5月1日はデリック・メイデー。かつてマリーンズに在籍したデリック・メイに思いを馳せる日です。
2001年には31本塁打を放ち、2012年の開幕11連敗時には「君たちは野球をやっていて楽しいか！」と選手を鼓舞した選手で、やる気のないバッティングフォームと緩慢な守備からは想像もできないほど熱い選手でした。
引退後は指導者としてマイナーリーグのコーチを歴任。その傍ら大学で野球をしている息子の指導もしているようです。
2016年3月27日からはセントルイス・カージナルスのアシスタント打撃コーチに就任。前任者が病気療養で離脱したため白羽の矢が立ったようです。
Cards' 3B coach Oquendo taking medical leave
そしてこちらが息子のデリック・メイ・ジュニア。
こちらのニュース記事からメイ親子の写真が見られますよ。打ちそうな顔をしていますね。ぜひ獲得を！
さて、かつてマリーンズに在籍した外国人選手たちは、いまどこで何をしているのでしょう。
2012年に調べた結果がこちらのエントリーになります。
あの外国人選手は今どこに？ 2012年版
はたして、今はどうなっているでしょうか。新ネタも含めて確認してみましょう。
まずは現役を続けている選手たちです。
■カルロス・ロサ
2011年から2015年まで在籍した右の中継ぎ投手。威力ある速球が武器でした。
現在はメキシカンリーグのGuerreros de Oaxacaに在籍しています。
名鑑はこちら。
■チャッド・ハフマン
ハフ満足という言葉がはやるほどファンに愛された熱血プレーヤー。
現在はデトロイト・タイガーズ傘下の３Aトレド・マッドベンズでプレーしています。
現在18試合に出場して打率.297。活躍していますね。
名鑑はこちら
■ウィル・レデズマ
2012年から2013年に在籍した左投手。これといった長所が思いつきません。
現在はメキシカンリーグのPericos de Pueblaで投げています。
15試合14イニングに投げて1勝1敗。防御率5.65。
相変わらずですね。
名鑑はこちら。
■ホセ・カスティーヨ
2011年に在籍。出だしは良かったのですが尻すぼみでした。
現在はメキシカンリーグのPiratas de Campecheでプレーしています。
名鑑はこちら
■ウィンストン・アブレイユ
2008年に入団。20試合登板も夏以降ひじの怪我で登板できず、1年限りで退団しています。
アメリカ独立リーグのアメリカン・アソシエーションに属するジョプリン・ブラスターズで投手コーチと選手を兼任しているようです。
名鑑はこちら。
続いて現役を引退し、指導者として活躍している元選手たちです。
■ランディ・レディー（スパイク）
1996年に在籍。スパイクという愛称で登録されましたが、全く打てませんでした。
帰国後は指導者として活躍。
2007年からパドレス傘下の３Ａポートランド・ビーバーズの監督を務め、2009年にはサンディエゴ・パドレスの打撃コーチジャーやマイナーリーグのコーチや監督を歴任するなどメジャーやマイナーリーグのコーチを歴任しました。
今年からはマイアミ・マーリンズ傘下でシングルAプラスのジュピター・ハンマーヘッズで監督に就任しています。
Marlins Announce 2016 Coaching Staffs
名鑑はこちら。
スパイクは指導者として順調にキャリアを重ねているようですね。
将来はマリーンズで監督かも？
■ピート・インカビリア
1995年に在籍。フリオ・フランコとともに来日した超大物メジャーリーガーで、これまで一度もマイナー落ちしたことがないのが自慢でした。しかし日本では全く打てず二軍落ちも経験。期待外れの成績に終わりました。
現在は2012年から変わらずアメリカの独立リーグであるアメリカン・アソシエーションに属するラレド・レムルスで監督を務めています。
名鑑はこちら。
■チェイス・ランビン
2009年に在籍。ガッツあふれるプレーで人気を博しましたが、成績が伴いませんでした。
帰国後はマイナーリーグでプレーし、現在はテキサスレンジャーズ傘下のマイナーのコーチングスタッフになりました。
Rangers Announce 2016 Minor League Coaching Staffs
■ケビン・バーン
2012年と変わらず個人向けのピッチングコーチとして指導に当たっています。
pitchingcoachkevinbeirne.com
■ジョシュ・ホワイトセル
2012年から2013年まで在籍。長打力が売りのバッターでしたが、スイングしたバットがキャッチャーの後頭部に当たることが多々あり、問題となっていました。
昨年メキシカンリーグを退団し、サンホセ近郊で個人向けバッティングコーチとして野球の指導を行っているらしいです。
Josh Whitesell Baseball Hitting Lessons
■フリオ・フランコ
1995年と1998年に在籍したメジャーを代表するレジェンド。
2015年はＢＣリーグの石川ミリオンスターズで選手兼監督として活躍しました。
2016年は韓国のロッテジャイアンツで2軍打撃コーチを務めています。
ロッテジャイアンツの名鑑
現在スカウトとして活躍している選手はこちら。
■リック・ショート
2003年に在籍。その後楽天にも在籍し。ヒットを量産した選手です。
現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスのスカウト。 名鑑はこちら。
■ブライアン・コーリー
2010年に在籍。2004年には巨人にも在籍し21試合に登板しています。マリーンズ時代は44と1/3イニングに登板し防御率4.87で、1年限りで解雇されています。
現在はミルウォーキー・ブリューワーズのスカウト。名鑑はこちら。Linkedinで現在の顔写真が見られます。
■ホセ・オーティズ
2007年〜2008年に在籍。その後メキシカンリーグ、ソフトバンク、西武などに在籍し。2013年に引退後は西武ライオンズの駐米スカウトになりました。
人事のお知らせ
続いて現在は野球とかかわっていない元選手です。
■ゲイリー・バーナム・ジュニア
引退後はSmith & Nephewという医療器具メーカーで営業として働いているようです。
LinkedInにプロフィールが出ています。
■ベニー・アグバヤニ
2005年の優勝を支えたハワイアン・パンチ。
引退後はハワイの大学でコーチをしていましたが、今は悠々自適の毎日を過ごしているようです。
昨年にはハワイのテレビ番組に出演し、2015年のワールドシリーズについて語っています。
Benny Agbayani Talks World Series
また、メッツ時代、2アウトなのに捕球したボールをファンにプレゼントしてしまう珍プレーが動画で紹介されていました。
Relive the horror as Benny Agbayani gives the ball to a fan with only two outs
■ジャスティン・ミラー
2006年に在籍。大炎上して防御率29.75という数字をたたき出して2軍落ち。その後2軍でフォーム矯正されて夏以降1軍に復帰し中継ぎとして好投を続けました。あと一歩で防御率一ケタに乗せるところだったのですが、最終戦でリーファーに一発食らって解雇されました。
メジャー復帰後は中継ぎとして大活躍。引退後はピッチングの指導に当たっていたのですが、残念ながら35歳の若さで急死してしまいました。
さようならジャスティンミラー
元ロッテのジャスティン・ミラーが死亡。享年35歳。
■フリオ・ズレータ
フロリダ州のフォートマイアーズで悠々自適の毎日を送っているようです。バッティングセンターは手放したようですね。
セス・グライシンガー、クレイグ・ブラゼル、ダグ・マシス、ヘイデン・ペン、ビル・マーフィー、ダン・セラフィニ、マット・フランコ、ホセ・フェルナンデス、ブライアン・ウォーレンは残念ながらわかりませんでした。
そして今日の特ダネは2つ。
■カルロス・ムニス
まずは謎のキューバ人ファン・カルロス・ムニスです。2009年と2010年に在籍。2軍で首位打者に輝いた打棒が売りでしたが残念ながらパワー不足。2010年で退団しています。
その後はブラジルの国内リーグに所属。現在はマリリア・ベースボールクラブに在籍しています。
そしてNikkey Clube de Mariliaという日系人の団体にも所属し、少年野球教室のコーチなども務めているようです。ホームページにムニスの写真がありました。
いい笑顔です！
このNikkey Clube de Mariliaという団体はスポーツクラブとしてだけではなく、日本祭りを主催したり民謡を教えるなど様々な文化活動を行っているそうです。
■ヴァレンティーノ・パスクチ
最後はお待ちかねのパスクチ。
メッツ傘下のシングルＡセントルイス・メッツの打撃コーチに就任したことはすでにお知らせしましたが、このほどパスクチが雪山の上からソリで滑り降りてくる動画を発見しました！
2メートル100kgが滑り降りてくる大迫力！
やはり日本に必要な逸材ですね。ロッテの打撃コーチに就任を！
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年間31本も打っていたんですね。
ベニーに会いたいっすね〜