本日ドラフト会議が行われました。
マリーンズは宣言通り田中正義投手を指名したものの、5球団の競合で残念ながら指名ならず。
しかし外れ1位ではドラフトの目玉選手の一人である佐々木千隼投手を指名し、5球団の競合を勝ち抜いての獲得に成功しました。
1位指名確実と言われた佐々木がなぜ外れ1で指名できたのか。それはなぜか阪神が佐々木を指名しなかったからです。阪神のおかげですね。
指名された選手は以下の通りです。球団公式より。
1位指名選手
氏名 佐々木 千隼(ササキ チハヤ)
生年月日 1994.6.8
位置 投手
所属 桜美林大
身長/体重 181cm/83kg
投打 右投右打
担当スカウト 井辺 康二
コメント フォーク、シンカー、スライダー、カーブと精度のよい変化球を投げる。ストレートは150キロ出すことができ、平均でも140キロ中盤から後半。非常に完成度の高い投手で来季、一年目からの一軍ローテの期待が高まる。益田直也投手を彷彿させるスリークウォーター気味の腕の位置から投げるタイプで、大型右腕。
2位指名選手
氏名 酒居 知史(サカイ トモヒト)
生年月日 1993.1.2
位置 投手
所属 大阪ガス
身長/体重 178cm/80kg
投打 右投右打
担当スカウト 下敷領 悠太
コメント 丁寧な投球が持ち味の投手。140キロ台後半のストレートと多彩な変化球を操る。
力みのない投球フォームで、直球と変化球をキッチリと内外へと投げ分ける事が出来る。
昨年は社会人野球のタイトルを多く獲得しており、総合力を評価している。
3位指名選手
氏名 島 孝明(シマ タカアキ)
生年月日 1998.6.26
位置 投手
所属 東海大市原望洋高
身長/体重 180cm/82kg
投打 右投右打
担当スカウト 山森 雅文
コメント 150キロを超える直球が持ち味。カット系のスライダーのキレがよく、クレバーな投球をする点も高評価。トレーニングメニューも自分自身で考えて行っている。地元・佐倉市出身。佐倉リトルシニア出身。将来的な地元出身の選手として一軍で活躍し、スターになりうる素材。先発、抑えともに可能。
4位指名選手
氏名 土肥 星也(ドヒ セイヤ)
生年月日 1995.7.7
位置 投手
所属 大阪ガス
身長/体重 186cm/82kg
投打 左投左打
担当スカウト 下敷領 悠太
コメント
大型左腕。球威もあり、角度の良い直球を投げ込む。年齢的にも若く、まだまだ伸びしろを感じる。最速147キロのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップを組み合わせた投球で先発タイプ。
5位指名選手
氏名 有吉 優樹(アリヨシ ユウキ)
生年月日 1991.3.12
位置 投手
所属 九州三菱自動車
身長/体重 178cm/87kg
投打 右投右打
担当スカウト 山森 雅文
コメント
重い球質の直球とカットボールが特徴の安定感ある投手。落ち着いたマウンドさばき、そして強気の投球にクレバーな投球術が身上。ボールが低めに集まる事も特徴で、1年目から先発ローテに食い込める力がある。地元・千葉県大網白里出身。
6位指名選手
氏名 種市 篤暉(タネイチ アツキ)
生年月日 1998.9.7
位置 投手
所属 八戸工大一高
身長/体重 183cm/83kg
投打 右投右打
担当スカウト 井辺 康二
コメント
ストレートにカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと多彩なボールを持っている。
体格にも恵まれている。ストレートは140キロ後半を計測しており、非常に魅力的な直球を投げる投手。ポテンシャルが高く、将来、一軍での活躍が期待される大型右腕。
7位指名選手
氏名 宗接 唯人(ムネツグ ユイト)
生年月日 1994.7.6
位置 捕手
所属 亜細亜大
身長/体重 183cm/90kg
投打 右投右打
担当スカウト 諸積 兼司
コメント
地肩があり、送球も良い大型捕手。打撃も反応がよく、パンチ力もある。小技もうまい。
大柄な体格だが、足もあり、走れる捕手。即戦力の捕手で正捕手争いを期待している。
2016年育成ドラフト会議全指名選手
育成1位指名選手
氏名 安江 嘉純(ヤスエ ヨシズミ)
生年月日 1992.5.26
位置 投手
所属 石川ミリオンスターズ
身長/体重 185cm/80kg
投打 右投右打
担当スカウト 小林 敦
コメント
インパクトでしっかりと腕が振れるタイプの先発投手。横の揺さぶりにフォークを織り交ぜ、幅広い投球が出来る先発型右腕。ストレートは140キロ台中盤を記録している。リーチが長い事も魅力的。
育成2位指名選手
氏名 菅原 祥太(スガワラ ショウタ)
生年月日 1993.9.19
位置 外野手
所属 日本ウェルネススポーツ大
身長/体重 183cm/95kg
投打 左投左打
担当スカウト 諸積 兼司
ひとこと
コメント
体が大きく、狙い球を絞ってしっかりと振り切れる打撃が魅力。脚力、肩もあり、今後、鍛えれば面白い存在になる選手。ホークス・柳田選手を彷彿させる雰囲気を持つ。将来が非常に楽しみ。
なんと1位から6位までが投手。即戦力が多いです。
3位には東海大望洋高校の島投手を指名。千葉県下ナンバーワンの150キロ右腕ですよ。
昨年入団した専大松戸高校の原投手とともに、活躍を期待したいです。
それにしても、投手ばかりで内野手の指名がゼロ。
伊東監督が現状の投手陣に期待していないということが良く分かりますね。
野手の指名は7位の宗継捕手と育成2位の菅原外野手のみ。
宗継はなんと亜細亜大からの指名です。
1990年にロッテが小池を8球団競合で引き当てたものの絶縁状まで出されての入団拒否。
それ以来ロッテは亜細亜大から誰一人指名しなかったのですが、ついに和解したということでしょうか。
【11月24日】1990年(平2) 小池秀郎、8球団指名も当たりは一番嫌いなロッテ (スポニチ)
時代は変わります。
今はロッテだからと言って断る選手はほとんどいなくなりました。
1位の佐々木投手は入団に前向きの模様。「ロッテはファンと一緒になって戦っているチーム。ファンに愛されるような選手になっていきたい」とまで言ってくれています。活躍を期待したいですね。
桜美林大・佐々木ロッテ外れ1位にも「本当に光栄」 (ニッカン)
ロッテ 山室球団社長 無欲で当たり「マリンのマウンドからマリンの神様にお願いした」 (スポニチ)
ロッテの大阪ガス・コンビ、ライバルは東京ガス山岡 (ニッカン)
ロッテ3位 東海大市原望洋・島「200勝目指す」 (スポニチ)
にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ

プロ野球・人気blogランキング
マリーンズは宣言通り田中正義投手を指名したものの、5球団の競合で残念ながら指名ならず。
しかし外れ1位ではドラフトの目玉選手の一人である佐々木千隼投手を指名し、5球団の競合を勝ち抜いての獲得に成功しました。
1位指名確実と言われた佐々木がなぜ外れ1で指名できたのか。それはなぜか阪神が佐々木を指名しなかったからです。阪神のおかげですね。
指名された選手は以下の通りです。球団公式より。
1位指名選手
氏名 佐々木 千隼(ササキ チハヤ)
生年月日 1994.6.8
位置 投手
所属 桜美林大
身長/体重 181cm/83kg
投打 右投右打
担当スカウト 井辺 康二
コメント フォーク、シンカー、スライダー、カーブと精度のよい変化球を投げる。ストレートは150キロ出すことができ、平均でも140キロ中盤から後半。非常に完成度の高い投手で来季、一年目からの一軍ローテの期待が高まる。益田直也投手を彷彿させるスリークウォーター気味の腕の位置から投げるタイプで、大型右腕。
2位指名選手
氏名 酒居 知史(サカイ トモヒト)
生年月日 1993.1.2
位置 投手
所属 大阪ガス
身長/体重 178cm/80kg
投打 右投右打
担当スカウト 下敷領 悠太
コメント 丁寧な投球が持ち味の投手。140キロ台後半のストレートと多彩な変化球を操る。
力みのない投球フォームで、直球と変化球をキッチリと内外へと投げ分ける事が出来る。
昨年は社会人野球のタイトルを多く獲得しており、総合力を評価している。
3位指名選手
氏名 島 孝明(シマ タカアキ)
生年月日 1998.6.26
位置 投手
所属 東海大市原望洋高
身長/体重 180cm/82kg
投打 右投右打
担当スカウト 山森 雅文
コメント 150キロを超える直球が持ち味。カット系のスライダーのキレがよく、クレバーな投球をする点も高評価。トレーニングメニューも自分自身で考えて行っている。地元・佐倉市出身。佐倉リトルシニア出身。将来的な地元出身の選手として一軍で活躍し、スターになりうる素材。先発、抑えともに可能。
4位指名選手
氏名 土肥 星也(ドヒ セイヤ)
生年月日 1995.7.7
位置 投手
所属 大阪ガス
身長/体重 186cm/82kg
投打 左投左打
担当スカウト 下敷領 悠太
コメント
大型左腕。球威もあり、角度の良い直球を投げ込む。年齢的にも若く、まだまだ伸びしろを感じる。最速147キロのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップを組み合わせた投球で先発タイプ。
5位指名選手
氏名 有吉 優樹(アリヨシ ユウキ)
生年月日 1991.3.12
位置 投手
所属 九州三菱自動車
身長/体重 178cm/87kg
投打 右投右打
担当スカウト 山森 雅文
コメント
重い球質の直球とカットボールが特徴の安定感ある投手。落ち着いたマウンドさばき、そして強気の投球にクレバーな投球術が身上。ボールが低めに集まる事も特徴で、1年目から先発ローテに食い込める力がある。地元・千葉県大網白里出身。
6位指名選手
氏名 種市 篤暉(タネイチ アツキ)
生年月日 1998.9.7
位置 投手
所属 八戸工大一高
身長/体重 183cm/83kg
投打 右投右打
担当スカウト 井辺 康二
コメント
ストレートにカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと多彩なボールを持っている。
体格にも恵まれている。ストレートは140キロ後半を計測しており、非常に魅力的な直球を投げる投手。ポテンシャルが高く、将来、一軍での活躍が期待される大型右腕。
7位指名選手
氏名 宗接 唯人(ムネツグ ユイト)
生年月日 1994.7.6
位置 捕手
所属 亜細亜大
身長/体重 183cm/90kg
投打 右投右打
担当スカウト 諸積 兼司
コメント
地肩があり、送球も良い大型捕手。打撃も反応がよく、パンチ力もある。小技もうまい。
大柄な体格だが、足もあり、走れる捕手。即戦力の捕手で正捕手争いを期待している。
2016年育成ドラフト会議全指名選手
育成1位指名選手
氏名 安江 嘉純(ヤスエ ヨシズミ)
生年月日 1992.5.26
位置 投手
所属 石川ミリオンスターズ
身長/体重 185cm/80kg
投打 右投右打
担当スカウト 小林 敦
コメント
インパクトでしっかりと腕が振れるタイプの先発投手。横の揺さぶりにフォークを織り交ぜ、幅広い投球が出来る先発型右腕。ストレートは140キロ台中盤を記録している。リーチが長い事も魅力的。
育成2位指名選手
氏名 菅原 祥太(スガワラ ショウタ)
生年月日 1993.9.19
位置 外野手
所属 日本ウェルネススポーツ大
身長/体重 183cm/95kg
投打 左投左打
担当スカウト 諸積 兼司
ひとこと
コメント
体が大きく、狙い球を絞ってしっかりと振り切れる打撃が魅力。脚力、肩もあり、今後、鍛えれば面白い存在になる選手。ホークス・柳田選手を彷彿させる雰囲気を持つ。将来が非常に楽しみ。
なんと1位から6位までが投手。即戦力が多いです。
3位には東海大望洋高校の島投手を指名。千葉県下ナンバーワンの150キロ右腕ですよ。
昨年入団した専大松戸高校の原投手とともに、活躍を期待したいです。
それにしても、投手ばかりで内野手の指名がゼロ。
伊東監督が現状の投手陣に期待していないということが良く分かりますね。
野手の指名は7位の宗継捕手と育成2位の菅原外野手のみ。
宗継はなんと亜細亜大からの指名です。
1990年にロッテが小池を8球団競合で引き当てたものの絶縁状まで出されての入団拒否。
それ以来ロッテは亜細亜大から誰一人指名しなかったのですが、ついに和解したということでしょうか。
【11月24日】1990年(平2) 小池秀郎、8球団指名も当たりは一番嫌いなロッテ (スポニチ)
89年、史上最高8球団競合の末、近鉄に入団した野茂英雄投手は、90年のシーズン1年目に大物ルーキーの噂に違わぬ活躍をみせた。29試合に登板して21完投、18勝8敗。最多勝、最高勝率、最優秀防御率(2・91)、最多奪三振(287個)など、あらゆるタイトルを独占。新人王はおまけのようなものだった。
1年後、その野茂とタイ記録となる8球団に指名されたのが亜細亜大学の左腕・小池秀郎投手。07年、6球団に1巡目指名された東洋大・大場翔太投手に抜かれるまで、東都大学リーグの奪三振記録保持者だった“東都のドクターK”は、熱烈なラブコールを送る球団にレポート用紙7枚に「拒否声明」を綴り、冷たくフッた。
「ヤクルト、巨人、西武以外の指名はお断り。3球団以外なら社会人に進んでバルセロナ五輪を目指す」。ドラフトの目玉は事前にこう宣言。予防線を張った。在京志向と「フロントがしっかりしている」というのが、その理由だった。
しかし、意中の恋人に相手にされないのを覚悟の上で、果敢に指名に踏み切った球団は多かった。阪神、ロッテ、中日、広島、日本ハム、近鉄は、振り向いてよ、とばかり「契約金1億5000万円を出す。生涯の保障もする」(ロッテ・松井静郎球団社長)など、好条件を出して恋人に近づこうとした。
一方、小池が振り向いてほしい3球団のうち、巨人が前年に慶大・大森剛内野手を1位指名した結果、ハートブレイクした上宮高出の“浪人生”元木大介内野手を指名。ヤクルト、西武は、小池の思いに応えるべく1位で入札した。
確率12・5%。厳しい抽選の中で「交渉権獲得」の当たりクジを引いたのは、1位競合で過去6回、1度も当ったことのないロッテだった。
「やった!」。ロッテ・金田正一監督は、会場中が振り向くほどの大声で雄叫びを挙げ、休憩時間には自ら報道陣に近づきカネやん節がさく裂した。「最高や。野茂がいくらもらったか知らんが、それ以上のことはさせてもらうで。ロッテは嫌い?ワシが説得に行ってなんとかするわい」。
モテモテ男はその時泣いていた。それでも自分の意志はしっかり言葉にした。「ロッテは一番避けたかった球団。(ロッテに)行くことは全く考えていない。社会人に行きます」。その後、大学の広報室に閉じこもったまま、夜のテレビ出演もキャンセル。翌日も雲隠れし、出演予定だったテレビ番組のキャスターに「見ているならすぐに電話してください」と呼びかけまでされてしまった。
小池も亜大・矢野監督も「絶対にロッテ側とは会わない」と強硬姿勢だったが、12月3日に実家がある岐阜県羽島市で初交渉のテーブルについた。席上、小池は自ら書いたという声明文をロッテ・醍醐猛夫スカウト部長に突きつけた。
「全く思いがけない球団の1位指名で実のところ落ち込んでしまいました」「今後ロッテの方とお会いするのはご遠慮させていただきます」…。ロッテに肘鉄を食らわせた一方で、同僚の幸せを羨む文面もあった。「同じ野球部で、高津君(臣吾投手)がヤクルトに指名(3位)されましたが、今は僕の分も亜細亜大学の名前をけがさぬよう頑張ってもらいたいと思います」。
ソデにされたロッテも粘った。金田監督が極秘に小池本人と2度接触。球団は重光武雄オーナーと旧知の仲で、旧日本陸軍のエリート参謀で、伊藤忠商事特別顧問の瀬島龍三亜大理事長を動かし切り崩しを図った。
しかし、12月12日に獲得断念を表明。400勝投手金田は、まだプロで1勝もしていない22歳に見向きもされなかったことに「はらわたが煮えくり返るほど悔しい」と地団太を踏んだ。
当初、熊谷組入りといわれながら、結局松下電器へ入った小池。爆弾を抱えていた左ひじの状態は芳しくなく、社会人の2年間で公式戦わずか4勝。92年「約束だから」と松下側は小池のプロ入りを容認したが、2年前の大モテ男は全く別人となっていた。逆指名はせず「僕を必要としてくる球団ならばどこへでも行きます」「先発、中継ぎ何でもやります」
1位とはいえ、あの喧騒がウソだったかのように、指名したのは近鉄のみだった。話題は石川・星稜高の松井秀喜(巨人が交渉権獲得。中日、ダイエー、阪神が指名)と三菱自動車京都の伊藤智仁投手(同ヤクルト。広島、オリックスが指名)に集中していた。
近鉄に入団後、97年に15勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得したこともあったが、2000年に中日へトレード。新幹線の定期を購入し、大阪から名古屋まで“通勤”していたが、01年には再度近鉄へ。最後は新球団楽天に身を寄せたが、05年に引退。打撃投手の誘いを断り、06年、社会人野球のNOMOベースボールクラブに加わった。同年10月、リリーフで好投し日本選手権にチームを導いている。
時代は変わります。
今はロッテだからと言って断る選手はほとんどいなくなりました。
1位の佐々木投手は入団に前向きの模様。「ロッテはファンと一緒になって戦っているチーム。ファンに愛されるような選手になっていきたい」とまで言ってくれています。活躍を期待したいですね。
桜美林大・佐々木ロッテ外れ1位にも「本当に光栄」 (ニッカン)
桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)は、外れ1位でロッテに指名された。最初の1位指名では入札がなかったが、くじ引きを外したロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の5球団が入札。史上初の外れ1位で5球団による競合抽選の末、ロッテが交渉権を獲得した。
佐々木は東京・町田市の同大内にある「荊冠(けいかん)堂チャペル」で会見を行った。都立高野球部出身者では初のドラフト1位指名で、桜美林大でも初の支配下指名となった。「最初の12球団のところで呼ばれなかった時は『このまま呼ばれなければどうしよう』と、すごい不安になった。指名していただいて本当に光栄」とホッとした表情を見せた。
ロッテについては投手力が高いという印象を持つ。「涌井投手は小さいころから大好きな投手。同じ球団でプレーさせていただけるので吸収できれば。(伊東監督は)キャッチャー出身の監督。いろいろご指導していただければと思います。ロッテはファンと一緒になって戦っているチーム。ファンに愛されるような選手になっていきたい」と、意気込みを語った。
ロッテ 山室球団社長 無欲で当たり「マリンのマウンドからマリンの神様にお願いした」 (スポニチ)
ロッテは20日のドラフト会議で桜美林大・佐々木千隼投手(4年)の交渉権を獲得した。
創価大・田中正義投手(4年)を1位指名したが、5球団競合のくじを山室晋也球団社長が引き、惜しくも獲得ならず。外れ1位では史上最多となる5球団競合で佐々木千を引き当てた。2度目のくじで当たりを引いた山室社長は右手でガッツポーズ。「とても良いドラフトになったと思います。大変、満足をしています。くじに関しましては、最初は欲を出して、ぐちゃぐちゃとかき混ぜて選んでしまったので、2回目は無欲に一番上のものを選ばせていただきました。手にスッと吸い込まれるような感じでした」と喜んだ。
就任以来、抽選は2戦2勝の伊東監督に代わる大役。山室社長は極秘の願掛けをして臨んだ。「ちなみに昨晩、誰もいないマリンのマウンドからマリンの神様にお願いをしました。そしてファンで満員に埋まったスタンドを想像してパワーをいただきました。本日もドラフト会議出席前にグラウンドにて、昨晩と同じ事をして出発しました。ファンの皆様の想いとマリンの神様のおかげで佐々木投手と素晴らしいご縁に恵まれたと思っています」と明かした。
ロッテの大阪ガス・コンビ、ライバルは東京ガス山岡 (ニッカン)
大阪ガスの投手コンビがそろってロッテから指名を受けた。酒居知史投手(ともひと、23=大体大)が2位指名、土肥星也投手(21=尽誠学園)が4位で指名された。
大阪ガスでエースの右腕酒居は「開幕1軍」を目標とした。「投球術を巧みに操る(広島)黒田さんや(DeNA)三浦大輔さんを参考にしている。2人とも今年で引退してしまって残念ですけど、超えるような存在、黒田さんや三浦さんのような投手が出てきたぞ、と言われるように頑張りたい」と意気込んだ。
酒居にとって関東で暮らすのは初めて。「イメージは湧かない。でも新しいところに行くのはいい機会だと思うし、成長につながる。期待して行きたい」。プロでも同僚となる3学年下の後輩土肥については「切磋琢磨(せっさたくま)して、なれ合うことなく、土肥のいいところを盗みたい」と、冷静だった。
土肥は投げ合いたい投手としてオリックスに1位指名された東京ガスの「山岡投手」と即答。「社会人3年目で、同い年。意識するところはある。プロの舞台で投げ合いたい」とライバル心を見せた。
ロッテ3位 東海大市原望洋・島「200勝目指す」 (スポニチ)
地元ファンの声援を背に「200勝」を大きな目標に掲げた。最速153キロ右腕としてU―18侍ジャパン高校代表に名を連ね、アジア王者に貢献。「高校で地元の人たちに注目してもらえたので、プロでも応援してもらえたら。できれば通算200勝を目指したい」と目を輝かせた。
千葉県の名門・佐倉リトルシニア出身で、地域密着球団だけに声援は多そうだ。
にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ


プロ野球・人気blogランキング
去年もそうですが、左腕を1人しか獲らなかったのが非常に気になります。