タイ旅行記の第10回です。
2015年の1月にタイに行ってきました。
4日目はタイ北部のチェンマイを観光します。
まずはチェンマイ郊外の山の上にある名刹、ドイ・ステープに向かいました。
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■ 4日目 2015年1月20日 火曜日
7時半に起床。頭痛がしますが、寝ている場合ではありません。今日は夕方までチェンマイを観光し、その後夜行列車に乗ってバンコクに向かいます。
チェンマイはタイ北部の山岳地帯にある大きな町で、かつてはラーンナー・タイ王国の首都として栄えました。旧市街は城壁に囲まれ、歴史ある寺院や伝統工芸品を扱う工房などが集まっています。また郊外にもドイ・ステープという大きな寺院があり、タイ全土から多くの参拝客が訪れています。
ホテルの1階にあるバーガーキングで朝食を食べ、チェックアウト。冷蔵庫にあったミネラルウォーターが有料だったそうで20バーツ取られました。そんな表示はなかったのですが、先に言っておいてほしかったです。
スーツケースをホテルに預け、朝のチェンマイを歩きます。まずは郊外にあるドイ・ステープという大きな寺院を目指しましょう。
ドイ・ステープはドーイ・ステープとも表記され、チェンマイ郊外にある標高1080メートルのステープ山の山頂にあるお寺です。
1383年にクーナ王によって建立され、タイ北部では最も神聖なお寺とされています。
チェンマイの中心からはかなり距離があるのですが、路線バスはありません。トラックを改造したソンテオというミニバスの運転手たちが猛反対し、路線バスを走らせないようにしているらしいのです。
そのためドイ・ステープに行くにはチェンマイの中心部の北にある城門チャーン・プアク門の近くにあるソンテオ乗り場から乗り合いソンテオに乗るか、流しのソンテオをタクシー代わりにチャーターするしかありません。チャーターは高いので乗り合いソンテオ乗り場まで歩くことにしました。
洋風の建築物がありました。
大きなお寺が見えています。ドイ・ステープから戻ってきたら行ってみましょう。
チェンマイ市芸術文化センターの建物の前に3人の王像が立っています。
これはチェンマイの建設にゆかりのある3人の王の像です。
近くには仮設のテントがあり、軍人が3人待機していました。しかし、周囲を警戒するでもなく、3人とも全員熱心にスマホをいじっていま。よく見ると電源タップがあり、充電できるようになっていました。タイの人たちはスマホが大好きですね。
チェンマイ中心部の北の城門であるチャーン・プアク門を抜けソンテオ乗り場へ。ちょうど1台止まっており、運転手が「早く乗れ。乗ったら出発するぞ」と声をかけてきました。ドイ・ステープ行きの乗り合いソンテオは満員にならないと発車しないので、ほかに客がいないと相当待たされると聞いていました。これはラッキーです。ただ30分ぐらいかかりますからトイレに行きましょう。
運転手にトイレに行きたいと言ったらものすごく嫌な顔をされましたが、私が乗らなければ出発できません。幸いすぐ近くに講習トイレがあったので、急いで用を済ませてソンテオに乗り込みました。
ソンテオは8人ほどの客を乗せて一番最後に乗り込んだので、座った席も一番後ろです。満員で息苦しいですから、風が入ってくる一番後ろに座れてよかったです。ただ後ろにはドアも柵もないので落とされないように気を付けなければなりません。
我々の後ろにもソンテオがやってきました。ドイ・ステープに向かうのでしょう。
市街地を抜けるとステープ山の上り坂に入りました。曲がりくねった道を走るので揺れがひどいです。
急カーブの連続と荒い運転で酔ってきました。気持ち悪いです。
ソンテオが高頻度で走っています。環境にも悪いですし、路線バスとしてまとめてしまった方が環境面でも効率面でもよいように思いますが、なかなかそうはいかないようです。
あと15分したら吐きそうだ!と思っていたらようやく到着。チャーン・プアク門からは30分ほどでした。
山の中のお寺、ドイ・ステープに到着です。料金は50バーツ。昨日は駅からターペー門までの10分で70バーツ取られましたが、乗り合いだと1人当たりの運賃は相当安くなります。
さすがに山の上だけあって町中より涼しいです。気分が悪いので座って休みました。
朝早くから参拝客でにぎわっています。元気になりましたから、階段を上って参拝しましょう。
シーウィチャイ高僧の像。このお坊さんは1935年にチェンマイのふもとからドイ・ステープまでの道路建設を行ったそうで、その功績をたたえて銅像が建てられました。
お寺を目指し階段を上ります。300段以上の長い階段で、両側にはナークという蛇の神様が鎮座しています。
20バーツ払えば隣のケーブルカーで登れますが、階段の方がご利益がありそうなので階段にします。
美しく装飾されたナークという蛇の神様の像。
階段を上り終えて本堂へ。外国人は30バーツで入場チケットを買う必要があります。
チケットを買い入口へ。本堂は靴を脱いで参拝します。
ドイ・ステープの本堂。きれいに掃き清められています。
仏塔の周囲の回廊を歩きます。短パンはダメなので、みな長ズボンです。
回廊の中心にある高さ22メートルの仏塔。内部には仏舎利が納められ、人々の信仰を集めているそうです。
仏塔の周りを歩く人たち。お経を読みながら仏塔の周りを3周するのが参拝の作法なのだそうです。
回廊の入口には各国語でお経が紙が置かれており、私も3周しました。
仏像の前には油を入れる容器があり、火がともされています。
この容器に油をつぎ足すと寿命が延びるそうで、多くのタイ人が油を注いでいました。
回廊の周囲には多くの仏像があります。
太陽の光を浴びて黄金色に輝く仏塔。美しいです。
お堂の中に入るとお坊さんに聖水をかけてもらえるそうです。
仏塔と蓮をイメージした傘。
ドイ・ステープは静寂に満ちており、時たま風鈴のような鈴の音が「チリーン、チリーン」と鳴り響いていました。
なんとも幻想的です。
仏塔の撮影はこの角度がベストかもしれません。
緑色の仏像。
タイの人たちの信仰心の篤さが分かりますね。
日本のお寺との違いを比べるのも面白いです。
熱心に祈りを捧げる人たち。
心が浄化されたような気がします。
派手に装飾された仏像。
建物も金色で派手ですね。
本堂を出て周囲を回ります。ご神木でしょうか。
綺麗な花が咲いています。山の上に経っているのですが、残念ながらスモッグがひどく、下界を見ることはできませんでした。
このキューピー人形のようなお坊さんはいったい何でしょうか。
本堂の北側。
極楽を模しているのでしょうか。面白いです。
小さな男の子が鐘を鳴らしていました。
いくつかの礼拝堂を見て回りました。
ドイ・ステープは1時間ほど見学しました。そろそろ下山しましょう。
ドイ・ステープのトイレ。さすがタイです。普通のトイレ以外に、お坊さん専用のトイレがありました。
露店が並ぶ階段を下り、ドイステープの入口へ。
山門前にずらりと並ぶチェンマイ行のソンテオ。運転手に声をかけられ、乗車後すぐに発車しました。帰りは60バーツとのこと。途中チェンマイ動物園の前で乗り換えろと言われ、前金で40バーツ取られました。
どういうことかわかりませんが、チェンマイ動物園から市内中心部までは別のソンテオに乗せられ、その運転手に20バーツ払いました。どうやらドイ・ステープ行きのソンテオ乗り場はチャーン・プアク門だけでなく、チェンマイ動物園にもあるようです。私の乗ったソンテオは動物園に戻るソンテオだったので、乗り換えろと言われたのですね。
乗り換えそのものはスムーズにいき、30分ほどでチャーン・プアク門に到着。
次回はチェンマイ中心部の観光です。
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7時半に起床。頭痛がしますが、寝ている場合ではありません。今日は夕方までチェンマイを観光し、その後夜行列車に乗ってバンコクに向かいます。
チェンマイはタイ北部の山岳地帯にある大きな町で、かつてはラーンナー・タイ王国の首都として栄えました。旧市街は城壁に囲まれ、歴史ある寺院や伝統工芸品を扱う工房などが集まっています。また郊外にもドイ・ステープという大きな寺院があり、タイ全土から多くの参拝客が訪れています。
ホテルの1階にあるバーガーキングで朝食を食べ、チェックアウト。冷蔵庫にあったミネラルウォーターが有料だったそうで20バーツ取られました。そんな表示はなかったのですが、先に言っておいてほしかったです。
スーツケースをホテルに預け、朝のチェンマイを歩きます。まずは郊外にあるドイ・ステープという大きな寺院を目指しましょう。
ドイ・ステープはドーイ・ステープとも表記され、チェンマイ郊外にある標高1080メートルのステープ山の山頂にあるお寺です。
1383年にクーナ王によって建立され、タイ北部では最も神聖なお寺とされています。
チェンマイの中心からはかなり距離があるのですが、路線バスはありません。トラックを改造したソンテオというミニバスの運転手たちが猛反対し、路線バスを走らせないようにしているらしいのです。
そのためドイ・ステープに行くにはチェンマイの中心部の北にある城門チャーン・プアク門の近くにあるソンテオ乗り場から乗り合いソンテオに乗るか、流しのソンテオをタクシー代わりにチャーターするしかありません。チャーターは高いので乗り合いソンテオ乗り場まで歩くことにしました。
洋風の建築物がありました。
大きなお寺が見えています。ドイ・ステープから戻ってきたら行ってみましょう。
チェンマイ市芸術文化センターの建物の前に3人の王像が立っています。
これはチェンマイの建設にゆかりのある3人の王の像です。
近くには仮設のテントがあり、軍人が3人待機していました。しかし、周囲を警戒するでもなく、3人とも全員熱心にスマホをいじっていま。よく見ると電源タップがあり、充電できるようになっていました。タイの人たちはスマホが大好きですね。
チェンマイ中心部の北の城門であるチャーン・プアク門を抜けソンテオ乗り場へ。ちょうど1台止まっており、運転手が「早く乗れ。乗ったら出発するぞ」と声をかけてきました。ドイ・ステープ行きの乗り合いソンテオは満員にならないと発車しないので、ほかに客がいないと相当待たされると聞いていました。これはラッキーです。ただ30分ぐらいかかりますからトイレに行きましょう。
運転手にトイレに行きたいと言ったらものすごく嫌な顔をされましたが、私が乗らなければ出発できません。幸いすぐ近くに講習トイレがあったので、急いで用を済ませてソンテオに乗り込みました。
ソンテオは8人ほどの客を乗せて一番最後に乗り込んだので、座った席も一番後ろです。満員で息苦しいですから、風が入ってくる一番後ろに座れてよかったです。ただ後ろにはドアも柵もないので落とされないように気を付けなければなりません。
我々の後ろにもソンテオがやってきました。ドイ・ステープに向かうのでしょう。
市街地を抜けるとステープ山の上り坂に入りました。曲がりくねった道を走るので揺れがひどいです。
急カーブの連続と荒い運転で酔ってきました。気持ち悪いです。
ソンテオが高頻度で走っています。環境にも悪いですし、路線バスとしてまとめてしまった方が環境面でも効率面でもよいように思いますが、なかなかそうはいかないようです。
あと15分したら吐きそうだ!と思っていたらようやく到着。チャーン・プアク門からは30分ほどでした。
山の中のお寺、ドイ・ステープに到着です。料金は50バーツ。昨日は駅からターペー門までの10分で70バーツ取られましたが、乗り合いだと1人当たりの運賃は相当安くなります。
さすがに山の上だけあって町中より涼しいです。気分が悪いので座って休みました。
朝早くから参拝客でにぎわっています。元気になりましたから、階段を上って参拝しましょう。
シーウィチャイ高僧の像。このお坊さんは1935年にチェンマイのふもとからドイ・ステープまでの道路建設を行ったそうで、その功績をたたえて銅像が建てられました。
お寺を目指し階段を上ります。300段以上の長い階段で、両側にはナークという蛇の神様が鎮座しています。
20バーツ払えば隣のケーブルカーで登れますが、階段の方がご利益がありそうなので階段にします。
美しく装飾されたナークという蛇の神様の像。
階段を上り終えて本堂へ。外国人は30バーツで入場チケットを買う必要があります。
チケットを買い入口へ。本堂は靴を脱いで参拝します。
ドイ・ステープの本堂。きれいに掃き清められています。
仏塔の周囲の回廊を歩きます。短パンはダメなので、みな長ズボンです。
回廊の中心にある高さ22メートルの仏塔。内部には仏舎利が納められ、人々の信仰を集めているそうです。
仏塔の周りを歩く人たち。お経を読みながら仏塔の周りを3周するのが参拝の作法なのだそうです。
回廊の入口には各国語でお経が紙が置かれており、私も3周しました。
仏像の前には油を入れる容器があり、火がともされています。
この容器に油をつぎ足すと寿命が延びるそうで、多くのタイ人が油を注いでいました。
回廊の周囲には多くの仏像があります。
太陽の光を浴びて黄金色に輝く仏塔。美しいです。
お堂の中に入るとお坊さんに聖水をかけてもらえるそうです。
仏塔と蓮をイメージした傘。
ドイ・ステープは静寂に満ちており、時たま風鈴のような鈴の音が「チリーン、チリーン」と鳴り響いていました。
なんとも幻想的です。
仏塔の撮影はこの角度がベストかもしれません。
緑色の仏像。
タイの人たちの信仰心の篤さが分かりますね。
日本のお寺との違いを比べるのも面白いです。
熱心に祈りを捧げる人たち。
心が浄化されたような気がします。
派手に装飾された仏像。
建物も金色で派手ですね。
本堂を出て周囲を回ります。ご神木でしょうか。
綺麗な花が咲いています。山の上に経っているのですが、残念ながらスモッグがひどく、下界を見ることはできませんでした。
このキューピー人形のようなお坊さんはいったい何でしょうか。
本堂の北側。
極楽を模しているのでしょうか。面白いです。
小さな男の子が鐘を鳴らしていました。
いくつかの礼拝堂を見て回りました。
ドイ・ステープは1時間ほど見学しました。そろそろ下山しましょう。
ドイ・ステープのトイレ。さすがタイです。普通のトイレ以外に、お坊さん専用のトイレがありました。
露店が並ぶ階段を下り、ドイステープの入口へ。
山門前にずらりと並ぶチェンマイ行のソンテオ。運転手に声をかけられ、乗車後すぐに発車しました。帰りは60バーツとのこと。途中チェンマイ動物園の前で乗り換えろと言われ、前金で40バーツ取られました。
どういうことかわかりませんが、チェンマイ動物園から市内中心部までは別のソンテオに乗せられ、その運転手に20バーツ払いました。どうやらドイ・ステープ行きのソンテオ乗り場はチャーン・プアク門だけでなく、チェンマイ動物園にもあるようです。私の乗ったソンテオは動物園に戻るソンテオだったので、乗り換えろと言われたのですね。
乗り換えそのものはスムーズにいき、30分ほどでチャーン・プアク門に到着。
次回はチェンマイ中心部の観光です。
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