マリーンズが接客の向上に取り組むようです。

ロッテ接客改革!TDL化 “神対応”で思い出に残る空間に (スポニチ)

QVCマリンが「ディズニーランド」になる。ロッテが球場サービス向上を目的に「おもてなしプロジェクトチーム」を14日に発足。委員長に就任する山室晋也球団社長は「接客においてプロ野球のディズニーランドと言われるようになりたい」と目標を掲げた。

 同じ千葉県の浦安市にある日本最大級のテーマパークがお手本だ。すでに球場スタッフらの呼称を「クルー」に変更することを決め、制服もアパレル大手のZOZOTOWN(本社・千葉市幕張)プロデュースによる「海」をイメージした親近感あるものに変更。警備員、飲食業者の指導をディズニーランドの接客指導を務めた人物に依頼することも決めた。パ・リーグの調査で昨季のQVCマリンの満足度が低かったことを受けての球場改革。山室社長は「接したスタッフや職員の神対応で思い出に残る空間をつくりたい」と、おもてなし日本一球場を目指す。



接客対応の向上は大事だと思います。特に初めて球場を訪れた人たち、ファミリー層向けの施策として必要なのではないかと。

球団公式には「人と人とのふれあいを大切にしたスポーツエンターテイメント施設を目指します。ご来場いただいたお客様には野球観戦だけでなく、キャラクター・チアパフォーマーとのふれあい、クルーとのコミュニケーションを楽しんで頂ける12球団一のおもてなし・接客体制を目指します」とありますね。
理念自体は良いと思いますけど、球場を訪れたファンと球場スタッフとの接点はそれほど多くありません。
チケット売り場、入場口での荷物検査、あとは売店ぐらいでしょうか。接客レベルが悪いとは思いませんが、例えば係員に質問してもちゃんとした答えが帰ってこなかったりするので、その辺は改善が必要でしょう。

改善すべき点は他にもあります。
例えばチケット。発売日にインターネットで買おうとしても全く繋がりませんね。改善される気配がありません。
また前売り価格で購入できる期限が改悪されています。去年までは2時間ほど前まで前売り価格で購入できましたが、今年からは試合前日の23:59までになってしまいました。
これでは仕事や天気次第で当日チケットを買うかどうか決めようとした場合当日券の価格で購入せざるを得ず、実質的な値上げになります。
ここ数年こうした細かい所での改悪が続き、ファンの球団に対する印象の悪化に繋がっていると思います。

あとはやはり選手や試合そのものの魅力を高めることが第一。
肝心の試合がつまらなかったり、応援したくなる選手がいないようでは本末転倒です。飲食店と同じで、いくら接客が良くても料理がまずければ客は来ません。今後どのようなチームを作っていくのか。長期的なチームの強化策、ドラフト戦略を良く考える必要があるでしょう。

ところで、おもてなしと言えば接客やマナーを指導していたはずの元球団幹部の米田容子さんはどうなっているのでしょうか。ロッテ酒類に異動した後も依然として球団内での発言力を維持しているようですが。



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