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フランス旅行記の第14回です。
3日目はほぼ丸1日を使って広大なヴェルサイユ宮殿とその庭園、離宮を見学し尽します。
ヴェルサイユ宮殿から1キロ以上離れたマリー・アントワネットの離宮の一つ、プチ・トリアノンを見学します。
そしてプチ・トリアノンの裏手にあるイギリス式庭園も散策しました。

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■ 2014年7月20日

ヴェルサイユ宮殿と離宮の地図(PDF)

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ヴェルサイユ宮殿の離宮にやってきました。
離宮にはグラン・トリアノンとプチ・トリアノンという2つの建物があります。
グラン・トリアノンは1670年にルイ14世が作らせたもので、現在は迎賓館として使われてます。
プチ・トリアノンは1762年にルイ15世が愛妾であるポンパドゥール夫人の為に作らせたもので、その後ルイ16世により王妃マリー・アントワネットに与えられました。

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固く閉ざされたグラン・トリアノンの門。
トリアノンの開場は12時からで、まだ11時40分なのです。
待っていてもしょうがないので、もう一つの離宮プチ・トリアノンに向かいました。
プチ・トリアノンの見学も12時からですが、歩いているうちにちょうどいい時間になるでしょう。

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5分ほど歩いてプチ・トリアノンの前へ。12時のオープンを待っている観光客がたむろしています。

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入口から中へ入ります。プチ・トリアノンはマリー・アントワネットが暮らした離宮であり、夫であるルイ16世でさえも自由に入ることはできなかったそうです。

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建物内へ。

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2階へと上がる階段です。

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ビリヤード台。

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料理保温室。当時の食器が展示されています。

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狭い通路です。

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厨房がありました。

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2階に上がるとまず控えの間があります。

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控えの間から会食の間へ。

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大会食の間は赤いカーテンが印象的です。

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暖炉。

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サロンとして使われた集いの間。
かつてマリー・アントワネットは気心の知れた貴族を招き、この部屋で談笑しました。

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ハープやチェンバロが置かれています。マリー・アントワネットが演奏したのかもしれません。

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マリー・アントワネットの寝室。

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内殿。マリー・アントワネットの居室です。上品な雰囲気です。

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建物自体は小さいので、見学は20分ほどで終わりました。あとはプチ・トリアノンのもう一つの見所である広大な庭園へと向かいましょう。

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庭園から眺めるプチ・トリアノンの建物。

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美しい花壇の先にフランス式あずまやが見えています。

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ヴェルサイユ宮殿から離れているせいか、観光客が少なく落ち着いて見学できます。

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プチ・トリアノンの庭園はほとんどイギリス式ですが、プチ・トリアノンの建物に近いこのあたりはフランス式の庭園になっています。

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小さな礼拝堂があります。

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木立に囲まれた小さな池。

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地面がぬかるんでいます。

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遊歩道を通って先に進みましょう。

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庭園内の研究所。ルイ15世の時代にフランスの植物学者ジュシューが研究を行った建物です。

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それにしても広い。

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なにやら岩場が見えてきました。

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岩場は池に面しています。

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まるで山の中であるかのような岩場の散歩道。これを人の手で作ったのですからすごいです。

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右手にあるのが見晴らし台。この見晴らし台と岩場はマリー・アントワネットと恋人フェルセンが密会した場所として知られています。

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本格的な岩場ですね。マリー・アントワネットはこの庭園をとても気に入り、イギリス式の庭園として整備しました。

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小川が流れ、のどかな雰囲気です。

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小さな橋がありました。

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ヴェルサイユのような豪華な庭園ではなく、田園風景を模しています。

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緑に囲まれた橋。

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小川に沿って通路を歩きます。プチ・トリアノンを出て20分以上歩いていますが、まだ庭園の端につきません。

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久々に観光客の姿を見ました。

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このギリシャ神殿のような建物は神の神殿。愛の殿堂とも言われます。

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愛の殿堂はマリー・アントワネットが恋人と会った場所として有名です。

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天井の装飾。

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愛の殿堂からプチ・トリアノンを望みます。

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恋人との密会場所と書くとロマンチックに見えますが、よくよく考えるとここは不倫現場なんですよね。

次回は農村を模して作られた王妃の村里へと向かいます。

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