ドラゴンズ 7 - 6 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画
今日からマリンで中日戦。先日炎上したロサが2軍落ちし、藤岡が昇格して中継ぎとなるそうです。
さらにイデウンも中継ぎ転向。本人は納得していないかもしれませんね。ただ同点の場面で登場して勝ち星をかっさらうことで最多勝を狙うにはいいと思います。
ただ、これを見てください。
えー!守備の名手で内野のユーティーリティープレーヤーである三木にファーストの守備練習をさせた!?
何を考えているんだ!ファーストは福浦、青松、根元、井口と4人もいるのに。
普通にショートの鈴木大地を下げて三木を使えばいいのに、いったい何の意味があるのか。
伊東監督が無能でなければ、伊東監督自身が鈴木大地のスタメン起用にこだわっていないのであれば、答えは一つ。
これは鈴木のごり押しに対する「あてつけ」ですね。三木ファーストという誰もが理不尽と感じる手を打つことで、真の理不尽が何なのかを訴えているのです。他に行き場が無い外様監督のつらいところです。
理不尽。
今年の鈴木大地の存在はまさに理不尽。
打てず守れず。しかしスタメンから外れない。
鈴木大地のショートとしての能力の無さはUZR(アルティメット・ゾーン・レーティング)という指標にはっきりと現れています。
UZRとは、「リーグにおける同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだか」を示す指標で、2001年に提唱されました。日本でも2009年からデータスタジアム社が算出を開始しています。
2014年プロ野球 おさえておきたい守備(UZR)の話10選!〜前編〜 (Baseball LAB)
こちらのページに2014年の各チームのショートの選手のUZRが出ていました。
数字が大きいほどショートとして優秀であることを示しています。
オリックスの安達が21.2、ソフトバンクの今宮が12.9と非常に良い数字です。
一方鈴木大地は-2.3。
鈴木は上位2人から大きく離されリーグ5位。特に守備範囲の指標がかなり劣っていました。
つまり、鈴木大地の守備は明らかにパリーグの平均以下であり、チームの足を引っ張っていることになります。
センターラインは守備の要ですから、そこに下手な選手がいれば失点が増えて当たり前。
普通なら捕れる打球を捕れず、ゲッツーも捕れないのですからピッチャーがかわいそうです。
3割打ってくれるならまだしも、2割6分そこそこでは守備面のマイナスを補うには程遠く、ごり押し起用する意味は全くありません。
さて、いくつもの理不尽を抱えたまま始まったこの試合。
先発はマリーンズが涌井。ドラゴンズが3年目の若松です。明日以降のマリーンズの先発を考えたら、今日は絶対に勝たなければいけないのですが、涌井がピリッとしません。
1回表。
涌井は平田にツーベースヒットを打たれ、ルナのレフト前タイムリーヒットで早くも失点します。
1回裏。
1死から2番中村がセンターへのヒットで出塁。中村の打撃がよくなってきました。
そして角中もヒットで続き1死1,3塁。
ここで今江がレフトフェンス直撃のタイムリーヒットを放ち1−1の同点とし、2アウトから福浦もファーストの横を抜くタイムリーヒットを放ちランナー2人生還。まさに技のタイムリーで1−3。逆転に成功しました。
2回は両チーム無得点。
3回表に今のチームの闇を象徴する事件が起こります。
藤井が放ったセンター後方へのライナーを中村がバンザイ後逸。普通のセンターなら捕れる打球ですが、実質エラーでツーベースヒットにしてしまいます。
スカパー解説の里崎は「今のは中村を責められない。本職は内野手なのだから、完璧を求めるのは酷。マリンは風もあって長年プレーしている外野手でも難しいのに、1年目の内野手の選手にとっては酷かなと思います」と発言。
まさにその通り。
中村が悪いのではない。中村をセンターに起用した監督が悪いのか。中村をセンターに起用せざるをえないチーム状況が悪いのか。どちらでしょう。
私はショート中村センター岡田でいいと思います。
しかし、岡田をスタメンでセンターに起用すると外野の交代要員が「いなくなってしまう」のです。
サブローに守らせる?馬鹿いっちゃいけません。
中村を守備要員としてベンチに置く手もあるでしょう。ただ首脳陣としては中村になるべく場数を踏ませたい。
クルーズは外せないし、ショート鈴木も大人の事情で外せないとしたら、中村を外野で使うしかない。
外野の守備要員がいればこんなことにはなりません。
しかし青松、三木と若手を試したい状況でさらに守備要員を増やしたければ、井口とサブローを2軍に落とすしかありません。それができるのなら伊東監督はとっくにやっているはず。
できない理由があるのでしょう。それがロッテの闇です。
中村も、岡田も。ロッテの闇の犠牲者です。
結局3回は平田にタイムリーを打たれて2−3。1点差につめよられました。
3回裏。
中村が今日2本目のヒットを放ち、角中もヒット。
今江サードライナーで1アウトも、クルーズがレフトにタイムリーヒットを放ち2−4。
再び点差を2点に広げました。
なおも点がほしいところでしたが、福浦ショートフライ。そして相手の先発が右なのにスタメンで出場の青松がセカンドゴロでチェンジ。追加点はなりませんでした。
うーん青松。せっかく伊東監督が左右病の症状を押さえつけて先発で使ってくれたのに、右投手相手にこれだけ打てないと左投手専用と言う扱いになってしまいますよ。奮起を期待したいです。
4回表。
森野のツーベースと和田の内野ゴロで1死3塁とし、エルナンデスの犠牲フライで3−4。また1点差です。
5回表。
藤井がバックスクリーンへ同点ソロホームラン。4−4となってしまいました。
5回裏。角中のツーベースでチャンスをつくり、クルーズが今日2打点目のタイムリーで4−5。また勝ち越しに成功です。
6回は和田にヒットを打たれるも、後続を抑えてチェンジ。
涌井は6回4失点でマウンドを降りました。
7回表。
ピッチャーは2番手のイデウン。
相変わらず制球が悪いです。
藤井内野安打、大島ライトへのヒットで1,3塁。
その後亀沢、平田三振で2アウトとなるも、ルナに走者一掃のタイムリーツーベースヒットを打たれ6−5。
逆転されてしまいました。イデウンがっくりです。
その後森のヒットを打たれるも、和田三振でチェンジ。アウトはすべて三振。らしさは見せてくれました。
イデウンの中継ぎとしての適正には疑問符がつきますね。
制球が悪く、変化球でストライクがとれません。その結果ストレートが狙われ、ことごとくバットに当てられました。
空振り三振を取った球はすべてフォーク。
いくらフォークが良くても、ストレートで空振りが取れないときついですね。
7回裏。
中村に代打岡田ってなんなんですかね。こういう起用は興ざめなのでやめてほしい。
当然無得点に終わります。
8回表からは藤岡が登場。かつてのドラフト1位も敗戦処理か・・・。
でも防御率10点台じゃしかたありません。
9回表には4番手伊藤が出てきましたが制球最悪。
平田ツーベース。ルナ死球で無死1,2塁とします。
ここでなんと森野が送りバント。5番に送りバントをさせるとは勝利への執念を感じます。
結局このバントが生き、続く和田のセカンドゴロの間に3塁ランナーが還り7−5。この2点目が大きかったです。
9回裏は清田四球、代打サブローヒットで1死1,2塁とし、角中がタイムリーヒットを放ち7−6と1点差にします。
しかし続く今江が初球をサードゴロゲッツー。見事な様式美で試合を終わらせました。
今江はタイムリーを打っているのですが、最後のゲッツーで全部パーです。
試合は7−6で敗戦。
涌井が踏ん張れなかったのが痛かったです。イデウンも伊藤も失点。
交流戦期間中のチーム防御率は6.11とひどい数字になってしまいました。
6点台はロッテだけですし、5点台のチームもありません。
チーム打率は.298で12球団トップだったりするのですが、打って打たれて結局負ける。そんな野球をしています。
伊東監督は「連敗で空気も重いけど、勝つしかない。まだまだ全然、大丈夫。点は取れている。あとは投手が踏ん張ってくれないと。誰か止めてくれる人が出るのを信じます」とコメント。匙を投げているようにも聞こえます。
普通のチームなら外国人ピッチャーやトレードでの補強に動くのですが・・・。
ロッテ、救援陣打たれる…伊東監督「投手が踏ん張ってくれるのを待つだけ」 (サンスポ)
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今日からマリンで中日戦。先日炎上したロサが2軍落ちし、藤岡が昇格して中継ぎとなるそうです。
さらにイデウンも中継ぎ転向。本人は納得していないかもしれませんね。ただ同点の場面で登場して勝ち星をかっさらうことで最多勝を狙うにはいいと思います。
ただ、これを見てください。
プロ2年目で初めてファーストミット(右のグローブ)を持って
練習しているのがロッテの三木亮選手。
これまで一度も守ったことがない人生初の経験なんです。
今後一塁の守備で出場があった時はみなさん是非注目して下さい(*^^*) pic.twitter.com/voWkm8O69i
— 公式『すぽると!』 (@fujitvsport) 2015, 6月 9
えー!守備の名手で内野のユーティーリティープレーヤーである三木にファーストの守備練習をさせた!?
何を考えているんだ!ファーストは福浦、青松、根元、井口と4人もいるのに。
普通にショートの鈴木大地を下げて三木を使えばいいのに、いったい何の意味があるのか。
伊東監督が無能でなければ、伊東監督自身が鈴木大地のスタメン起用にこだわっていないのであれば、答えは一つ。
これは鈴木のごり押しに対する「あてつけ」ですね。三木ファーストという誰もが理不尽と感じる手を打つことで、真の理不尽が何なのかを訴えているのです。他に行き場が無い外様監督のつらいところです。
理不尽。
今年の鈴木大地の存在はまさに理不尽。
打てず守れず。しかしスタメンから外れない。
鈴木大地のショートとしての能力の無さはUZR(アルティメット・ゾーン・レーティング)という指標にはっきりと現れています。
UZRとは、「リーグにおける同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだか」を示す指標で、2001年に提唱されました。日本でも2009年からデータスタジアム社が算出を開始しています。
2014年プロ野球 おさえておきたい守備(UZR)の話10選!〜前編〜 (Baseball LAB)
こちらのページに2014年の各チームのショートの選手のUZRが出ていました。
数字が大きいほどショートとして優秀であることを示しています。
オリックスの安達が21.2、ソフトバンクの今宮が12.9と非常に良い数字です。
一方鈴木大地は-2.3。
鈴木は上位2人から大きく離されリーグ5位。特に守備範囲の指標がかなり劣っていました。
つまり、鈴木大地の守備は明らかにパリーグの平均以下であり、チームの足を引っ張っていることになります。
センターラインは守備の要ですから、そこに下手な選手がいれば失点が増えて当たり前。
普通なら捕れる打球を捕れず、ゲッツーも捕れないのですからピッチャーがかわいそうです。
3割打ってくれるならまだしも、2割6分そこそこでは守備面のマイナスを補うには程遠く、ごり押し起用する意味は全くありません。
さて、いくつもの理不尽を抱えたまま始まったこの試合。
先発はマリーンズが涌井。ドラゴンズが3年目の若松です。明日以降のマリーンズの先発を考えたら、今日は絶対に勝たなければいけないのですが、涌井がピリッとしません。
1回表。
涌井は平田にツーベースヒットを打たれ、ルナのレフト前タイムリーヒットで早くも失点します。
1回裏。
1死から2番中村がセンターへのヒットで出塁。中村の打撃がよくなってきました。
そして角中もヒットで続き1死1,3塁。
ここで今江がレフトフェンス直撃のタイムリーヒットを放ち1−1の同点とし、2アウトから福浦もファーストの横を抜くタイムリーヒットを放ちランナー2人生還。まさに技のタイムリーで1−3。逆転に成功しました。
2回は両チーム無得点。
3回表に今のチームの闇を象徴する事件が起こります。
藤井が放ったセンター後方へのライナーを中村がバンザイ後逸。普通のセンターなら捕れる打球ですが、実質エラーでツーベースヒットにしてしまいます。
スカパー解説の里崎は「今のは中村を責められない。本職は内野手なのだから、完璧を求めるのは酷。マリンは風もあって長年プレーしている外野手でも難しいのに、1年目の内野手の選手にとっては酷かなと思います」と発言。
まさにその通り。
中村が悪いのではない。中村をセンターに起用した監督が悪いのか。中村をセンターに起用せざるをえないチーム状況が悪いのか。どちらでしょう。
私はショート中村センター岡田でいいと思います。
しかし、岡田をスタメンでセンターに起用すると外野の交代要員が「いなくなってしまう」のです。
サブローに守らせる?馬鹿いっちゃいけません。
中村を守備要員としてベンチに置く手もあるでしょう。ただ首脳陣としては中村になるべく場数を踏ませたい。
クルーズは外せないし、ショート鈴木も大人の事情で外せないとしたら、中村を外野で使うしかない。
外野の守備要員がいればこんなことにはなりません。
しかし青松、三木と若手を試したい状況でさらに守備要員を増やしたければ、井口とサブローを2軍に落とすしかありません。それができるのなら伊東監督はとっくにやっているはず。
できない理由があるのでしょう。それがロッテの闇です。
中村も、岡田も。ロッテの闇の犠牲者です。
結局3回は平田にタイムリーを打たれて2−3。1点差につめよられました。
3回裏。
中村が今日2本目のヒットを放ち、角中もヒット。
今江サードライナーで1アウトも、クルーズがレフトにタイムリーヒットを放ち2−4。
再び点差を2点に広げました。
なおも点がほしいところでしたが、福浦ショートフライ。そして相手の先発が右なのにスタメンで出場の青松がセカンドゴロでチェンジ。追加点はなりませんでした。
うーん青松。せっかく伊東監督が左右病の症状を押さえつけて先発で使ってくれたのに、右投手相手にこれだけ打てないと左投手専用と言う扱いになってしまいますよ。奮起を期待したいです。
4回表。
森野のツーベースと和田の内野ゴロで1死3塁とし、エルナンデスの犠牲フライで3−4。また1点差です。
5回表。
藤井がバックスクリーンへ同点ソロホームラン。4−4となってしまいました。
5回裏。角中のツーベースでチャンスをつくり、クルーズが今日2打点目のタイムリーで4−5。また勝ち越しに成功です。
6回は和田にヒットを打たれるも、後続を抑えてチェンジ。
涌井は6回4失点でマウンドを降りました。
7回表。
ピッチャーは2番手のイデウン。
相変わらず制球が悪いです。
藤井内野安打、大島ライトへのヒットで1,3塁。
その後亀沢、平田三振で2アウトとなるも、ルナに走者一掃のタイムリーツーベースヒットを打たれ6−5。
逆転されてしまいました。イデウンがっくりです。
その後森のヒットを打たれるも、和田三振でチェンジ。アウトはすべて三振。らしさは見せてくれました。
イデウンの中継ぎとしての適正には疑問符がつきますね。
制球が悪く、変化球でストライクがとれません。その結果ストレートが狙われ、ことごとくバットに当てられました。
空振り三振を取った球はすべてフォーク。
いくらフォークが良くても、ストレートで空振りが取れないときついですね。
7回裏。
中村に代打岡田ってなんなんですかね。こういう起用は興ざめなのでやめてほしい。
当然無得点に終わります。
8回表からは藤岡が登場。かつてのドラフト1位も敗戦処理か・・・。
でも防御率10点台じゃしかたありません。
9回表には4番手伊藤が出てきましたが制球最悪。
平田ツーベース。ルナ死球で無死1,2塁とします。
ここでなんと森野が送りバント。5番に送りバントをさせるとは勝利への執念を感じます。
結局このバントが生き、続く和田のセカンドゴロの間に3塁ランナーが還り7−5。この2点目が大きかったです。
9回裏は清田四球、代打サブローヒットで1死1,2塁とし、角中がタイムリーヒットを放ち7−6と1点差にします。
しかし続く今江が初球をサードゴロゲッツー。見事な様式美で試合を終わらせました。
今江はタイムリーを打っているのですが、最後のゲッツーで全部パーです。
試合は7−6で敗戦。
涌井が踏ん張れなかったのが痛かったです。イデウンも伊藤も失点。
交流戦期間中のチーム防御率は6.11とひどい数字になってしまいました。
6点台はロッテだけですし、5点台のチームもありません。
チーム打率は.298で12球団トップだったりするのですが、打って打たれて結局負ける。そんな野球をしています。
伊東監督は「連敗で空気も重いけど、勝つしかない。まだまだ全然、大丈夫。点は取れている。あとは投手が踏ん張ってくれないと。誰か止めてくれる人が出るのを信じます」とコメント。匙を投げているようにも聞こえます。
普通のチームなら外国人ピッチャーやトレードでの補強に動くのですが・・・。
ロッテ、救援陣打たれる…伊東監督「投手が踏ん張ってくれるのを待つだけ」 (サンスポ)
ロッテは不安要素の救援陣が打たれ、今季初の5連敗を喫した。
8日に不調のロサを出場選手登録から外し、先発陣から速球派のイ・デウンを中継ぎに回した。5−4の七回に起用したが4安打2失点。ただ、伊東監督は「初めてああいうケースで投げたし、リリーフの難しさを分かってくれたら。投手がいないので今後もあそこで使う」と責めなかった。
打線は変わらず好調で、2点を追う九回にも1点を奪うなど見せ場をつくった。それだけに、伊東監督は「あとは投手が何とか踏ん張ってくれるのを待つだけ」と願うように話した。(共同)
涌井(6回4失点)「チーム、投手状況を考え、先に点を与えないで少しでも長く投げたいと思っていたが…。六回でマウンドを降りてしまいチームに申し訳ない」
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