
チェコ・ハンガリー旅行記の第8回です。
3日目はチェコを走るローカル線の旅。
チェスキークルムロフからチェスケー・ブジェヨヴィツェへ。さらにはインドルジフーフ・フラデツへと向かいました。
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■ 3日目 2014年3月16日
世界で最も美しい町の一つと言われるチェスキー・クルムロフの観光を終えました。
今日はこの後鉄道でチェスキークルムロフからチェスケー・ブジェヨヴィツェに出て、ボヘミアの地方都市インドルジフーフ・フラデツへ。
さらにインドルジフーフ・フラデツからは軽便鉄道に乗りオブラタニへ。オブラタニからは国鉄ローカル線の普通列車でタボールへ。タボールからは特急列車でプラハへと向かいます。

世界で最も美しい町の一つと言われるチェスキー・クルムロフの観光を終えました。
時刻は10:20。これからタクシーに乗ってチェスキークルムロフ駅に向かいます。タクシーは欧米人のおばさん2人といっしょ。ホテルのフロントでタクシーを頼んだところ、すでに駅までのタクシーを手配していたほかの宿泊客に同乗できるようフロントの女性スタッフが頼んでくれたのです。
運転手は英語が少し通じます。広場から南へ向かい、旧市街の西側をぐるりと回って駅へ。途中でホテルから黒い上着を忘れていないかという電話がありました。私を含めて忘れた人はおらず、そのまま出発。それにしても気が利くホテルです。忘れ物があったからわざわざタクシーに電話してくれたわけですから。チェスキークルムロフのホテルグランドはホスピタリティにあふれた良いホテルです。

15分少々でチェスキークルムロフ駅に到着。124コルナでした。だいたい700円ぐらいです。3人で折半して払いました。若干遠回りしたような気もしますが、15分で700円ですから日本のタクシーよりもずっと安いです。

チェスキークルムロフ駅。ローカル線の駅ですが、世界的観光地の玄関口なのでそれなりに大きく、駅員がいます。

駅前のバス停にバスがやってきました。

ホームは低く、無いも同然です。

チェスキークルムロフの駅舎。

チェスキークルムロフまでの時刻表。ほぼ2時間に1本運転されています。

駅構内の切符売り場では量外もできるようです。レート表が出ていました。

100円が16.63チェココルナです。1コルナはだいたい6円。若干レートが悪いです。

駅の待合室。観光客がチェスケーブデヨヴィツェ行きの列車を待っています。

10:53。発車4分前にチェスケーブデヨヴィツェ行きの列車がやってきました。1両目がディーゼルカーで、客車を1両引っ張っています。

出発。各駅停車です。

住宅地が広がっています。

きれいな芝生。

田園地帯になりました。

家がけっこう多いですね。

小川が流れています。

小さな池がありました。

ローカル線の無人駅。

立派な駅舎です。

11:46。定刻より2分ほど早く終点のチェスケー・ブジェヨヴィツェ駅に到着しました。チェスケー・ブジェヨヴィツェはプラハからチェコのリンツに至る路線上にあり、中世の昔から交通の要衝として栄えました。駅の近くに立派な旧市街があり、時間があれば立ち寄りたかったのですが、今回は残念ながらパスです。
また、チェスケー・ブジェヨヴィツェは昔からビールの産地として知られ、あの世界的に有名なビールであるバドワイザーは、実はここの地名にちなんで名づけられました。ブジェヨヴィツェをドイツ語読みするとベーミッシュ・ブトヴァイスになり、ブトヴァイスがバドワイザーになったのです。
ただし、このバドワイザーと言う名前は本来ならここチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェにあるヴジェヨヴィツェ市民醸造株式会社が作っている「ブドヴァイゼル・ベルゲブロイ」と「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」という2つのビールを指すはずなのですが、日本でバドワイザーといえばドイツ系アメリカ人のアドルファス・ブッシュがアメリカで設立したアンハイザー・ブッシュ社によるバドワイザー・ラガービールのことを指すのが一般的です。アメリカのバドワイザーはチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェとは何の関係もありません。この2社は商標権を巡って対立し、訴訟合戦の末チェコ側が北米および米国保護領に限り商標権を放棄することで合意しました。そのため日本ではバドワイザーはアメリカのビールですが、ヨーロッパ主要各国ではアメリカのアンハイザー・ブッシュ社によるバドワイザーはそのままの名前で売ることができず、バドやブッシュという名前で販売されるようになっています。
以上、ビール豆知識でした。

チェスケー・ブジェヨヴィツェからはプラハ行きの特急列車に乗り換えることができますが、私は鉄道ファンですからそんなつまらないことはしません。ここから列車で1時間ほど東に行ったインドルジフーフ・フラデツという地方鉄道から軽便鉄道に乗ることができ、軽便鉄道の終点オブラタニ駅から列車を乗り継いでプラハに行くことができるのです。

というわけで次に乗るのは12:12発のブルノ行き急行列車です。客車列車で、チケットは日本でネット購入済み。132コルナでした。
駅に併設されたスーパーで昼食用のパンを買い、列車に乗り込みました。

私が指定されているのは1番後の2等車です。ただ、指定された席にはアメリカ人のおっさんが座っていたので、別の席に座りました。ガラガラですから、どこに座ろうと自由です。

定刻通り出発。のどかな田園地帯を走ります。立派な駅を通過しました。

アメリカ人のおっさんは荷物の整理をしながら私に話しかけてきました。
どこから来たのか、チェコは楽しんでいるか?と聞かれました。
チェコは最高だぜ!と言ったら、「グッド!」と言われました。

貴族の館のような建物が見えます。

ピンク色の大きな駅舎です。

次の駅のアナウンスはありませんから、駅名をチェックしなければなりません。

畑が広がります。

赤い帽子の駅員さん。

湖が広がります。

13:15にインドルジフーフ・フラデツ駅に到着。冷たい風が強く吹いておりとても寒いです。

駅舎は赤い立派なものです。インドルジフーフ・フラデツはガイドブックに載らないようなマイナーな町ですが、12世紀ごろから栄えており、ここボヘミア地方では比較的大きな町です。

ローカル急行列車が発車していきました。

今日のメインはこのインドルジフーフ地方鉄道に乗ること。チェコにわずかに残ったナローゲージの軽便鉄道です。線路幅が762ミリと狭く、小さな機関車が小さな客車を引っ張りながらのんびり走っているのだそうです。長年チェコ国鉄により運行されていましたが、1998年に分離され、現在は地方自治体などが出資するインドルジフーフ地方鉄道により運行されています。
チェコ国鉄の駅舎を出ると、目の前に線路があり、インドルジフーフ地方鉄道の小さな客車が何両か止まっていました。

線路幅が日本の在来線より30センチも狭いものですから、客車が小さいです。これから始まる軽便鉄道の旅に期待が高まります。

ムムッ!チェコ語で良く分かりませんが、観光シーズンにはSL列車が1往復運転されるようです。乗りたい!

こちらは時刻表。ほぼ2時間に1本の運行です。昼間は9:20、11:20、12:44、14:44、16:01、18:19のようですね。
私が乗るのは14:44発。あと1時間半ほどあります。

私鉄なので切符売り場が別の所にあるのだろうと駅前を見回したのですがそれらしい建物はありません。不思議に思い駅舎に戻ると「軽便鉄道の切符は国鉄駅の窓口で買えます」と英語で書かれた張り紙がありました。なんだ、駅からでることは無かったのですね。
それにしてもわざわざ英語で案内があるということは、私のような物好きがたびたび訪れるということなのでしょう。
駅の窓口に行くと窓口の女性と別の係の女性が世間話をしていました。インドルジフーフ地方鉄道の終点オブラタニまで1枚とチェコ語で書いたメモを渡して切符を買います。44コルナでした。
切符は買いましたが、軽便鉄道の出発まであと1時間半あります。せっかくですのでインドルジフーフ・フラデツの町に行ってみましょう。ガイドブックに載っておらず、ネットでも日本語による情報が全く無いのでよくわかりませんが、グーグルマップをみると町の中心に旧市街があるようです。
そのためにはスーツケースが邪魔です。切符売り場の窓口でロッカーはありますか?荷物を預かってくれますか?と聞いたら、別の係の女性についてこいと言われました。
女性職員の後について歩き、窓口からホームに出て、荷物を預かる部屋に案内されました。、鍵を開けて中入ると倉庫のような部屋。預かり証を渡されました。預け代50コルナです。
荷物を引き取りたいときには私に声をかけてねと言われ、部屋の外へ出ました。
次回はインドルジフーフ・フラデツの散策です。
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世界で最も美しい町の一つと言われるチェスキー・クルムロフの観光を終えました。
今日はこの後鉄道でチェスキークルムロフからチェスケー・ブジェヨヴィツェに出て、ボヘミアの地方都市インドルジフーフ・フラデツへ。
さらにインドルジフーフ・フラデツからは軽便鉄道に乗りオブラタニへ。オブラタニからは国鉄ローカル線の普通列車でタボールへ。タボールからは特急列車でプラハへと向かいます。

世界で最も美しい町の一つと言われるチェスキー・クルムロフの観光を終えました。
時刻は10:20。これからタクシーに乗ってチェスキークルムロフ駅に向かいます。タクシーは欧米人のおばさん2人といっしょ。ホテルのフロントでタクシーを頼んだところ、すでに駅までのタクシーを手配していたほかの宿泊客に同乗できるようフロントの女性スタッフが頼んでくれたのです。
運転手は英語が少し通じます。広場から南へ向かい、旧市街の西側をぐるりと回って駅へ。途中でホテルから黒い上着を忘れていないかという電話がありました。私を含めて忘れた人はおらず、そのまま出発。それにしても気が利くホテルです。忘れ物があったからわざわざタクシーに電話してくれたわけですから。チェスキークルムロフのホテルグランドはホスピタリティにあふれた良いホテルです。

15分少々でチェスキークルムロフ駅に到着。124コルナでした。だいたい700円ぐらいです。3人で折半して払いました。若干遠回りしたような気もしますが、15分で700円ですから日本のタクシーよりもずっと安いです。

チェスキークルムロフ駅。ローカル線の駅ですが、世界的観光地の玄関口なのでそれなりに大きく、駅員がいます。

駅前のバス停にバスがやってきました。

ホームは低く、無いも同然です。

チェスキークルムロフの駅舎。

チェスキークルムロフまでの時刻表。ほぼ2時間に1本運転されています。

駅構内の切符売り場では量外もできるようです。レート表が出ていました。

100円が16.63チェココルナです。1コルナはだいたい6円。若干レートが悪いです。

駅の待合室。観光客がチェスケーブデヨヴィツェ行きの列車を待っています。

10:53。発車4分前にチェスケーブデヨヴィツェ行きの列車がやってきました。1両目がディーゼルカーで、客車を1両引っ張っています。

出発。各駅停車です。

住宅地が広がっています。

きれいな芝生。

田園地帯になりました。

家がけっこう多いですね。

小川が流れています。

小さな池がありました。

ローカル線の無人駅。

立派な駅舎です。

11:46。定刻より2分ほど早く終点のチェスケー・ブジェヨヴィツェ駅に到着しました。チェスケー・ブジェヨヴィツェはプラハからチェコのリンツに至る路線上にあり、中世の昔から交通の要衝として栄えました。駅の近くに立派な旧市街があり、時間があれば立ち寄りたかったのですが、今回は残念ながらパスです。
また、チェスケー・ブジェヨヴィツェは昔からビールの産地として知られ、あの世界的に有名なビールであるバドワイザーは、実はここの地名にちなんで名づけられました。ブジェヨヴィツェをドイツ語読みするとベーミッシュ・ブトヴァイスになり、ブトヴァイスがバドワイザーになったのです。
ただし、このバドワイザーと言う名前は本来ならここチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェにあるヴジェヨヴィツェ市民醸造株式会社が作っている「ブドヴァイゼル・ベルゲブロイ」と「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」という2つのビールを指すはずなのですが、日本でバドワイザーといえばドイツ系アメリカ人のアドルファス・ブッシュがアメリカで設立したアンハイザー・ブッシュ社によるバドワイザー・ラガービールのことを指すのが一般的です。アメリカのバドワイザーはチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェとは何の関係もありません。この2社は商標権を巡って対立し、訴訟合戦の末チェコ側が北米および米国保護領に限り商標権を放棄することで合意しました。そのため日本ではバドワイザーはアメリカのビールですが、ヨーロッパ主要各国ではアメリカのアンハイザー・ブッシュ社によるバドワイザーはそのままの名前で売ることができず、バドやブッシュという名前で販売されるようになっています。
以上、ビール豆知識でした。

チェスケー・ブジェヨヴィツェからはプラハ行きの特急列車に乗り換えることができますが、私は鉄道ファンですからそんなつまらないことはしません。ここから列車で1時間ほど東に行ったインドルジフーフ・フラデツという地方鉄道から軽便鉄道に乗ることができ、軽便鉄道の終点オブラタニ駅から列車を乗り継いでプラハに行くことができるのです。

というわけで次に乗るのは12:12発のブルノ行き急行列車です。客車列車で、チケットは日本でネット購入済み。132コルナでした。
駅に併設されたスーパーで昼食用のパンを買い、列車に乗り込みました。

私が指定されているのは1番後の2等車です。ただ、指定された席にはアメリカ人のおっさんが座っていたので、別の席に座りました。ガラガラですから、どこに座ろうと自由です。

定刻通り出発。のどかな田園地帯を走ります。立派な駅を通過しました。

アメリカ人のおっさんは荷物の整理をしながら私に話しかけてきました。
どこから来たのか、チェコは楽しんでいるか?と聞かれました。
チェコは最高だぜ!と言ったら、「グッド!」と言われました。

貴族の館のような建物が見えます。

ピンク色の大きな駅舎です。

次の駅のアナウンスはありませんから、駅名をチェックしなければなりません。

畑が広がります。

赤い帽子の駅員さん。

湖が広がります。

13:15にインドルジフーフ・フラデツ駅に到着。冷たい風が強く吹いておりとても寒いです。

駅舎は赤い立派なものです。インドルジフーフ・フラデツはガイドブックに載らないようなマイナーな町ですが、12世紀ごろから栄えており、ここボヘミア地方では比較的大きな町です。

ローカル急行列車が発車していきました。

今日のメインはこのインドルジフーフ地方鉄道に乗ること。チェコにわずかに残ったナローゲージの軽便鉄道です。線路幅が762ミリと狭く、小さな機関車が小さな客車を引っ張りながらのんびり走っているのだそうです。長年チェコ国鉄により運行されていましたが、1998年に分離され、現在は地方自治体などが出資するインドルジフーフ地方鉄道により運行されています。
チェコ国鉄の駅舎を出ると、目の前に線路があり、インドルジフーフ地方鉄道の小さな客車が何両か止まっていました。

線路幅が日本の在来線より30センチも狭いものですから、客車が小さいです。これから始まる軽便鉄道の旅に期待が高まります。

ムムッ!チェコ語で良く分かりませんが、観光シーズンにはSL列車が1往復運転されるようです。乗りたい!

こちらは時刻表。ほぼ2時間に1本の運行です。昼間は9:20、11:20、12:44、14:44、16:01、18:19のようですね。
私が乗るのは14:44発。あと1時間半ほどあります。

私鉄なので切符売り場が別の所にあるのだろうと駅前を見回したのですがそれらしい建物はありません。不思議に思い駅舎に戻ると「軽便鉄道の切符は国鉄駅の窓口で買えます」と英語で書かれた張り紙がありました。なんだ、駅からでることは無かったのですね。
それにしてもわざわざ英語で案内があるということは、私のような物好きがたびたび訪れるということなのでしょう。
駅の窓口に行くと窓口の女性と別の係の女性が世間話をしていました。インドルジフーフ地方鉄道の終点オブラタニまで1枚とチェコ語で書いたメモを渡して切符を買います。44コルナでした。
切符は買いましたが、軽便鉄道の出発まであと1時間半あります。せっかくですのでインドルジフーフ・フラデツの町に行ってみましょう。ガイドブックに載っておらず、ネットでも日本語による情報が全く無いのでよくわかりませんが、グーグルマップをみると町の中心に旧市街があるようです。
そのためにはスーツケースが邪魔です。切符売り場の窓口でロッカーはありますか?荷物を預かってくれますか?と聞いたら、別の係の女性についてこいと言われました。
女性職員の後について歩き、窓口からホームに出て、荷物を預かる部屋に案内されました。、鍵を開けて中入ると倉庫のような部屋。預かり証を渡されました。預け代50コルナです。
荷物を引き取りたいときには私に声をかけてねと言われ、部屋の外へ出ました。
次回はインドルジフーフ・フラデツの散策です。
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