
南イタリア旅行記の第7回です。
3日目の2013年9月17日。サッシと呼ばれる洞窟住居が残る世界遺産の街マテーラを散策します。
夜のサッシ地区の夜景は息を飲むすばらしさ。ツアーでは味わえない夜のマテーラを思う存分堪能しました。
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■ 3日目 2013年9月17日

イタリア南部の町マテーラを散策しています。サッシと呼ばれる洞窟住居が今も残り、世界遺産として指定されています。時刻は20時。ご飯にしましょう。夕暮れの街を歩き、レストランに向かいました。

オレンジ色の街灯がとても幻想的です。

薄暮のサッシ群。丘の上にはドゥオーモが淡くライトアップされています。

レストランは色々あるのですが、ホテルのレセプションのすぐ近くにあったRistorante Le Botteghe(リストランテ レ・ボッテーゲ)という店に行きました。マテーラの郷土料理を出す店で、アーモイタリアというイタリア観光案内のホームページに載っており、評判もなかなかいいようです。

洞窟住居を利用した店内はかなり広く、雰囲気もいいです。平日の夜ということで、客入りはそこそこでした。

まずはこれ。Orecchiette al Tegamino(オレッキエッテ・アル・テガミーノ)というマテーラ周辺の名物料理です。耳たぶ型のパスタとチーズとトマトソースを土鍋に入れ、オーブンでやいたもので、ソースとチーズとパスタの絡みが最高。とてもおいしいです。ハムとオリーブとアーティチョークとマッシュルームが載ったピザも2人でシェアして食べました。これまたおいしいです。結構大きいので、1人では食べきれないでしょう。

私はメインで骨付き羊肉。塩味でおいしいお肉でした。

最初ウェイターのおっさんはあまり機嫌が良くありませんでした。しかし我々がモリモリ食べているからでしょう。だんだん上機嫌になり、最後にはニコニコ顔で「ドルチェはどう?チョコレートケーキがおいしいよ?」と薦めてきました。当然食べます。そしておいしいです。

すっかり満足して店を出ました。まもなく22時になろうとしています。

マテーラの治安は良く、夜歩き回っても問題ないようです。月明かりに照らされた夜のサッシ群。昼間とまったく違う光景がそこにありました。

階段を登ります。びっしり並ぶサッシ群。丘の上に淡い光を放つドゥオーモ。なんと幻想的なのでしょうか。

さらに階段をあがります。

マテーラの街は夜でも明るいです。教会やその尖塔がライトアップされ、オレンジ色の街灯が道を照らしているからです。

サッシの間の路地を通ります。

これは・・・。思わず足を止めました。こんなすばらしい夜景は見たことがありません。
オレンジ色の淡い光が浮かぶサッシ群。そしてライトアップされたドゥオーモ。美しいです。
そして音。サッシのあちこちにあるレストランは観光客でにぎわい、談笑する声やフォークや皿の音があちこちで響きます。
かつて貧困の象徴であったサッシは、幸せな音に満ちていました。

ドゥオーモ。闇夜に美しく浮かび上がります。

階段の下。何の変哲も無い路地ですが、何か写真を撮りたくなる魅力があります。

サッシ群の眺め。

マテーラの美しさを知るなら、昼だけでなく夜も歩かなければなりません。数時間しか滞在しないツアーではもったいないです。

新市街に出ました。

そのままドゥオーモ前の展望台へ。

こんな不思議な光景なかなか見られませんよ。マテーラに来られたことがとてもうれしいです。

ドゥオーモを正面から。中に入れないのが惜しいです。

再びサッシ群を見下ろします。

角度を変えて。

月明かりの音楽学校。

サン・フランチェスコ・ダッシジ教会。

再びサッシ群の旧市街へ向かうべく階段を下りていきます。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会付近。サッシ群の外延部で、右側は荒涼とした谷があります。

ライトアップされたサンタ・マリア・デ・イドリス教会。とても幻想的ですね。

がけっぷちに建つサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会から階段を下り、二つのサッシ群の間の道に出ました。

マテーラの模型。

新市街に戻り、パスコリ広場の展望台からサッシ地区を見下ろしました。見る角度が変わるとだいぶ印象が変わります。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会。不思議な光景です。

新市街の立派な建物。

昼はカフェが並ぶこの道も、夜は静かです。

髑髏の装飾が特徴的なプルガトリオ教会。明日行きます。

マテーラの夜景はすばらしかった。これほど撮影のしがいがある夜景はそうそうありません。しかも昼と夜との雰囲気の違いはいったいなんでしょう!昼は風に吹かれて寂しげなサッシ群なのに、夜になると別の街のように輝きだす。淡い光がとても幻想的で、寂しさは微塵も感じません。
1泊しかしないのはもったいない、1週間ぐらい滞在して歩き回ってみたい。マテーラに来て本当によかったです。
明日もマテーラを観光し、その後アルベロベッロに移動します。
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イタリア南部の町マテーラを散策しています。サッシと呼ばれる洞窟住居が今も残り、世界遺産として指定されています。時刻は20時。ご飯にしましょう。夕暮れの街を歩き、レストランに向かいました。

オレンジ色の街灯がとても幻想的です。

薄暮のサッシ群。丘の上にはドゥオーモが淡くライトアップされています。

レストランは色々あるのですが、ホテルのレセプションのすぐ近くにあったRistorante Le Botteghe(リストランテ レ・ボッテーゲ)という店に行きました。マテーラの郷土料理を出す店で、アーモイタリアというイタリア観光案内のホームページに載っており、評判もなかなかいいようです。

洞窟住居を利用した店内はかなり広く、雰囲気もいいです。平日の夜ということで、客入りはそこそこでした。

まずはこれ。Orecchiette al Tegamino(オレッキエッテ・アル・テガミーノ)というマテーラ周辺の名物料理です。耳たぶ型のパスタとチーズとトマトソースを土鍋に入れ、オーブンでやいたもので、ソースとチーズとパスタの絡みが最高。とてもおいしいです。ハムとオリーブとアーティチョークとマッシュルームが載ったピザも2人でシェアして食べました。これまたおいしいです。結構大きいので、1人では食べきれないでしょう。

私はメインで骨付き羊肉。塩味でおいしいお肉でした。

最初ウェイターのおっさんはあまり機嫌が良くありませんでした。しかし我々がモリモリ食べているからでしょう。だんだん上機嫌になり、最後にはニコニコ顔で「ドルチェはどう?チョコレートケーキがおいしいよ?」と薦めてきました。当然食べます。そしておいしいです。

すっかり満足して店を出ました。まもなく22時になろうとしています。

マテーラの治安は良く、夜歩き回っても問題ないようです。月明かりに照らされた夜のサッシ群。昼間とまったく違う光景がそこにありました。

階段を登ります。びっしり並ぶサッシ群。丘の上に淡い光を放つドゥオーモ。なんと幻想的なのでしょうか。

さらに階段をあがります。

マテーラの街は夜でも明るいです。教会やその尖塔がライトアップされ、オレンジ色の街灯が道を照らしているからです。

サッシの間の路地を通ります。

これは・・・。思わず足を止めました。こんなすばらしい夜景は見たことがありません。
オレンジ色の淡い光が浮かぶサッシ群。そしてライトアップされたドゥオーモ。美しいです。
そして音。サッシのあちこちにあるレストランは観光客でにぎわい、談笑する声やフォークや皿の音があちこちで響きます。
かつて貧困の象徴であったサッシは、幸せな音に満ちていました。

ドゥオーモ。闇夜に美しく浮かび上がります。

階段の下。何の変哲も無い路地ですが、何か写真を撮りたくなる魅力があります。

サッシ群の眺め。

マテーラの美しさを知るなら、昼だけでなく夜も歩かなければなりません。数時間しか滞在しないツアーではもったいないです。

新市街に出ました。

そのままドゥオーモ前の展望台へ。

こんな不思議な光景なかなか見られませんよ。マテーラに来られたことがとてもうれしいです。

ドゥオーモを正面から。中に入れないのが惜しいです。

再びサッシ群を見下ろします。

角度を変えて。

月明かりの音楽学校。

サン・フランチェスコ・ダッシジ教会。

再びサッシ群の旧市街へ向かうべく階段を下りていきます。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会付近。サッシ群の外延部で、右側は荒涼とした谷があります。

ライトアップされたサンタ・マリア・デ・イドリス教会。とても幻想的ですね。

がけっぷちに建つサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会から階段を下り、二つのサッシ群の間の道に出ました。

マテーラの模型。

新市街に戻り、パスコリ広場の展望台からサッシ地区を見下ろしました。見る角度が変わるとだいぶ印象が変わります。

サンタ・マリア・デ・イドリス教会。不思議な光景です。

新市街の立派な建物。

昼はカフェが並ぶこの道も、夜は静かです。

髑髏の装飾が特徴的なプルガトリオ教会。明日行きます。

マテーラの夜景はすばらしかった。これほど撮影のしがいがある夜景はそうそうありません。しかも昼と夜との雰囲気の違いはいったいなんでしょう!昼は風に吹かれて寂しげなサッシ群なのに、夜になると別の街のように輝きだす。淡い光がとても幻想的で、寂しさは微塵も感じません。
1泊しかしないのはもったいない、1週間ぐらい滞在して歩き回ってみたい。マテーラに来て本当によかったです。
明日もマテーラを観光し、その後アルベロベッロに移動します。
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>>オレンジ色の淡い光が浮かぶサッシ群。そしてライトアップされたドゥオーモ。美しいです。
>>そして音。サッシのあちこちにあるレストランは観光客でにぎわい、談笑する声やフォークや皿の音があちこちで響きます。
>>かつて貧困の象徴であったサッシは、幸せな音に満ちていました。
写真、感動しました。素晴らしい風景ですね。そして音に言及されていますね。この音は、実際にその場に訪れた旅人にしか分からない音。お見事です。