
チェコ・ハンガリー旅行記の第10回です。
3日目はチェコを走るローカル線の旅。
チェコに残る軽便鉄道。インドルジフーフ地方鉄道に乗ってインドルジフーフ・フラデツからオブラタニへ。
さらに在来線でタボールへ。タボールからは特急列車でプラハへと向かいました。
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■ 3日目 2014年3月16日

チェコのボヘミア地方の小都市、インドルジフーフ・フラデツに来ています。
ガイドブックにも載っていないような町にやってきた理由はインドルジフーフ地方鉄道という線路幅760mmの軽便鉄道に乗るためです。
ただ、時間があるので町を歩いたところ、驚くほど魅力的な旧市街がありました。チェコ侮りがたしです。
インドルジフーフ地方鉄道はここインドルジフーフ・フラデツから北に向かう路線と南に向かう2路線を運行しています。もともとチェコ国鉄による運行でしたが、1998年に分離され、地方自治体などが出資する地方鉄道に引き継がれています。
南へ向かうノヴァー・ビストルジツェ線は湖畔を走る風光明媚な路線で、1日2往復しか走りません。ただし観光シーズンには7往復ほどに増便され、SL列車も走ります。
一方これから私が乗る路線は北にあるオブラタニというチェコ国鉄の駅に向かう路線で、平日は9往復。だいたい2時間に1本運行されています。
乗り場は国鉄駅を出て左側にありますが、切符は国鉄駅の切符売り場で買うようになっていました。
旧市街の観光を追え、国鉄駅の荷物預かり所に預けたスーツケースを引き取った後、インドルジフーフ地方鉄道の乗り場へと向かいました。

インドルジフーフ地方鉄道の乗り場。まるでバス乗り場のようなホームに、客車1両だけをつないだディーゼル機関車が止まっていました。ただ発車案内は電光掲示になっています。私が乗るオブラタニ行きは14:44。次の列車は18:19までありません。

なんとかわいらしい列車でしょうか。保存鉄道でも観光列車でも無く、地元民の生活路線なのです。
これに乗るためなら20万の飛行機代も全く惜しくありませんね。

奥のホームには1日2往復しかないノヴァー・ビストルジツェ行きの列車が止まっています。2往復しかなくても、ちゃんとお客さんがいます。
列車の写真を撮っていたら、14:28発ノヴァー・ビストルジツェ行きの列車が発車していきました。
乗りたいですが、これにのると今日中にプラハにたどりつけません。

遠くに走り去る軽便鉄道の列車。

そろそろ発車です。客は誰もいません。

この路線の時刻表。平日朝3:20発の列車があります。何のために運行されているのでしょう。

ドアを手で開けて、客車に乗り込みましょう。

客車に乗り込みました。線路幅760mmと日本の在来線より30センチ狭いはずですが、ちゃんと通路の両側に2人掛の座席があります。
しかも、1両しかないのにトイレがあります。車掌も乗っており、出発後すぐに検札がありました。

時間通りに出発。私が乗った後に子供と若い男が乗ってきたので、乗客は3人です。
出発するとすぐにチェコ国鉄の線路に合流し、三線軌条になりました。1435mm標準軌と760mmの狭軌がいっしょになっており、両方の列車が通れるようになっているのです。日本ではかつて箱根登山鉄道に三線軌条区間がありましたが、今はなくなっています。
googlemapで見るとこうなります。

田舎の住宅地。

国鉄の線路から分岐していきます。カーブが多いですが、意外にスピードを出しています。

線路が狭くなり、一気にローカル色が濃くなります。

周囲に人家が少なくなりました。

あまり人が住んでいないようにも見えますが、こまめに駅がありました。写真の駅はロヴィエティーン駅。だいたい3〜5分走ると駅に停車します。結構立派な駅舎です。

牧草地帯をカーブしてきます。

待合室しかない小さな駅。このような駅は客がいない場合通過します。もしこの駅から乗りたければ運転手に向かってかなり目立つように合図しなければなりません。

ノヴァー・ヴチェルニツェ駅に着きました。

駅周辺には工場や団地、住宅が並び、沿線ではかなり大き目の集落となっています。

2時間に1本だし、客車は1両だし誰も乗らないかと思いきや、途中の駅で意外と乗り降りがあります。

木造の掘っ立て小屋しかない駅。いいですね。こんな駅で列車を待ってみたい。通過されたら洒落になりませんが。

ボヘミアの暗い森の中をひたすら走ります。

小さな池と、集落が見えます。

15:18にカメニツェ・ナト・リポウに到着しました。沿線ではもっとも大きな町で、ここで折り返す列車もあります。
ただ、駅自体は町外れにあるようです。

荷物を持ったおばさんが乗ってきました。
そして驚きの定時発車。意外な気もしますが、このまま定時運行で走る抜けて欲しいですね。
終点のオブラタニ駅ではわずか3分以内にチェコ国鉄のタボール行きの列車に乗り換えなければなりません。遅れが当たり前のヨーロッパではかなり危険な賭けなのです。

鹿がいます。

森の中の牧草地帯を鹿が走り抜けていきました。

急カーブを経て再び森の中へ。雨が降ってきました。

森の中のフヴァールコフ駅で対向列車とすれ違いました。やはり客車1両です。

周囲に人家は見えませんが、女の子とその母親の2人組が乗ってきました。どこに住んでいるのでしょう。

ボヘミアの森の木々が雨に煙っています。

田舎道と踏み切り。

土地は平坦ですが、カーブが多いです。

森の中にも踏切があります。舗装されておらず、獣道のような道です。
かわいい列車がゴトゴト走るひなびたローカル線。もっと乗っていたいのですが、もうしばらくすると終点です。

16:01に終点のオブラタニ駅に到着。定刻どおり到着してくれました。これで3分後に出発する国鉄の列車に間に合い、予定通りの列車でプラハに行くことができます。

終点で降りたのは5人ほど。全員目の前にある国鉄駅から国鉄の列車に乗り換えるようです。雨が強く振っており、皆走って国鉄の駅舎に入りました。

国鉄のタボール行き列車が入ってきました。16:04発。こちらも定刻運行です。

国鉄のオブラタニ駅。赤レンガの洒落た駅舎でした。

景色は先程まで乗っていたインドルジフーフ地方鉄道とあまりかわりません。田園地帯や森の中を走ります。
車内は混みあっており、2両編成の座席はすべて塞がっています。駅を出るとすぐに検札。オブラタニからタボールまでの切符はチェコ国鉄のホームページで購入。PDFで発見され、自宅のプリンターでプリントアウトして持っていけばOKです。運賃は40コルナ。だいたい230円ぐらいです。普通列車だから安いですね。

16:30に終点のタボール駅に到着。時間通りでした。
タボールはプラハとチェスケー・ブジェヨヴィツェを結ぶ幹線上にある都市です。

駅は各方面から線路が集まる交通の要衝でした。

駅前に出ます。駅舎から離れた所にローカル線のホームがありました。良い雰囲気ですね。乗りたいです。

タボール駅の駅舎。

駅車内で待ちます。チェコ語で何事か放送がありました。どうやら列車が遅れているようです。

発車案内板を見ると、プラハと反対方向に行くチェスケー・ブジェヨビツェ行きが70分も遅れています。私が乗る16:59発プラハ行きR638列車は何も書いてありませんが、赤字ということは遅れているのでしょう。

プラハ行きは10分遅れで到着。1等車のコンパートメントを予約してあります。料金は211コルナ。列車の後方から乗車しましたが、1等車は一番前。スーツケースを押しながら車内を前へと歩く羽目になりました。

列車はプラハからの列車を待ったため20分遅れの17:20に出発。工事中の区間こそ徐行しましたが、それ以外は快調に走りました。

日が暮れていきます。私がいるコンパートメントはおっさんが一人。客室内の照明をつけていないので暗いです。

私一人になったので電気をつけました。

18:45。タボールから1時間半で終点のプラハ中央駅に着きました。

広い駅構内。観光案内所で地下鉄やトラムが乗り放題になる72時間券を300コルナで買いました。元を取るのは難しい値段ですが、乗るたびに切符を買ったり料金を払うわずらわしさから解放されますし、海外で切符を買うのは意外と時間がかかります。限られた時間しかありませんから、お金で時間を買うようなものですね。

今日のホテルはプラハ中央駅の目の前にあるショパンホテル・プラハシティです。プラハの地下鉄やトラムはスーツケースを持ち込むと別途料金を取られますし、駅から旧市街までそれほど離れていませんから駅前のホテルにしました。
ちょっと高級なビジネスホテルといった雰囲気で、情緒はありませんが快適です。バスタブはありませんでした。
荷物を置いてレストランに行ってディナーを楽しむ予定でしたが、疲れていたのかすぐに眠ってしまいました。
目が覚めたら0時です。とりあえずシャワーを浴び、日本から持ってきたハッピーターンを食べて二度寝しました。
明日と明後日はプラハ観光です。

チェコのボヘミア地方の小都市、インドルジフーフ・フラデツに来ています。
ガイドブックにも載っていないような町にやってきた理由はインドルジフーフ地方鉄道という線路幅760mmの軽便鉄道に乗るためです。
ただ、時間があるので町を歩いたところ、驚くほど魅力的な旧市街がありました。チェコ侮りがたしです。
インドルジフーフ地方鉄道はここインドルジフーフ・フラデツから北に向かう路線と南に向かう2路線を運行しています。もともとチェコ国鉄による運行でしたが、1998年に分離され、地方自治体などが出資する地方鉄道に引き継がれています。
南へ向かうノヴァー・ビストルジツェ線は湖畔を走る風光明媚な路線で、1日2往復しか走りません。ただし観光シーズンには7往復ほどに増便され、SL列車も走ります。
一方これから私が乗る路線は北にあるオブラタニというチェコ国鉄の駅に向かう路線で、平日は9往復。だいたい2時間に1本運行されています。
乗り場は国鉄駅を出て左側にありますが、切符は国鉄駅の切符売り場で買うようになっていました。
旧市街の観光を追え、国鉄駅の荷物預かり所に預けたスーツケースを引き取った後、インドルジフーフ地方鉄道の乗り場へと向かいました。

インドルジフーフ地方鉄道の乗り場。まるでバス乗り場のようなホームに、客車1両だけをつないだディーゼル機関車が止まっていました。ただ発車案内は電光掲示になっています。私が乗るオブラタニ行きは14:44。次の列車は18:19までありません。

なんとかわいらしい列車でしょうか。保存鉄道でも観光列車でも無く、地元民の生活路線なのです。
これに乗るためなら20万の飛行機代も全く惜しくありませんね。

奥のホームには1日2往復しかないノヴァー・ビストルジツェ行きの列車が止まっています。2往復しかなくても、ちゃんとお客さんがいます。
列車の写真を撮っていたら、14:28発ノヴァー・ビストルジツェ行きの列車が発車していきました。
乗りたいですが、これにのると今日中にプラハにたどりつけません。

遠くに走り去る軽便鉄道の列車。

そろそろ発車です。客は誰もいません。

この路線の時刻表。平日朝3:20発の列車があります。何のために運行されているのでしょう。

ドアを手で開けて、客車に乗り込みましょう。

客車に乗り込みました。線路幅760mmと日本の在来線より30センチ狭いはずですが、ちゃんと通路の両側に2人掛の座席があります。
しかも、1両しかないのにトイレがあります。車掌も乗っており、出発後すぐに検札がありました。

時間通りに出発。私が乗った後に子供と若い男が乗ってきたので、乗客は3人です。
出発するとすぐにチェコ国鉄の線路に合流し、三線軌条になりました。1435mm標準軌と760mmの狭軌がいっしょになっており、両方の列車が通れるようになっているのです。日本ではかつて箱根登山鉄道に三線軌条区間がありましたが、今はなくなっています。
googlemapで見るとこうなります。

田舎の住宅地。

国鉄の線路から分岐していきます。カーブが多いですが、意外にスピードを出しています。

線路が狭くなり、一気にローカル色が濃くなります。

周囲に人家が少なくなりました。

あまり人が住んでいないようにも見えますが、こまめに駅がありました。写真の駅はロヴィエティーン駅。だいたい3〜5分走ると駅に停車します。結構立派な駅舎です。

牧草地帯をカーブしてきます。

待合室しかない小さな駅。このような駅は客がいない場合通過します。もしこの駅から乗りたければ運転手に向かってかなり目立つように合図しなければなりません。

ノヴァー・ヴチェルニツェ駅に着きました。

駅周辺には工場や団地、住宅が並び、沿線ではかなり大き目の集落となっています。

2時間に1本だし、客車は1両だし誰も乗らないかと思いきや、途中の駅で意外と乗り降りがあります。

木造の掘っ立て小屋しかない駅。いいですね。こんな駅で列車を待ってみたい。通過されたら洒落になりませんが。

ボヘミアの暗い森の中をひたすら走ります。

小さな池と、集落が見えます。

15:18にカメニツェ・ナト・リポウに到着しました。沿線ではもっとも大きな町で、ここで折り返す列車もあります。
ただ、駅自体は町外れにあるようです。

荷物を持ったおばさんが乗ってきました。
そして驚きの定時発車。意外な気もしますが、このまま定時運行で走る抜けて欲しいですね。
終点のオブラタニ駅ではわずか3分以内にチェコ国鉄のタボール行きの列車に乗り換えなければなりません。遅れが当たり前のヨーロッパではかなり危険な賭けなのです。

鹿がいます。

森の中の牧草地帯を鹿が走り抜けていきました。

急カーブを経て再び森の中へ。雨が降ってきました。

森の中のフヴァールコフ駅で対向列車とすれ違いました。やはり客車1両です。

周囲に人家は見えませんが、女の子とその母親の2人組が乗ってきました。どこに住んでいるのでしょう。

ボヘミアの森の木々が雨に煙っています。

田舎道と踏み切り。

土地は平坦ですが、カーブが多いです。

森の中にも踏切があります。舗装されておらず、獣道のような道です。
かわいい列車がゴトゴト走るひなびたローカル線。もっと乗っていたいのですが、もうしばらくすると終点です。

16:01に終点のオブラタニ駅に到着。定刻どおり到着してくれました。これで3分後に出発する国鉄の列車に間に合い、予定通りの列車でプラハに行くことができます。

終点で降りたのは5人ほど。全員目の前にある国鉄駅から国鉄の列車に乗り換えるようです。雨が強く振っており、皆走って国鉄の駅舎に入りました。

国鉄のタボール行き列車が入ってきました。16:04発。こちらも定刻運行です。

国鉄のオブラタニ駅。赤レンガの洒落た駅舎でした。

景色は先程まで乗っていたインドルジフーフ地方鉄道とあまりかわりません。田園地帯や森の中を走ります。
車内は混みあっており、2両編成の座席はすべて塞がっています。駅を出るとすぐに検札。オブラタニからタボールまでの切符はチェコ国鉄のホームページで購入。PDFで発見され、自宅のプリンターでプリントアウトして持っていけばOKです。運賃は40コルナ。だいたい230円ぐらいです。普通列車だから安いですね。

16:30に終点のタボール駅に到着。時間通りでした。
タボールはプラハとチェスケー・ブジェヨヴィツェを結ぶ幹線上にある都市です。

駅は各方面から線路が集まる交通の要衝でした。

駅前に出ます。駅舎から離れた所にローカル線のホームがありました。良い雰囲気ですね。乗りたいです。

タボール駅の駅舎。

駅車内で待ちます。チェコ語で何事か放送がありました。どうやら列車が遅れているようです。

発車案内板を見ると、プラハと反対方向に行くチェスケー・ブジェヨビツェ行きが70分も遅れています。私が乗る16:59発プラハ行きR638列車は何も書いてありませんが、赤字ということは遅れているのでしょう。

プラハ行きは10分遅れで到着。1等車のコンパートメントを予約してあります。料金は211コルナ。列車の後方から乗車しましたが、1等車は一番前。スーツケースを押しながら車内を前へと歩く羽目になりました。

列車はプラハからの列車を待ったため20分遅れの17:20に出発。工事中の区間こそ徐行しましたが、それ以外は快調に走りました。

日が暮れていきます。私がいるコンパートメントはおっさんが一人。客室内の照明をつけていないので暗いです。

私一人になったので電気をつけました。

18:45。タボールから1時間半で終点のプラハ中央駅に着きました。

広い駅構内。観光案内所で地下鉄やトラムが乗り放題になる72時間券を300コルナで買いました。元を取るのは難しい値段ですが、乗るたびに切符を買ったり料金を払うわずらわしさから解放されますし、海外で切符を買うのは意外と時間がかかります。限られた時間しかありませんから、お金で時間を買うようなものですね。

今日のホテルはプラハ中央駅の目の前にあるショパンホテル・プラハシティです。プラハの地下鉄やトラムはスーツケースを持ち込むと別途料金を取られますし、駅から旧市街までそれほど離れていませんから駅前のホテルにしました。
ちょっと高級なビジネスホテルといった雰囲気で、情緒はありませんが快適です。バスタブはありませんでした。
荷物を置いてレストランに行ってディナーを楽しむ予定でしたが、疲れていたのかすぐに眠ってしまいました。
目が覚めたら0時です。とりあえずシャワーを浴び、日本から持ってきたハッピーターンを食べて二度寝しました。
明日と明後日はプラハ観光です。



