
南イタリア旅行記の第21回です。
8日目の2013年9月22日。今日はアマルフィ周辺を散策します。
まずはアマルフィからバスに乗って天空の町ラヴェッロに向かいました。
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■ 8日目 2013年9月22日

7時半に起床。今日はアマルフィ近郊のラヴェッロとポジターノという2つの町を観光する予定です。
ホテルで朝食を食べてから、のんびり出かけましょう。
食堂に行くとどこで食べるかを聞かれました。このレストランは屋上にテラスがあり、景色を見ながら食べることができるのです。
テラスと答えてお盆をもらい、エレベーターで屋上まで上がりました。屋上からは海が見えます。

我々が泊まっているランティコ・コンビート(L'Antico Convitto)というホテルは旧市街のドゥオーモの近くにあります。

朝の気持ちが良い空気の中、きれいな景色を見ながら食べる朝食は最高です。虫が飛んでいても気になりません。
のんびり食べているとホテルのスタッフが上がってきてカプチーノを入れてくれました。

遠くに豪華客船が停泊していました。
朝食を食べ終わったら明日の相談です。
明日はバスと電車を乗り継いでポンペイ遺跡に向かい、その後ナポリ空港から帰国します。
なるべく早めに出発しないとポンペイでの観光時間が無くなりますので、フロントでバスの時刻表を見せてもらい、明日は8時のバスで出発することにしました。
ホテルのフロントのスタッフはとても愛想の良い人で、「早い出発だね」と笑いつつ、通常7時半からの朝食を7時に早めてもらうことになりました。
早い時間だから温かい飲み物は無いよとのことですが、特に問題ないでしょう。またフロントがまだ開いていないので、チェックアウトは今してほしいと言われました。

8時40ごろホテルを出て、海沿いの港に面したバスターミナルに向かいます。売店でバスの1日乗車券を買い、ラヴェッロ行きの乗り場に向かいました。

ラヴェッロ行きの乗り場はソレント・サレルノ方面の乗り場からやや離れており、ターミナルの東側にあります。

朝のアマルフィ。今日も良い天気です。

本当にきれいな景色ですね。

9時のバスがやってきました。
ラヴェッロは海抜350メートルほどの高台にある人口2000人ほどの小さな町。アマルフィからは山道をバスで登って30分ほどです。
アマルフィ海岸を一望できる景色がすばらしく、天空の町とも呼ばれています。

9時に出発。イタリアのバスは乗車前に切符を買い、その切符を運転席の脇にある刻印機に入れて乗車日時を刻印しなければならないのですが、刻印機が故障中で使えない模様。そのまま乗って良いといわれました。

バスは海沿いの道をサレルノ方面へと走ります。複雑な海岸線をそのままトレースする道なので、カーブが多いです。

入り江にはビーチ小さなビーチがありました。

良い景色ですが、揺れるのでバスに弱い人は酔い止めが必要かもしれません。

切り立った崖に張り付くような道です。

海沿いの道から別れ、ラヴェッロへと登っていきます。

バス停がありました。バスは満席で、途中での乗り降りがあります。

眼下に海が見えます。だいぶ登ってきました。

急カーブが続きます。

バスはさらに山道を登っていきます。

山の上の方に町が見えてきました。

谷間にも家が点在しています。

家並みが見えています。スカラという町のようです。

教会の前の広場でユーターンしました。

まもなくラヴェッロです。

どうやらバスはスカラという町に寄ってからラヴェッロに行くらしく、来た道を戻っています。

あの家並みがラヴェッロでしょう。

アマルフィから30分でラヴェッロに到着。バス停と一般車の駐車場があるだけの場所で、町の中心はここからトンネルを抜けた先になります。

バス停から見える景色。アマルフィ海岸を一望できます。すばらしい!

良い景色ですが、こういう景色がこれから沢山見られます。まずは町の中心へと移動しましょう。

5分ほど歩くと旧市街の中心。ドゥオーモ(大聖堂)があり、ドゥオーモの前に広場があります。広場に面して建つこの歴史ありげな塔は、ヴィッラ・ルーフォロというかつての貴族の屋敷です。あとで見学しましょう。

ドゥオーモの前の広場。ラヴェッロのドゥオーモは11世紀ごろ建てられ、ビザンチンの影響を受けたモザイク画が有名です。
早速中に入ってみましょう。
次回はラヴェッロ観光です。
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