ライオンズ　２　−　４　マリーンズ
ニッカン式スコア
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西武相手に２試合とも惜敗したマリーンズ。同一カード３連敗は避けたいところです。
今日の先発はこれまで試合を作りながらも勝ち星に恵まれないスタンリッジ。
ライオンズの先発はバンヘッケンです。マリーンズは新外国人との初顔合わせに弱いですからね。
そんなことも関係してか、調子を落とし気味の井上に代わり、今日は井口が今季初スタメンでファーストに入りました。

１回表。
スタンリッジは制球を乱し、２アウトからおかわり中村とメヒアにタイムリーを打たれて２点を失います。

１回裏。
岡田ヒット、細谷四球でチャンスを作るも、清田、デスパイネ、角中が倒れてチェンジ。
嫌な流れです。

それでも２回裏。
１死から鈴木が死球を食らい、田村ショートゴロで２死２塁。
ここで中村がレフトにタイムリーヒットを放ち１点を返します。

そして３回裏。
細谷のサードゴロが内野安打となり、さらにサード鬼崎の悪送球で細谷は２塁へ。
続く清田とデスパイネは凡退も、角中が四球を選んで２死１，２塁となります。
ここで井口が外角低めに沈む変化球をうまくバットに乗せてフルスイング。
打球はレフトスタンドに飛び込みました。
スプリング　ハズ　カム！
春といえば井口。春の井口の打棒が炸裂しました。起死回生の逆転スリーランホームランで２−４。
ヴェテランらしい技ありのホームランです。強い手首がないと打てないホームランですね。
打った井口はよほどうれしかったらしく、珍しく１塁を回ったところでガッツポーズをしていました。

序盤不安定だったスタンリッジは徐々に調子を上げます。
７回まで投げて失点は初回の２点のみ。中盤以降は安定していました。
変化球主体にした田村のリードも良かったようです。
あとは４回表。２死１塁で金子の盗塁を刺したのも見事でしたね。
解説の渡辺俊介によると、田村は俊介の近所に住む小学生に大人気なのだそうです。

渡辺俊介の近所の小学生「田村はすごいんだぜ。捕ってから投げるまでが早いんだぜ！」
渡辺俊介「それはおじさんがよーく知ってるから」

小学生に大人気の田村。このまま活躍を続けてスターになってほしいですね。

一方マリーンズも５回以降は無得点。
郭やＣ．Ｃ．リーといった台湾人投手に抑えられました。

８回表。
ピッチャーはスタンリッジから内にスイッチ。
内は森にヒットを打たれるも、中村を空振り三振。そしてメヒアも外角へのストレートをズバッと投げて見逃し三振。小気味の良いピッチングでライオンズ打線を抑え込みました。

最後は西野が締めて試合終了。
なんとか連敗を止め、ライオンズに一矢報いました。
ヒーローインタビューではスタンリッジのかわいい息子さんが場を和ませていましたね。
スタンリッジの今後の活躍に期待したいです。

打撃は井口の一発が効きました。
今日はクリーンアップが不発でしたね。
特にデスパイネがよくありませんでした。

ひょっとして、デスパイネは読んでしまったのでしょうか。
今話題になっている、「パナマ文書」を。

パナマ文書は福岡から千葉に流出し、その後マイアミのバッティングセンターで発見された怪文書です。

内容は多岐にわたり、開幕戦でダルビッシュから満塁ホームランを打つ方法とか、乱闘でセラフィニに勝つ方法とか、外角低めの変化球をぶん回す方法とか、どうでもいい試合でサイクルヒットを放つ方法とか色々書いてあるのだそうです。

デスパイネがチャンスで力みかえったスイングをしてしまうのもパナマ文書の影響です。
やはりここは気負わず野球を楽しんでプレーするためにイタリアン文書を読むべきではないでしょうか。
おそらく市川にある某地盤調査会社の倉庫か、セントルイスにあるNYメッツ傘下のマイナーチームのロッカールームに保管されているはずです。

明後日からはビジターで楽天、日ハムとの３連戦が続きます。先発が足りませんね。
２軍で３戦２敗と炎上中のイデウンを先発起用するという噂がありますが、果たしてどうするのか。
伊東監督の判断に注目です。


スタン、ロッテ移籍後初勝利　井口とともに「おじさん２人で頑張りました」（サンスポ）

ソフトバンクから今季ロッテに加入したスタンリッジは、７回２失点で初勝利を挙げた。３７歳、ロッテが日本で３球団目となる。井口と上がったお立ち台では「おじさん２人で頑張りました」と上機嫌で言った。

　一回に２点を失うも、１４０キロ台の速球とスライダーを軸に立ち直り、二回以降は打たせて取った。「しっかりと自分の仕事をしようと思った。（味方が）点を取ってくれると信じていた」と笑顔だった。


中村（二回に適時打）
「追い込まれていたので、何とかバットに当てることだけ考えていた」




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