マリーンズファンの話題を攫ったスキンヘッドランニングなど旧応援歌の復活。
これについて千葉ロッテマリーンズ応援団のfacebookにて高橋応援団長がコメントを発表しました。

さて、ご存知の方も多いとは思いますが、日曜日のオリックス戦後にグラウンドにて決起集会を行いました。
そこで、応援団として大きな決断をしました。

賛否両論あるのは理解をした上での決断ですが、過去に使われていた応援歌を、厳選する形でもう一度使用することにしました。

理由は、『歴史を繋げ、昔からのファンの方も、最近からのファンの方も、皆で一丸となってマリーンズを応援し、一戦共闘で勝利を掴みたい』という思いからです。

復活という運びにはなりましたが、現行の曲を中心に行い、今後も新しい応援を作り続け、その応援を中心に行ってまいります。

今回の発表はあくまでも第一ステップに過ぎません。
大切なのは、皆が優勝へ向け気持ちを合わせて応援することです。
そうすることで、初めて歴史は繋がると思います。
今回レパートリーに増えた新しい曲を武器に、全マリーンズファン一つになって戦っていきましょう!




一戦共闘というフレーズに高橋応援団長の思いが表れているような気がしますね。
新しいファンも、古いファンも、ライトなファンも、ヘビーなファンも、みんな一丸となって、ともに戦う。
マリーンズの歴史を繋げ、新たな歴史を作っていく。
応援団だけでなく、ファン1人1人が意識していかなければいけないことだと思います。

また、高橋応援団長も「賛否両論」と述べているとおり、旧応援歌の復活に対する反発はあらかじめ予想していたのでしょう。
2009年までマリーンズ外野応援団に在籍していたメンバーの一部がツイッター上で新応援団に対する恫喝を行っていますが、新応援団は彼らに屈することなく、毅然とした対応をするはずです。

私がロッテ球団にメールしたところ、今回の件については状況を注視しつつ、毅然としてしっかりとした対応を行うという旨の返信をいただきました。
旧応援団の恫喝行為は球団も把握しています。


おそらく旧応援団のメンバーが球場でトラブルを起こそうとしても、球団職員に取り押さえられるだけでしょう。現応援団のメンバーがサシで旧応援団のメンバーと話をすることも無いはずです。

だいたい旧応援団のメンバーの主張には無理があるんですよね。
今回復活した旧応援歌は昨年まで応援団長を務めたジントシオ氏が2004年までに原曲を改変して作ったもの。
もともとある曲を改変して応援歌とした場合、当該応援歌は著作権法第2条1項11号が定める二次的著作物に相当します。
二次的著作物は作成に当たり現著作物の著作権者の許諾を得る必要がありますが、許諾を得ずに作成された不適法な二次的著作物においても改変部分について改変を行った者が二次的著作物たる著作権を主張することが可能です。

ただ、今回のケースは改変を行ったジントシオ氏に改変部分の著作権があるのか、当時ジントシオ氏が所属していたマリーンズ外野応援団に所属するのかは判例が無く判断が難しいです。もっともマリーンズ外野応援団は2010年以降NPBからの特別応援許可が得られず事実上消滅していますし、応援団を事実上引き継いだジントシオ氏個人に二次的著作物の著作権が所属すると考えて良さそうです。

旧応援団のメンバーはジントシオ氏と話をつけたと言いますが、そのジントシオ氏は応援団から離れていますし、現在のメンバーは旧応援団やMVPとの関係もしがらみもありません。
そもそも応援歌の演奏は非営利ですので、著作権に関する主張があったとしても自由に演奏することができます。
ヤクザの世界でしか通用しないようなモラルを持ち出す向きもありますが、2009年以前の応援団はもはや存在しないのですから、義理を通す相手もいないわけです。何も問題は無いのですよ。
2010年の新応援団の立ち上げの際に旧応援団とどのような話をしたかは部外者の私にはわかりません。おそらく口頭のやり取りだけで、書面のやり取りなどはしていないでしょう。ジントシオ氏が著作権に関する主張をしていないということになれば、話はそれで終わりです。

どうしても旧応援歌の復活を阻止したければ旧応援団のメンバーは裁判所に訴え、応援歌の使用を停止させる仮処分申請を起こすしかありません。
二次的著作物に関する判例は非常に少ないので裁判になれば少なくとも法学者は喜ぶでしょう。ただ彼らに訴えの利益があるのか、そもそも原告としての適格性があるのか微妙ですので、門前払いされる可能性が高いです。



ともあれ、ファンが心配する事態にはならないと思われます。
安心して、開幕に向け盛り上がりましょう。


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