
インスタグラムに投稿された写真をきっかけに「まるでジブリの世界だ!」と注目を浴びている濃溝の滝。
千葉県君津市の山奥にある滝が突如として観光地化し、多くの観光客が訪れているそうです。
果たしてどのような滝なのでしょう。千葉駅から鴨川行のバスに乗り、濃溝の滝に行ってみました。
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房総半島の中央部にある濃溝の滝に向かうべく、千葉駅から朝一番の鴨川行き高速バスに乗り1時間半。君津ふるさと物産館で下車しました。
亀山湖畔のドライブインで、地元の農産物などが売られています。

濃溝の滝は君津市の山奥にあり、久留里線の終点上総亀山駅からだとかなり歩きます。
東京や千葉から安房鴨川に向かう高速バスに乗って君津ふるさと物産館で降りれば徒歩20分程度です。

紅葉で色づき始めた亀山湖を眺めつつ、ぶらぶらと歩きます。

歩道のある道なので安心して歩けます。

濃溝の滝が近づくと臨時駐車場がいくつかありました。ただ10時を過ぎると満車になるようです。

濃溝の滝のある清水渓流広場の入口にやってきました。

お土産屋が一軒。

千寿の湯という温泉がありますが、朝早いので入れません。

広場から遊歩道を歩けば濃溝の滝です。
急に注目を浴びたため、設備が貧弱ですね。トイレが少ないです。
特に女性の方は道の駅である君津ふるさと物産館周辺のトイレを使った方がいいかもしれません。

濃溝の滝は亀岩の洞窟が正式名称です。
洞窟から差し込む太陽の光を川面をスポットライトのように照らし、まるでハート形のようになっていることから恋愛スポットとしても注目を浴びています。

まだ9時前なのですが続々と観光バスがやってきます。滝に向けて歩きました。

東屋の先が濃溝の滝です。

眼下には小さな滝がありました。

幸運の鐘。記念撮影用のカメラスタンドもあります。

幸運の鐘付近から見下ろす濃溝の滝。良く見えません。もっと近づいた方がよさそうです。

階段を下りましょう。

木製の展望台から河原に降りることができます。
まだ朝早いのにこの人の多さ!驚きです。

非常に滑りやすいので注意が必要です。
濡れずに見ることもできますが、いい写真を撮ろうと思ったら川の中に入った方が良いという話を聞きました。
そこで私は持参したサンダルに履き替え、ずんずんと川の中へと進みます。

これが濃溝の滝です。

狭い河原のスペースでたくさんの人が写真を撮っています。三脚持参の本格的な人も多いです。

水が勢いよく流れています。

幻想的な雰囲気ですが、立ち入り禁止のロープが目障りです。

カメラを縦にしてみました。

後ろを振り返るとこんな感じ。

ちょっと位置を変えて撮影。

なかなかネットに出ている写真のようには撮れませんね。
太陽の光をハート形に反射するのは3月か9月の早朝なのだそうです。

水が冷たすぎてサンダルでは長時間撮影できません。長靴の方が良かったかも。
最後に1枚撮影して川から上がりました。

遊歩道を歩いて広場へと戻ります。
濃溝の滝は川回しという川のショートカット工事によって誕生した人口の川。もともとの川はこの遊歩道でした。

綺麗に紅葉しています。

夏は蛍も見られるそうです。

だいぶ色づいていますね。

美しい遊歩道を歩き、広場へ戻りました。

美しい濃溝の滝へのアクセスはあまり良くありません。
このきみぴょん号は予約制のデマンドタクシーで、上総亀山駅からアクセスする場合はこのきみぴょん号を予約すると楽です。
ただ、土日の予約はかなり混み合うようです。
詳細は君津市ホームページをご覧ください。

鉄道よりは千葉駅か東京駅から鴨川行の高速バスに乗り、君津ふるさと物産館で降りるのが最も便利です。
車の場合も濃溝の滝周辺の駐車場は大変混みあいますから、君津ふるさと物産館や道の駅君津周辺の広大な駐車場に止めることをお勧めします。
濃溝の滝はとてもきれいでした。一見の価値がある滝だと思います。
長靴かサンダル持参で、ぜひ。
秘境巡りいいっすね。足場は尾瀬を思い起こさせます。