マリーンズ 3 - 4 ホークス
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画
今日から福岡でクライマックスシリーズのファーストステージが始まります。
レギュラーシーズン中は大差をつけられたとしても、CSになればすべてはリセット。
2勝さえすれば首位日ハムへの挑戦権を得ることができるのです。
我らがマリーンズは過去2005年、2007年、2010年、2013年、2015年にポストシーズンを戦っていますが、ファーストステージはすべて突破しています。
毎年ファーストステージは初戦を勝ったチームが突破していますから、とにかく涌井で勝たなければなりません。
ホークスの先発は千賀。苦手なピッチャーです。
1回表。
清田がいきなり先頭打者ホームランを放ち、秋のロッテは違うということを強烈に印象付けます。
さらに2死ランナー無しからデスパイネがライトに流し打ちのホームラン。驚異的なパワーを見せつけました。
1回裏。
ロッテキラー中村晃にセンター前ヒットを打たれ、本多に送りバントを決められ1死2塁。
打席に復活した柳田を迎えたところで、涌井が痛恨のボークをかまします。
バランスを崩したのか、投球を途中でやめてしまいました。ランナーが3塁へと進みます。
涌井は柳田を三振に打ち取るも、内川には技ありのライト前タイムリーを打たれて2−1。1点差に詰め寄られました。
2回以降は千賀のスライダーやフォークにきりきり舞いのマリーンズ打線。
千賀を全く打てず、7回までに12個の三振を献上しました。
特に打てる気配がしなかったのが5番の井上。伊東監督は井上が千賀を打っているのでスタメン起用したそうです。
確かに7打数3安打と打っていますが、得意不得意を決めるには打数が少なすぎるのではないでしょうか。たまたま打てただけかもしれません。初の大舞台で委縮していたようにも見え、メンタル面の弱さから見ても起用は失敗だったと言わざるを得ません。
あとはナバーロ。絶好球を見逃しすぎです。全く怖くない。
一方の涌井は2回以降も毎回のようにランナーを出す苦しいピッチング。
2回裏は2死2塁でロッテキラー中村晃をセンターフライに打ち取りなんとか無失点に抑えますが、3回裏にやられました。
3回裏、2死ランナー無しから内川にソロホームランを打たれて2−2の同点。
インコースの難しい球を打たれました。失投ではないだけに悔しいです。
なおも長谷川四球、松田ヒットで2死1,3塁とされますが、福田をショートゴロに仕留めてチェンジ。逆転だけは回避しました。
4回表。
1死から鈴木ヒット、ナバーロ三振、田村四球で2死1,2塁。久々のチャンスです。
しかし中村がど真ん中のスライダーを打ち損じてサードゴロ。
10月の月間打率が4割という中村の帳尻力に期待したいところでしたが、堀コーチの教えが足りなかったようです。
4回裏。
2アウトからロッテキラー中村晃に四球、本多にヒットを打たれて2死1,2塁。またピンチです。
ですがここは柳田をファーストゴロに抑えてチェンジ。柳田はここまで音無し。そのまま寝ていてほしいです。
5回裏。
涌井は内川、長谷川、松田を三者凡退。中盤になって調子が上がってきたのか、この試合初の三者凡退でした。
6回裏。
福田のファーストゴロをファーストがトンネル。
アジャがやりやがった!と思ったらこの回からファーストが細谷に代わっていました。
しかしその直後に盗塁を試みた福田を田村が刺して1アウト。味方のミスを消す好フィールディングです。
続く今宮ファーストフライ、細川ファールフライ。今度は細谷がナイスキャッチを決めてチェンジ。
結果として3人でこの回を終えました。
7回表。
ナバーロショートゴロ、田村三振、中村三振。千賀を打てる気配がありません。
7回裏。
中村ファールフライ、本多三振、柳田ショートライナー。涌井も負けていません。
8回表。
ホークスはピッチャーをスアレスに代えました。これはチャンスです。
スアレスは防御率3.19ながらロッテ戦に限ると5.40まで落ち込みます。しかも中継ぎなのに打ち込まれて敗戦投手になること3回。
工藤監督が何を考えているのかわかりませんが、ロッテに弱く制球が悪いスアレス相手なら、何をすべきかは明白なはずでした。
しかし・・・。
清田が初球を打ってライトフライ。
岡田が初球を打ってレフトフライ。
わずか2球で2アウトです。待っていたら四球で出塁できたかもしれないのに・・・。
ロッテ打線で唯一のプロ野球選手である角中プロはさすがに粘りましたが、5球目を打ってレフトフライ。
勝ち越しのチャンスを逃してしまいました。
非常にもったいない。立花コーチが早打ちの指示を出したのでしょうか。
運命の8回裏。
伊東監督はピッチャーを内に代えました。
内は2010年のCS初戦に登板して3失点炎上しているんですよね。
日本シリーズの好投で忘れられていますが、今シーズンの内も安定しているとは言い難いだけに不安です。
こういう予感は当たるものです。
内川にセンター前ヒット。長谷川に死球を与えて無死1,2塁。
この死球はもったいなかった。長谷川がバントの構えをしていたのですから、バントさせておけば1アウト取れたのです。
続く松田にもストライクが入らず四球。無死満塁になってしまいました。
さあ大ピンチ。
ホークスは2塁ランナーの代走に俊足川島慶三を投入。勝負をかけてきました。
福田が打ち損じてキャッチャーフライに倒れてくれましたが、ロッテキラー今宮にやられてしまいます。
センター前ヒットでランナー2人還って2−4。川島のスタートと走塁がとてもよかったですね。
今日の勝負を決めた陰の立役者は川島でした。
内も今日はおかしかったです。ストレートが全く走らず、最速143キロしか出ませんでした。
いつもの150キロの剛速球はどこに行ってしまったのか。なぜ登板させたのかわかりません。
9回表。
マウンドにはサファテ。
ヤフオクドームを得意とするデスパイネがソロホームランを放ち3−4と1点差に追い上げます。
しかし細谷、鈴木はあっさり三振で2アウト。
続くナバーロは詰まった当たりのレフト前延命ヒットで出塁し、代走の加藤が盗塁を決めましたが、逆にこの盗塁が仇になりました。
田村がセンター前に打球を飛ばしたものの、前進守備のセンターに捕られて試合終了。
ランナーが2塁に行ったからホームイン阻止の前進守備だったんですよ。1塁のままなら定位置でセンター前ヒットになったかもしれないのに・・・。
やることなすこと裏目に出て、大事な初戦を落としてしまったマリーンズ。
2戦目の先発は石川とバンデンハークです。
最優秀防御率に輝いた石川がきっとやってくれますよ。
石川は今シーズンヤフオクドームで2試合登板し0勝2敗自責点10、防御率8.18ですがね・・・。
ですが、終わりよければすべてよしという言葉があります。
内が2010年の日本シリーズで好投したように、石川にも好投を期待しましょう。
伊東監督「シーズンと同じ」千賀対策実らず12K (ニッカン)
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今日から福岡でクライマックスシリーズのファーストステージが始まります。
レギュラーシーズン中は大差をつけられたとしても、CSになればすべてはリセット。
2勝さえすれば首位日ハムへの挑戦権を得ることができるのです。
我らがマリーンズは過去2005年、2007年、2010年、2013年、2015年にポストシーズンを戦っていますが、ファーストステージはすべて突破しています。
毎年ファーストステージは初戦を勝ったチームが突破していますから、とにかく涌井で勝たなければなりません。
ホークスの先発は千賀。苦手なピッチャーです。
1回表。
清田がいきなり先頭打者ホームランを放ち、秋のロッテは違うということを強烈に印象付けます。
さらに2死ランナー無しからデスパイネがライトに流し打ちのホームラン。驚異的なパワーを見せつけました。
1回裏。
ロッテキラー中村晃にセンター前ヒットを打たれ、本多に送りバントを決められ1死2塁。
打席に復活した柳田を迎えたところで、涌井が痛恨のボークをかまします。
バランスを崩したのか、投球を途中でやめてしまいました。ランナーが3塁へと進みます。
涌井は柳田を三振に打ち取るも、内川には技ありのライト前タイムリーを打たれて2−1。1点差に詰め寄られました。
2回以降は千賀のスライダーやフォークにきりきり舞いのマリーンズ打線。
千賀を全く打てず、7回までに12個の三振を献上しました。
特に打てる気配がしなかったのが5番の井上。伊東監督は井上が千賀を打っているのでスタメン起用したそうです。
確かに7打数3安打と打っていますが、得意不得意を決めるには打数が少なすぎるのではないでしょうか。たまたま打てただけかもしれません。初の大舞台で委縮していたようにも見え、メンタル面の弱さから見ても起用は失敗だったと言わざるを得ません。
あとはナバーロ。絶好球を見逃しすぎです。全く怖くない。
一方の涌井は2回以降も毎回のようにランナーを出す苦しいピッチング。
2回裏は2死2塁でロッテキラー中村晃をセンターフライに打ち取りなんとか無失点に抑えますが、3回裏にやられました。
3回裏、2死ランナー無しから内川にソロホームランを打たれて2−2の同点。
インコースの難しい球を打たれました。失投ではないだけに悔しいです。
なおも長谷川四球、松田ヒットで2死1,3塁とされますが、福田をショートゴロに仕留めてチェンジ。逆転だけは回避しました。
4回表。
1死から鈴木ヒット、ナバーロ三振、田村四球で2死1,2塁。久々のチャンスです。
しかし中村がど真ん中のスライダーを打ち損じてサードゴロ。
10月の月間打率が4割という中村の帳尻力に期待したいところでしたが、堀コーチの教えが足りなかったようです。
4回裏。
2アウトからロッテキラー中村晃に四球、本多にヒットを打たれて2死1,2塁。またピンチです。
ですがここは柳田をファーストゴロに抑えてチェンジ。柳田はここまで音無し。そのまま寝ていてほしいです。
5回裏。
涌井は内川、長谷川、松田を三者凡退。中盤になって調子が上がってきたのか、この試合初の三者凡退でした。
6回裏。
福田のファーストゴロをファーストがトンネル。
アジャがやりやがった!と思ったらこの回からファーストが細谷に代わっていました。
しかしその直後に盗塁を試みた福田を田村が刺して1アウト。味方のミスを消す好フィールディングです。
続く今宮ファーストフライ、細川ファールフライ。今度は細谷がナイスキャッチを決めてチェンジ。
結果として3人でこの回を終えました。
7回表。
ナバーロショートゴロ、田村三振、中村三振。千賀を打てる気配がありません。
7回裏。
中村ファールフライ、本多三振、柳田ショートライナー。涌井も負けていません。
8回表。
ホークスはピッチャーをスアレスに代えました。これはチャンスです。
スアレスは防御率3.19ながらロッテ戦に限ると5.40まで落ち込みます。しかも中継ぎなのに打ち込まれて敗戦投手になること3回。
工藤監督が何を考えているのかわかりませんが、ロッテに弱く制球が悪いスアレス相手なら、何をすべきかは明白なはずでした。
しかし・・・。
清田が初球を打ってライトフライ。
岡田が初球を打ってレフトフライ。
わずか2球で2アウトです。待っていたら四球で出塁できたかもしれないのに・・・。
ロッテ打線で唯一のプロ野球選手である角中プロはさすがに粘りましたが、5球目を打ってレフトフライ。
勝ち越しのチャンスを逃してしまいました。
非常にもったいない。立花コーチが早打ちの指示を出したのでしょうか。
運命の8回裏。
伊東監督はピッチャーを内に代えました。
内は2010年のCS初戦に登板して3失点炎上しているんですよね。
日本シリーズの好投で忘れられていますが、今シーズンの内も安定しているとは言い難いだけに不安です。
こういう予感は当たるものです。
内川にセンター前ヒット。長谷川に死球を与えて無死1,2塁。
この死球はもったいなかった。長谷川がバントの構えをしていたのですから、バントさせておけば1アウト取れたのです。
続く松田にもストライクが入らず四球。無死満塁になってしまいました。
さあ大ピンチ。
ホークスは2塁ランナーの代走に俊足川島慶三を投入。勝負をかけてきました。
福田が打ち損じてキャッチャーフライに倒れてくれましたが、ロッテキラー今宮にやられてしまいます。
センター前ヒットでランナー2人還って2−4。川島のスタートと走塁がとてもよかったですね。
今日の勝負を決めた陰の立役者は川島でした。
内も今日はおかしかったです。ストレートが全く走らず、最速143キロしか出ませんでした。
いつもの150キロの剛速球はどこに行ってしまったのか。なぜ登板させたのかわかりません。
9回表。
マウンドにはサファテ。
ヤフオクドームを得意とするデスパイネがソロホームランを放ち3−4と1点差に追い上げます。
しかし細谷、鈴木はあっさり三振で2アウト。
続くナバーロは詰まった当たりのレフト前延命ヒットで出塁し、代走の加藤が盗塁を決めましたが、逆にこの盗塁が仇になりました。
田村がセンター前に打球を飛ばしたものの、前進守備のセンターに捕られて試合終了。
ランナーが2塁に行ったからホームイン阻止の前進守備だったんですよ。1塁のままなら定位置でセンター前ヒットになったかもしれないのに・・・。
やることなすこと裏目に出て、大事な初戦を落としてしまったマリーンズ。
2戦目の先発は石川とバンデンハークです。
最優秀防御率に輝いた石川がきっとやってくれますよ。
石川は今シーズンヤフオクドームで2試合登板し0勝2敗自責点10、防御率8.18ですがね・・・。
ですが、終わりよければすべてよしという言葉があります。
内が2010年の日本シリーズで好投したように、石川にも好投を期待しましょう。
伊東監督「シーズンと同じ」千賀対策実らず12K (ニッカン)
ロッテの千賀対策は実らなかった。初回に清田、デスパイネのソロ2発で先制した。幸先よかったが、2回以降は散発2安打。7回まで投げられ、12三振を献上。伊東監督は「主導権は取れたが、追加点を取れなかった。シーズンと同じ」と残念がった。
先月末にファーストステージの相手がソフトバンクに決定。今季4敗の千賀を想定し対策を重ねた。打撃投手を近いところから投げさせるだけでなく、若手の早出練習ではマシンを140キロ以上に設定。速球に振り負けないことを主眼とした。いつもは試合当日に伝えるスタメンも、2日前に伝達。考える時間を与えた。清田は「初球は100%、外の真っすぐ」とイメージ。予想通りの初球には手が出なかったが、2球目を先制ソロ。指揮官のもくろみが成功しかけた。
だが、この日は変化球に苦しんだ。スライダーでカウントを稼がれ、追い込まれるとフォークに空を切る打者が続いた。千賀との好相性で5番に抜てきされた井上は、2三振を含む3打席凡退。「直球を捉えようとしたんですが」と悔やんだ。伊東監督は「明日、切り替えてやるだけ」。勝つしかない。【古川真弥】
▼ロッテ清田が初回先頭打者本塁打。プレーオフ、CSの初回先頭打者本塁打は14年ファイナルSの柳田(ソフトバンク)以来で9人目。ロッテでは初めて。
▼デスパイネが2発。プレーオフ、CSの1試合2発は12人、13度目の最多タイ。ロッテでは07年第2Sの里崎以来2人目。
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チャンスがきたな…という4回表も中村の好調に期待したんですが、初球をあっさりサードゴロ。スアレスに交代した8回表も得点を願いましたが、簡単に三者凡退。気持ちは薫友さんの記事の通りです。
さて間もなく、2戦目始まりますが、どうでしょうか?まずは、中村晃、内川、今宮を抑える事が流れを掴む近道ではないでしょうか?ランナーいるときの内川はほぼ右方向を狙ってるので裏をかくとか、短気決戦なので、特定の好打者を封じるだけで流れが変わると思いますが。さて、結果はいかに…