
南イタリア旅行記の第17回です。
7日目の2013年9月21日。今日はソレントからアマルフィへと向かいます。
美しい海岸線を見ながら、船に乗ってアマルフィへと移動しました。
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■ 7日目 2013年9月21日
ソレントでの朝の散歩を終え、船に乗ってアマルフィを目指します。ソレントからアマルフィへのアクセスはバスが一般的ですが、混んでいるうえに乗り心地が悪いので、この時期1往復だけ運航される船に乗ることにしたのです。
バス会社のホームページ
船のホームページ
アーモイタリアによる解説

坂道を下ってソレント港の乗船券売り場にやってきました。カプリ行の乗船券の売り場はたくさんありますが、アマルフィ行きの売り場はどこでしょう。
インフォメーションで聞くと3番の売り場に並べとのこと。3番と書かれた売り場はありませんが、4番売り場のとなりが3番でしょう。列に並びます。
私の前に並んだ日本人の女性二人もアマルフィに行くのでしょう。「アマルフィまで16.8ユーロだって。高いねー」と言っています。
しばらく並んでチケットを購入。なぜか22ユーロ取られました。値上げしたのでしょうか。
しかしチケットには16.8ユーロと書かれています。ぶっきらぼうな女性係員から乗り場は7番乗り場と言われ、チケットを投げてよこされました。

7番と書かれた乗り場で船を待っていると、船着き場の突端の3番乗り場に船が到着しました。船員が「アマルフィー!ポジターノ!」と行先を叫んでいます。
切符売り場の案内と違いますね。イタリアではよくあることなのでしょうか。我々は急いで7番乗り場から3番乗り場まで移動して船に乗り込みました。

乗船しようと船員にチケットを見せると「バゲージチケットを見せろ」と言われました。
そんなものは無いと答えると、スーツケースの持ち込みは1個2ユーロ必要とのこと。どういうことでしょう。
さきほど切符売り場で16.8ユーロの切符を買うとき22ユーロ取られましたが、この差額がバゲージチケットの分なのでしょうか。
しかし、もらったチケットは乗船券だけ。あの横柄な女性係員が渡し忘れたのかもしれません。
出航まであと5分。船着き場は切符売り場から遠く、今から往復する時間はありません。
「お金は今払えばいいから、とにかく乗って」と言われ、2ユーロ払って乗り込みました。
釈然としませんが、仕方ありません。乗れただけでも良しとします。
階段を上がり、2階デッキの進行方向左側の通路の一番後ろ、写真を撮りやすいポジションを確保。
体勢は万全です。

出航。港を出て、海岸線沿いを南下していきます。

色とりどりの建物が立っています。

昔の砦の跡でしょうか。

入り組んだ海岸線です。

カプリ島からの船とすれ違います。

いい景色ですね。今日は天気に恵まれ、心地よい風が吹いています。

海に面したホテルでしょうか。

アマルフィまでは1時間程度。きれいな景色をのんびり眺めます。

隣にいたおばさんが「後ろにカプリ島があるよ」と教えてくれました。今回は時間がなくて行けないですが、次回はぜひ行きたいですね。

カプリ島がよく見えます。
おばさんから「あんたイイカメラ持ってるね。写真もうまいんだろう。私のカメラで記念撮影してくれ」と言われ、カプリ島をバックにおばさんのカメラを借りて何度か記念撮影してあげました。

カプリ島がどんどん遠ざかっていきます。
船は方向を変え、海岸線沿いをポジターノへ、さらにアマルフィへと向かいます。

切り立った崖が見えます。

思ったより険しい地形ですね。

山肌にはりつくように集落が点在しています。

小さな港がありました。ビーチがあり、パラソルがたくさん立っています。

こういう入り江に1週間ぐらい滞在してのんびりするのもいいですね。

人家が途絶え、雄大な景色が広がります。

山の上のほうに家があります。

アマルフィに向かう道路が見えました。曲がりくねった険しい道です。

あんな道を1時間バスに乗ったら酔いそう・・・。

素晴らしい景色の連続。乗客はこぞって写真を撮っています。

そろそろポジターノにつきます。アマルフィ海岸を代表する観光地の一つで、多くの観光客でにぎわいます。

さあ、ポジターノの町が見えてきました。

絵葉書になりそうな美しい景色です。

急斜面に張り付くように重なって立つ家々。不思議な光景ですね。

11:10。ポジターノに到着。

美しい街並み。
乗客は皆写真を撮っています。私もさきほどのおばさんに頼まれて写真を撮りました。
しかしおばさんを記念撮影しようと移動した隙に私がいた場所を別のおっさんにとられてしまいました。
おばさんが「そこはこの兄ちゃんがいたところだよ。どきなさいよ」と言っていますがおっさんはどこうとしません。
幸いポジターノで多くの客が降りて船内が空いたため、別のポジションを確保できません。
私はおばさんに「ノープロブレム」とお礼を言いました。

ポジターノを出発。次はアマルフィです。

船にして正解でしたね。のんびりと景色が眺められますし、しかもバスよりも乗り心地がいいです。

入り組んだ海岸線です。「世界で一番美しい海岸線」と言われるだけのことはあります。

アマルフィ海岸には集落が点在しています。

教会があります。

あまり高い木が生えていませんね。

砦、教会などが見えています。

険しい地形にアーチ橋を架けて進む道。あんなところに道を通すのは大変だったでしょう。

石造りの砦。

ポジターノ方面に向かう船とすれ違います。アマルフィとポジターノはバス以外にも船で往復することができます。

なにやら大きな穴が開いていますね。その上にも家が建っていますが、崩れることはないのでしょうか。

建物が増えてきました。まもなくアマルフィです。
アマルフィは古代ローマ時代から栄えた海洋都市です。海岸線が入り組んでいるので外敵からの防衛に適していたのです。今から1000年ほど前にはアマルフィ公国として勢力を広げ、地中海貿易を支配するほどの栄華を誇りましたが、その後はヴェネチアなどに押されて衰退していきました。
現在はイタリア屈指のリゾート地として知られるようになり、美しい景色や街並みを求めて世界中から観光客が訪れています。

アマルフィの港に入りました。

これがアマルフィ。目の前に広がる美しい街並みを前に、観光客は皆興奮を隠せません。

船着き場には人がたくさんいます。

港の近くにはアマルフィの象徴である大聖堂があります。後で行ってみましょう。

11:40アマルフィ到着。船を降ります。

改めてアマルフィの街並みを見上げます。本当に美しい。

今日から泊まるランティーコ・コンヴィート(L'Antico Convitto)というホテルはアマルフィの旧市街にあります。歩いても行けますが、港まで迎えに来てくれるという話だったので、港で待つことにしました。
次回はアマルフィ観光です。
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ソレントでの朝の散歩を終え、船に乗ってアマルフィを目指します。ソレントからアマルフィへのアクセスはバスが一般的ですが、混んでいるうえに乗り心地が悪いので、この時期1往復だけ運航される船に乗ることにしたのです。
バス会社のホームページ
船のホームページ
アーモイタリアによる解説

坂道を下ってソレント港の乗船券売り場にやってきました。カプリ行の乗船券の売り場はたくさんありますが、アマルフィ行きの売り場はどこでしょう。
インフォメーションで聞くと3番の売り場に並べとのこと。3番と書かれた売り場はありませんが、4番売り場のとなりが3番でしょう。列に並びます。
私の前に並んだ日本人の女性二人もアマルフィに行くのでしょう。「アマルフィまで16.8ユーロだって。高いねー」と言っています。
しばらく並んでチケットを購入。なぜか22ユーロ取られました。値上げしたのでしょうか。
しかしチケットには16.8ユーロと書かれています。ぶっきらぼうな女性係員から乗り場は7番乗り場と言われ、チケットを投げてよこされました。

7番と書かれた乗り場で船を待っていると、船着き場の突端の3番乗り場に船が到着しました。船員が「アマルフィー!ポジターノ!」と行先を叫んでいます。
切符売り場の案内と違いますね。イタリアではよくあることなのでしょうか。我々は急いで7番乗り場から3番乗り場まで移動して船に乗り込みました。

乗船しようと船員にチケットを見せると「バゲージチケットを見せろ」と言われました。
そんなものは無いと答えると、スーツケースの持ち込みは1個2ユーロ必要とのこと。どういうことでしょう。
さきほど切符売り場で16.8ユーロの切符を買うとき22ユーロ取られましたが、この差額がバゲージチケットの分なのでしょうか。
しかし、もらったチケットは乗船券だけ。あの横柄な女性係員が渡し忘れたのかもしれません。
出航まであと5分。船着き場は切符売り場から遠く、今から往復する時間はありません。
「お金は今払えばいいから、とにかく乗って」と言われ、2ユーロ払って乗り込みました。
釈然としませんが、仕方ありません。乗れただけでも良しとします。
階段を上がり、2階デッキの進行方向左側の通路の一番後ろ、写真を撮りやすいポジションを確保。
体勢は万全です。

出航。港を出て、海岸線沿いを南下していきます。

色とりどりの建物が立っています。

昔の砦の跡でしょうか。

入り組んだ海岸線です。

カプリ島からの船とすれ違います。

いい景色ですね。今日は天気に恵まれ、心地よい風が吹いています。

海に面したホテルでしょうか。

アマルフィまでは1時間程度。きれいな景色をのんびり眺めます。

隣にいたおばさんが「後ろにカプリ島があるよ」と教えてくれました。今回は時間がなくて行けないですが、次回はぜひ行きたいですね。

カプリ島がよく見えます。
おばさんから「あんたイイカメラ持ってるね。写真もうまいんだろう。私のカメラで記念撮影してくれ」と言われ、カプリ島をバックにおばさんのカメラを借りて何度か記念撮影してあげました。

カプリ島がどんどん遠ざかっていきます。
船は方向を変え、海岸線沿いをポジターノへ、さらにアマルフィへと向かいます。

切り立った崖が見えます。

思ったより険しい地形ですね。

山肌にはりつくように集落が点在しています。

小さな港がありました。ビーチがあり、パラソルがたくさん立っています。

こういう入り江に1週間ぐらい滞在してのんびりするのもいいですね。

人家が途絶え、雄大な景色が広がります。

山の上のほうに家があります。

アマルフィに向かう道路が見えました。曲がりくねった険しい道です。

あんな道を1時間バスに乗ったら酔いそう・・・。

素晴らしい景色の連続。乗客はこぞって写真を撮っています。

そろそろポジターノにつきます。アマルフィ海岸を代表する観光地の一つで、多くの観光客でにぎわいます。

さあ、ポジターノの町が見えてきました。

絵葉書になりそうな美しい景色です。

急斜面に張り付くように重なって立つ家々。不思議な光景ですね。

11:10。ポジターノに到着。

美しい街並み。
乗客は皆写真を撮っています。私もさきほどのおばさんに頼まれて写真を撮りました。
しかしおばさんを記念撮影しようと移動した隙に私がいた場所を別のおっさんにとられてしまいました。
おばさんが「そこはこの兄ちゃんがいたところだよ。どきなさいよ」と言っていますがおっさんはどこうとしません。
幸いポジターノで多くの客が降りて船内が空いたため、別のポジションを確保できません。
私はおばさんに「ノープロブレム」とお礼を言いました。

ポジターノを出発。次はアマルフィです。

船にして正解でしたね。のんびりと景色が眺められますし、しかもバスよりも乗り心地がいいです。

入り組んだ海岸線です。「世界で一番美しい海岸線」と言われるだけのことはあります。

アマルフィ海岸には集落が点在しています。

教会があります。

あまり高い木が生えていませんね。

砦、教会などが見えています。

険しい地形にアーチ橋を架けて進む道。あんなところに道を通すのは大変だったでしょう。

石造りの砦。

ポジターノ方面に向かう船とすれ違います。アマルフィとポジターノはバス以外にも船で往復することができます。

なにやら大きな穴が開いていますね。その上にも家が建っていますが、崩れることはないのでしょうか。

建物が増えてきました。まもなくアマルフィです。
アマルフィは古代ローマ時代から栄えた海洋都市です。海岸線が入り組んでいるので外敵からの防衛に適していたのです。今から1000年ほど前にはアマルフィ公国として勢力を広げ、地中海貿易を支配するほどの栄華を誇りましたが、その後はヴェネチアなどに押されて衰退していきました。
現在はイタリア屈指のリゾート地として知られるようになり、美しい景色や街並みを求めて世界中から観光客が訪れています。

アマルフィの港に入りました。

これがアマルフィ。目の前に広がる美しい街並みを前に、観光客は皆興奮を隠せません。

船着き場には人がたくさんいます。

港の近くにはアマルフィの象徴である大聖堂があります。後で行ってみましょう。

11:40アマルフィ到着。船を降ります。

改めてアマルフィの街並みを見上げます。本当に美しい。

今日から泊まるランティーコ・コンヴィート(L'Antico Convitto)というホテルはアマルフィの旧市街にあります。歩いても行けますが、港まで迎えに来てくれるという話だったので、港で待つことにしました。
次回はアマルフィ観光です。
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