クロアチア・スロヴェニア旅行記の第29回です。
6日目の午後はプリトヴィツェ湖群国立公園を散策。
美しい湖や滝で知られるプリトヴィツェ湖群国立公園。まずは標高が高い上湖群を回りましょう。
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アドリア海沿岸のスプリットからバスで5時間。内陸部にあるプリトヴィツェ湖群国立公園にやってきました。
プリトヴィツェ湖群国立公園はザグレブの南110キロの内陸部にあり、大小16の湖と92か所の滝があります。
景色が非常に美しいことで知られ、世界遺産にも登録されています。
時刻は14:20。入口2の近くにあるホテルイエゼロに荷物を預け、散策開始です。
ホテルの裏の道を降り、プリトヴィツェ湖群国立公園の入口へ。
チケットを買います。
おや?定価は110クーナのはずですが、今日は55クーナと書かれていますね。なぜ半額なのでしょう。
これは得しました!
しかし、半額になるのには理由があるのです。その理由を思い知るのは翌日でした。
なお、1クーナは約19円です。
公園の入口に貼ってあるバスの時刻表。世界的観光地なのにザグレブ行が1日9本しかありません。少なすぎですよ。
沿岸部のスプリットやザダルに向かうバスも1日5本しかありません。満員でバスに乗れなかったら悲惨ですね。
明日の昼のバスでザグレブに向かう予定です。
プリトヴィツェ湖群国立公園は全長8キロもあり、とても広大です。
あまりにも広いのでエコロジーバスや遊覧船でショートカットできます。
上流の上湖群と下流の下湖群を一通り歩こうとすると6時間はかかるので、今日と明日の2日間に分けてじっくり歩こうと思います。
日帰りだとバスの時間の都合で6時間も歩けませんからね。プリトヴィツェで泊まる人の特権です。
公園の両端と入口を結ぶエコロジーバス。森の中を通るので景色はあまり楽しめません。
これには乗らず、遊覧船に乗ってまずは対岸へと渡りましょう。
入口2の近くにあるP1遊覧船乗り場です。
水がとてもきれいですね。
このP1遊覧船乗り場から対岸のP2遊覧船乗り場へと移動します。チケットを持っていれば乗船料はもちろんタダ。
対岸に向け出発。湖に流れる小さな滝がありました。
紅葉シーズンには少し早いのかもしれません。
P2からP1に向かう船が見えています。
船からは美しい湖畔の景色を堪能することができます。
あいにくの曇り空ですが、それでも景色は良いですね。
P2乗り場に着きました。
ここからは下湖群と入口1に向かう遊覧船が出ており、乗り場には行列ができていました。
私は下湖群とは逆の、上湖群へと歩いて向かいます。
さあ遊歩道を歩きましょう。
川の上に敷かれた木道。水の流れが急です。
いたるところに滝があります。
枯れ木が沈む池。緑色ですね。
今日は風もなく、湖面がなめらかです。
遊歩道が見えます。
森と湖の中を行く遊歩道。
地面がぬかるんでおり、川が増水しています。どうも2014年は大雨が多かったようです。
水が勢いよく流れています。
とても透明な水。
癒されますね。
水没した箇所に木道が架かっていました。
湖畔の遊歩道を北上します。
木々がわずかに色づいています。
この静かな湖はグラディンスコ湖といいます。
静かな湖です。
湖と湖を結ぶ急流。
コバルトブルーの池があります。
階段を上りさらに上流へ。
池から流れ出す水。
池の上に敷かれた木道。
その池に流れ込む滝。
鳥の鳴き声と水の流れる音しかしません。
思ったより人が歩いていません。アクセスが悪い場所だからでしょうか。これが行列だと風情が台無しです。
いやーこれは綺麗だ。
さらに上っていきます。右手には急流。
今まで歩いてきた道を振り返ります。
自然の造形芸術を堪能します。
大きな滝が見えてきました。
分岐点に差し掛かりました。まっすぐ行くとさらに上流の上湖群です。
右に行くと上湖群でもっとも優美な滝と言われるヴェリキ・プルシュタヴツィ滝があります。
下を見ると滝へと向かう遊歩道が見えます。当然滝でしょう。右に曲がり、滝の方へと向かいました。
次回もプリトヴィツェ湖群国立公園を散策します。
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