チェコ・ハンガリー旅行記の第25回です。
6日目はチェコのプラハからハンガリーの首都ブダペストまで移動.し、
ブダペスト到着後はドナウ川のクルーズ船に乗りブダペストの夜景を堪能しました。
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■ 6日目 2014年3月18日
プラハから国際列車に乗り、18:40にハンガリーの首都にあるブダペスト東駅に到着しました。
すっかり暗くなり、構内にはあやしいタクシードライバーがウロウロしています。
これから地下鉄と路面電車を乗り継いでホテルに向かい、21時からはドナウ川の夜景を楽しむクルーズ船に乗る予定です。
地下鉄の駅に向かい、窓口で72時間乗り放題の切符を買います。地下鉄のほかバスやトラム、ヘーブという郊外電車のうちブダペスト市内の区間に乗車できるオトクな切符で、4150フォリントでした。約2,100円です。
購入にはクレジットカードが使えるのもありがたいですね。まだ現地通貨のフォリントを両替していないのです。
2号線に乗ってバッチャーニ広場へ。ブダペストの地下鉄はソ連製の古い車両が走っていると聞いていましたが、この路線は新しい車両です。
5つ目のバッチャーニ広場で下車。地上に出ます。
地上に出るとこの光景。「おおっ!」と声を上げてしまいました。
バッチャーニ広場はドナウ川に面しており、対岸には美しいハンガリーの国会議事堂が建っています。
南側には鎖橋。
鎖橋はドナウ川の西側のブダ地区と、東のペスト地区を最初に結んだ橋で、1849年に完成しました。全長380メートル。夜になるとこのように美しくライトアップされます。
目指すホテルはLanchid 19 Design Hotelといい、鎖橋の近くにあるドナウ川に面したデザイナーホテルです。
トラムの線路の目の前にあるので、41番系統のトラムに乗ってホテルまで移動しました。
しかし地球の歩き方の地図を見るとバッチャーニ広場から3つ目が最寄なのに、実際乗ってみると地球の歩き方の地図と停留所の位置が違っていました。
2つ目の停留所は地球の歩き方の地図だと鎖橋の北側にありますが、実際には南側にあり、2つ目がホテルの最寄でした。
そして3つ目の停留所は地球の歩き方の地図よりもずっと南側にあったのです。
2つ目の停留所を過ぎてすぐにホテルが見えたので、私は3つ目の停留所で降りて、暗い道を引き返す羽目になりました。
ああ、また地球の迷い方に騙された・・・。こういう地図の間違いをもっと減らしてほしいです。
なんとか「ランチード 19 デザインホテル」にたどり着きました。ドナウ川に面した部屋は1泊1万5千円とやや高めです。
しかし、4階にある私の部屋の窓を開ければ鎖橋が!
美しい夜景に感動です。こんなすばらしい景色を見られるのなら多少高くても全く惜しくありません。
実はドナウ川の鎖橋を見られるホテルに泊まりたければこの「ランチード 19 デザインホテル」が穴場なのです。
対岸の旧市街側の川辺は一泊数万円の高級ホテルに占拠されていますが、こちらの王宮側は比較的安く泊まることができます。
時刻は20時を過ぎました。対岸の船着場から21時出発のドナウ川ナイトクルーズを予約しているので、そろそろ出かけましょう。
私は歩いて鎖橋を渡り、対岸へと向かいました。
380メートルありますから結構長いです。
南側にはエルジェーベト橋が見えています。
ライトアップがきれいですね。
ブダ側にそびえるハンガリーの王宮。
王宮の左下には私が泊まっているランチード19ホテルが見えています。
橋を渡って対岸へ。
王宮と鎖橋が見える、絶好の撮影スポットですね。
20時40分ごろにマリオットホテルの前にあるクルーズ船の船着場に到着しました。
これから乗るのは「Dabube Legend」とうクルーズ船で、所要時間は約1時間。
チケットは自力でも取れますが、今回はブダペストにあるラプソーディア旅行代理店という旅行会社のホームページを通じて、今日のナイトクルーズのチケットと明日の国会議事堂のチケットの手配をお願いしました。
ホームページは日本語ですし、その後のやり取りのメールも日本語でできるので便利です。お値段も良心的です。
ラプソーディア旅行代理店
チケットは旅行会社のガイドさんが渡してくれるというので待っていると、船着場の建物からトミー・リー・ジョーンズに似たおじさんが出てきて挨拶されました。日本語です。
「こんばんは、薫友さん。ハンガリーへようこそ」
「こんばんは。今日はありがとうございます」
「ハンガリーは初めてですか?」
「はい。明日はブダペストを観光したいと思っています」
「それはいいですね。楽しんでください」
おじさんからチケットを渡され、明日の集合場所の説明を受けます。
「明日の国会議事堂見学ツアーは10時からです。工事中で切符売り場の場所が変わっていますので、国会ではなくその向かいにある民族博物館の前に9:45までに来てください」とのこと。
私はおじさんと別れ、船に乗り込みました。
21時に出発。お客さんは15人程度です。オフシーズンの平日だからかあまり多くありません。
座席には日本語を含む各国語のイヤホンガイドがあり、言語ごとにその国をイメージした音楽が流れています。ドイツはオーケストラで、日本は演歌でした。
出発後すぐにドリンクを注文。チケットの値段に含まれています。
私はビールを頼みましたが、チェコで飲んだビールとは大違い。苦くておいしくありませんでした。
少し寒いですが船外に出てみます。
外の方が夜景をより堪能できますね。
自由橋とゲッレールトの丘が見えています。
この宮殿のような建物はブダペスト工科大学です。
丘の上にはしゅろの葉を掲げる女性像が立っています。
この像は1945年にナチスドイツから解放されたことを記念して作られました。ブダペストの自由の象徴です。
船はドナウ川を南へと進んでいきます。
先程くぐった自由橋が見えます。
ペトゥーフ橋で引き返し、ドナウ川を北へ。
こちらはゲッレールトの丘に建つ聖ゲッレールトのモニュメントです。
比較的新しいエルジェーベト橋。
エルジェーベト橋と聖ゲッレールトのモニュメント。
教会もライトアップされています。
ブダペストの王宮が見えてきました。
王宮と鎖橋。ブダペストの夜景はきれいです。
振り返ればエルジェーベト橋とゲッレールトの丘。ゲッレールトの丘からの夜景はとてもきれいなのだそうですが、登る機会があるかどうか。
王宮と、私が泊まっているランチード19ホテルが見えています。
鎖橋と王宮。良い写真が撮れますね。
とても美しくライトアップされています。
角度を変えて。
鎖橋。
鎖橋からさらに北へ。
王宮の丘にあるマーチャーシュ教会。
立派な教会ですね。
国会議事堂。宮殿のようです。
この辺でユーターンして、鎖橋の近くにある船着場まで戻りました。1時間の船旅。夜景がとても素晴らしく、大満足です。
お値段はラプソーディア旅行代理店経由で申し込むと2015年5月現在18ユーロ。クルーズ船運行会社から直接購入した場合16ユーロ。日系の旅行社を通すと25ユーロしますから、かなり良心的な旅行会社ですね。
船着場からホテルまでの足が心配な方はホテルまでの送迎付きのプランもあり、こちらは48ユーロです。
ブダペスト観光の際は、是非検討してみてください。
ラプソーディア旅行代理店
クルーズ船のホームページ
時刻は22時。ブダペストに到着してから何も食べていませんからおなかが空いています。
いまからレストランを探すのも面倒なので、クルーズ船の乗り場から鎖橋に向かう途中の川沿いにあるスプーンというレストランに入りました。ドナウ川に浮かぶ船上レストランです。
ちょっと高そうです。でもまあ、他を探すのも面倒ですし、早くホテルに帰って寝たいです。
店内は洒落た雰囲気です。クロークに荷物を預け、愛想の良いお兄さんの後に従って席に着きました。
窓に近く、夜景が良く見えます。
とりあえずビールを頼み、グヤーシュのスープを飲みます。グヤーシュはハンガリーの伝統料理で、パプリカのシチューです。
少し辛く、とてもおいしいです。
牛肉のグヤーシュ煮込み。同じような味ですが、美味しいので問題なし。
ただやはり値段が高かったです。合計9117フォリント。ビール1100フォリント、スープ2750フォリント、牛肉のシチューが4290フォリントでした。1フォリントは約0.5円なので、だいたい5000円弱です。
チップについてはサービスに満足した場合のみ払えばいいという話ですが、私が料理を食べていたら隣の席の皿を片付けていたウェイターが皿を落として割り、その破片が私のところまで飛んできましたからチップなしでいいでしょう。
良い景色を見て、美味しい料理を食べて大満足。
歩いてホテルまで戻り、明日に備えて就寝しました。
明日はブダペストの観光です。
プラハから国際列車に乗り、18:40にハンガリーの首都にあるブダペスト東駅に到着しました。
すっかり暗くなり、構内にはあやしいタクシードライバーがウロウロしています。
これから地下鉄と路面電車を乗り継いでホテルに向かい、21時からはドナウ川の夜景を楽しむクルーズ船に乗る予定です。
地下鉄の駅に向かい、窓口で72時間乗り放題の切符を買います。地下鉄のほかバスやトラム、ヘーブという郊外電車のうちブダペスト市内の区間に乗車できるオトクな切符で、4150フォリントでした。約2,100円です。
購入にはクレジットカードが使えるのもありがたいですね。まだ現地通貨のフォリントを両替していないのです。
2号線に乗ってバッチャーニ広場へ。ブダペストの地下鉄はソ連製の古い車両が走っていると聞いていましたが、この路線は新しい車両です。
5つ目のバッチャーニ広場で下車。地上に出ます。
地上に出るとこの光景。「おおっ!」と声を上げてしまいました。
バッチャーニ広場はドナウ川に面しており、対岸には美しいハンガリーの国会議事堂が建っています。
南側には鎖橋。
鎖橋はドナウ川の西側のブダ地区と、東のペスト地区を最初に結んだ橋で、1849年に完成しました。全長380メートル。夜になるとこのように美しくライトアップされます。
目指すホテルはLanchid 19 Design Hotelといい、鎖橋の近くにあるドナウ川に面したデザイナーホテルです。
トラムの線路の目の前にあるので、41番系統のトラムに乗ってホテルまで移動しました。
しかし地球の歩き方の地図を見るとバッチャーニ広場から3つ目が最寄なのに、実際乗ってみると地球の歩き方の地図と停留所の位置が違っていました。
2つ目の停留所は地球の歩き方の地図だと鎖橋の北側にありますが、実際には南側にあり、2つ目がホテルの最寄でした。
そして3つ目の停留所は地球の歩き方の地図よりもずっと南側にあったのです。
2つ目の停留所を過ぎてすぐにホテルが見えたので、私は3つ目の停留所で降りて、暗い道を引き返す羽目になりました。
ああ、また地球の迷い方に騙された・・・。こういう地図の間違いをもっと減らしてほしいです。
なんとか「ランチード 19 デザインホテル」にたどり着きました。ドナウ川に面した部屋は1泊1万5千円とやや高めです。
しかし、4階にある私の部屋の窓を開ければ鎖橋が!
美しい夜景に感動です。こんなすばらしい景色を見られるのなら多少高くても全く惜しくありません。
実はドナウ川の鎖橋を見られるホテルに泊まりたければこの「ランチード 19 デザインホテル」が穴場なのです。
対岸の旧市街側の川辺は一泊数万円の高級ホテルに占拠されていますが、こちらの王宮側は比較的安く泊まることができます。
時刻は20時を過ぎました。対岸の船着場から21時出発のドナウ川ナイトクルーズを予約しているので、そろそろ出かけましょう。
私は歩いて鎖橋を渡り、対岸へと向かいました。
380メートルありますから結構長いです。
南側にはエルジェーベト橋が見えています。
ライトアップがきれいですね。
ブダ側にそびえるハンガリーの王宮。
王宮の左下には私が泊まっているランチード19ホテルが見えています。
橋を渡って対岸へ。
王宮と鎖橋が見える、絶好の撮影スポットですね。
20時40分ごろにマリオットホテルの前にあるクルーズ船の船着場に到着しました。
これから乗るのは「Dabube Legend」とうクルーズ船で、所要時間は約1時間。
チケットは自力でも取れますが、今回はブダペストにあるラプソーディア旅行代理店という旅行会社のホームページを通じて、今日のナイトクルーズのチケットと明日の国会議事堂のチケットの手配をお願いしました。
ホームページは日本語ですし、その後のやり取りのメールも日本語でできるので便利です。お値段も良心的です。
ラプソーディア旅行代理店
チケットは旅行会社のガイドさんが渡してくれるというので待っていると、船着場の建物からトミー・リー・ジョーンズに似たおじさんが出てきて挨拶されました。日本語です。
「こんばんは、薫友さん。ハンガリーへようこそ」
「こんばんは。今日はありがとうございます」
「ハンガリーは初めてですか?」
「はい。明日はブダペストを観光したいと思っています」
「それはいいですね。楽しんでください」
おじさんからチケットを渡され、明日の集合場所の説明を受けます。
「明日の国会議事堂見学ツアーは10時からです。工事中で切符売り場の場所が変わっていますので、国会ではなくその向かいにある民族博物館の前に9:45までに来てください」とのこと。
私はおじさんと別れ、船に乗り込みました。
21時に出発。お客さんは15人程度です。オフシーズンの平日だからかあまり多くありません。
座席には日本語を含む各国語のイヤホンガイドがあり、言語ごとにその国をイメージした音楽が流れています。ドイツはオーケストラで、日本は演歌でした。
出発後すぐにドリンクを注文。チケットの値段に含まれています。
私はビールを頼みましたが、チェコで飲んだビールとは大違い。苦くておいしくありませんでした。
少し寒いですが船外に出てみます。
外の方が夜景をより堪能できますね。
自由橋とゲッレールトの丘が見えています。
この宮殿のような建物はブダペスト工科大学です。
丘の上にはしゅろの葉を掲げる女性像が立っています。
この像は1945年にナチスドイツから解放されたことを記念して作られました。ブダペストの自由の象徴です。
船はドナウ川を南へと進んでいきます。
先程くぐった自由橋が見えます。
ペトゥーフ橋で引き返し、ドナウ川を北へ。
こちらはゲッレールトの丘に建つ聖ゲッレールトのモニュメントです。
比較的新しいエルジェーベト橋。
エルジェーベト橋と聖ゲッレールトのモニュメント。
教会もライトアップされています。
ブダペストの王宮が見えてきました。
王宮と鎖橋。ブダペストの夜景はきれいです。
振り返ればエルジェーベト橋とゲッレールトの丘。ゲッレールトの丘からの夜景はとてもきれいなのだそうですが、登る機会があるかどうか。
王宮と、私が泊まっているランチード19ホテルが見えています。
鎖橋と王宮。良い写真が撮れますね。
とても美しくライトアップされています。
角度を変えて。
鎖橋。
鎖橋からさらに北へ。
王宮の丘にあるマーチャーシュ教会。
立派な教会ですね。
国会議事堂。宮殿のようです。
この辺でユーターンして、鎖橋の近くにある船着場まで戻りました。1時間の船旅。夜景がとても素晴らしく、大満足です。
お値段はラプソーディア旅行代理店経由で申し込むと2015年5月現在18ユーロ。クルーズ船運行会社から直接購入した場合16ユーロ。日系の旅行社を通すと25ユーロしますから、かなり良心的な旅行会社ですね。
船着場からホテルまでの足が心配な方はホテルまでの送迎付きのプランもあり、こちらは48ユーロです。
ブダペスト観光の際は、是非検討してみてください。
ラプソーディア旅行代理店
クルーズ船のホームページ
時刻は22時。ブダペストに到着してから何も食べていませんからおなかが空いています。
いまからレストランを探すのも面倒なので、クルーズ船の乗り場から鎖橋に向かう途中の川沿いにあるスプーンというレストランに入りました。ドナウ川に浮かぶ船上レストランです。
ちょっと高そうです。でもまあ、他を探すのも面倒ですし、早くホテルに帰って寝たいです。
店内は洒落た雰囲気です。クロークに荷物を預け、愛想の良いお兄さんの後に従って席に着きました。
窓に近く、夜景が良く見えます。
とりあえずビールを頼み、グヤーシュのスープを飲みます。グヤーシュはハンガリーの伝統料理で、パプリカのシチューです。
少し辛く、とてもおいしいです。
牛肉のグヤーシュ煮込み。同じような味ですが、美味しいので問題なし。
ただやはり値段が高かったです。合計9117フォリント。ビール1100フォリント、スープ2750フォリント、牛肉のシチューが4290フォリントでした。1フォリントは約0.5円なので、だいたい5000円弱です。
チップについてはサービスに満足した場合のみ払えばいいという話ですが、私が料理を食べていたら隣の席の皿を片付けていたウェイターが皿を落として割り、その破片が私のところまで飛んできましたからチップなしでいいでしょう。
良い景色を見て、美味しい料理を食べて大満足。
歩いてホテルまで戻り、明日に備えて就寝しました。
明日はブダペストの観光です。