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チェコ・ハンガリー旅行記の第26回です。
7日目はブダペスト観光。
実はブダペストは温泉の町なのです。まずはゲッレールト温泉で朝湯を浴び、その後国会議事堂を見学しました。

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■ 7日目 2014年3月19日

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チェコ・ハンガリー旅行7日目。今日はブダペストと、近隣のかわいらしい町センテンドレに行ってみようと思います。
センテンドレは町自体が魅力的なのはもちろん、ブダペストからセンテンドレまでの近郊電車が良い感じにボロいので鉄道ファン的にも非常にそそられるのです。

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朝7時に起床。朝御飯を食べずにトラムに乗り、ゲッレールト温泉に向かいました。
実はブダペスト温泉の街。100以上の源泉と、50近くの公衆浴場があります。
ブダペストの温泉の歴史は古く2000年前のローマ時代まで遡るそうです。
オスマントルコに支配された16世紀にはトルコ式の浴場も多く作られ、そのいくつかが現在も残っています。
入浴は水着着用で、毎日混浴の浴場もあれば、曜日によって男性専用や女性専用になる浴場もあります。


観光客も訪れる有名な浴場をいくつか紹介しましょう。

・ゲッレールト温泉
ゲッレールトの丘の南に位置し、ローマ風の室内プールとトルコ風の温泉浴場があります。

・ルダシュ温泉
同じくゲッレールトの丘の麓に位置し、1566年にトルコの宰相によって造られたトルコ式浴場です。
プール部分は混浴。室内浴場は日によって違います。
2014年現在は月・水・木・金曜日が男性のみ、火曜日が女性のみ、土日は混浴となっています。
男性の日に男一人で行くとゲイが寄って来るので危険とのこと。
今日は男性のみ入浴できる日ですが、行かないほうがよさそうですね。

・セーチェニ温泉
ブダペスト中心部の市民公園にあるヨーロッパ最大級の温泉施設。
広大な屋外温水プールと、いくつかの屋内温泉浴場があります。

・キラーイ温泉
バッチャーニ広場の近くにあるトルコ式浴場。1570年に建てられました。

他にもいろいろありますが、ガイドブックに載っているのはこれぐらいです。

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2つ目の停留所で降りました。
ゲッレールトの丘の南側です。

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今日も良い天気ですね。丘の上にはブダペスト自由の象徴であるしゅろの葉を掲げた女性像が立っています。


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ゲッレールトの丘の南側にあるゲッレールト温泉にやってきました。
ダヌビウス・ホテル・ゲッレールトの中にある温泉で、1918年から営業しています。
屋内プールと温泉浴場があり、浴場は男女混浴。宿泊客以外も入浴可能です。
写真は温泉のロビー。高級ホテルらしく、内装は豪華です。
ただダヌビウス・ホテル・ゲッレールトそのものの評判はあまり良くないので、別の所に泊まって温泉だけ入ればいいでしょう。
入浴料は平日料金でロッカー利用の場合が4900フォリント。約2850円ですから結構高いです。
小さい個室であるキャビンを利用する場合は5100フォリントでした。
まだフォリントの現金を持っていないので、カードで入浴料を支払いました。

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腕時計式のロッカーキーを受け取り中に入りました。
試着室のような広さの個人用ロッカーで持参した水着に着替え、ロッカーに服と貴重品を入れてプールへ。
通路の案内がわかりにくく、少し迷いました。
プールはローマ風の装飾が施されており、豪華な雰囲気。
ただし水はかなり冷たいです。プールの中では中高年向けのエクササイズ教室が行われていました。
おばあさんやおじいさんがインストラクターの指示に従って体を動かしています。

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2階に上がってみました。ベンチがあり、ゆっくり休憩できるようになっています。

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プールの周りにはいくつかの室内浴場があります。ここはぬるいので他所へ行きましょう。

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トルコ風の室内浴場。ここはヨーロッパのスパにしては水温が高く、40度あります。
日本の温泉と変わりませんね。私はここで気持ちよく朝風呂を堪能しました。
ただ、ヨーロッパ人にとっては温度が高すぎるのか、入っている人は少ないです。
あとでハンガリーの旅行社のガイドさんに聞いたところ、数年前まで40度の風呂はなかったとのこと。
アジアからの観光客が増えたので、アジア人向けに熱い風呂を増やしているのかもしれません。

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反対側には36度の温泉。こちらは日本人の感覚だとぬるいですが、ヨーロッパ人にとってはちょうど良いのかもしれません。

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1時間ぐらい温泉を楽しみ、ロビーで一休み。入口脇のATMで2万フォリントをキャッシングし現地通貨をゲット。1フォリントは約0.5円です。
まだ朝ご飯を食べていなかったので、売店でサンドイッチとバナナを買って食べました。

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時刻は8:40。今日は10時からの国会議事堂見学ツアーに申し込んでいます。ぼちぼち国会へと向かいましょう。
ゲッレールト温泉を出てすぐの自由橋を歩いてドナウ川の対岸へと渡り、2番系統のトラムに乗りました。
2番系統はドナウ川に沿って走るトラムで、終点が国会議事堂の前です。
2番乗り場は地下にあり、現在は地下鉄4号線の駅と接続しています。
私が行った時はまだ地下鉄の開業直前でしたが。

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10分少々トラムに乗って国会議事堂の前に到着。

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王宮の丘とトラム。ヨーロッパらしい光景です。

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これがブダペストの国会議事堂。立派な建物です。
見学は予約制のガイドツアーに申し込むことになるのですが、これが大変な人気とのこと。
当日行っても予約で一杯だと見学を断られることが多いのだそうです。
チケット購入方法がややわかりにくかったので、現地のラブソーディア旅行代理店に10時からの英語ガイドによる見学ツアーのチケットの手配を依頼しました。

ラプソーディア旅行代理店

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まだ時間があるので国会議事堂周辺をブラブラ。

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国会の前はコッシュート・ラヨシュ広場になっています。

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ドナウ川の川辺から対岸の王宮の丘を眺めます。

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マーチャーシュ教会など立派な建物が並んでいます。

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立派なブダ城の王宮。王宮周辺は明後日行く予定です。

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国会議事堂の前をトラムが駆け抜けていきました。

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ぼちぼち集合時間の9:45なので集合場所として指定された民族博物館の前に行きました。
昨日ドナウ川クルーズ船の乗り場で会ったトミー・リー・ジョーンズに似たおじさんが私を待っており、2人で国会入場待ちの行列に並びました。

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このガイドさんは日本語が通じるので、待っている間に色々話をしました。
ブダ城の観光所要時間、鎖橋周辺のスーパーマーケットの場所、ブダペスト南駅への行きかたなど、知りたい情報について色々質問していると、何人かの日本人や中国人がガイドさんに話しかけてきました。
アジア人が現地ガイドと話しているのですから、あのガイドさんに聞けばわかるだろうと思われたようです。
まず話しかけてきた中国人の個人旅行者の若者は、ネットで買ったらしいチケットを見せて、どこに並ぶのか聞いていました。ガイドさんが英語で「ここだよ」と答えています。
次に日本人の大学生3人組が日本語で「チケットはどこで買うんですか」と聞いてきました。
ガイドのおじさんは「民族博物館で買うんだよ。でも当日券はないかもしれないよと日本語で教えていました。
ガイドさんが質問攻めに会うのは国会議事堂のチケット入手方法と入場方法がわかりにくいからです。
2013年からネット販売が始まりましたが、いまいち周知されていません。

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いよいよ入場。ガイドさんとはここでお別れです。
入口にはセキュリティチェックがあり、空港と同じように金属類をポケットから出してゲートをくぐらなければなりません。
見学ツアーの所要時間は30分ですが、場合によってはこのセキュリティチェックで時間がかかるそうです。その代表がイタリア人やスペイン人のツアー。特にイタリア人がひどいと旅行会社のガイドさんが説明してくれました。
「日本人なら言われなくても金属物や財布などを事前にポケットから出して準備してくれるからすぐ終わります。
ところがイタリア人はそんなことしません。チェックに引っかかってからあれやこれやをポケットから出してくるのです。
しかもイタリア人は金属物はポケットから出すのがルールだと注意すると怒り出すのです。我々は仕事じゃなくて遊びに来ているんだとね」
ものすごいですね。遊びで来たらルールを守らなくていいのでしょうか。日本人には理解できない考え方です。

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セキュリチェックを抜けたところで国会議事堂のガイドさんから説明を受けます。
説明は英語で、ツアーの人数は20人。人種は様々でした。
ブダペストの国会議事堂は1902年に完成。その美しさからブダペストを代表する観光スポットになっています。

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階段を登ってホールへ。

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見事な装飾ですね。

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ホールの窓はステンドグラスになっています。

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カメラを縦にしました。天井画はハンガリーを代表する画家ロッツ・カーロイの作品なのだそうです。

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まるで宮殿のようです。

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歴史上の人物の像が並んでいます。

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いくつかの部屋を見学します。

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途中にある王冠を展示する部屋は兵士が常駐し、撮影も禁止でした。
この王冠は初代ハンガリー王イシュトバーンが戴冠した西暦1000年から最後の王カーロイ4世が退位した1948年までの950年間、代々の王に受け継がれてきたハンガリーの至宝。
宝石がちりばめられとても美しいです。

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通路を歩いて議場へと向かいます。

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これは議員がタバコや葉巻を置く台です。

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国会が開かれる議場です。

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金色の装飾がまぶしいですね。

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ガイドさんの説明を聞きつつ、キョロキョロと辺りを見回します。

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採決はボタン式になっており、机の左上のスイッチを押すのだそうです。

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議長の席。

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優雅な議場ですね。そういえば日本の国会議事堂を見学したことが無いのに、ハンガリーの国会議事堂を見学するのも不思議な話です。

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議場を出て外へ。国会議事堂は国の中枢を担うにふさわしい、重厚で美しい建物でした。

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時刻は11:00。国会議事堂の外にはきれいな花が咲いた美しい広場がありました。

次回もブダペスト散策です。