南イタリア旅行記の第29回です。
9日目の2013年9月23日。最終日の今日はアマルフィからポンペイに移動し、遺跡を見学してから空港のあるナポリへと向かいます。
今回は広大なポンペイ遺跡の見学。ヴェッティの家やスタビアーネ浴場といった建物を見学しました。
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■ 9日目 2013年9月23日
前回から引き続き、広大なポンペイ遺跡を見学しています。ポンペイは2000年以上前に栄えていた古代ローマの町で、西暦73年に起きたヴェスビオ火山の大噴火によって火山灰に埋もれてしまいました。現在はイタリアを代表する観光スポットの一つですが、発掘や修復作業がいたるところで行われており、立入り禁止の箇所もあります。
2000年前の街並みが現代によみがえったポンペイ。
かつての家並みを横目に通りを歩きます。ここはかつてパン屋だった建物です。
スタビアーナ通り。
石畳がデコボコでかなり歩きにくいです。
大きな家があります。
ヴェッティの家と呼ばれる建物です。大商人アウロ・ヴェッティオ・レスティトゥートとコンヴォーヴァの豪邸だったそうです。入口の柱にあるこの絵は巨大な男根と金貨の入った袋を天秤にかける生殖の神プリアボスが描かれています。
同じような風景が続く遺跡ですから、現在位置がわかりにくいです。そのためこうした看板で現在位置を確認します。
中に入りました。いくつかの部屋を見学できますが、修復中で入れないところもありました。
神話などをテーマにしたフレスコ画が壁一面を覆い尽くしていたそうです。
人物の絵。
中庭があります。
比較的絵の状態が良いです。床面のモザイクもきれいですね。
2000年前のものとは思えません。
美しい中庭。
2000年前の大富豪の屋敷だけあって豪華です。
これは鮮やかな赤と黄色。
祭壇でしょうか。
壁が黄色く塗られています。
顔の絵。
回廊を歩きます。
この部屋はきれいな白い壁。
ヴェッティの家を出ました。この付近には大きな屋敷が多かったようです。
スタビアーネ通りを歩きます。
広大な敷地の向こうに建つレンガの柱
今日は雲ひとつ無い青空です。日陰があまりないので直射日光が厳しいですね。
遺跡のメインストリートの一つアッボンダンツァ通りとの交差点。
交差点に面したスタビアーネ浴場という建物に入ってみました。紀元前4世紀末に建設されたポンペイ最初の浴場です。
この広場はかつて運動場として使われていました。
回廊の壁には鮮やかなフレスコ画が描かれていました。
柱廊の北側には個室の浴場があります。
浴場の一部が見学できるようになっていました。
浴槽があります。
共同浴場のあたり。天井がきれいに装飾されています。
赤いフレスコ画が一部残っています。
高い天井の熱浴室。
かつては風景画が描かれていたのでしょうか。
これはミイラでしょうか。
後で聞いた話では、火砕流に飲まれてしまった人の遺体が腐って無くなり、発掘時には人の形をした空洞になっていたそうです。そこへ拙攻を流し込んで、当時の人々の姿形を再現したのだそうです。
しばらく見学してスタビアーネ浴場を出ました。
この近くにはトイレがあります。ポンペイ遺跡は非常に広いのですが、トイレが驚くほど少ないです。中心部はフォロ周辺とこの近くの2箇所しかありません。あとは遺跡の外縁部と入口付近だけ。トイレは計画的に済まさないといけません。
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前回から引き続き、広大なポンペイ遺跡を見学しています。ポンペイは2000年以上前に栄えていた古代ローマの町で、西暦73年に起きたヴェスビオ火山の大噴火によって火山灰に埋もれてしまいました。現在はイタリアを代表する観光スポットの一つですが、発掘や修復作業がいたるところで行われており、立入り禁止の箇所もあります。
2000年前の街並みが現代によみがえったポンペイ。
かつての家並みを横目に通りを歩きます。ここはかつてパン屋だった建物です。
スタビアーナ通り。
石畳がデコボコでかなり歩きにくいです。
大きな家があります。
ヴェッティの家と呼ばれる建物です。大商人アウロ・ヴェッティオ・レスティトゥートとコンヴォーヴァの豪邸だったそうです。入口の柱にあるこの絵は巨大な男根と金貨の入った袋を天秤にかける生殖の神プリアボスが描かれています。
同じような風景が続く遺跡ですから、現在位置がわかりにくいです。そのためこうした看板で現在位置を確認します。
中に入りました。いくつかの部屋を見学できますが、修復中で入れないところもありました。
神話などをテーマにしたフレスコ画が壁一面を覆い尽くしていたそうです。
人物の絵。
中庭があります。
比較的絵の状態が良いです。床面のモザイクもきれいですね。
2000年前のものとは思えません。
美しい中庭。
2000年前の大富豪の屋敷だけあって豪華です。
これは鮮やかな赤と黄色。
祭壇でしょうか。
壁が黄色く塗られています。
顔の絵。
回廊を歩きます。
この部屋はきれいな白い壁。
ヴェッティの家を出ました。この付近には大きな屋敷が多かったようです。
スタビアーネ通りを歩きます。
広大な敷地の向こうに建つレンガの柱
今日は雲ひとつ無い青空です。日陰があまりないので直射日光が厳しいですね。
遺跡のメインストリートの一つアッボンダンツァ通りとの交差点。
交差点に面したスタビアーネ浴場という建物に入ってみました。紀元前4世紀末に建設されたポンペイ最初の浴場です。
この広場はかつて運動場として使われていました。
回廊の壁には鮮やかなフレスコ画が描かれていました。
柱廊の北側には個室の浴場があります。
浴場の一部が見学できるようになっていました。
浴槽があります。
共同浴場のあたり。天井がきれいに装飾されています。
赤いフレスコ画が一部残っています。
高い天井の熱浴室。
かつては風景画が描かれていたのでしょうか。
これはミイラでしょうか。
後で聞いた話では、火砕流に飲まれてしまった人の遺体が腐って無くなり、発掘時には人の形をした空洞になっていたそうです。そこへ拙攻を流し込んで、当時の人々の姿形を再現したのだそうです。
しばらく見学してスタビアーネ浴場を出ました。
この近くにはトイレがあります。ポンペイ遺跡は非常に広いのですが、トイレが驚くほど少ないです。中心部はフォロ周辺とこの近くの2箇所しかありません。あとは遺跡の外縁部と入口付近だけ。トイレは計画的に済まさないといけません。
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