昨日のCS終了後、伊東監督は報道陣から来季の去就について質問を受けました。
が・・・。

伊東監督 続投要請を保留「自分の中で整理はついていない」 (スポニチ)

ロッテの伊東勤監督(54)は9日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでの敗退が決定後に取材に応じ、球団から5年目となる来季の続投を要請されていることについて「強いチームをつくりたいが、勝てるチームをつくれなかった責任はある。自分の中で整理はついていない」と態度を保留した。

 林信平球団本部長は「Aクラスにいて当たり前のようになってきている。それは伊東監督の力が大きい」と改めて手腕を評価した。



伊東監督は明言を避けましたが、各新聞によって捉え方に違いがあるようです。

ロッテ、初のファーストS敗退…伊東監督、続投要請受諾の意向 (サンスポ)

 球団から来季の続投要請を受けている伊東勤監督(54)は試合後、「強いチーム、勝てるチームを作れなかったのは自分の責任。いまは気持ちの整理がつかない」と明言を避けたが、受諾の意向。近日中に行われる球団との話し合いで、契約年数、補強問題などを協議する。また、1軍のコーチ人事に関しては、全員留任が基本線とみられる。



伊東監督「力の差」で敗退、来季の続投要請受諾へ (ニッカン)

無念の終了となったが、球団では31年ぶりとなる2年連続Aクラスに導いた。既に、就任5年目となる来季の続投要請を受けている。試合直後は「今のところ何とも言えません。強いチームを作りたいと思ってきたが、勝てるチームを作れていない」と、あらためて保留した。今後、球団と話し合い、最終的には要請受諾が濃厚だ。「勝てるチーム」を作る作業が始まる。

 林球団本部長は「監督と相談して、希望を聞いて」新戦力獲得に動く考えを示した。伊東監督は「この2試合も、打者が力負け」と言った。現有戦力の底上げと合わせ、打てる新外国人の獲得が必要。ドラフト上位では投手を狙う。悲願の優勝、日本一へ、歩みを止めない。



ロッテ・伊東監督、来季続投の条件として戦力補強を要望「選手層の薄さ痛感した」 (サンスポ)

 ロッテの伊東勤監督は10日、福岡市内で取材に応じ、球団から要請を受けている5年目となる来季の続投を受諾する条件に戦力補強を挙げた。「今年は選手層の薄さを痛感した。どう補っていくかが一番の課題。要請があった時に要望は出したが、それ次第」と話した。

 ロッテは支配下選手登録が上限の70人より6人少ない64人で今季の開幕を迎えた。最終的には66人となったが「人数も少ないし、枠をもうちょっと広げて競争する環境をつくりたい。2軍もやっと試合ができるくらいの状況」と訴えた。



基本的には来シーズンも続投することになるでしょう。現状で伊東監督以上の人材がマリーンズの監督を引き受けてくれるとも思えません。
ただ、問題は打撃コーチ。マリーンズ以前に打撃コーチを務めたホークスでもファンの評判は散々。
今シーズンの貧打マリーンズの責任を負うべき立場であり、普通なら更迭して当たり前なのです。
しかし、残念ながら伊東監督は立花コーチとワンセットであり、立花コーチだけを更迭するのは難しいようです。
堀コーチも何もしていないようですが、球団としては留任の方向らしいですね。

あとは球団に補強する意思があるのかどうか。
今シーズンはチェンとイデウンが役に立たなかったにもかかわらず、新外国人投手を補強するそぶりすら見せませんでした。
戦力が足りないのにトレードもしなければ外人も獲らない。これでは勝てません。
今年の3位は西武と楽天とオリックスが自滅したからであり、来年Aクラスに入れる保証はどこにもないのです。

伊東監督は乏しい戦力をやりくりして何とかAクラスを続ける野球を続けてきましたが、来年以降はどうでしょう。
「強いチームを作りたいと思ってきたが、勝てるチームを作れていない」という発言の裏には戦力を整えようとしない球団へのメッセージが隠れていると言えます。

伊東監督は来年のマリーンズを引き受けてくれるのか。
ドラフトで有望選手を獲得して、チームの中心選手に育つのを気長に待つしかないというチーム事情でも我慢してくれるのか。
故郷熊本が地震で大きな被害を受けたことや、韓国ロッテが経営者一族のゴタゴタで混乱していることを伊東監督がどう思っているのか。
伊東監督の決断を待ちましょう。
久々にアンケートを設置しましたので、皆様のご意見をお待ちしています。


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