も変わります。一歩歩くごとに新鮮な驚きのある街です。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会に入ります。さきほどサンタ・ルチア・アレ・マールヴェ教会でこの教会との共通入場券を6ユーロで買ってあります。
入口を入ると岩をくりぬいた部屋があります。フレスコ画が描かれていますが、保存状態が悪く、大部分が損傷しています。細い通路を抜けると、ジオバンニ・イン・モンテローネ教会となり、こちらのフレスコ画は保存状態がいいです。ただ、フレスコ画の見ごたえは先ほど行ったサンタ・ルチア・アレ・マールヴェ教会の方がいいです。残念ながらここも撮影禁止。中で日本人のカップルとすれ違いました。ナポリ以来、久々に日本人と会いましたね。

15分ほど見学して外に出ました。時刻は17時を回っています。外はまだ明るいですね。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会を見下ろします。荒涼とした谷間と、立派な教会との対比が印象的です。

工房の看板。日本語で書かれています。マテーラの街は最近日本人にも人気が出始め、ツアーに組み込まれることも増えてきました。

工房の前には謎のオブジェがありました。

階段を登り、サッソ・カヴェオーソ地区に向かって進みます。

車が通れる道。階段ばかりの街ですが、こうした広い通りもあります。

また階段。登ったり降りたりで足腰が鍛えられます。

景色が変化に富んでおり、とても面白いです。疲れている場合ではありません。

セディーレ広場に出ました。新市街との教会付近です。

この立派な建物は音楽学校だそうです。合唱やピアノなどが聞こえてきます。

広場に面したサン・フランチェスコ・ダッシジ教会。13世紀初めに建てられ、その後何度も手が加えられました。現在のバロック様式ファサードは1750年に作られたものです。

中に入りました。ここは撮影してもいいようです。

正面の祭壇には柔和な微笑を浮かべるマリア像や、サン・フランチェスコの像があります。

主身廊の両脇にはいくつもの祭壇がありました。立派な教会ですね。20分ほど見学して外に出ました。

広場から階段を下り、気ままに歩きます。

入り組んだ道、そして階段。地図を見てもどこを歩いているのかわからなくなります。

サッシ群。

教会の尖塔が見えます。あそこに行ってみましょう。

階段を登り、教会の入口の前に来ました。

この教会はサン・ピエトロ・バリサーノ教会です。洞窟教会でありながらバラ窓があり、中に入る光が美しいです。美しいフレスコ画もあるのですが、建物内は撮影禁止です。また地下教会もあり、狭い階段を下りて湿った礼拝堂を見学しました。
教会内を見学していると突然「美しいですね」と流暢な日本語で話しかけられました。
振り返ると金髪で眼鏡をかけた上品な神父さんです。
かつて奈良の教会に10年以上いたそうで、また日本に行きたいとのことでした。

教会から階段を下りて、ホテルのレセプションの近くまで戻ってきました。ホテルは戻らずに、別の道の階段を登ってみます。

こちらはドゥオーモの前の広場です。展望台になっていて、サッシ群が良く見えます。

おしゃれなオート三輪が通り過ぎていきました。

残念ながらドゥオーモは工事中で立ち入り不可。

建物を外から眺め、来た道を戻りました。

だんだん日が暮れてきました。

息を呑む光景、というのはこういう光景かと思います。

明日はあの丘の上にある教会などを回りましょう。

新市街に出ました。スーパーマーケットを探してうろうろします。明日の朝ごはんを調達するためです。パンだけでは足りません。しかしスーパーはありません。歩き方にはこの通り沿いにスーパーがあると書いてあるのですが。

結局スーパーは見つからず、新市街と旧市街の境界にあるヴィットリオ・ヴェネト広場に出ました。

しゃれた噴水があります。

宮殿のような建物です。

小さな教会。今日はもう閉館しています。

街灯に明かりが灯りました。19時を回り、夜になろうとしています。

広場の裏にちょっとした市場があり、ハムとチーズの店がありました。生ハムを指定した大きさに切ってもらい、ホテルに持って帰ります。縦横30センチほどある大きなハムが3枚で1.35ユーロ。この時期は1ユーロ110円ぐらいですから、300円弱です。安いですね。
朝食を無事購入した我々はホテルに戻って冷蔵庫にハムをしまい、夕食を食べるべくレストランに向かいました。
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